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新卒にやって欲しい事とやって欲しくない事

14年4月入社の新卒組が入社して一週間が経とうとしています。ジーニーの将来を担う皆さんには、できれば、全員に私が直接仕事の大切な事を1から10まで教えてあげたいのですが、自身のやるべき仕事をやらなければならないので、若手想いの育成担当者を各チームから選び、君たちの成長を彼らに任せたいと思っています。

これでも私は前職から合わせ、新卒の頃から30歳を超えたぐらいまでの500人のくらいの人生は見ていまして、その経験を元に最低限のアドバイスはここでしておきたいと思います。これらは強制ではありません。

やって欲しい事

意識をして過ごす時間を増やすこと
 先輩の動作の真似をしていれば、なんとか仕事ができるようになるものなのですが、なんとなく仕事をしてしまうと、できる人にはなれません。凄い人と凄くない人の差みたいなものなのですが、1日あたり、1時間あたり、1個の仕事あたり、1動作1動作を「意識」をして行動をする時間が増えると、1日当たりの経験値が飛躍的に増えるでしょう。例えば、営業でも1アポ毎の微妙な差異を意識して、1回のアポからできるだけ学びを見つけましょう。同じく1年を過ごしても、学んだことを1000個語れる人と、100個語れる人に別れてきます。
学んだ事は記録をして、定期的に振り返ること

仕事の学びは日記をつけ、たまに見返しておく事をお勧めします。 日々学びはあるものなのですが、多くの事は習慣化する前に忘れてしまうものです。テスト勉強に例えると、入社してしばらくは、違う参考書を毎週1冊読んでるぐらいの情報量はあるはずなのですが、活躍できる人は身に着くまで、きちんと復習をしていて、活躍できない人は時間が経つと何が書いてあったか忘れてしまう人です。

業務外のインプットの時間を作ること

前職で新卒の最初の部長にもらったアドバイスが「本を読め」でした。それから週に1冊程度は土日に読んでいます。会社に入ると、勉強してなくても誰からも怒られないのですが、活躍し続けている人は例外なく勉強をし続けていると思います。
また、大手の企業で研修でやる事なんて、だいたい本を一冊読んで理解できれば済むようなものが多いと思いますし、良書にはジーニーが教える事以上の事が本には書いてあるでしょう。  また、恵まれたセンスがあっても勉強してない人で活躍し続けてる人を見た事はありません。逆に当初は活躍していなくても、勉強を続けていれば圧倒的な人になれると思います。

視座の高い話ができたり、フィードバックをもらえる相談相手を持つこと

誰しも仕事で失敗したりした時は落ち込んだりしますし、不条理な事があった際には視座が下がりがちです。自分だけの視点で物事を考えたりすると、ネガティブになってしまう事も必ずあります。そんな時は目線をあげてくれたり、経営視点の会話ができる同期や先輩と飲んだりしながら話をしてると解消される事は多いと思います。目線を上げてくれる人の存在は極めて重要です。
また、自分の良い点だけでなく、悪い点もきちんとフィードバックをしてくれる人がいるといいと思います。人間は案外自分の事を客観的にみれないものなので、健全なフィードバックは成長を促します。

仕事に慣れるまでは、仕事に集中すること

入社して解ったと思いますが、最初の内は覚える事も多く大変でしょう。仕事に慣れるまでの一時の間だけは、たくさんの事に気を散らし過ぎないようにしておいた方がいいと思います。私は新卒で入社した時に、ゲームや麻雀をはじめとして、いくつかの趣味を時間を使い過ぎる一旦停止しました。気晴らしの趣味などは続けるのは良いと思いますが、自分の集中力をより仕事に使えると慣れるのは早いと思います。
1人1人の才能に大きな差はないので、実際問題、しっかりとリソースを割いたか、割いてないかの方で差が出てくるでしょう。

心身ともに健康な状態を維持すること

一週間の間に知らず知らずの間にストレスはたまっているものです。是非、土日にリフレッシュをして頂いて、翌週にストレスを持ちこさないようにしましょう。私は社会人に半年してから、プールとランニングを始めましたが、それまでは仕事で落ち込んだ事があったら、翌週に持ち越してしまっていました。それが積み重なるとだんだん辛くなるので、土日はまずはの回復を最優先にして欲しいと思います。

自分の考えを持つこと、なぜ?を繰り返し、原理原則を学ぶこと

私が前職の入社当時に教わったアドバイスの一つですが、なぜ?を3-4回必ず繰り返せと言われました。これは実行をして良かったと思っています。

例えば、なぜ、この営業トークなのか?理由→○○を説明しているのは、顧客にメリットがあるから。なぜなのか?→○○という業界特有の背景があるから。  上長や私の会議での発言もなぜそういう事を言っているのかを想像できると視座があがると思います。私は新卒の頃から「自分が経営者だったら、どうするかやなぜそのような施策がなされるのか」は常に考えていたり、周囲の人と議論していました。

表面的な情報は、状況によって変わるのですが、多くの場面でも通用するような原理原則を学ぶと状況が変わっても応用が効きますし、記憶量を減らせます。  また、自身の意見を持てるまでは何度も何度も上司や周囲から怒られながら訓練をした経験があります。あらゆる事に関して、自分の意見を持てるようになるには、普段から「なぜ?」を意識して、いろんな事を考えないと難しいでしょう。

入社動機を忘れないこと

最終面接で私に語った将来の夢を、是非、入社後も忘れずに同期や先輩などにも語ってみてください。私は全員分覚えています(というかメモしてる)が、周囲の人があなたの夢を知る事で、他の人も業務を通じて応援してくれると思いますよ。今、思うと入社当時なんて聞かれたら、恥ずかしくなような話しかしてなかったですね。   これからの仕事は大変な事も多かったりしますし、大人になると目標を断念しても誰からも怒られませんが、最後まで青く臭くいられる人は本物だと思います。

逆にやらなくていいと思うこと

他人の目を意識しすぎること

私は入社してすぐには活躍できなかったのですが、そんな時に先輩に周囲からどう思われてますかね?と相談しました。そうしたら「他人からどう自分がみられているんだろうと考えている時点で余裕がある。もっと仕事に集中しよう」とメンターに言われました。
それから他人の目を気にせず、仕事に集中をしたところ、逆に活躍できるようになれました。良いアドバイスだったと思います。他人の目を意識よりもアウトプットに集中しましょう。

失敗を恐れること、アウトプットを隠すこと

私は新卒時には、とにかく失敗経験を早く積む事を意識していました。良く言われる話ですが、成功の反対は何もしない事で、失敗は成功へのプロセスだと捉えていました。私は入社3-4年であらゆる失敗をしながら、同時にそれを自身の糧として、一つ一つ乗り越えていったと思います。怒られる事も多かったですが、結果を出せば周囲の皆は幸せになるので、成果を出す事を第一に最後まで頑張り抜いていました。

また、自分の考えやアウトプットは自分より優れている人にどんどん公開していき、いろんな観点でのフィードバックをもらっていました。  逆に全然成長しない人は、失敗を恐れてる人やアウトプットをまともに意見を言わない人だけに共有し、仕事のアウトプットのレベルを上げるよりも、何も言われない事に力を注ぐ人です。一時うまく立ち回って隠していても、どこかで実力の無さ周囲にバレていきます。自分の中での優先順位を常に、仕事の結果に置いておけばこんな事にはならないので大丈夫です。

質問したり、聞いたり、相談するのをためらうこと

ホウレンソウが大事なんて言いますが、社会人としての基礎でしょう。まずは1回自分で考えたり、調べたりするのは重要なんですが、その上で、きちんと相談をしましょう。上長や育成担当は相談にのって、適切なアドバイスをするために、存在しているので、どんどん聞いたり、相談しましょう。

社内政治をやること

 ジーニーのVALUEの中に実力や結果に対しての公平性みたいなものがありますが、どんなにジーニーの規模が大きくなっても社内政治が起きないようにしたいと私は考えています。 企業が弱くなってしまったり、イノベーションが起きなくなる原因の多くは社内政治に起因する場合が大きいです。会社は完璧ではないですが、数字や客観的な成果で皆の頑張りを把握できるように努力し続けます。そのため普通に自身のやるべき事をこなしていてくれれば大丈夫です。社内政治がうまくいって何かしらのポディションについたしても実力がなかったら続いた試しがありません。

先輩に盲目的に従うこと

どの会社でもそうですが私を含め先輩の言ってる事が100%正しい訳ではありません。皆、解らないながらも手探りで仕事をしているのです。特に今のジーニーのフェーズの場合は、まだまだ会社の中に多くの課題が残っている状況なので、私はそれらを放置をしておかず皆に改善していって欲しいと思っています。そのため先輩の言う事を1から100まで聞いてしまい、現場の課題をそのままにして来年に新卒にも同じ状態にはしないで欲しいと思っています。それやられると、企業の成長ペースが落ちます。おかしいと思う事は具体的な改善策をどんどん提示していってみましょう。

最初から自分の業務と関係の無さ過ぎることを勉強すること

最短で仕事ができるようになるには、ちょっとこれ関係あるかな?ぐらいの勉強は一旦置いておいて、自身が今身につける必要なある事に集中すべきでしょう。一つの仕事が深く理解をしできるようになると、他の仕事は身に付きやすいものです。  一方で、慣れてきたら、そういう一見関係の無い所も興味を持っていくのはいい事だと思います。

一時の好調/不調で自分に対して楽観的/悲観的になり過ぎること

社会人人生は長いので、一時の好調で気を大きくし過ぎて何でもできると思って勉強を怠ったり、一時を失敗したり不調だったりしたぐらいで、そこまで自身に悲観的になる事はありません。新卒の間は、毎週何かしらの失敗するぐらいでもいいと思います。前向きに正しい方向に頑張っていれば、いずれ開花する時が来るでしょう。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭
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