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ジーニーは最先端の広告テクノロジーで
顧客の収益を最大化します。

2020年に世界No1を目指して

本日、ソフトバンクグループとの資本業務提携を発表させて頂きました。創業が2010年4月14日だったので、本当にたまたまですが、ちょうど4年半年でした。

まずは、ここまでいっしょに苦楽を共にしてきたジーニーの皆さん、まだまだ至らない点もありながら贔屓にして頂いております取引先の皆さま、辛い時にも常に支えて頂いた株主の皆さま、ここまでジーニーを応援して頂き誠にありがとうございます。

10年前に学生時代に起業していた時期から、孫さんの事を経営者として最も尊敬しており、個人的にも孫さんのような経営者の人生を送りたいと考えており、その想いは一切ブレる事がないです。今回の事はジーニーの会社としてだけでなく、個人的にもとても嬉しいです。

本提携により、ジーニーの創業以来掲げていた「東南アジアNo1」という目標はソフトバンクグループの企業としてふさわしいものにすべく、今日でアップデートを行い、これからは「世界No1」を皆さんといっしょに目指したいと思います。

2020年には東京オリンピックが行われますが、ジーニーは奇しくもその年でちょうど創業10周年になります。遠くから日本の選手を応援しながらも、ジーニーとみんなで自分達自身がまず世界1の会社となることで、世紀の一瞬を迎えたいと思います。目指せ金メダルだ。銀じゃない。

私が大学時代の研究をしながら思っていたのが、世界レベルの研究を行う研究者は、まだまだ日本に多くいる事を感じていました。その中でITのソフトウェアサービスの分野においては世界的に有名な企業は北米の企業ばかりであることにギャップを感じました。そのギャップの解消こそがジーニーの起業の目的の一つではあります。

高度成長期のトヨタやソニーが第一段階のグローバル化を成し遂げたように、信用もブランドも無い状態で裸一貫で、日本発の技術を持って、いろんな国に進出を果たすプロジェクトX的な事が必要なのですが、ジーニーのみんなは楽しみながらやれるでしょう。当時の本で読む限り自分たちが負けたら国が沈むと本気で思っているようでしたが、そういう気概でやれると良いと思います。日本企業が勝てて来なかった要因としてはシリコンバレーのエコシステムが強力な事もあげれますが、本資本業務提携の後には、それらに対抗するリアルリティのある競争戦略が以前より描きやすくなるものと思います。

孫さんはグループ企業の事を同志企業のような言い方をされます。ジーニーの人達は知らないかもしれませんが「同志」という意味は、ユダヤの方や華僑の方の「同志」と、最近の多くの日本の人が普段使っている「同志」という意味が違います。ユダヤの方の同志の資格は相手の悪い運命も含めて受け入れる事らしいです。趣旨に賛成するという生ぬるいものではないです。共通の目的を達成するために血か金を差し出す人という条件が付いてきます。命の危険も納得し、金といっても全財産に近い金を差し出すのが同志の資格のようです。それ以外の、心情的同調者や、懐も痛まない程度の寄付をするような人は、決して同志でもなく絆を結んだ人でもないという事らしいです。という事なので自分達のやるべき事を最大限行い、この先何があっても一切気にせず信じましょう。※ジーニーのみんなも困った事があればプライベートの事でも必要ならばできる限りの応援します。大概の事は大丈夫です。

そういう意味ではジーニーはソフトバンクグループの先輩企業達の中ではお金は一番持っていないかもしれませんが、若さと情熱は一番は持っているでしょう。若くて情熱があるというのは、それだけで大きな価値があります。頑張って、頑張ってジーニーを成長させ、いつの日かヤフーやアリババぐらいの貢献ができるようになりたいと思います。アリババさんとは奇遇にも名前がアラビアン系でなんか似てますしいけるでしょう。

ただし、ジーニーは3年前の3月まではマンションの一室で、平均年収が私を含めても250万円ぐらいの会社でした。福利厚生もなく、トイレも男女兼用で自分で掃除してましたし、エレベーターもありませんでした。会議室もなかったです。来年にはオフィスを移転します。待遇もネット広告系の上場企業と遜色のないものになってきています。今の状況は予想以上に幸運が重なっているだけかもしれません。

まだまだポッと出の企業なので絶対に調子に乗らないように。貧乏で飲みに行くにも困り、夢しかなかったあの頃と変わらず、毎日一生懸命に頑張りましょう。ジーニーは私が調子に乗った時に必ず会社も調子を崩すので、これについてはまずは自分が一番気をつけます。。。。

最後に移転に関して、今の黒崎ビルを居抜きで利用したい企業様がいましたら、こちらから是非ご連絡をください。GREEをはじめ成長企業を多数輩出しているビルになります。ジーニーも黒崎ビルの運に助けられここまで来たと思います。

それでは、下半期も頑張りましょう!

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭
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