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Google Mapを立ち上げた上田さんが語る、エンジニアキャリアの2つの軸

 

こんにちは、人事の藤本です。
今回は、先日のバレンタインデーに開催した、ジーニーのエンジニア向け勉強会についてご紹介します

ジーニーは、プロダクトを自社開発していることもあり、従業員数の約4割がエンジニアです。最先端のアドテクノロジーを活用していくには、エンジニアのスキルアップ・キャリアアップは欠かせません。ジーニーでは、定期的にエンジニア向けの勉強会を行うなど、様々な取り組みを行っています。
今回の勉強会では、Google Mapの日本版立ち上げやTwitterでのプロダクト開発に携わってこられた上田 学氏をお招きし、エンジニアのキャリアについて語っていただきました。

 

ラウンジには、米国IT業界で活躍する上田さんのお話が直接聞けるとあって、エンジニアが大集合。上田さんが、キャリアについて熱く語り始めました。
上田さんによると、エンジニアのキャリアには大きくは2つの軸があるとのこと。

上田さん:
1. 複雑度を上げていく
複雑度が上がるというのは、大きく3段階あると思っています。
最初は、小さなバク修正や、依頼された機能を作るといった、定義されている問題を解決していくこと。次は、現実のスペックに当てはまらない問題を解いていくということ。そして最後は、問題の定義が曖昧で、自分で問題を定義して解決していくということ。これを少しずつ上げていくのは1つの軸だと思います。

2.影響範囲を広げていく
次に、エンジニアとしてキャリアを伸ばしていく上で「影響範囲を広げる」という軸があると思います。まずは、開発者が自分一人で言われたものを作れるというのが第一段階。次に、他の人が読みやすいコードを書くことや、自分のチームの人が使うフレームワークを作ってそれで作業効率を上げるというのが次の段階。例えば、通信ライブラリやWEBのフレームワークというような、自分のチームの人達だけでなく、会社全体の人が使うようなコードや、他チームのプロダクトでも使われるようなものを作ると、さらにエンジニアとしての価値が上がると思います。そして最後は、世界中で使われるオープンソース等、他の会社のエンジニアがそれを使うことで、より高いレベルの仕事ができたり、無駄を省いたりできるものを作ること。会社の範囲を飛び出すことが、エンジニアとしてできる一番大きな仕事だと思います。

 

ジーニーのエンジニアから出される質問にも、1つひとつ丁寧に答えて頂きました。

質問:
実力が高い人達と一緒に仕事をしたと思うのですが、何を盗みましたか?

上田さん:
自分よりできる人はいっぱいいると思っています。ただ「これを盗んだ!」とすぐに思いつくのはあまりなくて、自分の価値を発揮できる所を見つけ出して、そこをずっと伸ばしてきました。例えば、私はメールのシステム開発の専門家としてずっとやっていて、当時、MIMEパーサーを書ける人は私しかいなくて、誰にもない知識を持っていました。自分なりのカラーを見つけて他の人にはできない事を作っていっていました。

質問:
大変だったり、不安だったり、辛い時はどのように乗り越えていましたか?

上田さん:
これは他の人に教えて貰った事ですが、何か不安に感じている時は、何が不安なのかを書き出します。そうすると、意外と問題になっているのは10個くらいと多くはないんです。そして、まず今やらなければならないこと、明日以降でもできることに分けて、今やらなければならないことからやっていきます。そうすると自然と3個~5個くらいまで減るので、落ち着いて処理することができます。

 

講演の後は、懇親会。ビール片手に、最後までコアな話をして頂きました!

ジーニーでは、今後もエンジニアのスキル・キャリアアップに繋がる取り組みを積極的に行っていきます。

上田学さん、今回は本当にありがとうございました!

 

こんな人達と一緒に働いてみたい!という方は是非コチラからエントリーをお待ちしています!

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社風やジーニーでの働き方などをご紹介していきます。 ジーニー人事チーム
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