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新卒エンジニア技術研修「bootcamp2022」を対談で振り返る

こんにちは、21卒エンジニアの渡邉です。GENIEE CHATのバックエンドを開発しています。
今回は、新卒エンジニア向けの技術研修である「bootcamp」に関する対談の様子についてご紹介いたします。
(GENIEE CHAT事業本部 GENIEE CHAT開発部 チャモ Team2 渡邉祥太朗 2021年新卒でジーニーに入社。大阪府立大学工学部出身)

▲ 左下から時計回りに、 bootcamp受講者の22卒 久保田さん、22卒 早木さん
 ファシリテーターの渡邉、bootcamp運営を担当した20卒 牛丸さん、21卒 金重さん。

―― まず、bootcampで運営を担当された牛丸さんと金重さんにお聞きします。bootcampとは何でしょうか?

牛丸(運営):
ジーニーで行っている、新卒エンジニア向けの技術研修です。
今年の実施期間は4月中旬から6月上旬でした。

金重(運営):
具体的には、以下のような講義を行いました。エンジニアリングに必要な知識を網羅的に学ぶことにより、基礎的な力を底上げすることが目的です。
▼研修内容の例
・CUI
・Git
・UNIXコマンド
・プロダクトマネジメント
・ネットワークと仮想技術
・データベース
・HTML / CSS
・JavaScript / TypeScript / React
・LEMP
・アルゴリズムとデータ構造
・デバッグ
・Golang
・クラウド
・サーバー作成
・開発ルール
・セキュリティ
・テスト
・コードレビュー
・チーム開発

―― 今回は、実際にこのbootcampを受講した22卒エンジニアの早木さんと久保田さんにお越しいただいています。bootcampを振り返ってみていかがですか?

早木(受講者):
楽しかったですね。特に、普段1人ではやらない分野や、いままで知識がなかった分野についても学べたので充実した期間だったと思います。
また、少人数のグループに分かれて講義の課題を解いたので、多くの同期と話すことができ、仲良くなるキッカケになりました。

久保田(受講者):
bootcampが始まる前は自分の技術力に不安を持っていました。ですが、講師の方が一生懸命に講義をしてくださったお陰で、幅広い知識を学べました。
そして自分も、同期と仲良くなることができましたね。研修に関することに限らず、プライベートなことについても話すことで同期との絆が生まれました。

牛丸(運営):
特にためになった講義はありますか?

早木(受講者):
データベース(MySQL)研修と、React・TypeScript研修ですね。MySQLについては事前知識を持っていたものの、パフォーマンスチューニングなどを通してより深い知識についても学べました。React・TypeScriptについては実際にいま業務で使用しているため、役立っています。

―― 今年度は、昨年度と異なりCUI研修とチーム開発研修が行われました。まず、bootcampの最初に実施したCUI研修の感想をお聞かせください。
※CUI研修:今後の開発環境を整備し、便利なツールを知ることによって、CUIやMacに慣れる研修。

早木(受講者):
bootcampが始まったばかりで緊張していましたが、取っつきやすい講義だったので良かったですね。自分は以前からCUIやMacを使っていましたが、知らないCUIコマンドやツールについて学べたのでためになりました。

久保田(受講者):
自分は入社するまでMacを使ったことがなかったので、CUI研修の時間を使ってMacに慣れることができました。Windowsに慣れた人にとってはすごくありがたい講義でしたね。


―― では、チーム開発研修はいかがでしたか?
※チーム開発研修:8-9人のチームに分かれ、5日間で与えられた要件に沿ったゲームを作成する研修。

牛丸(運営):
特に、課題の難易度や期間が適切だったか気になります。

早木(受講者):
自分のチームは苦労しましたが、最終的には必須要件をほぼ満たして完成させることができました。
それまでの講義は「座学を受けて、課題を解く」という流れだったのに対し、チーム開発研修では自分で細かい仕様を決めたり、チームメンバーと協力するなど、なかなか貴重な体験
でしたね。

久保田(受講者):
自分も「作業をチームメンバーと分担する」のは初めてのことで、良い経験になりました。

牛丸(運営):
実は、チーム開発研修の計画段階では「チームでの開発は配属後でもできるから、bootcampで経験させる必要はない」という意見もあったんです。
チーム開発研修をbootcamp内で行って良かったと感じるポイントはありますか?

早木(受講者):
自分はbootcamp内で経験できて良かったと思います。チームメンバーが同期だけで、明確な上司がいないという状況だったので、強く当事者意識をもつことができました。
具体的には、チームリーダーがどのようなことを考えているか、という意図を汲んで、自分の行動を考えるキッカケになりました。

久保田(受講者):
自分にとっては、「ゲームの要件だけが用意されているなかで、アーキテクチャの設計などを含め、ゼロからゲームを作る」ということが難しくもあり、貴重な経験でしたね。

牛丸(運営):
チームに配属されてから「ゼロから作る」ということは中々経験しませんもんね。

―― 各研修の講師は、入社2〜4年目の先輩エンジニアが担当していました。これについて感想はありますか?

早木(受講者):
少人数のグループに分かれて講義課題を解いているとき、講師の方が何度か見回りに来てくださったので、分からない部分を質問しやすかったですね。出社日であればオフィスの各テーブルを、リモートであればGoogle Meetの各ルームを定期的に講師の方が訪ねてくださり、質問や相談に対応してくださりました。

久保田(受講者):
自分は、講義の進め方が講師によって違っていたのが気になりました。
講義内容をスライドに書いて口頭で説明する方もいれば、講義の発展的な内容については外部資料や公式のドキュメントを見るように指示する方もいて……。個人的には前者に統一すると分かりやすいと思いました。

金重(運営):
前者と後者にはそれぞれメリットがあるので、状況によって使い分ければ問題ないのではないかと思います。
スライドや口頭ではすべての情報を網羅することは難しいので、基礎的な内容についてはスライドや口頭で、発展的な内容については外部資料や公式のドキュメントを利用するのが良いと思います。

久保田(受講者):
なるほど。確かに業務では、口頭やスライドでの説明では網羅できなかったことを、外部資料や公式のドキュメントで補完していく機会は多々ありますね。

金重(運営):
そうですね。講義ではRedis(サーバ作成)研修でRedisのプロトコルを読む機会があったと思いますが、これも業務で必要な能力を身につけてほしいという意図で実施しました。


―― 他に、受講者の方が思う改善点はありますか?

早木(受講者):
配属先に関する情報や、配属がどのように決まるのかについて、受講者間で情報格差がありました。
配属先については一通り紹介があり、また配属先メンバーとの座談会もありましたが、より詳しく情報が得られる機会があれば良かったなと思います。

牛丸(運営):
具体的には、どのような情報が足りないと感じましたか?

早木(受講者):
配属先に関しては、配属先のチームにどんな人がいるかや、チームの雰囲気を知るために、配属先の方とランチをしながら1対1で話せる機会があったら良かったです。
また、bootcampの講義課題の成績がどれほど配属に影響するのか、ということについて噂が飛び交っていました。

牛丸(運営):
成績が配属に及ぼす影響については、一度全員に向けて説明はしましたね。ただ、他の話題とまとめて話したのであまり記憶に残らなかったのかもしれません。来年のbootcampでは、もっと明確に伝わるように工夫します。

―― 最後に、運営委員や実行委員を担当されて感じたことや、今後の展望についてお聞かせください。

牛丸(運営):
bootcampはまだまだ成長途中です。今年の反省を基に、来年も新たな試みを意欲的に行って改善を図っていきたいです。

金重(運営):
講師に講義を依頼する上で、チームリーダーやマネージャーなど多くの方と関わったことが印象的でした。多くの方の助けがあったからこそbootcampを実施できたことに感謝します。


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