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Geniee’s BLOG

ジーニーは最先端の広告テクノロジーで
顧客の収益を最大化します。

先日のPOSTの通り、企業のミッションをアップデートをしました。合わせてGENIEE のVALUE(行動規範)をアップデートしました。

これまでのGENIEE VALUEは、「事業最適」の観点を重視して、アドテクノロジーの事業を成長させる上で、重視すべき行動を明文化したものでした。GENIEE VALUEEを掲げて6-7年たち、アドテクノロジーの事業は成長しました。お蔭さまで上場もできました。

世界的なテクノロジー企業を創る上で、良い部分、変わった方がいい部分もわかってきました。

今回の変化でまずGENIEE VALUEが、GENIEE Brand Personalityとなり名前が少しおしゃれになりました。

次にジーニーは歴が浅い人も多く、まずはテクノロジーの会社に慣れる必要がある人たちが一定います。その一方で世界的な仕事に挑戦する人たちがいます。そのためジーニー初心者向けの行動規範であるBASICと、世界的な仕事をするためのMASTERに分けました。

こちらがGENIEE Brand Personality BASIC

「当事者意識」「やり抜く」という成長を牽引してきた文化を継承しながらも、

「隣人に親切に」
もし困ってる人を見かけたら助けよう
私たち一人ひとりは完璧ではない。スピード成長する状況のなか、一人ではやり切れない時もある。困ってる人がいたら手を差し伸べよう。助け合って、感謝し合い、良い組織を作ろう。

「心身ともに健康に」
いい仕事をする基礎は健全な精神と身体にある
知的労働は神経を使う。集中力を維持するには、体力が重要だ。毎日、新鮮な頭と身体で働けるよう身辺を整え、健やかな心身を保とう。

などを追加されました。初心者により優しい組織を目指します。

テクノロジー企業として
「顧客価値を生み出す」
「オープンさとフィードバック」
「数字・ファクト・ロジックで考える」
により、新しい顧客価値を生み出し、過去の経験よりも、数字とロジックで議論する文化を明文化しました。

こちらがGENIE Brand Personality MASTER

すべての内容が素晴らしいですが、

本物のチームワーク
強い個が、チームを組むことがいちばん強い
担当分野のスペシャリストとして、相手のことを理解・信頼・尊敬し、摩擦を恐れず、オープンに議論を交わすこと。チームのシナジーは、違いを尊重したコミュニケーションから生まれるもの

ビギナーズマインド
自分の経験に固執しない。全てに気づきはある
日本で正しい事が世界では違う。ビジネスの正解は時代とともに変化する。人は経験を重ねると経験の枠組みやパターンによって、新たな事柄を認識することや興味関心を持つことが難しくなる。毎日を初心者の気持ちで過ごし、あらゆる事から学び、自分を変え続けましょう。

仕事を愛し、こだわり抜く
魂を込めた仕事でしか世界を変えられない
仕事はあなた自身。大切にしよう。細部の細部までこだわろう。圧倒的な熱量で人生の最高傑作をジーニーで生み出そう。

は特にジーニーらしく最高です。

「長期思考」「リスクテイク」「グローバルレベルの仕事」「仕組みを強くする」など一部の人が体現していましたが、これからより多くの人が取り組むことになるでしょう。

一人一人がGENIEE Brand Personalityにのっとって行動し、ジーニーを世界的なテクノロジー企業を一緒に創り上げていきましょう。

ブランドチームの皆さま 10ヵ月以上の検討お疲れ様でした!!

Date
Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ジーニーのミッション、私たちの存在理由を定義するものとして
「テクノロジーで新しい価値を創造しクライアントの成功を共に創る」を新たに掲げ、
次の10年に向けてスタートします。

上場という契機もあり「次の未来を見据えた新たなミッションを再定義すべきではないか」
という社内デザイナーの提案を発端に、ブランドプロジェクトが発足しました。

ジーニーの存在価値はどこにあるのか。
次の10年どんな企業が社会から必要とされるのか。
私たちは今後何を目指していくか。
昨年夏からはじまったブランドプロジェクトでは、サンフランシスコまで出向き世界的なテクノロジー企業へヒアリングし、社内のメンバーやブランドコンサル企業と何度も議論を重ねてきました。

ジーニーはアドテクノロジーと言われる業界でRTBの技術やビックデータの活用によって広告業界の変革してきました。
昨今、広告業界だけでなくあらゆる産業でAI、Iot、AR/VRや5Gをはじめとするデジタルテクノロジーが、ビジネスに大きな影響を及ぼしています。
ジーニーはテクノロジーの無限の可能性を信じています。
しかしテクノロジーは、そこにあるだけでは意味を成しません。
人がイマジネーションを持って活用する方法を導き出し、
プロダクトを創造してこそ社会を変革する価値が生まれます。
ジーニーは技術から新しい価値を創り出し続ける会社でありたいと考えています。

また、ジーニーはこれまで、協業を大切にしながらビジネスパートナーの皆さまと一緒に成長・成功をしてきました。アジアのたくさんの人々との出会い、お互いを信頼し、何度も一緒に挑戦をしてきました。そうした人々との強い結びつきがたくさんできた事がとても誇らしいですし、ずっと大切にしてきたいと思います。
今後より一層、日本をはじめアジアの企業が変革が求められる中で、ローカルの顧客に寄り添い、ローカルの顧客と一緒に成功をする。
次の10年もそんな会社でありたい。

そんな願いを込めた新たなミッションの下、実現に向けて邁進して行きます。

また、ジーニーは普通の会社以上にたくさんの挑戦と失敗を繰り返してきました。海外の展開も黒字化を果たして、その後も成長を続けています。たくさんの経営の経験が積まれました。

今後はそのような経営のノウハウを社外に提供していこうとも考えています。たとえば、リクルートで行われていた「非連続の事業成長モデル」をジーニーでは実践し高成長を続けてきました。ただ、問題点もあることに気づきました。より長期に渡って成長し続けるために作った「価値創造の成長モデル」に今は移行していっています。

Date
Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ジーニーの2020年までの中期経営計画の策定が先週末で終わりました。3年前、ジーニーは数あるSSPの1社でした。その頃に3年で売上を10倍以上に伸ばし、業界No.1になるという計画を掲げようとしました。その頃は説明が足りなかったからか、他の人に30%ほど売上計画を下げられ、それでも取締役会でも無理だという意見が多かったです。

その後1秒1秒を「どうすればもっとジーニーの事業が成長をするか」「どうすればもっとジーニーの一人一人のスタッフが幸せになるか」そればかりをいつでも考え、非常にたくさんの事を実践をしてきました。

3年たった今、多くの人の応援と、ジーニーの人達の弛まない努力により、下げられる前の数字以上の計画を達成ができ、あの頃に考えた以上の多くの事を常に実現することができ、 組織サーベイの結果では満足度が高い会社になってきています。 3年前に今のジーニーの姿を信じられたのはきっと数名でしょう。それが何年かやっていく間にきっと9割ぐらいの人が未来を信じられるようになり、4割ぐらいの人は心の底から本気でその目標に向かっていると感じています。

次の4年も壮大なビジョンを掲げることができました。これはジーニーの一人一人、特にマネジメント層や外部からいつも応援してくれる顧客や株主の皆さまのおかげです。一人ではこんなにも大きな夢は掲げることはできません。この4年の計画はまた壮大な計画ではあるものの、私は概ね達成ができると考えています。

大きな方針さえ間違っていなければ、必死にやっていれば小さい問題は解決していきます。正しい方向に数多くの挑戦を重ねていれば運もついてきます。この4年の中でたくさんの新しい発見もあるでしょう。大きな勝負を続ける限り順風満帆になんていくはずがないので、何回かピンチはくると思います。そんな時でもみんなで逃げず必死に考えて即実践をしていくのがジーニーです。

3年前の当時のジーニーは25歳-32歳の人たちで経営がされていました。若者ばかりの会社が必死に悩み、もがきながら結論を出し、ありえない成長を続けてきました。中核人材は誰も抜けず、この3年の中で経験を積みいくつもの難題を解いてきました。そうして一人一人が成長をして大人になったと思います。次の4年はもっとうまくやれるでしょう。

ジーニーは次の4年で世界の名前の通ったテクノロジーカンパニーになり、世界一のアドテクノロジー企業になります。日本のベンチャー企業でも有数な会社になっていると信じています。

「多くの経営者は中途半端だ、一つの事業を極めれば1000億円の売上が作れる」と孫さんがおっしゃっていました。私が入社したリクルートでは1事業あたり100億円の売上がなければ「事業」と呼ばれませんでした。数十億、ましてや数億円の売上のものは私がやってた学生ベンチャーのような個人商店と変わらず事業とは呼ばないと入社してすぐに教わりました。もちろん私もまだまだ解らない事ばかりですが、ジーニーは並のベンチャーよりビジネスや経営で深い部分に到達していると考えています。

どの素晴らしい会社からくる中途の人に聞いてもジーニーの若手はよく優秀だと言われていますが、それは大きな夢の中で、それぞれ日々必死になっているからでしょう。働くならば絶対に壮大な夢を掲げている会社の方がいい。

多くのチャンスが生まれ、多くのやりがいのある仕事が生まれ、成長したい人や仕事が好きな人には楽しくてしょうがない環境です。ジーニーは日本の中でも優秀といえる人達が本気になって難しい課題に取り組んでいます。こんなに素晴らしい環境はありません。

もうすぐ7期が始まりますが、私といっしょに本気になって、みんなといっしょに夢を達成しましょう。

もし、まだ本気になれていない人がいれば、類を見ない環境にいるので、自分の得意で好きな事を失敗を恐れずに思いっきりやってみるといいと思います。特に若い人には無限の可能性があると私は思います。覚悟を決め、目の前の仕事に本気で取り組んでみましょう。上司はそういう若者を後押しをして才能を伸ばしてあげて欲しいと思います。

Date
Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

今週は、とある成長ベンチャーの経営者と会食でした。その中で組織の話で盛り上がりました。

お互いの組織に対する価値観は違う事も多かったですが、どんな会社にも特有の悩みはあるのだと知りました。また組織の悩みはいつもその組織の強み裏返しからくる事も理解をしました。また、どのような人がベンチャーを楽しめるかという話もあったのですが、

「会社自体や、組織、プロダクト、チームの成長に喜びを見いだせる人」というものがしっくりきました。

ジーニーで考えると創業の1-3年目ぐらいからいる人達が最も会社の中核となっています。この層の人たちが強いのは特別に優秀だからという訳ではないのではと思います。

会社の業績が伸びるのはうれしいし、新しいプロダクトや機能が生まれるたびにいつもワクワしているし、新しい国に進出するたびにいっしょに喜べる。マンションのような一室だった頃からこんなに綺麗なオフィスに入れたことはやっぱり嬉しいし、新しい福利厚生を作ったり、テレビに出たこともオフィスのみんなで見ていていっしょに喜んでいた。個人のメリット・デメリットを超えたところでそういうのが好きなのだ。

会社が悪口を言われたらムカついているし、仲間が悩んでいたら気になるし、良いキャリアステップであっても会社を離れる人がいたらやはり悲しんでいる。

会社が成長するといつも自分事のように喜んでいるし、悲しい事やピンチな事があるといっしょに悲しんだり悩み考えている。自分が会社を作っているという気持ちが強い。真剣に仕事をしているからたまに衝突もあるが、細かい事は気にせず、去年と比べての自分達の進歩ぐらいを喜べる。

ベンチャー企業は良い方にも悪い方にも一人一人によって、大きく会社を変えられる可能性があります。実際にジーニーをもっと良くしたい思っている人たちが原動力となり会社は急成長を続けています。何か壁にぶつかるたびにそれを解決したいという人が不思議と発生してくるものです。新卒だって会社を大きく変える事ができている。

会食の話の中では、自分1人だけがどうなりたいかや何を与えられるかが最優先に来てしまう人は、最終的には本人が損をしてしまっているのでもったいないなという話もあった。どの会社であっても、与えているものが多い人の方が評価がされるからだ。

「ジーニーが良くなっていく事が楽しいと言ってくれる人が増えるように自分達は努力を続けたい」と会食の帰り道に部長と結論付けました。
工藤

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

15年4月入社の新卒を迎えての写真撮影。今年の新卒は素直で優秀な子が多い。きっと活躍をするでしょう。

振り返りをすると1年で多くの事を成し遂げているような気になりますが、まだまだこれから頑張らなければいけない事の方が多いです。

今週にジャカルタに出張に行きながら、6期は何に自身の集中力を使うべきかを考えていました。

普段は何十ものプロジェクトを同時に見ながら自身もプレイヤーの仕事をしています。それらを止め、年に3-4回だけ、集中力を1つの仕事に使う期間があります。この3-4個を何に使うがとても貴重だと思っています。

寝るのも、ご飯を食べる事も休日も何もかも忘れ、一つのアウトプットを出すために人生をすべてを費やすような期間。仕事が終わるまで人生のその他の事は一旦横において置いて。

人生においてそれができるのも後100回もなく、もしかしたら良い仕事ができるのは50回ぐらいかもしれません。

前職でも創業期でもチームでの仕事は、心の底からは楽しくはありませんでした。どこかで仕事の手を抜いたり、チームへの要求を下げないといけない事の方が多かったからです。

最近は全力でやって良い組織が徐々に社内にできてきていると感じます。それだけ社内の中核人材の仕事のレベルは高くなっています。ただ、今後より大きな仕事を成し遂げるためには、新しい若い才能にそれらを継承をしていかなければならないでしょう。

前期よりもより良い仕事をし、スタッフの皆と共に私自身も成長をしていきたいと思います。

Date
Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

2013年はジーニーにとっては試練の年でしたが、2014年は試練を無事に乗り越え、事業をしっかりと前進させる事ができたと思います。皆といっしょに一つ一つの課題を乗り越えていきながら、とても楽しい時間を過ごす事ができました。

もっとうまくやれたと事は多々あったかもしれませんが、自分なりのベストは尽くしたと思うので、良い気持ちで新年を迎える事が出来ました。

年末にスタッフとメールでやり取りをしていましたが、一年の感謝や仕事が楽しかったという旨のメールをたくさんもらいました。役職、年次や雇用形態に関係なく、自主性を持って仕事に臨み、自分自身の仕事や、周囲を牽引していたスタッフほど私と同じく楽しいと思える一年を過ごせたのだと理解をしました。

そういう意味でも移転後に新卒を含め人が少し増えますが、常にジーニーらしさが失われないようにしていきたいと思います。VALUEの中でも「コミットメント」がジーニーらしさの多くを物語っています。この一文を体現できている人が役職、年齢、雇用形態、国籍関係なく、本当の意味でのジーニーのDNAを持った人でしょう。

Commitment(コミットメント)
私たちは、常に高い目標を設定し、達成するために全力を傾けます。ジーニーでは社員ひとり一人が主体的に考え、行動しています。それぞれの担当領域において結果にこだわり、最後までやりきる達成意欲が、ジーニーの世界No.1に向けた成長を支えています。

~解説~

・高い目標を掲げているか、安易な道を選んでしまっていないか。

高い目標を掲げて達成をしていくから仕事は楽しいですし、それが個々人の自信につながります。誰でもできるような事を毎日淡々とやっていても楽しくないし、仕事人としての自信もつかないでしょう。難易度の高い目標設定は給与とも連動しています。

・自ら考えているか、他人の考えた事をそのままやっていないか

自分が考えた事を実現していくから仕事は楽しいですし、他人の考えた事を何も考えずに実行している間は、本当の意味での内省が効かないので成長が遅いでしょう。

・何かの課題解決に自ら主体的に動いているか、上司でも他部署の人でも他の人に課題解決を丸投げしていないか。

主体的に動くのと、他人に課題を解決してもらうのとでは仕事の面白さが100倍は違います。何でも他人に解決してもらってる間は、仕事や会社の本当の意味での楽しさを知る事はないでしょう。常に当事者としてその場にいると仕事はとても楽しくなるでしょう。

・最後までやり切っているか、途中で諦めていないか。

最終日まで頑張って達成した時とかドラマティックで楽しいですよね。やり切るのは気持ちいいと思います。ジーニーには何個も締めきりギリギリの伝説があります。後輩にも語り継がれるような仕事はいい思い出にもなりますよ。

2015年は、やりたい事がたくさんありますが、1歩ずつ確実に前進を続け、終わってみれば大きく進んでいたなと思える年になるといいなと思います。

1日1日に挑戦をしながらも楽しみ、今年もやり切った、何も悔いはないと次の年越しに思える人が1人でも多く社内に現れるように組織作りを頑張りたいと思います。

本年も社員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、 何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

今週からフィードバック面談の週です。ジーニーでは年4回もやっており、結構なリソースを毎回割いています。私はフィードバックがしっかり機能している会社は必ず良い方向にいくという考えを持っています。個人も会社も成長するのにフィードバックは欠かせません。ジーニーのみんなは既に1人1人が頑張っていると思いますが、頑張る方向が違うと後々で双方にとって良い事はないです。

成長する環境は本人の能力に応じた裁量がありつつ、下記の2点が重要だと思っています。

・内省が効くように、指標や目標/実績比を本人が随時見れること
解りやすいのが営業だと周囲の人と同じ条件で数字が伸びていなかったら自分が悪いので何かを変えないといけないと自然に思うでしょう。自分のやり方がうまくいってるのかいってないのかを客観的に自覚し続けれた方がいいです。エンジニアだと事業に影響のあるKPIを貼ってある開発項目についてはそういうものが得られるでしょう。経営者だと自社の成長率と従業員満足度とか。商品企画だと他社と比較するのもいいと思います。ミッションシートの業務の達成度合いのほうです。

・自分より仕事ができるか、もしくは客観的に見ている人に、フィードバックをもらえること
随時アウトプットを周囲に共有をして、考え方のおかしいとこを修正してもらえばどんどん良くなるでしょう。エンジニアのレビューがそうでしょう。営業の提案書や企画職は自分の企画とかもそうですね。

面談の時間では部長やマネージャーは、まずは日頃の仕事ぶりの感謝を伝えつつ、お互いの関係がより良くなるには何が良くて何の改善が必要かをきちんと本人に伝えてあげましょう。チームのスタッフの仕事ぶりを普段から良くみていれば話せると思います。信頼関係のある人ほど率直に意見を交換してみましょう。本人の仕事の評価と上長・周囲の仕事の評価に大きなGAPがある場合は早めに認識を合わせておくのが良いでしょう。

メンバーからは、上長が働きぶりを誤解していそうなら(揉めないように)事実・定量的な数字を使って説明した方がいいでしょう。自分の伸ばしていきたい方向性があったり、もっと活躍したいならそれを伝えるのもいいと思います。逆にやる気が出ないならそういうのも話をしておいていいと思います。家庭や将来の事情等でも、もっと給料あげたいならどうすればできるかを話しあってもいいです。上長はメンバーの支援をしましょう。

逆に成長しない環境とは、上記の逆で明確な成果を定義せず、誰からも何も言ってもらえず、本人だけで全て閉じているものです。そういう状況になっていると、たぶん周囲から感謝もされることも少ないと思います。悪いスパイラルに入らない間に早めに環境を直しておくことがお勧めです。普段から周囲が突っ込みやすい雰囲気を出しておくのもいいでしょう。

1人1人の能力が最大限、正しい方向に事業に生きてくれば、事業はもっと伸びてそれが昇給の原資になり、本人のスキルや知識の成長と待遇にも返ってきます。より良い会社になっていくための大切なプロセスです。
忙しい中ですが、頑張りましょう。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

本日、ソフトバンクグループとの資本業務提携を発表させて頂きました。創業が2010年4月14日だったので、本当にたまたまですが、ちょうど4年半年でした。

まずは、ここまでいっしょに苦楽を共にしてきたジーニーの皆さん、まだまだ至らない点もありながら贔屓にして頂いております取引先の皆さま、辛い時にも常に支えて頂いた株主の皆さま、ここまでジーニーを応援して頂き誠にありがとうございます。

10年前に学生時代に起業していた時期から、孫さんの事を経営者として最も尊敬しており、個人的にも孫さんのような経営者の人生を送りたいと考えており、その想いは一切ブレる事がないです。今回の事はジーニーの会社としてだけでなく、個人的にもとても嬉しいです。

本提携により、ジーニーの創業以来掲げていた「東南アジアNo1」という目標はソフトバンクグループの企業としてふさわしいものにすべく、今日でアップデートを行い、これからは「世界No1」を皆さんといっしょに目指したいと思います。

2020年には東京オリンピックが行われますが、ジーニーは奇しくもその年でちょうど創業10周年になります。遠くから日本の選手を応援しながらも、ジーニーとみんなで自分達自身がまず世界1の会社となることで、世紀の一瞬を迎えたいと思います。目指せ金メダルだ。銀じゃない。

私が大学時代の研究をしながら思っていたのが、世界レベルの研究を行う研究者は、まだまだ日本に多くいる事を感じていました。その中でITのソフトウェアサービスの分野においては世界的に有名な企業は北米の企業ばかりであることにギャップを感じました。そのギャップの解消こそがジーニーの起業の目的の一つではあります。

高度成長期のトヨタやソニーが第一段階のグローバル化を成し遂げたように、信用もブランドも無い状態で裸一貫で、日本発の技術を持って、いろんな国に進出を果たすプロジェクトX的な事が必要なのですが、ジーニーのみんなは楽しみながらやれるでしょう。当時の本で読む限り自分たちが負けたら国が沈むと本気で思っているようでしたが、そういう気概でやれると良いと思います。日本企業が勝てて来なかった要因としてはシリコンバレーのエコシステムが強力な事もあげれますが、本資本業務提携の後には、それらに対抗するリアルリティのある競争戦略が以前より描きやすくなるものと思います。

孫さんはグループ企業の事を同志企業のような言い方をされます。ジーニーの人達は知らないかもしれませんが「同志」という意味は、ユダヤの方や華僑の方の「同志」と、最近の多くの日本の人が普段使っている「同志」という意味が違います。ユダヤの方の同志の資格は相手の悪い運命も含めて受け入れる事らしいです。趣旨に賛成するという生ぬるいものではないです。共通の目的を達成するために血か金を差し出す人という条件が付いてきます。命の危険も納得し、金といっても全財産に近い金を差し出すのが同志の資格のようです。それ以外の、心情的同調者や、懐も痛まない程度の寄付をするような人は、決して同志でもなく絆を結んだ人でもないという事らしいです。という事なので自分達のやるべき事を最大限行い、この先何があっても一切気にせず信じましょう。※ジーニーのみんなも困った事があればプライベートの事でも必要ならばできる限りの応援します。大概の事は大丈夫です。

そういう意味ではジーニーはソフトバンクグループの先輩企業達の中ではお金は一番持っていないかもしれませんが、若さと情熱は一番は持っているでしょう。若くて情熱があるというのは、それだけで大きな価値があります。頑張って、頑張ってジーニーを成長させ、いつの日かヤフーやアリババぐらいの貢献ができるようになりたいと思います。アリババさんとは奇遇にも名前がアラビアン系でなんか似てますしいけるでしょう。

ただし、ジーニーは3年前の3月まではマンションの一室で、平均年収が私を含めても250万円ぐらいの会社でした。福利厚生もなく、トイレも男女兼用で自分で掃除してましたし、エレベーターもありませんでした。会議室もなかったです。来年にはオフィスを移転します。待遇もネット広告系の上場企業と遜色のないものになってきています。今の状況は予想以上に幸運が重なっているだけかもしれません。

まだまだポッと出の企業なので絶対に調子に乗らないように。貧乏で飲みに行くにも困り、夢しかなかったあの頃と変わらず、毎日一生懸命に頑張りましょう。ジーニーは私が調子に乗った時に必ず会社も調子を崩すので、これについてはまずは自分が一番気をつけます。。。。

最後に移転に関して、今の黒崎ビルを居抜きで利用したい企業様がいましたら、こちらから是非ご連絡をください。GREEをはじめ成長企業を多数輩出しているビルになります。ジーニーも黒崎ビルの運に助けられここまで来たと思います。

それでは、下半期も頑張りましょう!

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

33歳になりました。今年の誕生日は筆舌に尽くし難い想いがあります。最近は人生を賭けている事があって、夢中になっていっしょにやってくれる仲間がいて、社外でも良い人達に囲まれ、何をやるにしても応援して頂いています。感謝の気持ちしかありません。毎日が楽しいなと感じる事が多いです。

今日の会社の飲み会で、

「仕事は真剣にするからこそ心から楽しいんだ、どんな仕事でも力を抜いてやっていたら楽しくない、仕事の種類よりも真剣にやるから楽しいんだ」

と若手に伝えているマネージャーがいました。

こういうジーニーの大切にしている企業文化が若い人に自然と受け継がれていること自体が素晴らしいと思います。

私の考えでは素晴らしい企業文化を作る事は、素晴らしいサービス作る以上に難しいと思います。良い企業文化を作れればこの後も時代が変わってもジーニーは成長を続けられると思います。そのため私自身も非常に強いこだわりがあります。

会社としてまだ課題点は多くありますが、そうなってしまった正当な理由があり誰が悪いという訳でも放置をしているわけでもありません。一つ一つスピード感を持って解消をしていっているので去年と今年を比べると何倍も良くなっていますし、来年の今頃もまた違う風景をみんなで見れると思います。

最近は、ただ単に楽しい時間が増えてきましたが、会社の成長や会社を良くするために必要な事で、自分にとっては大変で辛くて逃げたくなるような事に対しても、この一年も今までと変わらずしっかりと向き合い、今まで以上に挑戦していこうと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

人事担当者(増員)の採用がまだ確定してないので、社内の声を聞いて工藤が考えて実行しました。人事は外部のアドバイザーも雇うことも決定しました。工藤が80%ぐらいまで形にする所をサポートするので、人事業務未経験でもいいと思いますので、ご応募待っています。
下記のようなことを、背景にある事業計画や経営課題と連動させて体系立てて考えて、計画して、粘り強く私といっしょにやってもらうようになります。10-12月はもっと本気を出そうと思います!

■研修系
・2Qの営業リーダーは、外部の営業マネジメント系の研修に行ってもらう事
・経営層の人はグロービスの経営者向けの講座や会計の講座
・部長に部長研修、マネージャーにマネージャー研修やリーダーシップの講座に行ってもらう事へ
・技術顧問の採用と、社内の開発リーダー以上のメンタリング
・社内の技術勉強会/技術ブログ
・経営への提言
・MBAのテストで商品企画部のスキルGAPの把握
・事務・オペレーターのメンバーに、外部のエクセルの個別指導サービス受講

■福利厚生系
・社員旅行の代わりに、家族人数分だけ旅行券を配布
平日のハードな業務を支えている家族と休日に思い出を作って欲しいなと。
・サポート系業務の担当者向けに、週一日ランチ費用を会社が出します
集中して仕事し過ぎかなと思う事があり、外に行く回数を増やしてあげたいなと。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

先週、ジーニーに打ち合わせに来られたお客様から、
「打ち合わせまで待っている間に、前を通った全ての社員に挨拶をされました。若い方が多い会社なのに立派ですね。」
とお褒めの言葉を頂きました。

エンジニアは好きな事を突き詰めていけばいいと思ってはいますが、営業系の人はテクノロジーを扱うとはいえ、相手が「人」なので、礼儀は大切だと思っています。

ジーニーの若手の皆にしてあげられる事は、給料のような待遇や、いっしょに夢を追い求める楽しい時間を過ごすというのもありますが、1人1人の個性・才能をできるだけ開花させて仕事で活躍してもらうのも組織の役割だと思っています。

そのためには良い習慣を身につける事が大切です。

・挨拶をしっかりする

・仕事に本気で打ち込む

・周囲とした約束はできるだけ守る

・仕事で行き詰ってもお酒に逃げないで、ちゃんと仕事に向き合う

・毎朝ちゃんと来る

・失敗したら謝る

・毎週、本を読んで新しい知識を常につける

・疲れたらリフレッシュをしてベストな状態を保つ/休日には運動をする

などなど。

こういうのは若い頃に一回習慣化してしまうと、たいした事はないですが、5年や10年たって大きく人生に差が出てきます。私は「生活習慣がストイックですね」とたまに言われますが、慣れてしまえば案外普通でして、むしろ今は毎日がとても楽しいです。

習慣の中で残念ながら私を真似しない方がいいのが(言わなくても解ってると思いますが)礼儀系です。私の場合は仕事の他の能力にパラメタを極端に振り過ぎた結果、礼儀・常識関係の能力は少し低めでして、ベンチャー社長だからと言う事で周囲の人にギリギリ許してもらってることも多いかなと思います。ちなみに礼儀以外にももう一個あって、それは人の扱い方です。これも大きな会社を一代で作った創業社長を参考にしてますが、他の人がやると周囲にただ単に嫌われるでしょうw

最近は若手がしっかり正しい方向に育っているのと、教えてる側の人達も(たぶん)頑張っているのだと想像して、とても嬉しくなりました。去年から今年にかけてだいぶ会社が良くなりましたが、引き続き将来も明るそうだ。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

某所の宿題があって秦の始皇帝に関する本を休暇中にキングダムを除いて4冊ほど読んだ。学びはいくつかあったが、その中で2つだけ私が考えた事を紹介しようと思います。

思想の統一について

当時の中国は7カ国に分かれていて、それぞれが独立した思想で独立した文化を持っていました。明らかに異なる文化を一つの国にしたとしても、その後も揉め事が起き続けてしまう。最近でも1つの国の中でさえも抗争・戦争が絶えないでしょう。

この課題に対して始皇帝の政権がやったことが焚書坑儒といって、1つの統一的な思想以外を全部強制的に燃やして捨ててしまったのですが、当たり前の事ですが反発が物凄かった。人間は自分が育った考え方を愛してるから、国の発展ために必要な事でも強制されたくないと。

企業経営でもグループ経営をしていった時に、息子(子会社)のような同じ文化/思想の会社は比較的マネジメントスタイルが似ているので扱いやすいと思いますが、JVやM&Aを通じて関連会社になったような企業もグループ企業で共存・繁栄させるのはそれはそれで揉め事が起こりえるので難しい事なんだと思いました。一つの会社の中でも多様な思想を持とうとするとそういう難しさは出てくるでしょう。解決策は案ベースで思ってることがあるので時が来たら実践していきたいと思います。

側近の待遇について

指導者がその責務を100%やりきったとしても、側近が専門分野でもないのにやろうとして失政をしたり(焚書坑儒も止めようとした人が毒殺されたw)、権力争いで極めて有能な人を殺してしまったり、秦の始皇帝が死んだ後に、始皇帝が指名した人と違う人が側近達の謀略により即位してしまうのだが、なんでこういう事をしてしまったかというと、別の有力な人や権力者が立つと、自分が粛清されるのが目に見えているからというのが一説にあるようです。

企業経営でも他社の話を聞くと、新しい社長(部門の指導者)になった時に、それまでの指導者の側近がまとめて入れ替えが行われたり(それを恐れて政治闘争をしたり)、有能な若手が昔の功がある信頼の厚い指導者の側近に抹殺されたりします(されないように政治活動をしたり)。そのため結構な調整力やバランス感覚が必要になってきます。

ですが、そんな事を考えないで100%純粋に会社のビジョンのためを考えれるようにした方がいいでしょう。例えば、重要な功を上げた人物は、本人や家族に手厚い待遇や力を間接的に借りれる形でうまく退いてもらったり、社史に一人一人の活躍者がきちんと残るような仕組みを作る方がベターかなと思いました。本格的にやるのは、まだまだ先の話かもしれませんがそういうのも少しずつ頑張りたいですね。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

勢いのある若手と第二四半期も折り返しに来たので焼き肉に行った。ちょうど昨日の夜も前職の元同期と似たような話をしたので役職者ってどうあるべきだろうみたいな話をした。

どっかの経営学者によると経営が大きく傾く時は下記の3つに大別されるという。

(1)状況認識の誤り・・・例:スマホシフトの出遅れ、ネイティブアプリへの対応の遅れ、ハードウェアからサービスなどの時代の流れ等々

(2)人の雇用の誤り・・・例:大きな部分を任せて信じていた人が言ってる事とやってる事が全然違ったなど

(3)経営者の驕り/気の緩み・・・例:移転やオフィスにお金を使い過ぎた、採用しすぎた、景気が延々と良い状態が続くと思っていた

(2)に関連をして偉いポディションほど企業の勝敗を分けるので、重要なんだという話と、(2)(3)などは人の性の問題かもしれなく、関連をして、帝王学の創業と守成いずれが難きやという事を個人にあてはめて話をした。

会社が大きくなるまでの経営者や、マネージャーになる前のメンバーの頃はちゃんとしてた人でも以外と偉くなった途端におかしくなるような人がいるが意外と多い。

「事を成してやろう」「仕事で成果を出して給料を上げて家族を幸せにしよう」「成果を出して偉くなろ」という前向きな気持ちの頃は一生懸命に仕事に取り組むのは結構できると思います。いざそこそこ成功し、その後、実際に自分の望む状況になった後にその後もどれだけちゃんとしていられるかは、過去の歴史が証明している通り、誰しもがそこそこの成功で驕ってしまうのでそれはそれでとても人間にとって難しい事だよと。今から人間性を高めておいた方がいいよと。

合わせて自分の側近にはどういう人物を置くべきかについて帝王学には以下のように書いてある。2年前ぐらいにマネージャー以上に共有したが懐かしい。みんな六正の性質を持ってきてますね、素晴らしいw

六正とは、
(1)きざしのないのに存亡の危機を防ぐのが「聖臣」
(2)わだかまりなき心で主人の美点を伸ばし欠点を補うのは「良臣」
(3)勤勉につとめるのが「忠臣」
(4)事の成功・失敗を予測し禍を転じて福とする「智臣」
(5)節度を守る「貞臣」
(6)主人にへつらわず意見を述べる「直臣」
六邪とは、
(1)公務に精励せず世俗に無批判に順応する「見臣」
(2)主人に迎合ばかりしている「諛臣」
(3)口が達者で一見温和だが、陰険に人事を操作する「姦臣」
(4)自分の非をごまかすのに十分な知恵を持ち弁舌は巧みでもめごとを作る「讒臣」
(5)権勢をほしいままにする「賊臣」
(6)侫邪をもって主人にへつらい、主人の悪を作る「亡国の臣」

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

期初に話をしていた通り人事を増員して、人事周りの事を今後強化していきます。いい会社にしていく上で人事周りはいろいろやりたい事がありますが、やりたい事の半分以下しかできていませんでした。

 社内にいる人たちならば解ると思いますがこの7-9月が終わると次の課題に着手する余裕が私に出てくると思いますし、人事関連の予算は去年よりも大きく増やしています。その前に成長や育成について、今思ってる事を書いておきます。今回も長いですw

ジーニーの人材にとっての成長を一言にするとビジネス系の場合は「事業を成長させること」 「良いプロダクトを作れること」に集約される

MBA的なスキルもリーダーシップもエンジニアの技術力の向上も何のために身につけるかというとこれらに集約されていくと思います。この定義の中においては、たくさん知識が増える事は結果を出せない限りは、ただ物知りになってるだけで成長しているとは言えません。知識だけ多くて結果を出せない人は何が間違ってるか本人が気付いていない中で、さらに本人が実践で応用できない知識を正しいと思っていると、周囲からすると面倒くさい人に仕上がりますw

ビジネスにおいて結果を出すというのは知識だけでなく、知識の応用力や人としての考え方や勇気を含めた総合的な力が必要になります。結果を出している若手と飲んだ時に、「ごちゃごちゃ言ってねぇで結果出してみろよ」と言ってましたがこれはこれでジーニーらしいと思います。総合力が高い人が多い会社は事業拡大の余地があると思います。

研修の効果は限定的

私自身は実は前職では4年間で研修は3回しか行かず、そのうち2回は行っても意味なかったです。1回はためになりましたが。
教えてくれないと成長できませんという人が会社の5割を超えたら、その会社は長い目で見ると死へ向かっていると思います。1割ぐらいはいてもいいと思います。「耳から学びやすい人」「目から学びやすい人」「感覚で学ぶ人」など人が学ぶタイプもありますので、本人が学びたいと思った時の選択肢は今より圧倒的に増やしたいとは思います。そこは頑張ります。

海外のカンファレンスに行く等もあってもいいと思いますし講師を外部からもっと招いてもいいでしょう。困ったら教えてくれる人も増やしたいなと思います。また今の事業ドメインならではのジーニー社内にしかない暗黙知は積極的に共有していけるようにするのは重要だと思っています。
基本的に自分で学んだ方がいいと思いますが、一人前になるまでは会社が責任を持って教えるべきですし、学びたい人の手助けはすべきです。人事経験者の10人以上に聞いても皆が同じような結論を持っています。

良く学んだと言ってる人の多くは「手取り足取り教わった」のではなく、周りを見ていて「気付いた」のがほとんど

私の場合はその時点の自分より優れた考え方や仕事の仕方をしてる人を見ている事が最も勉強になりました。結果を出すまでにどういう動きをしているかや、日々なぜそういう発言してるのかを想像して必要なものだけ取り入れていけば勉強になります。

「社員が成長していると感じる会社」と「本当に社員が成長している」会社は違う

前職も社員が成長している会社に時折ランキングされますが、前職から起業や転職をして成功している人は研修が整っている部門でなく、割と亜流にいた人や短期間で辞めた人です。ドラクエにたとえるとロトシリーズの装備を与えられて効率の良い小ボス・中ボスの倒し方を学んでる人たちと、初期装備からだんだんと装備を整えていって魔王に挑もうと鍛えている人の違いのようなものですが、個人としての素のパラメータは与えられたものが貧弱なほど強化されます。ただ後者は運よく良い師や、良い仲間、良い機会がいない限りは、たいがいの人は強くなる前に殺されてしまいますw

そういう意味ではジーニーの多くの人は既に良く成長していると思います。数字や顧客に喜ばれるプロダクトがそれを示しています。人事が入った後はより皆が「成長実感」が感じられる会社にはしたいと思っています。まやかしですが重要なので。たとえば低い目標を置いて達成してると、なんとなくの成長実感は簡単に演出できますが競争環境においては弱い会社となってしまいます。常に高い目標を掲げ2回に1回ぐらいは外しても成長実感を感じられるような会社にしたいと思っています。それはそれで難しい仕事なのです。

 使われない制度が大量にあるよりも、一番いいのは自ら学びたい・自らもっとチャレンジしたいと思ってる人が多くいる会社にすること

教育の名言で、
凡庸な教師はただしゃべる。
良い教師は説明する。
優れた教師は自らやってみせる。
しかし偉大な教師は心に火をつける。

とありますが、実際は1人の教師から学べることなんかはたかが知れてますし、本人がいかに学びたいかが重要です。また知識も仕事を通じて試していかないと応用力がつかないので知識馬鹿になります。そのため自ら学びたい・チャレンジしたいとみんなが思う仕組みをもっと作りたいと思っています。

今のジーニーの人事制度だと難しい目標掲げると給料がとりあえず上がる部分や、プラス評価しかしない項目にチャレンジすることを書いてできたら評価する、ミッションは少々未達成でも100%評価する人事制度は自らチャレンジしていくことを促す意図でそうしています。今後は現場から多様なタイプのスター選手がもっと生まれる事だと思いますが、それ以外にもあるでしょう。

 そうしてチャレンジをしている中で自分自身で考えたり、決めた事がフィードバックがある仕組みがあること

ビジネス系の場合は権限委譲を進めた範囲においては数字自体が自分の意思決定が正しかったか間違っていたかのフィードバックがあって土日散々考えた事が間違ってたなwみたいな状況がすぐ可視化されます。エンジニアの場合は別の形でやってる事が常にフィードバックがもらえるようにした方がいいと思っています。特に自分で考えた事で成功した体験を持つ事はチャレンジの良いスパイラルに入る上で重要だと思っています。

 必ず偉大な会社になる

事業を拡大していこうとする限りは心から人が勝負だと思っていますので、人材や育成に関しても良く考えたり調べています。また何より社内の9割の人はジーニーの大成功を私と同じように信じていてそんな人たちといっしょにやってると会社が日々良くなっていくのを感じます。人事系の話も、ジーニーの次の大成長に向けたものが1-2年の間にはでき多くの課題が解消されていくでしょう。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ジーニーでは中途でも若手でもその実力を認められれば、事業責任者やマネージャーや子会社や本社の役員とします。仕事では圧倒的な裁量権があり、待遇も大手企業と比較しても変わらないものになっていくでしょう。私として毎日が夢や希望に満ち溢れ、何歳になっても、公私共に充実した人生を1人でも多く送れる事を願っています。目安として30歳で年収1000万円程度の人が出てくるような会社にしたいと思います。

年を取っても馬鹿みたいに元気で、夢を語って、仕事も家庭も楽しんでいる人もいれば、居酒屋で家族や仕事や同僚の不満を言ってるような人もいます。どうせなら1人でも多く前者のような人が社内で増えて欲しいなと思います。そういう人はやはり仕事においても活躍されている方が多いと思います。

私の場合はどう考えたかを参考までに書いておきたいと思います。別の考え方もありますのであくまでも参考にしてください。また多くの人は真似はしない方がいいと思います。

周囲の3倍のペースで経験を積む

私が前職に入った際にまず感じたのは、会社を動かしている中堅の人と自分の差は、能力ではなく経験に依るものが多いという事でした。早期に追いつくために、あらゆる領域での経験値を人の3倍のペースで積んでいこうと考えました。労働時間を1.5倍にし、仕事量を2倍にしてみました。

労働時間を1.5倍にするために、学生時代は仕事や研究と麻雀とパソコンばかりしており身体が貧弱で割とすぐに風邪をひく方だったり、1日8時間仕事をするとへとへとになってしまったのでマラソンとプールを土日にするようにしました。身体を鍛えはじめて年に1回国内や海外のフルマラソンに参加するぐらいにまでなりました。

また会社から徒歩10分の所に住んで通勤時間を節約しました。徒歩10分くらいがちょうどいい運動になり、職場と適度には離れていて精神も病まないだろうと考えました。
2倍のペースにこなすためにやった事は、

・意思決定を早くする(即断できるようになる) リーダーになると即断しなければならなくなるのでいいトレーニングになります。私は元々優柔不断だったのですが、即断する癖をつけました。

・相手がしゃべる前に次に何をしゃべるかを常に予想して会話を短くする。

・妄想でなく現実を見る。多くの人が過去の自分自身や現実を歪曲して捉えていて妄想をしていて時間を無駄にしているのですが、目の前の数字や課題の現実が全てだと思うようにしました。

・「作業」と「考える仕事」に分解し、前者を会社でやり、後者の中で特に難易度の高いものは移動時間や土日の運動中やお風呂の時などにじっくり考えるようにしました。

・一度、自分で決めた事はすぐ行動をする。決めるまでは悩んでもいいと思いますが、一度決めた後には即行動できるようにしました。結構、多くの人が悩んでると言って何もしていません。

・ツールを使いこなす=タイピング速度、Microsoft officeを早く使えるようになる。移動時間にメールでのやりとりや資料確認などツールを使いこなせば仕事量は増やせます。学科が情報系でタイピングは既に早かったですが資料作成が下手だったので、資料の綺麗な先輩をお手本にofficeツールに慣れました。

・無駄な会議に出ない。自分が必要でない会議には出ないようにしました。これは上司のアドバイスでそうなりました。

・二つの事を同時にする。人生で一番貴重な資産は時間だと思いますが、例えば風呂で読書すれば2個同時に目的ができます。私の場合はお風呂でご飯を食べながら本を読みますw また並列タスクをするの以外にも、1つの事で2個以上の目的を重ねて1個を達成すれば2個以上の目的が同時に叶うように設定するというのもあります。例えば、世界中いろんな所に行きたいという人生の夢があったり、おいしいものをたくさん食べたいという夢があっとして起業や世界展開している会社で出世するという命題は背反しません。世界展開するような事業で成功すればいいとかです。

・上司と仲良くなる。上司から依頼された雑用はとにかくやって、仕事は期待を応えられるように頑張りました。また自分がもっと仕事をしたい事も伝え、仕事量を増やしてもらいました。

・記憶力をあげる/記憶する方法を学ぶ。働いていて気付いたのですが毎週の定例で同じ事を議論している会議とか結構あります。それらを全部やめるだけでも生産性が一気に上がります。多くの人が飲んだりして1週間たつと忘れちゃうんですよねw記憶力をあげるためには集中力を上げる事です。そのためには圧倒的な当事者意識を身に付け、ミーティングで自分の意思でフロー状態に入れるように訓練した方がいいと思います。前職時代に峰岸社長と打ち合わせをした事がありますが、やはり打ち合わせでの集中力が半端なかったです。また集中しなければならない時期は、それ以外の情報を頭に入れない/あまり酔わないようにしました。後は自分なりのメモの方法を見つけることです。最近はITがいろいろサポートしてくれるので一回全部書いて忘れるということも重要です。

何度も修羅場を乗り越え、成功体験を積み、戦闘力(能力)をあげる

就活中に気付いた事ですが一代で東証まで上場した会社の社長や役員というのは、不思議なオーラがあります。ジーニー社内ではこれを大人気の漫画を参考に覇気と呼んでいます。不思議なもので相手の持ってる覇気でどんな人かだいたい解ってしまうのです。一定のレベルまでいくと覇気がないとあまり相手にしてもらえません。そこそこ成功しているなら持っているはずの覇気が無いのにお金もちな人は大概怪しい商売をやっていますので解る人は近づかないようにします。

また、事業の責任者になると突破力(社内だと戦闘力と言っている)を持っていれば、事業がピンチの時にリーダーがなんとかできます。そのような戦闘力は修羅場を乗り越える事で身につきます。

ジーニーの創業の頃からいるメンバーで今マネージャーをやっている人などは、入社時点で圧倒的に優れていた訳ではありません。創業時特有の修羅場を圧倒的な当事者意識を持って乗り越えてきたことで高い戦闘力を身に付けてきたのです。周囲から見ると欠点も多々見えるかもしれませんが、なんだかんだで最終的に結果を出せる人が多いです。それは年齢や知識でない所から来ています。ベンチャーの成長期は初期の頃と比べてもピカピカの経歴の人が入社してきますが、それでも初期メンバーが活躍し続けるるのはこの辺の差が大きいと思います。

若くして経営層を目指すには、
「創業期で大型の契約が落ちると会社が傾く、絶対にリピートしなけらばいけない」
「この契約を取らないと、戦略上大きくビハインドとなるので落とせない」
「ファイナンス直後に人を大量に増やしたが、一定期間内になんとしても黒字化まで持っていかなければならない」
「来期計画を達成するためには、絶対にこの人数を採用をしなければいけない」
「誰も社内でやった事が無い開発プロジェクトだが期限までに成功させなけれないけない」
こういう状況を幾度となく乗り切って実力をつけてきた人達と肩を並べないといけません。前職だと「圧倒的な当事者意識」とか言われるような所かもしれませんが、ジーニーの場合は圧倒的なコミットメントの結果として「あいつは戦闘力高いなor低い」とか社内で言われるようです。

そのためには高い目標を貼ったり、難しい仕事にあえて飛び込んでみるのがいいと思います。私も新入社員時は炎上しそうなプロジェクトを含め自分が成長できるかどうかで仕事に参加してやってみました。最初の内はボコボコに周囲から言われますが、1年半ぐらいしたら大概の事はできるようになって誰からもだんだんと悪く言われなくなりました。

修羅場に入り寝ても覚めてもただ一つの事だけを考え集中して仕事をするのです。集中して、集中して、考えて、考えて一つの目標を達成するために自分の純度を100%近くまで持っていくのです。恒常的に、こうだと私生活と体がボロボロになるので、年に一時期に限定し、あえてこのような修羅場を実行するのがいいでしょう。私の場合でも会社が順風満帆の時で、ほっておいても業績が伸びるような時が私自身が最も成長していません。強い事業を目指しながらも、一部のバランスを崩しギリギリの勝負をたまにしています。このような経験をする事は脳にいいらしく、そのために戦闘力が上がるようです。

一度、仕事で大きな成功体験を積み、自身の評価と周囲から評価が上がれば良い循環に入り、次々に機会があり、自身のレベルをあげていけると思います。私は「たまたま」人生の初期の頃にチャンスがあったから早く成長できました。人生の後期になってから伸びる人もいるので私は運が良かったのです。

前職ではこのような「機会は自ら作れ~」と言われていました。ジーニーでは今は良い人材が埋もれないように一定規模活躍が見てたところで、で”あえて”重い仕事を振って様子をみるようにしていますが、自分でこのような成長機会を作ってもいいと思います。

というような考え方も一例ですが参考にしてみてください。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

14年4月入社の新卒組が入社して一週間が経とうとしています。ジーニーの将来を担う皆さんには、できれば、全員に私が直接仕事の大切な事を1から10まで教えてあげたいのですが、自身のやるべき仕事をやらなければならないので、若手想いの育成担当者を各チームから選び、君たちの成長を彼らに任せたいと思っています。

これでも私は前職から合わせ、新卒の頃から30歳を超えたぐらいまでの500人のくらいの人生は見ていまして、その経験を元に最低限のアドバイスはここでしておきたいと思います。これらは強制ではありません。

やって欲しい事

意識をして過ごす時間を増やすこと
 先輩の動作の真似をしていれば、なんとか仕事ができるようになるものなのですが、なんとなく仕事をしてしまうと、できる人にはなれません。凄い人と凄くない人の差みたいなものなのですが、1日あたり、1時間あたり、1個の仕事あたり、1動作1動作を「意識」をして行動をする時間が増えると、1日当たりの経験値が飛躍的に増えるでしょう。例えば、営業でも1アポ毎の微妙な差異を意識して、1回のアポからできるだけ学びを見つけましょう。同じく1年を過ごしても、学んだことを1000個語れる人と、100個語れる人に別れてきます。
学んだ事は記録をして、定期的に振り返ること

仕事の学びは日記をつけ、たまに見返しておく事をお勧めします。 日々学びはあるものなのですが、多くの事は習慣化する前に忘れてしまうものです。テスト勉強に例えると、入社してしばらくは、違う参考書を毎週1冊読んでるぐらいの情報量はあるはずなのですが、活躍できる人は身に着くまで、きちんと復習をしていて、活躍できない人は時間が経つと何が書いてあったか忘れてしまう人です。

業務外のインプットの時間を作ること

前職で新卒の最初の部長にもらったアドバイスが「本を読め」でした。それから週に1冊程度は土日に読んでいます。会社に入ると、勉強してなくても誰からも怒られないのですが、活躍し続けている人は例外なく勉強をし続けていると思います。
また、大手の企業で研修でやる事なんて、だいたい本を一冊読んで理解できれば済むようなものが多いと思いますし、良書にはジーニーが教える事以上の事が本には書いてあるでしょう。  また、恵まれたセンスがあっても勉強してない人で活躍し続けてる人を見た事はありません。逆に当初は活躍していなくても、勉強を続けていれば圧倒的な人になれると思います。

視座の高い話ができたり、フィードバックをもらえる相談相手を持つこと

誰しも仕事で失敗したりした時は落ち込んだりしますし、不条理な事があった際には視座が下がりがちです。自分だけの視点で物事を考えたりすると、ネガティブになってしまう事も必ずあります。そんな時は目線をあげてくれたり、経営視点の会話ができる同期や先輩と飲んだりしながら話をしてると解消される事は多いと思います。目線を上げてくれる人の存在は極めて重要です。
また、自分の良い点だけでなく、悪い点もきちんとフィードバックをしてくれる人がいるといいと思います。人間は案外自分の事を客観的にみれないものなので、健全なフィードバックは成長を促します。

仕事に慣れるまでは、仕事に集中すること

入社して解ったと思いますが、最初の内は覚える事も多く大変でしょう。仕事に慣れるまでの一時の間だけは、たくさんの事に気を散らし過ぎないようにしておいた方がいいと思います。私は新卒で入社した時に、ゲームや麻雀をはじめとして、いくつかの趣味を時間を使い過ぎる一旦停止しました。気晴らしの趣味などは続けるのは良いと思いますが、自分の集中力をより仕事に使えると慣れるのは早いと思います。
1人1人の才能に大きな差はないので、実際問題、しっかりとリソースを割いたか、割いてないかの方で差が出てくるでしょう。

心身ともに健康な状態を維持すること

一週間の間に知らず知らずの間にストレスはたまっているものです。是非、土日にリフレッシュをして頂いて、翌週にストレスを持ちこさないようにしましょう。私は社会人に半年してから、プールとランニングを始めましたが、それまでは仕事で落ち込んだ事があったら、翌週に持ち越してしまっていました。それが積み重なるとだんだん辛くなるので、土日はまずはの回復を最優先にして欲しいと思います。

自分の考えを持つこと、なぜ?を繰り返し、原理原則を学ぶこと

私が前職の入社当時に教わったアドバイスの一つですが、なぜ?を3-4回必ず繰り返せと言われました。これは実行をして良かったと思っています。

例えば、なぜ、この営業トークなのか?理由→○○を説明しているのは、顧客にメリットがあるから。なぜなのか?→○○という業界特有の背景があるから。  上長や私の会議での発言もなぜそういう事を言っているのかを想像できると視座があがると思います。私は新卒の頃から「自分が経営者だったら、どうするかやなぜそのような施策がなされるのか」は常に考えていたり、周囲の人と議論していました。

表面的な情報は、状況によって変わるのですが、多くの場面でも通用するような原理原則を学ぶと状況が変わっても応用が効きますし、記憶量を減らせます。  また、自身の意見を持てるまでは何度も何度も上司や周囲から怒られながら訓練をした経験があります。あらゆる事に関して、自分の意見を持てるようになるには、普段から「なぜ?」を意識して、いろんな事を考えないと難しいでしょう。

入社動機を忘れないこと

最終面接で私に語った将来の夢を、是非、入社後も忘れずに同期や先輩などにも語ってみてください。私は全員分覚えています(というかメモしてる)が、周囲の人があなたの夢を知る事で、他の人も業務を通じて応援してくれると思いますよ。今、思うと入社当時なんて聞かれたら、恥ずかしくなような話しかしてなかったですね。   これからの仕事は大変な事も多かったりしますし、大人になると目標を断念しても誰からも怒られませんが、最後まで青く臭くいられる人は本物だと思います。

逆にやらなくていいと思うこと

他人の目を意識しすぎること

私は入社してすぐには活躍できなかったのですが、そんな時に先輩に周囲からどう思われてますかね?と相談しました。そうしたら「他人からどう自分がみられているんだろうと考えている時点で余裕がある。もっと仕事に集中しよう」とメンターに言われました。
それから他人の目を気にせず、仕事に集中をしたところ、逆に活躍できるようになれました。良いアドバイスだったと思います。他人の目を意識よりもアウトプットに集中しましょう。

失敗を恐れること、アウトプットを隠すこと

私は新卒時には、とにかく失敗経験を早く積む事を意識していました。良く言われる話ですが、成功の反対は何もしない事で、失敗は成功へのプロセスだと捉えていました。私は入社3-4年であらゆる失敗をしながら、同時にそれを自身の糧として、一つ一つ乗り越えていったと思います。怒られる事も多かったですが、結果を出せば周囲の皆は幸せになるので、成果を出す事を第一に最後まで頑張り抜いていました。

また、自分の考えやアウトプットは自分より優れている人にどんどん公開していき、いろんな観点でのフィードバックをもらっていました。  逆に全然成長しない人は、失敗を恐れてる人やアウトプットをまともに意見を言わない人だけに共有し、仕事のアウトプットのレベルを上げるよりも、何も言われない事に力を注ぐ人です。一時うまく立ち回って隠していても、どこかで実力の無さ周囲にバレていきます。自分の中での優先順位を常に、仕事の結果に置いておけばこんな事にはならないので大丈夫です。

質問したり、聞いたり、相談するのをためらうこと

ホウレンソウが大事なんて言いますが、社会人としての基礎でしょう。まずは1回自分で考えたり、調べたりするのは重要なんですが、その上で、きちんと相談をしましょう。上長や育成担当は相談にのって、適切なアドバイスをするために、存在しているので、どんどん聞いたり、相談しましょう。

社内政治をやること

 ジーニーのVALUEの中に実力や結果に対しての公平性みたいなものがありますが、どんなにジーニーの規模が大きくなっても社内政治が起きないようにしたいと私は考えています。 企業が弱くなってしまったり、イノベーションが起きなくなる原因の多くは社内政治に起因する場合が大きいです。会社は完璧ではないですが、数字や客観的な成果で皆の頑張りを把握できるように努力し続けます。そのため普通に自身のやるべき事をこなしていてくれれば大丈夫です。社内政治がうまくいって何かしらのポディションについたしても実力がなかったら続いた試しがありません。

先輩に盲目的に従うこと

どの会社でもそうですが私を含め先輩の言ってる事が100%正しい訳ではありません。皆、解らないながらも手探りで仕事をしているのです。特に今のジーニーのフェーズの場合は、まだまだ会社の中に多くの課題が残っている状況なので、私はそれらを放置をしておかず皆に改善していって欲しいと思っています。そのため先輩の言う事を1から100まで聞いてしまい、現場の課題をそのままにして来年に新卒にも同じ状態にはしないで欲しいと思っています。それやられると、企業の成長ペースが落ちます。おかしいと思う事は具体的な改善策をどんどん提示していってみましょう。

最初から自分の業務と関係の無さ過ぎることを勉強すること

最短で仕事ができるようになるには、ちょっとこれ関係あるかな?ぐらいの勉強は一旦置いておいて、自身が今身につける必要なある事に集中すべきでしょう。一つの仕事が深く理解をしできるようになると、他の仕事は身に付きやすいものです。  一方で、慣れてきたら、そういう一見関係の無い所も興味を持っていくのはいい事だと思います。

一時の好調/不調で自分に対して楽観的/悲観的になり過ぎること

社会人人生は長いので、一時の好調で気を大きくし過ぎて何でもできると思って勉強を怠ったり、一時を失敗したり不調だったりしたぐらいで、そこまで自身に悲観的になる事はありません。新卒の間は、毎週何かしらの失敗するぐらいでもいいと思います。前向きに正しい方向に頑張っていれば、いずれ開花する時が来るでしょう。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

「経営者」や「マネージャー」がメンバーに仕事を任せるべきか、○○人までは任せないべきかとかそういう記事を多く見ました。他社は他社なので(笑)、ジーニーのマネジメントに関するの考えを改めて書いておこうと思いました。

1.自身の稼働をどの程度、プレイヤーに使うか、マネジメントに使うかは、自分の担当部署の状況によって考え決めること

ジーニーのリーダー/マネージャーもしかしたら部長でも、多くの部署で基本的にプレイングマネージャーが前提となります。それが、5対5なのか、3対7なのか、1対9なのかは、自分の持つ部署の抱えている課題や状況よって異なりますので四半期の自チームのミッションと自チームのメンバーの成長状況を見て、毎四半期毎に、どの程度マネジメントに時間を使うべきかは見直しましょう。まずは自部署の成長のための課題を正確に把握し、自身が何に時間を使うべきかを真剣に考える事が重要です。

抱えているメンバーの人数が多い場合、新人を配属されチームの個々人の成長が必要な時、自部署の組織課題が多い時などは、マネジメントの比率をあげるべきでしょう。また、マネジメント業務にする時においても、何をこの四半期で達成で達成したいかはできるだけ明確にし、ミッションマネジメントの一部にミッションとして組み込んで欲しいと思います(例:○○さんが、○○できるようになる事や、部署によっては、○○さんをアソシエイトからコンサルタントレベルにすることなど)。

逆に人の問題でない所で自部署のアウトプットが弱くなっている時はプレイヤーとして活躍してもらっても問題ありませんし、自部署で未知の業務に取り組む場合は、やりたいというメンバーがいなかったら率先してやってもらって構いません。

2.既に自身ができる仕事は、どんどんメンバーに任せ、自身は次のチャレンジをすること

マネジメント業務の比率を上げるために、既に自身が再現性を持ってできる事は、その業務は、どんどんメンバーに任せていって欲しいと思います。そして、自身(=事業)の成長課題となる次のテーマに取り組んでいって欲しいと思います。そのために、自分の仕事を下記の観点で見つめ直して欲しいと思います。

・自分が今やっている業務は、今の自分(やメンバー)ができない事を本当にチャレンジしているのか

・メンバーでもっとうまくその仕事をこなせそうな人や、やりたいと手をあげるメンバーはいないか

メンバーの成長を促し、自身は次のテーマにチャレンジして欲しいと思います。プレイヤーとして一定の能力があり、マネジメントができていないマネージャーは、マネージャー業務を優先的にしましょう。マネジメントが既にうまくできていて、部署の四半期の受注額を倍に上げたいなら、新しい提案方法の開発等をプレイヤーとしてやってもいいでしょう。とにかく、リーダー・マネージャーは、同じレベルの仕事に留まらないように、自身と事業の成長テーマにチャレンジしていって欲しいと思います。私の成長が会社の成長なのと同様に、リーダー・マネージャーの成長=組織の成長であり、リーダー・マネージャーの停滞=組織の停滞となります。

3.メンバーに実力・リソース以上の仕事を任せる時は、自身で責任を取れるように進めるころ

メンバーの成長を促すためには、メンバーの実力以上の仕事を任せる事もあるでしょう。その際には、必ず、自身で責任を取れるように任せていって欲しいと思います。

フォローの時間を作る事、チェックポイントを設けること、リスクヘッジプランを検討・動かしておくことなどをメンバーの適正に応じて考えておいてください。この会社のあらゆる問題は私に一定の責任があるように、何かあった時にメンバーのせいにするような事が絶対にないようにして欲しいと思います(確認したのかや、メンバーのせいにするなと毎回突っ込んでると思いますが)。

4.マネジメントについて悩んでいる場合は素直に相談をしましょう

例えばメンバーの育成でも、一定時間自分で考えたり、調べたり、悩んでも解決しないようなマネジメントの課題は、他のマネージャー、ラインの上長か、マネージャー以上だと私とのランチの時間か、社外役員の本田さんでも社外の人でも誰でもいいのですが必ず相談をし、課題をできるだけ次の四半期に持ちこさないようにしましょう。自分は課題に対峙するのは始めてでも同じような課題に誰かはぶつかって乗り越えてきているので、本でも周囲の人でも先人の知恵はかりていきましょう。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

新卒採用も真っ盛りで、土曜日も面接がたくさん入っています。最近の面接をみていても、大手企業で何社も内定をもらっている人材が、ジーニーを選んできてくれて非常にうれしいです。さらに良い会社にしなければいけないと身が引き締まる思いをしつつも、最近は本当に新卒にとって良い会社になっていると思います。

特に新卒の第一世代の多くが、既に会社を引っ張っていく中核人材になってきており、それが私に非常に自信を持たせてくれました。私は、若くて才能とガッツのある人材が好きなのですが、良い仕事と良い師に恵まれれば、ITの事業のだいたいの仕事において新卒でも並の会社の5年目、10年目の人と同じ仕事はできると本気で思っています。年齢よりも1秒1秒をどれだけ真剣に学びながら、仕事をしているのかが重要でしょう。

ジーニーでは、私や役員でも新卒社員を含めたあらゆるメンバーと常日頃から議論を交わしており、年齢や役職を問わず論理的に正しい事を言ったものが採用されるのですが、今週の新商品のリリースに関する会議では、役員や部長を含め8名程度で議論を交わし、最後には新卒社員の主張が通りました。こういうが当たり前の会社になっていて非常に良い事だと思っています。

フラットに議論ができる組織文化以外でも、随所にITの事業を創る人材を鍛える経営の仕組みをいくつもいれていまして、テクノロジーやグローバルの事業を目指す人にとって、ジーニーは最高のビジネススクールになると思います。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

今日はジーニーの創業メンバーであり、今もジーニー内でマネージャーとして活躍しているFさんとランチに行き、昔の事をいろいろ話をしながら、最近の会社の課題などを議論しました。ジーニーは元々、役員と社員で合計3人+業務委託1名の実質4人でスタートしました。3/4名は今でもジーニーの仕事で直接つながっています。残りの1名は大学の同期でリクルートでもいっしょに働いていた、よこやんでした。頭の回転・計算が速いんですが、僕から見ると不器用な奴でした。

ジーニーが立ち上がって2期目に入り、SSPのビジネスが時流に乗り急成長していく中で、SSPはタイムマシン経営的な側面もあるため、いつか来るグローバルプラットフォームとの競争の時代に備える事と、業界の中では比較的後発の創業だったために、ファイナンスをして攻め続ける未来を選ぶか、どこかのSSPの代理店になりスモールカンパニーを目指すかなど方向性を決める時期でした。その時に、よこやんは29歳からあえて夢だった公認会計士を目指すというところで道が別れました。

たまたま年末にFさんと「あいつ元気かな」と話をしていたら、先日、公認会計士試験の合格と、三大監査法人への入社の連絡があって、嬉しかったです(というか迷惑メールに前から入ってたんですがw)。

会社を長くやっていくと色々な出来事があるのだろうと思いますが、道が別れた人でも真面目に頑張っている人の便りを聞くのは嬉しいものです。また、卒業生が自慢できるような会社にしたいと思い、改めて頑張ろうと思いました。

工藤

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

この年末は9連休と僕の社会人歴始まって以来の長さだったかもしれませんが、読みたかった本をまとめて一気に読めたり、実家で姪と遊んだりして心身ともに十分にリフレッシュできました。休みの間に色々なアイデアがまた浮かんできたので、いい加減早く働きたいなと思って始めています。。。

年末・年始で何人かのメンバーと話をしたりメールでやりとりをしましたが、多くの人から今年の事業の飛躍を自分自身の力で成し遂げてやるんだという意気込みが感じられ、一年前と比べて皆が逞しく感じられ、今年一年を過ごすのが非常に楽しみです。

正月に話を戻すと、僕は社会人になってから、明治神宮のおみくじが好きで毎年お参りしています。普通の神社だと「大吉」とか「凶」とか書いてあるのですが、明治神宮は詩のようなものが書いてあり、各神社で引いたおみくじの内容と、一年の結果を年末に振り返ると、一番しっくりくる確率が高いのが、僕の場合は明治神宮のおみくじです。

今年はこんな内容でした。

「かたしとて思ひたゆまばなにごともなることあらじ人のよの中」

意味として書いてあったのが、世の中の事は、すべて不撓不屈の精神で、勉め励む事が最も大切です。希望が大きければ大きいほど、困難もまた大きいものです。

(七ころび八起きの決心で励みましょう)

という事で、今年も死なない程度には転んでは起き上がり、不撓不屈の精神でやってやりたいと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ジーニーの4期目の第3四半期、そして2013年が終わろうとしています。金曜日に会社の忘年会があり、この三連休は直近の課題関連の本を読みながら、会社の振り返りをしていました。

この四半期は、会社の多くの人の確かな成長を強く感じました。1人1人の良かったところを紹介したい気持ちはありますが、その中でも僕の高すぎる(だってビジョンが高いから。。。)期待すら超えてきた新卒社員、マネージャーと海外事業担当者を、ブログでちょっとだけ紹介しようかなと思いました。

前にブログで書いたように、僕の新卒の頃の原体験が強烈だったんですが、そういう人達が企業の中でポツポツ生まれ、活躍していくかは、その頃の会社の仕組みと人の観察結果から思ったところがあり、スパルタトレーニングをしてみてます。

そんな中、当社でも新卒の中の何名かは、短期間に尋常でない成長を遂げ、早くもこの会社の競争力に直結した取り組みを担うようになりました。それらはジーニーで素晴らしいというだけでなく、日本のアドテク業界内としても先進的な事をやっているでしょう。中には世界的に見ても素晴らしい取り組みができつつあるかなと。これから社内だけでなく社外のいろんな人に褒められるかもしれませんが、調子に乗らないで周囲に感謝しつつ、自分の仕事を愛して、そのまま追求し続けていって欲しいと思います。

マネージャーについては、去年の10月ぐらいから本格的に制度化され、その時はジーニーで初めてマネジメントをする人も多かったり、マネジメント経験があっても成長企業ならではの修羅場の経験したことない人もいたと思うので、この1年は悩んだ事も多かったかもしれません。苦難を乗り越えたり、課題に正面から取り組んで成長した人も多かったんじゃないでしょうか。いろんなチームで雨降って地固まりつつありますが、まだ地面がぬかるんでいるかもしれないので、気を抜かずに頑張りましょう。

また、部署を超えたコミュニケーションもマネージャーレイヤーでは以前より増え、技術難易度の高めのものを顧客価値に転換した、日本初の取り組みを生んでくれました。僕からするとまだまだですが(笑)、それでも次の成長のための種をマネージャーレイヤーが自ら考え協力して作ったことは、素晴らしいと思います。実際に顧客や技術に対峙しているマネージャーの創造性を活かす仕組みと、スーパートップダウンでオラオラやっていく部分の両方を戦略に混在させるのが、変化の速いこの業界でベストだと思ってます。失敗も多くして凹んだかもしれませんが、失敗から学んで来年も何か生み出したいですね。

この四半期の数字は決して低い目標ではなかったですが、組織力を重視したマネージャーのチームや取り組みはほぼ全部達成しそうで、その中でも一番大きな受注はジーニーで一番真面目なマネージャーの頑張りによるものなのが、個人的に本当に感動的です。ちゃんとやっていると、どこかで必ず評価されますね。商品と戦略のPDCAがまともに回っていなかったところは失敗しましたが、やりきったこともあって課題は解決し、筋のいい答えが見つかってきたので次は大丈夫でしょう。

海外事業は連結PLへの利益貢献だけでなく、本社の競争力を上げてくれる取り組みを、僕の意図しないところでも勝手に増やしておいてくれたるので、ありがたいです。

「そろそろ僕も海外事業に本気を出す」とたまに言ってみては、何かがあって日本からあまり離られない状況を申し訳なく思っています。ただ日本からの発注案件をGeniee Japanのみんなからの愛だと思っておいてもらえればと思います。1-3月も日本開催かなー。

今年は9連休ですので、来年は休み明けすぐに全力で走れるように、来週はやりきりたいと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

リクルートの1個上の先輩のじょーさんが代表を務めている株式会社じげん(http://zigexn.co.jp/)が上場承認されました。じょーさん&従業員のみなさまおめでとうございます。

じょーさんの思い出

個人的なじょーさんとのリクルート時代の覚えていること言えば、事業開発の執行役員がいる会議に、ドラえもんの着ぐるみと顔を青と白で塗るペイントをして参加して「尖ったナイフのジョーマジックです」と会議に出てた偉い人たちに自己紹介してたのが最初に見たときです。

俺もこういうことやらなきゃいけないのか?とか、リクルートってすげぇ会社だなぁ、とか新卒の時に焦ったのを覚えていますが、後にも先にもじょーさんぐらいだったかもしれません。

そんなじょーさんですが、1年目でNEWRINGという賞を2回も獲ったり、2年目からDGMというドリコムとリクルートの合弁会社の社長をやったりと、150人くらいの採用だった1つ上の世代のエース的存在で、個人的に尊敬してました。

その後、MBOされたときに1回ご飯に行ったことがありますが、とんでもない金額の借金のことを笑いながら話してて、男だなぁと思いました。

当時の事業開発室

そんな当時の事業開発室は、社員は全部で15人以下ぐらいだったかもしれませんが、じょーさん以外にもKAIZENの須藤さんとかnanapiのけんすう、あと、なぜかkawanetさんが1箇所に集まってた部署でした。

他にもここ最近で起業した人も何名かいますが、みんな優秀な方々ばかりなので、いずれ世に名前が通るだろうと思ってまして、とても楽しみです。しかし、当時の人事はいい採用してたなと思います。

あと、結構お金使って多くの失敗をして、経営者の人に直接または間接的にフィードバックをもらえる時間があったり、一人一人が事業をもって、小さい規模だったかもしれませんが、なんでも意思決定できるような擬似経営経験を若い時期に積めていたり、リクルート全体の経営方針とかの情報がうっすら入ってきて、飲みながらあーだーこーだ話をしていたのが異質な人たちを育てたのではと思います。この辺はジーニーでも徐々に再現しようと思っています。

何が得意か

新卒で優秀な人に囲まれて思ったのが、自分自身が何が得意か(≒何者であるか)をきちんと問わないと、仕事でたいしてバリューが発揮できなかったので、凄い意識するようになったのを覚えています。その当時の上司(はしばさん)か先輩(すどうさん)のどちらかかに相談したときに、「本当のゼネラリストは世の中にいない、ゼネラリストになってもいいんじゃない」とアドバイスされて、その路線でいってみて、一通り勉強してみて、しばらくはなんとかなりました。

その後やや難しい状況に追い込まれた時に、圧倒的な結果を出すためには、自分の強みに集中しなきゃいけないと再度認識しました。大きな結果を出す時の得意パターンって人によってあるので。それ以来、組織とは?や、他の人の強みに目が向くようになりました。

最初のアドバイスが間違ってるかというと、結果的には正解だったと思います。孫さんが言ってるように、経営者は、どんな状況でも勝てるように自分を鍛えろとか、専門家と対等に話せるようになれというのは、それはそれで正しいと思います。その道のプロに勝つぐらい鍛える必要はないんですが、出来ない・解らないと取り返しがつかない失敗をすることっていっぱいあるので。。

話がそれてしまいましたが、改めて、じょーさん&従業員のみなさま、おめでとうございます!

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

Fast50というテクノロジー企業の成長率ランキングで、日本で4位の賞を頂きました。良いお客様、優秀でコミットが高い良いメンバー、理解ある株主に恵まれたと思います。ありがとうございます。

引き続き、メンバーみんなで一丸となって、いい会社と、いい商品を作り、顧客に貢献していきたいと思いますので宜しくお願いします。

ここ半年はやや試練っぽいこともあって、がんばっているみんなには迷惑かけたかもしれませんが、個人的には、たくさんの気付きがあり、そのおかげで成長できたと思います。傷は癒えたのでこのお返しをすべく、ちょっと攻めようかなと思います。がんばろー

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

2013互联网广告生态三季度总结
http://www.adexchanger.cn/tech-company/adexchange/5568.html

個人的な感想ですが、

・欧米のプレイヤーはあまり進出していないですね。その中でMicroADさんは現地カオスマップにもしっかり掲載されていてさすがです。

・日本と中国のテクノロジーの成熟度の時差はほとんどないなぁ。

・聞いた話だと、日本と比較してインプレッションの桁が一桁違う。

・中国プレイヤーは、中国以外では今のところほとんど話を聞かない。今はその方が事業運営上優先度が高いんだと思いますが。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

10月1日に内定式を行いました!今年4月に新卒で入社したメンバーは、インターンから入社した人が大半だったのですが、14年4月入社組については大手求人サイトからも大々的に募集し、説明会を何回も開き、初の本格的な新卒採用を行いました。

お蔭様で何千人と応募がありましたが、そこからご縁で決まりました。
一人一人がとても個性的で、優秀なメンバーが揃っていまして、来年の4月が非常に楽しみです。
新卒くんたちは会社をあげて大切にしていきたいと思っています。ジーニーに来てくれてありがとう。

内定式では偉そうに「一生チャレンジを続けろ」みたいな事を言いました。
上期はいろいろ大変でしたが、新卒に負けじと下期も僕は頑張って、一回り成長して新卒を迎えたいと思います。

また、一名寝坊で内定式に来なかった大物がいましたが、みんなから一生言われ続けると思いますw

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ジーニーの工藤です。将来の目標を考えるタイミングだと思うので、それに関してのアドバイスを二つしたいと思います。

自分自身に期待し続けて欲しい事

就活をしていると、傷つく事や自暴自棄になりたくなる事もあるかもしれません。
希望通りの就活を終える人は多くはないでしょう。それにより自信を失ってしまったりする事もあるかもしれません。
社会人になって仕事をしてても、そういうタイミングはいっぱいあります。
僕は、幸運にも大企業の偉い人やエースの人といっしょに仕事をする機会がこれまでたくさんありました。そこで解ったのが、普段は会えない大企業の偉い人も、ニュースでしか見れないようなベンチャーの社長も、みんな同じ人間で、僕らと同じように悩みながら生きているという事でした。やっぱりいろんな経験を乗り越えているの方々なので、学生のみんなからみると今は果てしなく遠い存在に見えるかもしれません。ただ自分に対する期待を下げず、同じようにいろんな経験を積んでいく事で、いつかはそういう人になれる可能性はあると思います。ぜひ、自分自身には期待をして大きな夢を持って就活をして、社会人になっても自分に期待し続けて欲しいと思います。

ジーニーに入社する新卒社員も、社内のエース級の人を見た時に、同じぐらいの年になる頃には自分はもっと必ず凄くなれると信じて毎日過ごして欲しいと思います。

人と違う道を行く事を恐れない事

僕が思うビジネスマンの本質的な価値は、他者との差異やユニークさにあると思ってます。

大多数の人と同じ事しかできない人は市場価値が低くなります。
同じ事をできる人がたくさんいるといると変わりの人が調達できてしまうため安く給料を設定しても事業が成立するから、市場で安く給料が設定されます。

大多数の人と違う事ができたり、普通の人が考えないような事を思いついたりできる人の方が一般的に市場価値は高いと思います。

じゃあ、どうすれば人と違う事ができたり、思いつけるようになるかですが、
無から有は生まれないため、その人の経験や育った環境による部分が大きいのではと思っています。

僕自身が、大学院の同期のほとんどがメーカーやITコンサル系企業に就職する中で、あえて理系の価値が発揮されないリクルートを選びました。
リクルートの中で部署を配属されたのもほとんどの人が営業の中で、事業開発室という所でした。

大多数の人と違う道を選ぶということは非常に怖いと思う事もありましたが、今では良い経験だったと思えています。

ビジネスで活躍してる人の多くが、やはりどこかで人と違った経験を積んでいると思います。

特に何か特異な経験した事がある人で後々の人生が飛躍していることが多いでしょう。

これから就職活動で進路を迷っている人は、是非、人と違う道を行く事を恐れず進んで欲しいと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

正直、3期は自社も自分も反省する事が多かったです。一応、この1年で40名以上も仲間が以上増えて、海外展開も紆余曲折はありましたが、なんとか継続的に拡大できそうです。そのため経営者仲間からはうらやましいと言われる事もありますが、自分達の設定した期待値には到達しませんでした。非常に悔しいです。

3期の多くの失敗はそれだけチャレンジした証でもありますが、いくつかのものは、
私やマネージャーがもっとしっかりしていれば避けれたかもしれません。

そんな中、昨日ようやく入社式が行われました。インターンからの昇格組を含む新卒7名が入社しました。インターン組はずっと前からいっしょに働いてますが、入社前から3人とも重要のプロジェクト推進者になっています。4月入社の人達からも既に初受注の報告もあり、若い人の成長スピードには僕も驚かされます。

今年の新卒だけでなく、去年に新卒で入った子や、中途の人からも確実に成長をしており、個々人の成長がそのまま会社の成長にダイレクトにつながっていると思います。そういった情景を見るたびに、ベンチャー企業で人が成長していくって本当に素敵だなと心から感じます。

私もそういった日々頑張っているメンバーのために、もっと成長しなければという思いが強まり、ソフトバンクアカデミアで孫さんの元で学ぶ事にしました。いろんな優秀な経営者の方々がいましたが、なんとか合格する事ができたので、今から楽しみです。

孫さんは私が最も尊敬している経営者です。長い期間、挑戦して勝ち続けられる経営者ってなかなかいなく、みんなどこかで負けていなくなってしまったり、企業の成長が速度が鈍化していってしまいます。

ジーニーを歴史に残るテクノロジー企業にするためにも、皆と心を一つにして、私も成長して今期も精一杯頑張りたいと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

YJキャピタルから出資を受けました。

 日本を代表するメディア企業であるYahoo!様のVenture Capitalであり、日本で最も話題のCVC(Corporate Venture Capital)から投資を頂く事は、創業3期目という事もあり知名度や信用度がやや低い弊社が、より広くの人に会社を知って頂くチャンスかもしれないと思っています。

 これにより、日々真面目に頑張っている社員の努力が、少しでも報われやすくなればと思っています。

 これを機会にジーニーの社員の皆様もより一層自信を持ち、弊社のサービスを導入した方が収益が上がる媒体社様に対しては、自信を持って営業をして欲しいなと思っています。媒体社様に、今以上の収益を還元できれば、それにより、より良いコンテンツを作る余裕が媒体社様の中に生まれ、それがユーザーのためにはなるでしょう。

 オーディエンスターゲティングやReal time biddingの市場が急激に大きくなってきており、どの媒体社様でも対応が必須な状況です。
今のような過渡期には、バランス感覚も必要なので、総合的に収益を向上の提案をしていって欲しいなと思っています。

 ただ、より多くの人に知られるという事は、いい事ばかりだけではありません。去年ぐらいからある、根も葉もない噂や嘘、または明らかな嫌がらせが増える可能性もありますので、覚悟をしておいて欲しいと思います。

 そういう時にでも、ジーニーの社員に絶対に忘れないで欲しいのは、ジーニーを、業界を代表するにふさわしい会社にするという事です。

 ひどい事をやられた、言われたからって同じ事を相手にしてはいけません。

 もちろん僕は僕で、仲裁役の会社の人に訴えたり、直接その会社や親会社の役員に訴えたり、場合によっては法的措置を取って、断固対処していきますが、相手と同じ土俵に立ってしまった瞬間にそこまでの会社になってしまうので、悲しい思いをしたら、ぐっとこらえて、ジーニーはビジネスのルールを守り、自分達のやっている一つ一つの事に誇りをもって、仕事をしていって欲しいと思います。

4Qも半分終わってしまいましたが、残りの期間もしっかり魂を込めて働きましょう。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

おはようございます。工藤です。不本意ながら僕が二連投になってしまいました。

未だにホームページに会社のミッション、ビジョン、バリュー(行動規範)を載せてないので、ブログで紹介しておこうと思います。今年の4月末ぐらいに今期の会社の急拡大に向け、組織として何を大切にしていくべきかを当時の社員といっしょに考えて策定をしています。

これらは社内にも貼りだしてあったり、バリューを最も体現した人が、毎月及びクオーターのMVPで表彰されていたり、次の1月から査定に反映していく予定です。

ジーニーのミッションとビジョン
Misson

Ad-venture the Future.
アドテクノロジーで世界を変える。

Vision

最先端の広告テクノロジーで顧客の収益を最大化する。

これらがジーニーのミッションとビジョンになります。世界を変えたい、広告業界をより良くしたいという気持ちや、ジーニーが率先してイノベーションを起していきたい、グローバル展開したいという意味などがあります。この精神をリアルに体現していて(公表してない)新しい取組みを、常時いくつもスピード感を持って試していて、広告業界やアドテク業界から入って来た人が驚く所でもありながら、ひーひー言いながらも楽しんでくれるポイントだったりします。

どんなに人数が増えて収益が増えても、ベンチャーである事は忘れないように”venture”という文字を入れてます。”Ad”は同業のアドテクベンチャーでも、ベンチャーが好きで広告業界は手段という経営者と、広告業界が好きな経営者に分かれると思いますが、僕の場合は、広告業界への極めて強い想い入れのもと入ってます。

次にバリューの説明ですが、ジーニーのバリューは9個もあります。バリューの多い少ないは会社によって判断が分かれるところですが、中途大半の拡大中の組織で、ジーニーの文化を間違えなく伝えるために、あえて多めにしてありますので。ちょっと多いですが、繰り返し意識できるようにしてます。

また、バリューは、ジーニーが長期的に会社が成長していくために必要な条件を明文化しており、ジーニーのスタンスとして、安定した規模でニッチないい会社を目指すのではなく、グローバルでひたすら成長させていくことを重視して、そのようにしています。

・Commitment(コミットメント)
私たちは、常に高い目標を設定し、達成するために全力を傾けます。ジーニーでは社員ひとり一人が主体的に考え、行動しています。それぞれの担当領域において結果にこだわり、最後までやりきる達成意欲が、ジーニーの世界No.1に向けた成長を支えています。

まず最初に掲げていて絶対に忘れちゃいけないのがコミットメントです。ジーニーの組織文化の根底にあるのは一人一人のコミットメントが強い所にあります。取締役~社員~アルバイトまでがそれぞれの目標にコミットメントし、本気で各自の仕事に取り組んでいます。

あらゆる職種のあらゆる年齢の人が自分の仕事に誇りを持って働いています。信じられないくらいパフォーマンスを出すアルバイトから、毎週ヘロヘロになるまで働いてハードな事をやっている取締役まで、ダラダラしてる人が社内に極めて少ないのも、中途の人がいい会社と言ってくれるポイントです。

・ Customer Value(長期的な顧客価値の追求)
私たちは、顧客の利益を最優先に行動し、顧客の長期的なパートナーになる事を目指します。常に顧客の期待を越え続けるような仕事ができるように努力すると共に、顧客のニーズを捉えた新しい価値の創出を続けます。

ジーニーが急拡大できた理由は、極めて高いリピート率にありました。ジーニーは顧客の期待を超えられるような価値を提供する事を目指しています。

「長期的」と書いてあるのは、一定の利益をプロダクトへ投資していく事が、長期的な顧客価値につながるのでそう書いてます。最近だとデータマイニング系の取組みの強化で媒体社の収益が平均10%くらい向上しています。

商材によって品質が甘い部分、営業が顧客価値を重視していないと感じる言動や、このバリューに反する意思決定があった場合は、僕からも指導するようにしてます。

・Teamwork(チームワーク)
私たちは、世界に挑戦できる強いチームを目指します。同じ志を持つスペシャリスト同士が、お互いを尊重し、協力し合い、摩擦を恐れず本音でコミュニケーションをとります。ジーニーの個々の能力×チームワークによるシナジー効果を生み出すことで、業界に新たなイノベーションを起こします。

昔は方針をめぐってエンジニアチーム内で喧嘩してたり、20人ぐらいの組織の時でも政治臭い動きを感じた事もありました。僕的にはお互いの個性や人格を尊敬しつつ、隠さず率直にコミュニケーションをする事でこういう問題はなくなるのではと思ってます。

僕も社内の誰に対しても指摘をするので、指摘されないかびくびくしてる人もいますが、成長を期待しているからこその指摘をしてたりします。期待してない人にはあまり口うるさくは言えません。

・Compliance(コンプライアンス)
私たちは、厳しい競争下においても、戦う手段を正しく選択します。全員が、法律、規則、約束を遵守し、倫理観を持って業務を遂行します。万が一、顧客の信用を失うことがあれば、その回復は非常に困難です。ジーニーの長期的な成功は、顧客の信用に懸かっていることを、私たちは心に刻みます。

これは大切にしたい事です。顧客の信用を失うような判断をしそうな人は、僕的には人の道を説いたり、本気で怒ったり、判断力が弱い人はイレギュラーな判断をさせないないようにしてます。弁護士事務所へメンバーレベルで通報する制度も作ってたりします。

・ Cost(コスト削減)
私たちは、顧客に最大限の利益をもたらすために、圧倒的な低コストの体制を作る必要があります。目に見える無駄なコストを徹底的に削減するだけでなく、業務の効率も常に向上させ、新たな価値創出のための時間と利益を創出します。

プラットフォーム企業の宿命だと思いますが、ジーニーはどケチです。パソコン、賃料、コピー代も印刷代と必ずハードに交渉して前職の頃と比べても1/3の価格にしてます。エンジニア以外の机はIKEAです。唯一ケチらないのが人件費と採用費、椅子、エンジニアの環境で、僕のポリシーです。

また、作業はできるだけ自動化したり、営業だったら1日のうちにどれだけ営業に時間を割いているか、それによりパフォーマンスが良いかは見ており、日々改善をしてたりします。

・ Professional(専門性)
私たちは、個人の専門性を高め、アドテクノロジーの分野で世界最先端を目指します。そのために、日々マーケティングの知識を吸収し、日々世界レベルのアドテクノロジーの技術力を高めていきます。また、会社の成長のためには、管理部門(法務、経理、広報など)の専門性を高めることも必要です。個々の専門領域で、努力し続けます。

当たり前なので説明する必要がないかもしれません。一人一人の専門性の合計がジーニーの会社の価値だと思っており、外部セミナー、社内研修、福利厚生(図書)、社内勉強会などで知識と日々スキルを高めています。管理部門も一人一人の担当単位が広くもあり(ある意味リスクですが)、少人数精鋭思考なのが特徴です。

・ Positive Thinking(困難を楽しむ)
私たちは、グローバルでNo.1となることを目標に掲げており、その実現のためには多くの困難が待ち受けています。ジーニーでは、実現不可能だと思う目標に挑むことを楽しみ、どうしたら実現できるかを考える続けるポジティブな思考が必要です。失敗を恐れず、困難を楽しむことでブレイクスルーを起こし続けます。

ジーニーに性格で向いてる、向いてないを考える上で、営業やビジネス側だとチャレンジとか新しい物が好きかとか、エンジニアだと知的好奇心があるかと、そういうのがそもそも好きかどうかというのはあります。

・ Speed(最速を目指す)
私たちは、仕事のスピードにこだわります。非常に変化が激しいアドテクノロジーの分野で、スピードの現状維持は衰退を意味します。急激に変わりゆくマーケットのニーズ、顧客のニーズを瞬時に捉え、誰よりも早くその要求に応えるために、新たな価値創出を最速で実現します。

これも新しく来る人が驚くのが何もかも「早い」事です。3ヶ月前と社内の状況が変わっており、3ヶ月前が6ヶ月~9ヶ月ぐらいに思えるのが特徴です。1年いっしょに働けば、古くから知ってる友達のような感覚を得られて不思議です。社内にいるリーダーシップのあるメンバーがどんどん物事を進めていってます。

・ Best place
私たちは、ひとり一人がレベルの高い仕事をするために、最善の職場環境を追い求めて進化し続けます。ジーニーでは、国籍、年齢、性別、キャリアに関わらず、平等に機会が与えられています。個々の意志を尊重し、組織が大きくなっても、ベンチャーマインドを持ち続ける企業であり続けます。

基本的にストイックな事を中心に真面目な事を書いてますが、最後にそういう仕事を進められるプロフェッショナルの人々が働いていて心地よい環境を作ろうというのを掲げています。今は12月ですが、8月~10月入社の人が中核となってプロジェクトを推進し活躍してる所や、20代中盤のメンバーが10名超える組織を率いてたりするところが、ビックリされます。雇用形態、社歴、年齢、国籍関係なく機会が平等にしたいと思っています。

という事で、社内の人しか知らない、ミッション、ビジョン、バリューについて解説してみました!

引き続き、全職種で採用活動をしていますので、興味のある方はお気軽にお問合わせください!

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ブログをはじめた訳

これまでジーニーの内部の事は、あまり外部に公開せず、採用面接とかで初めてジーニーに来る人をびっくりさせて楽しんできました。この辺はグーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場への初期の頃のGoogleの話を読んで影響されたのもありますし、僕個人の思考として広報以外の仕事をしてる時間がとにかく好きなので、めんどくさがってたのもあります。

一方で最近は、同業者でない企業様と新しく取引をする場合や、新しくジーニーに来る採用者など外部の人と話をしていて、もっと正しくジーニーの事を知ってもらった方が、お互いのためになるなと思う事も増えました。

また、社内でやっているいろんな取組みは社内のchatter内に留まっていましたが、エンジニアからも社内の技術の勉強会を外部に公開したいという要望があったり、最近お会いした経営者さんにBlogを薦められたりしたのもあります。

ジーニーの経営、社内の制度雰囲気、マーケティング、技術まで、いろんなテーマで週1回ペースぐらいで公開していこうと思っています。ホームページも実態と乖離してる部分が多いので直していきます。

ジーニーは何の会社か?

はじめにジーニーの会社紹介からさせて頂きたいと思いますが、2010年4月14日に創業したアドテクノロジーの会社です。、カオスマップというディスプレイ広告のテクノロジー企業のカテゴライズの中では、「SSP (Supply-Side Platform)」というのに分類されます。SSPは、インターネットの媒体社向けの収益最大化のソリューションになります。
GenieeのSSPは、Real-Time Bidding (RTB)に対応しています。RTBは、1インプレッション毎にオークション方式で最適な広告枠に入札するという方式で、広告主に高い費用対効果をもたらし、これまでのディスプレイ広告の世界を変えつつあります。※もちろん広告主や媒体社の様にやるべき事は、まだまだDSPもSSPもたくさんありますが。

RTBの市場規模は、下記のようなペースで伸びていくらしいです。今の日本だとあんまりない成長市場であり、カオスマップも本当に「カオス」と思えるくらい今年も参入が続いています。

ジーニーはどんな会社か?

2010年4月14日創業の会社です。本当は4月12(じいにーの日)に登記をしようと思っていましたが、手違いで2日遅れてしまいました。。。

創業の頃から面接に来るどんな職種の人にも話をしている夢が、アドテクの領域(特にSSP)の領域で世界的な有名な会社になる事、特にAPAC地域で今のビジネスでNo. 1に、短期間(創業から5年ぐらいでは)でなるんだと話をしていました。

メンバーは、今日の12月3日の入社の人でグローバルで60名を超えました。社内は、だいたいエンジニアが半分弱で、残りが営業や商品設計や、管理部門になります。

男女比はだいたい8:2で、非常に男臭い会社になっています。男女比率の最適化は、社員から要望を良くもらいますが解決の目途がたっていません。創業から女子社員・契約社員の離職は0で別に働きづらい訳ではないんですが、アドテクノロジーがとっつきにくい印象を与えてるのかもしれません。

1/3人ぐらいがネット広告業会社や同業種の経験者から採用しています。平均年齢は30歳ぐらいで、アドテク業界で一勝負したい人には非常にエキサイティングな環境だと思います。引き続き各職種の採用を行っているので、どしどし、こちらからご応募ください!

ジーニーは、2011年9月にグローバル・ブレイン様に、2012年9月にグリーベンチャーズ様に、第三者割当を実施しております。それまでの創業から1年5カ月の間の、一般的にシードと呼ばれる頃は、増資をせずにこらえて成長させています。これは海外のアドテク企業の凄まじい時価総額といつか戦う事を考えても、早期に資本政策を使うべきでないという判断からでした。良く言われる話ですが、リクルートとの資本関係はありません。それによりRTBの開始が少し遅れたりしましたが、創業期に何度も神経をすり減らすような状況を経験して足腰が強くなったと思います。

今期は創業期の頃からの夢に向けて、シンガポール、ニューヨークに海外子会社と営業拠点を置き、グローバル(主にAPAC地域)で自分達のビジネスが通じるかチャレンジしている所まで来ており、成果が出始めているかと思います。

引き続き、このまま駆け抜け続けていきたいと思っていますので、宜しくお願いします。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭
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