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ジーニーは最先端の広告テクノロジーで
顧客の収益を最大化します。

ジーニーでは、毎年上期と下期の初めにキックオフの場を設けています。このイベントでは、全社方針や各事業目標の発表、そして上半期に活躍した社員やチームの表彰が行われます。
今回は、先日開催された2023年度下半期キックオフの様子をご紹介します。

まずはじめに、代表の工藤から下期の方針について発表されました。

「今期のスローガンは“Commitment”。皆が大変だと思うことほど価値のある仕事。自分の身の丈を超える挑戦をして、自分をそこへ追いつかせよう。みんなで力を合わせて真剣にやれば夢は叶う。下期も全力で取り組み、世界を変えましょう」全社方針やビジョンの共有とともに、社長の思いも伝えられました。

各事業責任者から下期戦略発表

続いて、各事業責任者から下半期の戦略発表が行われました。

表彰の部 「GENIEE AWARD 2023」

ジーニーグループには、ジーニーの掲げたValueを体現しパーパスの実現につながる活躍をした功績者を讃える制度があります。選抜された社員は、キックオフの舞台で表彰されます。

今回のプレゼンターは、前期MVMを受賞した下谷さんが務めました。

今回の14期上半期表彰対象は、個人の部として、
VP(Valuable Player)2名
MVP(Most Valuable Player)1名
団体の部として、VT(Valuable Team)2チーム
そして、MVT(Most Valuable Team)1チームです。

VP受賞者は、次のお二人です。
GENIEE CVG事業本部 セールス部 松田 安満さん
コーポレート本部 投資戦略部 鈴木 基文さん

松田さん(左)からの受賞コメント:
「受賞は嬉しいですが、慢心することなく下半期も走り抜けて頑張っていきたいと思います」

鈴木さん(中央)からの受賞コメント:
「周りの方に支えられたこともあってスポットライトを浴びさせてもらった。感謝しています」

そして、MVP受賞者は、CEO室 Zelto PMIプロジェクトで活躍する社員の受賞となりました。受賞者は海外出張中のため、リモートで表彰を実施しました。会社がグローバルに成長してきていることを感じる一幕でした。

続いて、団体の部 VTは、こちらのチームです。

CVGマーケティングチーム

中途採用チーム

そして、MVTを受賞したのは、
GENIEE SFA/CRM事業本部の大型提案チームです。

最後は、懇親会で乾杯

表彰の部終了後は懇親会が催されました。くじ引きでテーブルが指定され、日ごろ業務では関わりのない他部署の社員同士「はじめまして」からはじまるテーブルも多々見られましたが、テーブル対抗のクイズ大会は大いに盛り上がり、チーム全体、会場全体で一体感を感じられた貴重なひとときとなりました。

以上、キックオフの様子をお届けしました。
この日を節目に、下半期も一人ひとりがCommitmentの意識を高く持ち、「ジーニーらしさ」を忘れず、日々仕事に取り組んでいきたいと思います。

■ジーニーについて

ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」というパーパス(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。

GENIEE DOOH開発チームの朴(パク)です。
現在、DOOHチームでAndroidアプリの開発をしています。
今回、GENIEE DOOHに興味がある方向けにプロダクトの構成と、スケジュール登録からコンテンツ放映までの流れを説明しようと思います。
※本記事はコンテンツがスクリーンに表示されるまでの説明になるため、メディア向けのサービス(DOOH SSP)に重点を置いて説明しています。

Contents

1. DOOHとは
2. GENIEE DOOHの構成
3. スケジュール登録
4. STBとDOOHアプリ

1. DOOHとは

DOOHはDigital Out Of Homeの略で屋外デジタル広告のことです。

2. GENIEE DOOHの構成

GENIEE DOOHプラットフォームの構成要素は3つに大別されます。具体的には①コンソール画面、②バックエンドサーバー、③DOOHアプリになります。エンジニアの技術区分で言うと、Front-End、Back-End、Appになります。

①コンソール画面はSSP(Supply Side Platform)とDSP(Demand Side Platform)に別れて、SSPでは広告配信できる媒体を持っているメディア向けのサービスを、DSPでは広告を入稿したい広告主または代理店向けのサービスを提供しています。
②バックエンドサーバーは、コンソール画面で登録したスクリーンの情報、広告の単価、予算、広告枠、空き枠の時間を計算して、スクリーン(配信を行う画面)ごとにスケジュールを作成して、配信側でデータを取得できるように変換してくれます。また、配信が終わった広告の集計やレポート作成など、目には見えない計算とコンソール画面と配信アプリ間のデータ連携を担っています。
③最後に、DOOHアプリはコンソール画面で設定したスケジュール通りに広告を配信し、配信された結果を定期的にサーバーに送信しています。

3. スケジュール登録

前章でも少し触れていますが、サイネージでコンテンツの放映をするためには、いつ、どのスクリーンで、どのコンテンツを流すかを決める「スケジュール」が必要です。
ここからは実際のコンソール画面を用いてSSP側でのスケジュール登録と商品作成手順を説明します。
まず、SSP側の画面でメディアと広告を流したいスクリーンの情報(名称、営業時間、デモグラフィック情報、入稿可能動画形式など)を入力して保存します。

その後、配信したいクリエイティブがあれば、入稿をしておきます。

このまま「タイムライン設定」ページに進んで、スケジュール設定も可能ですが、一定時間ごとに固定のクリエイティブを流したい場合(例:1時間ごとに同じスケジュールにしたい場合)には、先にロールを作成します。
ロールにクリエイティブを配置したら名前をつけて保存します。

広告枠はDSP経由で商品として販売することができます。商品は、「純広告」(パッケージ販売)と「PMP(PD)」(imp/CPM販売)の2種類で販売可能です。

時間ごとにコンテンツ枠、広告枠、ロールが決まったら、いよいよ「タイムライン」ページに進んで、放映時期と放映するスクリーンを選んでスケジュールを登録します。登録したスケジュールは翌日分から配信に反映されます。

4. STBとDOOHアプリ

放映するスケジュールが決まってサーバーに反映されたら、物理機器を操作して画面にコンテンツが表示されるように準備します。屋内用タブレット型サイネージも存在しますが、今回は屋外のビルボードを想定して説明します。
必要なものは①モニター、②STB(Android)、③HDMIケーブル、④DOOHアプリになります。
よく「STBって何ですか?」と聞かれますが、STBは「Set Top Box」の略で「小さいデスクトップPC」だと思って頂ければ分かりやすいです。屋外で見るビルボードは、いわゆる大きいモニターと、STBとを繋げてパソコンの画面を表示していることになります。(図はHDMIケーブルを使って表示しているサンプルです)

モニターとSTBを繋いで電源を入れたら、DOOHアプリをインストールします。

アプリの初回起動時には認証用の画面が表示されます。この画面ではコンソール画面で発行されたID/PASSを入力し、受け取るスケジュールを指定します。アプリはバックエンドサーバーから受け取ったスケジュールに基づいて、必要なクリエイティブをダウンロードし、登録された時間通りにクリエイティブを放映します。

※容量削減のためフレームレートを落としています

5. おわりに

ここまでプロダクトの構成と、スケジュール登録 〜 コンテンツ放映までの流れをざっくり説明しました。もっと詳細のことを知りたい方や、デジタルサイネージに広告を出したい方はいつでもご連絡お待ちしております。

【GENIEE DOOH紹介ページはこちら】
https://geniee.co.jp/products/dooh.php
【メールでの問い合わせはこちら】
dooh@geniee.co.jp

全世界で多くの企業に利用されている Google Cloud。ジーニーは自社プロダクト開発において BigQuery等のGoogle Cloud Platform(以下:GCP)を利用してきた実績を多数保有し、本年6月8日には、Google Cloud Build パートナーに認定されました。認定に至るまでの経緯や取り組みを佐藤祐樹さん、深澤要さんに伺いました。

左から 佐藤祐樹さん、深澤要さん

佐藤 祐樹さん
SFA/CRM事業本部 カスタマーサクセス部
マネージャー代理
2021年7月、ジーニー入社、R&D本部プロダクトマネジメント部へ配属。2022年1月にリーダーに昇格し、2022年4月にマネージャー代理に昇格。現在はプロダクトマネジメント部とプロダクトセールスグループ部を兼務。

深澤 要さん
SFA/CRM事業本部 カスタマーサクセス部
リーダー
2019年4月、ジーニー入社。デマンド事業へ配属され広告運用を担当。
2020年4月、マーケティングテクノロジー事業本部 事業開発部配属へ。2021年4月にリーダー昇格。現在は事業開発と代理店開拓を推進中。

ーーGCPとの連携についてお伺いします。取り組みはいつ頃から開始されたのでしょうか

佐藤:「Googleとの取り組み」と大きく言うならば、開発、営業メンバーを含め、SFA事業部全体で関わってきたものです。当社は2019年にGCPのサービスパートナー認定を取得しました。Google は「パートナー制度」というものを採用しており、Google からパートナーとして認められることで、商品の提供が可能になります。
また、当社はもともと、Google Workspace※1の代理店としてグループウェアを採用していたのですが、Googleの「Gmail連携」や「Googleマップ連携」などをSFAと一緒に導入することでビジネスの幅が更に広がるのではないか、と考えていました。
当社は各サービスの裏側でGoogleのプロダクトを利用しているため、Google Cloud上で実行されるソリューション開発に十分な実績があったこともあり、Google Cloud Build パートナー※2(以下、Buildパートナー)の取得を申請することにしました。
※1:Google Workspace:Gmail や Googleカレンダー といったツールにビジネス向けの機能を追加した組織向けオンライン アプリケーション セットのこと。
※2:Google Cloud Build パートナー:Google Cloud と統合されたソリューションもしくは、Google Cloud 上で実行されるソリューション開発に十分な実績を持つパートナーのこと

#BuildパートナーとしてGoogleと共同でプロダクトを推進

ーーBuildパートナーの認定条件について教えてください

深澤:Google Cloud ソリューションをお客様に適切に提供しているかどうかの実績やGoogle指定の資格を満たしていることが条件です。
ジーニーのSFAにGCPがどう関わっているのか、どう連携されているのかなどのアーキテクチャをGoogleに提出し、プロダクトの設計を証明しました。資料作成には、プロダクト開発に携わる井古田さんにもご協力いただき、今年6月にBuildパートナー認定を取得することができました。

ーーGoogleはパートナーとしてどのようなサポートをしてくれているのでしょうか。

深澤:Googleから共催セミナーの実施などのマーケティングサポートやセールスサポートを受けることができるため、Buildパートナーという名の通り、共同でプロダクトを推進しています。また、Googleパートナー向けの、開発ナレッジセミナーもあり、ジーニー社員も積極的に参加しています。

ーーGoogleと共同で取り組みを進めていく上で開発やビジネス面で変わった点や良かった点があれば教えてください

深澤:私は開発サイドには関わっていないのですが、ビジネスサイドで言うと、販路が拡大した点が大きなメリットです。
GENIEE BIに関してはLookerの導入によって売上を伸ばせています。

ーー現在の課題や今後の取り組みについて教えてください

佐藤:今はGCPのプロダクトを使用してサービスを提供しているので、OEMで販売を迅速にできていますが、今後はGCPのプロダクトを、ジーニー製品としてどう改良し、オリジナリティを出して世の中に提供していくか、という転換を進めていかなければならないと考えています。そういった意味で言うと、Googleの「パートナー」として、新たなスタートを切ったばかり、というところですね。
そのために、今後は開発メンバーと議論を重ね、GoogleのプロダクトをSFAにどう活用していけるのかなど、どんどん改良していきたいですね。

深澤:今後の取り組みとして、まずは社内業務のBI化をもっと推奨していきたいです。既に使い始めている事業部もありますが、今後も全社でデータをきちんと可視化し、次の分析につなげていきたいと感じています。他部署でも検討を進めてもらいたいと思っています。

佐藤:業務改善や分析にも役立っているので、全社にもビジネス系のインフラとしてBIを使用していけるようにしていくことが直近の目標ですね。

世界レベルのプロダクトに携わる面白さを実感

ーー佐藤さんがご入社された当時はBIを取り入れたばかりでしたが、関わっていく中で得たメリットなどあれば教えてください。

佐藤:Googleは世界レベルのプロダクトなので、単純にそれに携わる面白さがあります。また、Lookerに関して言うと、エンジニアをはじめとした多くの人が関わって開発を進め、次々に新しいことにチャレンジしています。ジーニーのその「スピード感」がいいところですし、それを活かしてどんどん化学反応を起こし、ジーニーらしいBIを作っていけたらと思います。

■ジーニーについて
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」というパーパス(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。

今回ジーニーでは、「GENIEE DOOH」が連携する横浜駅前の大型ビジョンYOKOHAMA VISION(ヨコハマビジョン)を運営する株式会社オープンコルクの代表取締役・辻健太郎さんにインタビューしました。「GENIEE DOOH」は、株式会社ジーニーが日本で開発・運営する国産デジタル屋外広告(DOOH: Digital Out of Home)プラットフォームです。

ジーニーと連携を開始した経緯や、取り組みについての所感を伺いました。

オープンコルクの事業について

ーーYOKOHAMA VISIONを設置した経緯を聞かせてください。

もともとデザイン制作会社として設立しました。飲食店などの看板設置なども行う中で、横浜の商業施設のクライアント様から「既存の看板をデジタルサイネージに変更したい」という要望をいただき、2019年にYOKOHAMA VISIONを設置しました。

■株式会社オープンコルクについて
~企業概要~
株式会社オープンコルクは、・・・2010年、デザイン制作会社として設立。広告制作の事業を拡大し、令和元年2019年に「横浜から世界に情報発信」をテーマに街頭ビジョン運営を開始。SNS連動企画や音楽コンテンツ向けプランで「見にいきたくなるビジョン」を実現。YOKOHAMA VISIONは目線にある事からスマホ撮影に最適な媒体と認知されている。
そうした中で、2021年11月より、ジーニーとプログラマティック連携を開始。

ーーYOKOHAMA VISIONではSNSを積極的に活用されていますね。

街頭ビジョンを設置してすぐに、エンタメ業界とSNSの相性が非常に良いことに気づきました。
流すコンテンツをTwitterで告知することでコンテンツのファンの方が現地に足を運んでくださり、さらに拡散されることでビジョンの認知拡大につながると考え活用しています。

GENIEE DOOHと連携を決めた理由

ーープログラマティックDOOHに対する印象はどのようなものでしたか?

もともとプログラマティックDOOHについてはほとんど知りませんでしたが、ビジョンを設置した際、設置業者の方からビジョンでAIの顔認識技術活用について聞いていました。その後、他の事業者様の取り組みなども知って、技術革新が進んでいるといった印象を受けました。

ーーそうした中でジーニーとの連携を決めた理由はなんですか?

ビジョンのオーナーということでさまざまな提案を受けますが、ジーニーは技術力や過去の実績からも信頼することができました。

また私自身、業界の新しい流れに乗り遅れないように攻めの姿勢でいる必要があると考えていた中でお受けした提案だったため連携を決めました。

ーージーニーの提案を受けた時の率直な感想をお聞かせください。

Web広告に長けている企業という印象があり、DOOHの提案は意外でした。ただ、コンテンツの差し替えなどがオンラインでできるシステム連携についてご提案いただき、運営面からとても便利だと感じました。放映単価に関しても満足しています。

ーー連携後の感想をお聞かせください。

案件によってビジョンがジャックされることもあり、その期間の目玉コンテンツとなるのでありがたいです。今後もそういった案件が受けられるような運営体制にしていきたいと思っています。
また、見積もりも回数ベースでわかりやすいです。

空き枠も連携前に比べて一カ月あたり約125%の埋まり率となりました。

ーー今後ジーニーに期待することはなんですか?
予算や上限をあらかじめ決めて、Web広告のように出稿できるようになればいいと思っています。
また、ジーニーさんの強みである高い技術力を生かしてさらに連携していきたいと考えています。

(左からオープンコルク辻様、当社木村、当社毛利)

本日はありがとうございました。

■ジーニーについて

ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」というパーパス(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。


本件に関するプレスリリースはこちら

オープンコルクとジーニーがDOOH領域で業務提携〜横浜駅前大型ビジョンへのプログラマティック配信が可能に〜

URL:https://geniee.co.jp/news/20220317/377

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ジーニー広報
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今回は、前年比324%の成長を達成したマーケティングテクノロジー事業本部でカスタマーサクセス(以下CS)を担当する新卒2年目の若手社員2名にインタビューを実施しました。仕事のやりがいや課題への向き合い方など、業務のリアルな部分も詳しく話を聞きました。

山田 俊幸(右)/慶応義塾大学 法学部 政治学科卒業。大学時代は体育会レスリング部に所属しスポーツに打ち込む。2020年1月から新卒内定者インターンとして入社。マーケティングテクノロジー事業本部カスタマーサクセス部配属。2021年7月同部チームリーダーに就任。既存大型顧客に対しプロダクトの活用方法や新規サービス/機能提案を担当。

小宮由佳(左)/上智大学 総合人間科学部 心理学科卒業。大学時代はフリーペーパーの作成活動に打ち込む。2019年12月新卒内定者インターンとして入社。マーケティングテクノロジー事業本部カスタマーサクセス部所属。新規顧客のツール導入サポート、既存顧客の問い合わせ対応等を担当。

1.大きなビジョンと顧客への提供価値が入社の決め手

ーーまず、ジーニーの入社理由を教えてください!

山田:今入らないと一番後悔する会社だと思ったからです。私は規模や業界を問わずさまざまな企業を対象に就活をしていました。その中でもジーニーの「日本発の世界的なテクノロジー企業を創る」という創業の志や、M&Aを行い業務領域を急拡大しているという話を聞き、組織全体のビジョンの大きさや成長性に対して直感的にわくわくして入社を決めました。

小宮:ものづくりに自らが積極的に関わることができ、お客様に価値提供できるという点が入社の決め手でした。私は就職活動では一貫してものづくりに携わりたいと考えており、当初はイベント業界や出版系の会社を目指していました。ジーニーに出会い、プロダクトを自社開発している点や、M&Aでどんどん事業を拡大している点から、ビジネス職として主体的にものづくりに関わっていけそうだと思い興味を持ちました。また、若手が活発に意見発信できる風土があり、目の前のお客様に直接新しい価値を提供できそうだなと感じたことも大きいですね。実際に今のCS部は過渡期で、組織体制の構築やお客様に届けるコンテンツ作成など、いろいろなことを任せてもらっています。さまざまな観点からものづくりに携わることができ面白いです。

2.徹底的にお客様と同じ目線に立つ

ーー業務ではどんな役割が求められますか。

小宮:CS部の役割は、お客様にツールを導入していただいて終わりではなく、営業組織やマーケティング活動の改善など、お客様の目標に対して結果を出せるところまで並走することです。CS部の業務は多岐に渡りますが、私は主に、弊社ツールを契約いただいているお客様からのご質問への回答や、トラブル対応を担当しています。お客様と自社を結ぶ窓口として、お客様が何でも話してくださるような関係値を作ることが私たちの最も大きな役割だと思います。良いことだけでなく、不満や疑問などネガティブ面も率直に話してもらえるような信頼関係を築くことが必要です。SaaS事業は、お客様の継続的なご利用で成り立つビジネスです。そのため、お客様の満足度を常に高く保つCSの役割は非常に重要でやりがいを感じます。

山田:私は主に、サービスの活用度合いが特に高いお客様に追加機能や別サービスを提案するアップセル活動(営業)を担当しています。例えば、お客様の活用状況に応じて、プロダクトの新機能活用を私たちから能動的に提案したり、課題がありそうな場合にはお客様とのミーティングを設定して課題解決の方法を一緒に考えたりしています。そのような業務の中で私に求められる役割は、お客様から既にいただいている要望だけでなく、潜在的な課題を先回りして解決することだと考えています。そのために、お客様の営業組織やビジネスモデルを把握し、改善の点を自分ごととして考えご提案していくことを大切にしています。

ーーお客様と信頼関係を築くために心がけていることは?

山田:私はお客様にとってプラスになる提案を持っていくことを一番に心がけています。以前上司に言われ印象に残っている言葉に「お客様の時間を奪うことは、お客様が寿命を自分に捧げていることと同じ。それに見合う価値をきちんと還元しなさい」というものがあります。自分に時間を捧げてくれているお客様のためにも、ミーティングでは単なる質問対応では終わらず、プロダクトの活用方法の新提案や業界のトレンドなど、お客様にとって価値のある情報を準備して持っていくようにしています。

小宮:お客様の要望に対して、実現が難しいことでも「できません」で終わらせずにプラスαの代替案をお出しするようにしています。疑問や不安、要望があるお客様に対して、期待してくださる以上の対応を行うことでお客様に安心していただき、頼りにしていただけるコミュニケーションの取り方を心がけています。

 サービスの価値と強み

ーーCSとして働き、どんなスキルが身につきましたか?

山田:まだまだ力をつけている途中ではありますが、論理的思考力とアウトプット力は日々鍛えられていると思います。お客様とミーティングをする際には、お客様の営業組織の状態や課題を構造的に把握し、新たな改善施策を迅速に提案していく必要があります。また、CSはお客様の課題を解決するため事業開発やプロダクト企画、エンジニア等社内の様々な部署に協力を仰ぐことも多い職種です。社内外との交渉を進める中で、論理的思考力や質の良いアウトプットを行う力が養われていると感じます。

3.お客様に本質的な価値を提供するために走り続ける

ーーどんなCSをめざしていますか?

山田:「山田さんの提案力がすごいからサービスを使い続けたい」と言ってもらえるような存在になりたいです。もちろんお客様は、弊社のサービスに期待してご契約くださっていますが、ジーニーが提供する価値はサービスそのものだけでなく、活用方法の提案やコンサルティングも含まれていると考えています。そこで、サービスそのものの価値に加えて、僕自身という「人」に期待や価値を感じていただけるような人材になりたいと思っています。また今後はリーダーとして、組織作りや体制作りにも携わっていきたいです。私たちはまだ若いチームです。小さな疑問や不具合に対しても、まだまだ個人のマンパワー任せで、ナレッジ共有や生産性の改善点もたくさんあります。今後は、お客様自身の力で問題を解決できるコンテンツを充実させることで、お客様のより本質的な課題解決にCSがしっかり時間を割いてコミットできる組織体制を作っていきたいです。

小宮:お客様と自社を結ぶ窓口としてお客様の声を社内に反映させ続けられる存在になりたいです。そのためには山田君が話していた通り、論理的思考力や伝える力、高いコンサルティング力を身に着けて、お客様により良い情報や価値を提供できるようにしていきたいです。そのためにも営業部や事業開発部など部署間の連携強化の仕組みを、お客様の声を一番近い立場で聞いている私たちCS部が主導となって進めていきたいと考えています。

ーー最後に、このブログを読んでいる方にメッセージをお願いいたします!

小宮:CSは初期導入時のコンサルティングやアップセル等の提案からメルマガ等のコンテンツ作成まで様々な業務があります。目の前の業務に真摯に取り組みながら興味のあることに挑戦できる環境がありますので、いろいろなことに取り組みたい好奇心旺盛な方は楽しんで働ける環境です。この記事を読んで、CSの働き方に興味を持っていただけたら嬉しいです!

山田:ジーニーは良い意味で目標達成に貪欲で、そこに向かって全部署が一丸となって取り組んでいる会社です。特にCS部があるマーケティング事業本部は若い事業でもあるので、社内の組織や体制作りに若手が裁量を持って携われることも大きなやりがいです。お客様と近い位置での価値貢献に興味がある方はもちろん、新しい組織作りに興味がある人がいましたら、ぜひ一緒に働きたいです!

11期上半期、「GENIEE DSP」は機械学習を活用した自動入札機能の正式提供を開始しました。企画から半年、驚異的なスピードでの機能リリースを成功させたエンジニア二人に、開発の裏話とチームでの取り組みを聞きました。

R&D本部 マネージャー代理 内木 正隆
「大規模なデータを使い様々な開発ができそう」と感じたことが、入社の決め手に。
R&D本部 リーダー 遠藤 悠平
「広告事業はデータ分析を実践的にできそうで面白そうだった」という思いでジーニーへ。

チームのミッションを教えてください。

遠藤  担当プロダクトの指標、広告配信の指標であるCVとCPAを最適化することです。

自動入札開発チームは、上半期MVT(Most Valuable Team)を受賞しました。成果について、改めて説明をお願いします。

内木 機械学習の予測を用いて入札の価格づけを自動的に行う「自動入札機能」をジーニーとして初めて開発しました。今まで人手に頼っていた広告運用作業を部分的に自動化することで、工数削減と広告パフォーマンスの改善を実現できました。
遠藤 私達が入社する前から、DSPにこの機能を組み込むことはジーニーにとって悲願でした。しかしお客様にも納得していただけて、かつ運用チームの要望を実現するのは、技術的に難しいものでした。

かなりスピード感のある開発だったそうですが、なぜ短期間で成果を上げることができたのでしょうか。

内木 自動入札機能自体は企画から半年でリリースできたのですが、周辺の開発も含めると丸3年かかってようやくできたものなんです。第一弾としてCTR(クリック率)予測機能を開発し、その後プロトタイプであるCVR(コンバージョン率)予測機能をリリースしました。
遠藤 リリース後、もっとこういう機能があったらいいのではと二人で話し合い、他機能をいくつか追加した「自動入札」の企画を私が上げたのが4月です。
内木 PMとCTOが開発の大枠の方向性を決め、主に遠藤さんがアイディアの取りまとめや要件定義、スケジュール設定を行っています。
遠藤 チームは各々が専門的な知識を持っているので、企画についてミーティングやテキストで議論し、プロジェクトに関わるチームみんなで形を作っています。配信チームのメンバーには、非常に技術的に難しいところを実現してもらいました。私たちの作ったモデルが実際に機能するかどうかは配信にかかっています。1億、10億といったリクエストを捌けるような配信構成を取り、実装できたのは配信チームのおかげです。

プロジェクトが計画通り進まない時、どのようにして課題を解決し、進めていますか。

内木 プロダクト開発は積み重ねです。使えるものが一度でできることは滅多にありません。予測の精度は赤字に直結します。予測する範囲等のチューニングを繰り返し、チームを跨いだ話し合いと改善を何度も重ねました。計画通り進まないことの方がむしろ多いです。今回企画から半年、初回リリースでパフォーマンスを出せたことの方が驚きです。

数年来開発を積み重ね、一つひとつ技術を積み重ね、メンバーの皆さんが一体となって進めてきたことが、結実したのですね。

遠藤 そうですね。自チームだけでは解決しない課題も多いですし、他チームとのコミュニケーションがずれていてうまくいかない時もあります。実装に至るまでは多くの過程を経るので、周辺の知識や解決策を多く知り、積み上げていくことが成功につながると思います。それを乗り越えてうまくいった時は、やはり嬉しいですね。この時のためにやっていると言っても過言ではないです。

※役職・職務は取材時のものです

大学生活につまずいていた2年生の3月、1本の広告に出会ったことで、道は拓かれました。
文系学部出身の僕が、アドテク企業のジーニーでエンジニアになった今、同じように悩む後輩たちに伝えたいこと。
(R&D本部 東哲志 2020年新卒でジーニーに入社。東京大学経済学部出身)

Contents

・なぜエンジニアになろうと思ったか
・3ヶ月でアプリをリリース
・経済学部での経験もエンジニアの仕事に生きる
・GENIEEでの仕事

なぜエンジニアになろうと思ったか

きっかけはFacebookの広告。「4時間でマリオ風ゲームを作ってみよう」というプログラミング無料体験会の宣伝でした。経済学部に進学が決まり、専門科目の基礎を一通りやったところで、自分にはこの学部は向いていないなと思っていた時で、何かやってみたいと思っていたところだったので、秒で飛びつき、気付いたら申し込み完了していました。大学2年の3月これがエンジニアライフの始まりです!
実際の体験会ではUnityを用いて避けゲー(オブジェクトを左右に移動させて障害物を避けながらゴールを目指すゲーム)を作りました。

画面上を移動させる主人公や障害物、ゴールなどは、Unity上に予め用意されているオブジェクト(球とか立方体)をドラッグ&ドロップで、Scene上に配置するだけでできてしまいます。なので、実際にプログラミングした内容としては、「主人公が一定のスピードでX座標上を移動する。右左のキーの入力を受けてY座標を移動する」という至ってシンプルな内容です。
プログラミングを初めてつまずく最初の難関は、大量の「気にしてはいけない」コードです。Unityで言えば以下のような初期コードが以下のような物で、初めての人にとっては意味不明な概念が大量に出てきます。

(void?,public,class?,MonoBehaviour?)
しかし、そういった細かいことが気にならないたちで、 Start(){} のなかに書いた内容が再生ボタンを押した際に1度だけ実行され、Update(){} のなかに書いた内容が1秒間に60回[^1]処理されるといった説明を自然と受け入れ、オブジェクトが意図通りに動くのを眺めてめっちゃ楽しい!となったわけです。

[^1]: 1秒間に何回処理されるかは実際には端末に依存するが、そんなことは初心者にとってはどうでもいい。

プログラミングを始めて3ヶ月でゲームアプリをリリース

そんな訳で、体験会後に誘われるままGeekSalonというプログラミングスクールで3ヶ月間のUnityコースに取り組むことになりました。目標はなんとアプリリリース!
作ったのはピンポンダッシュ風のアプリです。連打するタイプのゲームで、ロジック部分は簡単でしたが、ゲーム中に出てくる3Dのオブジェクトやキャラを、MagicaVoxelというアプリを用いて一から作ったり、Admobを使ってアプリ内広告を出したりといった点まで作り込みました。
かなり熱中していて大学の授業中でもずーっと作業を進めていたりしていて、メンターの方に色々と手伝ってもらいつつ無事AppleStoreとGooglePlayにリリースすることができました![^2] [^3]
スクールを卒業した後はエンジニアインターンに誘われ、長期インターン[^4]を始めました。3ヶ月間のプログラミング漬け生活は本当に楽しくて、エンジニアは天職だと確信していたので迷いはなく、そのまま大学3年の後期の休学を決めるまで時間はかかりませんでした。

[^2]: アプリ名を「ピンポンダッシュ」で出そうとして、Appleに「反社会的な行為を助長するアプリは受け入れられない」とRejectを食らってしまい、名前とキャラだけ変えてゴーストダッシュという謎のアプリを生み出してしまった。
[^3]: 広告収入より、AppleDeveloppersへの登録料(年間¥12,000)の方が高くついてしまうので、現在はAppStoreには公開されていない。
[^4]: 大学3年の夏からGeekSalonを運営していた株式会社Scovilleという会社で長期インターンをさせてもらっていた。

経済学部の経験もエンジニアの仕事に生きる

元々、経済学部が自分には向いていないと感じていた部分もあり、インターンにのめり込んでるうちにだんだんと大学の方が辛くなってしまっていました。半年単位で休学・復学・休学を繰り返し、辛くて本気で退学も視野に入れていのですが、このまま逃げるように辞めてしまうのもちょっと嫌だなと思うところがあったので、最終的に腹を括って、インターンは継続しつつ復学もしました。[^5]
ただ、卒業を目指すからにはきちんとということで、
・授業はきちんと出席、課題はきちっと提出
・試験勉強もちゃんとして余裕を持って単位をとる
といった基本的なことを目標に、経済学部での勉強をやり切りました。また幸いにして、他学部での講義も単位取得が可能であったため、コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステム、ネットワーク基礎などの理・工学部の単位も修了しました。大学の最後の一年間は、エンジニアとして文系未経験の弱点をそのままにせず、経済の勉強も思いっきりできたのが良かったです。
文系未経験からエンジニアになれたとしてもその後が大変なイメージがあるかも知れません。実際の情報系出身の人に比べたらコンピュータ系の基礎理解はやっぱり弱くて、そういう点では苦労することがあります。
しかし、仕事をする上ではいろいろな分野のことを知っていることは間違いなく強みになります。実際、エンジニアの仕事はプログラムを書くばかりではなく、事業の方針を見て何を作るかを考えたり、エンジニアの人的リソースの分配などの戦略の部分を決めたりと、ビジネス側と協力する部分も非常に重要です。そういった話し合いや決定の背景を理解するのに、経済学部で学んだ土台がとても生きていると感じます。

[^5]: 親に大学だけは絶対出たほうが良いと言われたのもある。

GENIEEでの仕事

R&D本部 アドプラットフォーム開発部 DOOHグループのフロントチームに所属しています。DOOHというのはDigital Out of Homeの略で、屋外のデジタル広告を指しています。
[YUNIKA VISION (新宿)]

主な業務内容は、このようなサイネージへ広告を配信するためのプラットフォーム開発です。、フロントエンドの開発ではTypeScript+React+Next.jsと、流行りの技術スタックを使っており、どれも初めて触る技術だったのですが、最近ではだいぶ慣れてスムーズに開発を進められるようになってきました。また、チームに囚われず、いろんな技術に挑戦できる環境で、時にはフロントだけでなくバックエンドAPIの開発、配信やレポートのバッチ、インフラ設定なども担当しています。

現在の目標はフロントチームのリーダーになることです。チームでの開発を通してシステム全体の構成や、仕様はだいぶ把握できてきたので、今度はフロントエンドの技術をさらに極めて、技術的にもリードできる頼れるエンジニアになりたいと思います!

一緒に働く仲間募集中!
【ジーニーのリクルートサイトはこちら】
https://geniee.co.jp/recruit/

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エンジニアの視点から、様々な技術、サービス開発秘話、イベントをご紹介していきます。 ジーニーエンジニアチーム
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2020年の大ヒットドラマ「半沢直樹」。
ジーニーは、シリーズの幕開けとなる「ロスジェネの逆襲」編の主要な舞台として撮影協力しました。現場の様子や撮影風景をご紹介します。

画像1 こちらは普段のGENIEEラウンジ正面の様子です。

画像2 Spiral社長室設営中…美術さんが魔法をかけている最中です。

画像3 IT企業「東京スパイラル」瀬名洋介社長のデスク。このコートハンガー、実はジーニー代表の工藤が普段ジャケットをかけているものなんです。

画像4 Spiral共同経営者2人のデスク。ジーニーラウンジのインテリアと美術さん持ち込みのインテリアが、全く違和感なく調和しています。

画像5 ストーリーの中で重要な役割を果たす時計とホワイトボード。

画像6 Spiralのポスターは全部で3種類。もちろんオリジナルです。

画像7 大きいモニターに映っているのはオリジナルアニメーションです。モニターの電源はオフ。画面にはそれらしい「紙」が貼ってありました。遠目にはわかりませんね。

#画像8 ちょっとニヒルな笑いが印象的な青いウサギ、その名も「スパイラビット」。公式グッズもTBSショップに売っています。(買いました)

今期、本格始動した「ブランドマネジメント事業」はジーニーの社会的な認知を高めるために始まりました。
今回ご紹介した「半沢直樹」のほか、今年は日本テレビ「35歳の少女」、テレビ朝日「相棒19」、また多数のテレビ等CMにも撮影協力させていただいています。来年もどうぞご注目ください。

こんにちは。広報の飯田です。

最近は駅前の大型ビジョンだけでなく、タクシー車内や書店、スーパーの食品売り場など、様々な場所でデジタルサイネージ広告を見かけるようになりました。

ジーニーではこういったデジタルサイネージの広告配信に携わる「DOOH※1事業」を展開しています。
※1:DOOH:Digital Out of Homeの略。街中の大型ビジョンや駅に設置されたデジタルスクリーン等、自宅以外の場所、屋外で接するデジタルな広告のこと。

このたびジーニーのDOOH事業実績を評価いただき、デジタルサイネージ業界団体「デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)」の定例会に登壇してまいりましたので、その様子をご報告いたします!

 

目次

・デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)とは
・定例会の様子
・ジーニー登壇パート
・まとめ、今後について

 

【デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)とは】

デジタルサイネージ産業が直面する課題の解決と新市場の創出、生活シーンにおけるサイネージ体験価値の向上をミッションとして活動している業界団体です。広告事業者以外にサイネージメーカーやコンテンツ企業、通信企業、システム開発企業等、107社※2が加盟しています。
公式サイト:https://digital-signage.jp/
※2:107社:2019年10月8日時点

【定例会の様子】

当日はDSCに加盟している企業の担当者60~70名が参加し、会場は満席。
プログラムは、冒頭にDSCの活動報告や業界の最新ニュースについて情報共有が行われ、その後会員プレゼン(ジーニー登壇パート)、ゲストプレゼン、の構成となっています。

▲満席の会場

【ジーニー登壇パート】

ジーニーの登壇は、取締役の廣瀬とR&D本部部長の月澤が務めました。

ジーニーはアドテクノロジー事業で創業し、現在の規模まで成長を遂げてまいりました。このアドテクノロジーの領域は10年以上の歴史の中に多数の事例があり、それらを経て市場が形成、最適化されてきた背景があります。

▲ジーニー取締役 廣瀬

「ジーニーがアドテクノロジー領域で培ってきた、
広告プラットフォーム構築やビジネス開発をDOOH領域でも再展開することで、
広告主や広告代理店、メディアやロケーションオーナーがよりビジネス拡大・加速できるようにスキームを整え、
日本のDOOH市場の発展に貢献していきたいと考えております。」

アドテクノロジー領域からDOOH領域へ応用できる具体的な事例としては、既にリリース済みの協業事例(https://geniee.co.jp/news/20190607/182)や
OEM提供事例(https://geniee.co.jp/news/20190809/192)を中心に、
ビジネスや技術開発でのトピックをご紹介させていただきました。

 

▲ジーニーR&D本部部長 月澤

 

【まとめ、今後について】

デジタルサイネージ業界はまだまだオフライン固有の非効率さがあり、
ジーニーのアドテクノロジーが入ることで、オンライン化し効率化されるところが多くあります。
私たちが既にアドテクノロジーで培った技術によって、
メディアオーナーの方々は楽に現状のマネタイズを強化し、
買い手側の方々もより効率的にDOOHメディアを売買できるようになります。

今年の2月から、ジーニーでは本格的にDOOH領域での広告配信プラットフォームを通じたエコシステムの構築に挑戦してまいりました。
既に複数の広告主や広告代理店、DOOHメディアと連携しており、その対象は毎月拡大していることから、実際に市場の成長性を感じております。

ジーニーはこれからも、日本のDOOH市場の発展に貢献するサービスを提供してまいります。

▲DOOH市場の活性化に貢献していきたい

講演内容の詳細にご興味のある方、事業についてご相談のある方は、お気軽にお問い合わせください!
ご一緒にDOOH領域を更に活性化させるお取り組みができれば幸いです。

お問い合わせ:
株式会社ジーニー DOOH事業担当
TEL : 03-5909-8174  Email : DOOH@geniee.co.jp

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ジーニー広報

こんにちは。広報の飯田です。

先日8/29に、ジーニーオフィスにてワウテック株式会社さんと共同セミナーを開催しました!

今回のテーマは
最強の営業組織をつくる!生産性を最大化する営業マネージメントセミナー

リピート率99%、5,000社以上の企業様にビジネスチャットを提供する「ワウテック」さんと、
600社以上の企業様に営業支援ツール(SFA)を提供してきた「ジーニー」、
さまざまな企業の営業組織を改善・強化してきた2社による、実践的なノウハウをお伝えする共催セミナーです!
セミナー詳細ページ

▲会場はおなじみジーニーのラウンジ

 

第一部はワウテックのビジネス戦略部 部長 壁本氏の登壇。

自社の事例をもとに、営業組織の課題を解決するコミュニケーション方法や、
顧客とのコミュニケーションコスト削減方法についてお話いただきました。

▲ワウテック 壁本氏

▲『教えます!ビジネスチャットの活用による最強の営業組織の作り方!』

▲コミュニケーションツールの特徴とその活用方法はわたしも勉強になりました

 

第二部はジーニーのマーケティングテクノロジー営業部 部長 石井の登壇。

ロジック営業で誰でも売れる営業パーソンになれる方法や、
生産性をあげる組織や仕組み作りについて語りました。

▲ジーニー 石井

▲『業績をあげる営業組織づくりのポイントと 営業支援ツール「ちきゅう」を活用した営業管理についてのご紹介』

▲売上の方程式、知っていてもきちんと数字を管理できていますか?

 

ユーザーのインターネット上での行動を可視化して定量的に把握していますか?
営業活動、顧客ステータスの異常値を定量的に把握していますか?

意外な問いも多かったようで、皆さんからは驚きや納得の表情が伺えました。

▲メモが数ページにおよぶ方も

 

ジーニーではクライアント企業様だけでなく、
どなたでもご参加いただけるセミナーを定期的に開催しています。

セミナー情報が欲しい方は、
こちら「mkt@geniee.co.jp」までご連絡いただければセミナー予定をメールにてお知らせいたします。

ジーニーのSNSでもセミナー情報を発信しているので、是非フォローしてみてください。
Twitter:@Geniee_inc
Facebook:株式会社ジーニー

今回都合がつかずご参加出来なかった方には、個別でのご相談も応じますのでお気軽にお問い合わせください!

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ジーニー広報

こんにちは。ジーニー広報の飯田です。
皆さんは最近話題の「DOOH」という用語をご存知でしょうか!

読み方は「ディーオーオーエイチ」。
Digital Out of Homeの略で、自宅以外の場所、屋外で接するデジタルな広告のことです。
街中で見かける大型ビジョンや、駅に設置されたデジタルスクリーン等が、思い浮かべやすいかもしれません。

ジーニーでも市場ニーズが高まるこのDOOH事業に力を入れており、先日、展示会にてセミナー登壇の機会をいただきました!
今回はその様子をご紹介します。

目次

・『デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2019』について
・会場の様子
・登壇者のご紹介
・セミナーの様子(トーク内容公開!)
・まとめ

『デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2019』について

今回登壇させていただいた展示会は『デジタルサイネージ ジャパン(DSJ)2019』。6/12(水)~14(金)幕張メッセにて行われました。
来場者数は同時開催のイベントも併せて、なんと14万人だそう!!

▲入口からわくわく

・会場の様子

ゲートをくぐると会場はサイネージだらけ!
大画面、3D、球体など様々な種類が並び、歩いているだけでも楽しいです。

▲未来空間のような雰囲気の会場

・登壇者のご紹介

さて、いよいよジーニーの登壇セミナーが始まります!

▲会場はお陰様で満員御礼

セミナーはトークディスカッション形式。
モデレーターとして、ジーニーの取締役を務める廣瀬。スピーカーにはR&D本部(いわゆる開発部)部長の月澤と、協業先である株式会社ディー・エヌ・エーオートモーティブ事業本部スマートタクシーシステム開発部デバイスグループマネージャーの米山氏が登壇しました。

▲<モデレーター>ジーニー 廣瀬

▲<スピーカー>ジーニー 月澤、DeNA 米山氏

・セミナーの様子(トーク内容公開!)

今回のセミナータイトルは「【DeNA×GENIEE】DOOH広告配信システムの最適解」。
ジーニーとDeNAのDOOH協業事例を参考に、直近で市場ニーズが高まるDOOH広告の事業開発や技術開発について、双方の担当者が登壇してディスカッションを行いました。

以下、当日のトーク内容を一部公開しちゃいます!

(廣瀬)
DeNAが提供する次世代タクシー配車サービス「MOV(モブ)」の車内タブレット端末に配信される広告のプラットフォーム協業先を選定するにあたり、
大事にしていた事やなぜジーニーを選んでくれたのかを教えていただけますか?

(米山氏)
何社かの候補の中からコンペで選ばせていただきました。
ジーニーさんを選んだのは、DeNAが一番やりたいことを理解していただけて、両社で一緒に商品設計やシステム設計を考えていただいたり、臨機応変な対応をしてくれたからです。

(廣瀬)
ジーニー側では、DeNAさんとの開発にあたり、どんなことを考慮しましたか?

(月澤)
開発としては、DeNAさんの要望や今後未来のことを考えて、柔軟に対応できるような汎用的なシステム設計にすることを心がけました。

その他にも、関係者それぞれにとってよいサービスになるよう考えられています。

例えば、
事業者側にとっては、いかに通信費を抑えて配信できるようにするか。
動画のダウンロードや広告情報の取得など、通信はたくさん発生するが、タクシーという移動型のサイネージである以上、オフラインでも安定して広告が流せるように、また通信費を抑えて大容量の動画を配信できるように、非同期な通信にして対応しました。

広告主にとっては、各社のインプレッション機会の標準化が課題にありました。
ジーニーのシステムは各動画広告が同等のインプレッションを確保できるように随時配信確率の調整を行い、一方の広告だけが出過ぎるといったことがないようにしています。

ユーザーにとっては、いかにその人に価値ある情報を配信するか。
より興味を持ってもらえるように、各種ターゲティングメニューの開発を行いました。

~~~

(廣瀬)
市場ニーズが高まるDOOH事業において、技術観点で大事なことはありますか?

(月澤)
ユーザーのプライバシーを侵害しない形でより効果的な広告を選択できる仕組みは必要ですね。
また、現在多くが純広告で成り立っているサイネージ広告は、空き枠をどう埋めていくかといった仕組みが必要です。
後者に関しては、ジーニーは大手代理店と接続し、空き枠が出た時に他のプラットフォームから買い付けができるような仕組みを開発することによってそこを担保します。

~~~

(廣瀬)
今後のDOOH業界の展望や、ユーザーへの価値の返し方についてはどうでしょう?

(米山氏)
今後はサイネージ広告もプラットフォーム化が進み、よりリアルタイムに入札したりいろんな面を適切な価格で買いたいといったニーズが伸びる可能性があります。このあたりはジーニーさん含めてご相談しながら取り組んでいければと思っています。

(月澤)
これからは広告もただ見るだけではなくユーザーとのインタラクティブなやりとりができたり、出せるサイネージの幅が広がっていくと思われます。そういった最新の動向を取り入れ、今後さらにユーザーや広告主に価値を返せるプラットフォームを作っていきたいですね。

~~~

セミナーにご出席された皆さまは、写真を撮ったりメモをしたりと真剣に聞いてくださいました。セミナー終了後も直接ご相談に来てくださる方の行列が出来て、DOOH事業への関心度の高さが伺えました!

▲皆さんスマホの写真やメモ取りに真剣

・まとめ

今後更なる発展が期待されるDOOH。
「DSJ 2019」会場と同じようなサイネージが街中で見られるようになるのは、そう遠くない未来なのではないでしょうか!

ジーニーはこれからも「テクノロジーで新しい価値を創造し クライアントの成功を共に創る」というミッションのもと、
協業先であるDeNA社との連携を強化するとともに、
ユーザーの皆さまにとってより良い情報に触れられるサービスを提供できるよう、
日本のDOOH広告の活性化に貢献してまいります。

DOOH事業にご興味のある企業様からのお問い合わせもどしどしお待ちしております!
↓「その他のお問い合わせ」よりご連絡ください。
ジーニーお問い合わせフォーム

▲頼もしい登壇者3名 「お気軽にご相談ください!」

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ジーニー広報

こんにちは。事業開発本部Quality Assuranceチームです。

以前GENIEEエンジニアブログで「アドフラウドに対する技術的な取り組み」というタイトルでアドフラウドに対するGENIEEのシステム的な取り組みをご紹介させていただきました。
昨今様々なメディアやテレビなどで取り上げられているように、アドフラウド(不正広告)によるインターネット広告の不透明性が問題となっております。
以前はシステム的な取り組みのご紹介がメインとなりましたが、今回は主にサプライサイドの総合的な対策を中心にご紹介させていただきます。

GENIEEでは現在アドフラウドに対する取り組みを大きく3つの軸に分けて行っております。
・ブランドセーフティの確保(メディアの品質)
・不正実装対策(広告枠の品質)
・Traffic Qualityの担保(トラフィックの品質)

それぞれの品質を担保するための対策についてご紹介してまいります。

 

1.ブランドセーフティの確保

アドフラウド対策の1つ目の軸は「ブランドセーフティの確保」です。
GENIEEでは従来、新規媒体社の登録時の法務による審査や成人コンテンツや報酬付与型のメディアに対する広告案件及び広告事業者の配信の制限、JIAAより共有いただくNGメディアリストへの配信制限等を行っておりました。
しかし、ブランド価値を重視する広告主の意向により沿った広告配信を実現するため、媒体審査基準のさらなる精緻化を行い、審査フローを再整備いたしました。
新規登録されるウェブサイトに関して、不正実装と同様に第三者機関に委託して目視チェックを行っております。
また、すでに広告配信している既存のウェブサイトにつきましても、定期的に抽出し目視チェックを行うことで再審査するフローを実行しております。

 

2.不正実装対策への取り組み

アドフラウド対策の2つ目の軸は「不正実装の取り締まり強化」です。
GENIEEでは「広告実装ガイドライン」を施行することで不正実装の基準を具体的に明確化しております。
それに基づき、ガイドライン違反となる実装を自社開発の独自ツールで検出し、さらに第三者機関に委託して目視チェックを実施しております。媒体社側に是正勧告をしても是正されない場合には配信停止措置も行っております。
今後はツールにおける不正判定精度を上げていくとともに、検知頻度を増やしていき対策強化を計ってまいります。

 

3.Traffic Qualityの担保

3つ目の軸は「Traffic Qualityの担保」です。Traffic Qualityとは簡単に言えばそのメディアに対するアクセスの品質です。低下させる要素としてはボット等の不正なアクセス、なりすましといったものが挙げられます。
GENIEEでは以前からAds.txtの設置率のモニタリングや異常なCTRが見られた枠の目視確認等の対策を行ってまいりましたが、アドフラウド対策の文脈でよく語られるような以下の課題にGENIEEも突き当たりました。

■主な課題点
・ エンジニアの稼働が調査に大きく必要となる
・多様化したデータパターンを把握しきれない
・データ分析者の先入観による取りこぼしの懸念
・膨大なトラフィック量に対して分析が追い付かない

上記を解消するため、GENIEEでは従来の対応に加えて「Forensiq(公式サイト)」というアドベリフィケーションツールを併用し、Traffic Qualityの品質を計測及び改善対策を行っております。
「Forensiq」はMedia Rating Council※1やTrustworthy Accountability Group※2といったアドフラウド対策団体に認定されたアドベリフィケーションツールです。対応スピードの向上やさらなる透明化を目指すために第三者の視点のアドベリフィケーションツールを導入しています。

Forensiqには複数のデータポイント(分析軸のようなもの)があり、それぞれに対し必要な対策を弊社で判断し実施しております。実態の目視確認、ブラック・ホワイトドメイン配信機能や配信可能事業者の制限、各メディアに是正勧告など対策は多岐にわたりますが、検知、対処方法について不足があれば、エンジニアの協力を得ながら計測用の独自ツールを開発し、対策用の新しい機能を開発しながら進めています。

※1 アメリカのメディア調査会社の監査や認定審査を行う業界団体
※2 アドフラウド対策、ブランドセーフティ領域で世界最高水準の認定団体

 

終わりに

今回は現状GENIEEが行っている取り組みの一部をご紹介させていただきました。
しかしこれらが完璧な対策だとは考えておりません。アドフラウド対策は一度作って完成するものではなく、継続的な分析と改善を行い続けることでより強化していくべきだと考えております。
GENIEEでは日々新しい技術や機能が開発されています。今後新たな広告技術が開発されていけば、それらをターゲットにした新たな不正技術もまた生まれうることでしょう。
広告主にとってもメディアにとっても、より透明性の高いアドプラットフォームであるために、これからもQuality Assuranceチームはアドフラウドと闘い続けてまいります。

以上、アドフラウド対策の概要でございました。
ご覧くださりありがとうございました。

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ジーニー広報

人事藤本です

学生の皆さん、3月に入り就職活動が解禁になりましたね!
今は様々な企業の説明会にエントリーをしている所ではないでしょうか。


ジーニーも2019年度の新卒採用活動を積極的に行っており、
3月は東京本社での説明会以外でも関西と九州に遠征に行きます。
今年は上場後、初の会社説明になります。
ジーニーのこれまでの軌跡、そしてこれからの成長戦略と、
色々な事をお話しさせて頂ければと思います!

今年も40名弱の新卒を採用予定なので、沢山の学生に会いに行きます!
どうしても都合が合わない場合はSkypeでもお話しさせて頂きます!
興味があったら是非エントリー下さい。
お待ちしております!

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社風やジーニーでの働き方などをご紹介していきます。 ジーニー人事チーム

こんにちは、人事の高橋です。

弊社は昨年12月に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。
日頃のご愛顧を込めて上場記念謝恩会を開催させていただきました際の様子をご紹介いたします。

オープニングでは、共にジーニーの歴史を作り歩んでくださった皆様と一緒にこれまでの道のりを振り返るとともに、あらためて代表取締役の工藤から感謝の言葉、ジーニーにとって上場はスタート時点であり、これからも積極的に事業拡大し、企業価値を向上させていく方針を述べさせて頂きました。
その後のフリータイムはお取引先のお客様へ個別にご挨拶へ伺わせていただきました。ささやかながらジーニー社員一同精一杯おもてなしさせて頂きました。
みなさま、いつもありがとうございます。

また、懇親会ではこれまでご支援いただいた企業様に、あらためて感謝の気持ちをお伝えするとともに、当時のエピソード、また今後の期待のお言葉等をいただきました。
今までの皆様からの感謝を胸に、ジーニーは今後も圧倒的な成長を目指します。
引き続きご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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社風やジーニーでの働き方などをご紹介していきます。 ジーニー人事チーム

こんにちは、メディア部の水野です。

ジーニーに入社して6年経ち、当時24歳のぺーぺーでしたが、気づいたら社内でも古株のベテランになりました。
僕がジーニーに入ってからと思ったところをライトに書きたいと思います。

元々僕がジーニーにまず興味を持ったのは、面接で廣瀬取締役が「2年で上場する」といったから。

僕は株が好きで18歳の時からトレードをして色々な会社を市場の中で見てきました。今でこそGoogleやAppleのストア系のゲーム事業社が3-4年で上場するケースはたまに見かけるようになりましたが、その時のジーニーは設立1年半、まだ10名規模程度の会社でした。
こんなに早期から本気で上場を考えて信じているところを見て、このマンションの一室のようなところでどういう人たちがどんなビジネスをしているんだろう、と非常に興味が湧きました。

次に工藤社長の面接だったのですが、その時出されたのがグローバルのアドテクのカオスマップ。

「ジーニーは1-2年以内に海外に展開を進め、いくつかこのグローバルのカオスマップの中でもトッププレイヤーである海外の大手企業と肩を並べるような会社になる」と本気で語っていました。
正直当時は全くイメージがつかなかったですが、実際1年して海外拠点を出し、5年は経ちましたが上場をし、大きな夢を描いたものを一つずつ実現しているなぁ、としみじみ思います。


気付いたら全社で250名というところまで来ました。
入社したときには全くイメージが沸かなかったようなたくさんの仲間と素晴らしいオフィスに囲まれていています。
(たくさんお花も頂きました、ありがとうございます!)

ただ、ジーニーとしてはまだまだ志半ばです。
会社が大きくなるたびに色々なことが起こっていろんな人が入ってきて、年を重ねるたびにどんどん濃厚になっていくジーニーに、大きな感謝と期待を込めて、、、2018年はどんな1年にできるのか、今から楽しみです!

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社風やジーニーでの働き方などをご紹介していきます。 ジーニー人事チーム

こんにちは。広報の真鍋です。
突然ですが、皆さんは、コンテンツマーケティングの起源をご存じですか?
遡ること紀元前4200年頃、「槍で熊から身を守る6つの方法」と題された壁画が始まりと言われているそうです。

The History of Content Marketing

現在のように、マーケティングコミュニケーションの手法として使われるようになったのは、2000年代から。2004年に米国マイクロソフト社が世界初の企業ブログを開設したのを皮切りに、SNSが次々と登場・利用拡大していくにつれ、当たり前のように活用されるようになりました。日本では、2014年頃から本格的に活用されるようになってきています。

しかし、コンテンツづくりや活用。
結構大変なんです!
このコーポレートブログもそうですが、企画から制作、発信方法まで、各々の過程で悩みますし、継続していくのも至難の業。広報担当の私でもそうなので、きっと多くの企業のマーケティング担当の皆さんも悩まれていることとお察しします。

実は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの活用という観点で、成果が上がるかどうかも、このコンテンツ戦略にかかっているんです。

セミナー当日の様子。満員御礼!

マーケティングオートメーション「MAJIN」では、こうしたお悩みを解消すべく、企業のマーケティングご担当者様向けに、昨日「MA×コンテンツマーケティングという惹きこみ“力”」と題したセミナーを開催しました。

今回は、設立以来50年間、日本を代表する大手電機メーカーや化学メーカー等をサポートしてきたコンテンツマーケティングの老舗、日本SPセンター社から講師をお招きし、2部構成で行いました。

第1部では、日本SPセンター情報戦略室長の田所氏より、「コンテンツマーケティング的に「使える」MAのシナリオをつくる方法」についてお話いただきました。

日本SPセンター・田所氏

コンテンツマーケティングとコンテンツSEO(Search Engine Optimization)の違いや、4つの型、実践方法、MAのシナリオとストーリーなど、コンテンツマーケティングの基本からMA上でどう活用できるかまで、わかりやすく説明していただきました。

MAJINのようなMAツールが器であるのに対して、コンテンツマーケティングは器の中に入る中身です。
MAツールを導入しても、なかなか成果に繋がらない1つの要因として、見込み客のステージに応じた適切なコンテンツを適切な順番で届けられていないことがあるそうです。
田所氏によると、ペルソナやカスタマージャーニーマップ等が記載された統合マップの他に、ペルソナごとのCTA(Call To Action/行動喚起)マップが必要とのことでした。

MA事業本部・細山

続いて、第2部では、弊社MA事業本部の細山より、「事例公開/どんなシナリオにどのコンテンツ」というタイトルで、第1部を受けた、より具体的なお話をMAJINの導入事例とあわせてご説明させていただきました。

細山によると、MAJINについてご説明させていただいた際に企業様から頂戴するご質問が、以前は「どんな機能があるのか?」という内容が多かったのに対し、現在は「コンテンツは?シナリオはどう設計するの?」という内容が増えてきたそうです。

MAJINは現在、幅広い業種や規模の企業様約200社にご導入いただいています。
今回の事例紹介では、その中からBtoCの通販事業者様やハウスメーカー様、BtoBサービス企業様など、様々なケースについてご紹介しました。

また、29日には、ジーニーが独自に開発した2つの新技術を搭載し、MAJINを大幅リニューアルしました。(詳しくはこちら)
そのうち1つの技術が、1つの画面でシナリオ作成から運用まで全てのタスク(キャンペーン)を簡単に操作・データ活用できる「シナリオキャンバス」です。


今回のリニューアルについては、日経デジタルマーケティングITmediaマーケティングなど、様々なマスメディアでも紹介されました。

MAJINでは、引き続き、企業のマーケティング担当者様が抱える課題に合わせて、解決に役立つ新たな機能の開発提供を図るとともに、積極的にセミナーを開催していく予定です。

 

★ジーニーでは、企業が抱えるマーケティング課題を一緒に解決していく仲間を募集しています。一緒に、新しい技術開発やサービスづくりに取り組んでいきませんか?
興味のある方は、こちら!

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<最後にちょっと宣伝です!>

◆ 今後のセミナー開催予定
・テーマ「MA×コンテンツSEO」
日程:10月12日(木)
場所:弊社セミナールーム(予定)
共催先:株式会社PLAN-B
・テーマ「MA×インサイドセールス」
日程:10月26日(木)
場所:弊社セミナールーム(予定)
共催先:株式会社エムエム総研
ご興味のある方は、是非ご参加ください。詳しくはこちら

◆ 日本SPセンター様よりお知らせ
「コンテンツマーケティングラボ」
コンテンツマーケティングに関する詳しい情報がご覧になれます。
ワークショップ情報
カスタマージャーニーマップを作成するワークショップ情報がご覧になれます。

※出典:ContentMarketingInstitute The History of Content Marketing [Infographic]

こんにちは。広報の真鍋です。
ジーニーが独自開発したマーケティングオートメーションツール「MAJIN」では、定期的に企業のマーケティングご担当者様をお招きしたセミナーを開催しています。
今回は、7月27日に株式会社フリーセル様と共同で開催したセミナー『マーケティングオートメーション(MA)×動画というマーケティング“力”』についてご紹介します。

暑い中、セミナー会場は満員御礼!

ここ数年、スマートフォン上などで動画広告を目にする機会が増えていると思います。動画広告市場は右肩上がりの成長を続けていて、2020年には2017年の倍の市場規模になると言われています。

そんな注目度の高い動画と、マーケティングオートメーションを組み合わせるとどんなことができるのか、どんな効果が得られるのか。
今回のセミナーでは、フリーセル社のマーケティングエキスパートである河島美津雄氏と、ジーニー・MA事業本部の細山が、具体的な施策事例を含め、講演させていただきました。

株式会社フリーセル マーケティングソリューション本部 マーケティング戦略課 エキスパート 河島美津雄氏

セミナーの第1部『マーケティング戦術としての動画という選択肢』では、フリーセル社河島氏より、動画を活用することでどのようなマーケティング課題が解決されるかが具体例を交えながら解説されたほか、より効果が上がる動画制作の基本や活用メリットについて説明されました。
また、第2部『伝わる“動画”を“MA”で伝えていく方法』では、当社細山よりMA×動画の利用例を挙げながら、動画を使った顧客アプローチ方法などについて解説させていただきました。

MA事業本部 細山紳二

登壇を終えた細山は、
「参加者の皆様のお話を伺って、動画とMAの活用を本格的に考えていらっしゃる企業様が非常に多いということを改めて感じました。セミナー終了後の交流会では、自社のビジネスモデルに置き換えた場合、どのように動画を活用できるのか?といった、より深いご質問をされるご参加者もいて、始まりから終わりまで密度の濃い会でした。」
と話していました。

マーケティングオートメーションツールは、海外製から国内製まで、多機能・高価格なツールから機能を絞った低価格のツールまで、幅広く提供されています。このため、実際に運用に携わる企業のマーケティング担当者様は、自社に合ったツールはどれなのか、どんな機能をどう使えば効果的なのか、迷われることも多いかと思います。

ジーニーの「MAJIN」は、そんな利用者の方々の声を反映し、ちょうど1年前に後発で開発・提供開始されました。「MAJIN」では、今後も利用者の方々からいただく声を参考にしながら、実務担当者の方々に役立つセミナーを開催していく予定です。

 

<最後にちょっと宣伝です!>
次回のセミナーは、株式会社船井総研ITソリューションズとの共催です!
テーマ「MA×インサイドセールス」8/9(水)14時~
ご興味のある方は、是非ご参加ください。詳しくはこちら。

 

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ジーニーでは、マーケティング担当者のお悩みを解決し新たな価値を創造すべく、積極的に機能開発やサービス提供に取り組んでいます。そんなジーニーで一緒に世界を変えていきませんか?興味のある方は、こちら!

 

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