「めんどくさ…」で売上損失に!?


オンラインで気に入った商品を購入しようと手続きを進めると…

名前、住所、電話番号、生年月日の入力。やっと終わった!と思ったら、さらにアンケート。「このサイトを知ったきっかけはなんですか?」どの項目にも当てはまらないし、早く購入させてほしい…

このようにフォームの入力が面倒で離脱してしまう人が、実は平均で約50~80%いると言われています。
フォームの離脱を防げば、売上げの損失を減らせる可能性があります。

今回はユーザーが離脱する主な原因と、その改善ポイントをご紹介します。

離脱あるある

フォームを途中で離脱してしまう原因はさまざまあります。ここでは、よくあるケースを見ていきましょう。

入力項目が多すぎる

前述の通り、フォームを入力し始めた頃は「買う気満々!」でも、あまりに項目が多いと 「めんどくさい…」という気持ちが勝ってしまい、途中でやめてしまうことがあります。
特に、購入や登録に関係のない情報まで求められると、離脱のリスクが高まります。

エラーメッセージがわかりにくい

「入力エラー」とだけ表示されても、何が間違っているのかわかりづらいです。
特に、パスワードの条件が厳しい場合など、具体的な改善策が提示されないと離脱の原因になります。

スマートフォンでの操作性

文字が小さくて見づらかったり、ボタンが押しにくかったりすると、「もういいや」と途中でやめてしまうことも。

セキュリティ面の不安

入力画面のデザインが古かったり、不自然な日本語が使われたりすると「このサイト、大丈夫かな?」と不安に感じて、入力をためらってしまいます。


こんな経験、皆さんも一度はあるのではないでしょうか?
でもこれらの問題は、ちょっとした工夫で改善ができます。

改善ポイント

「フォームを改善したいけれど、何から手をつければいいの?」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか?
まずは、現状を正しく把握することが大切です。どこに問題があるのか分からなければ、適切な対策を講じるのは難しくなります。

そこで、まずは以下のデータを分析し、離脱の原因を明確にしましょう。

  • 全体のフォーム完了率
  • ステップごとの離脱率
  • デバイス別のフォーム完了率


特に「途中で離脱してしまったユーザー」が多い場合、入力項目の多さやエラーメッセージのわかりづらさが影響していると考えられます。
また、スマートフォンの離脱が多い場合は、操作性が良くない可能性があります。

まとめ

あるクリニックの予約フォームでは、これらを分析したところ、スマートフォンユーザーの離脱率が高い事がわかり、入力欄などフォームのデザインをスマートフォン向けに最適化したところ、予約完了率が数10%アップした事例もあります。

このように、離脱率を計測し、「どの項目で離脱が発生しているのか?」を明確にすることで、適切な改善策を打つことができるようになります。

具体的にどのような改善策があるか、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

成果に繋がる!フォーム改善の考え方とTips

GENIEE CX NAV1 編集部

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