マーケター初心者が覚えておきたいこと

マーケティング部に配属されたけど、どのような業務があるかよく理解できずにいるマーケター初心者の方は多いと思います。実際には、分析やブログの執筆、セミナーの企画や広告のプランニングなどさまざまあり、やることは多岐にわたります。

これらの業務は、ただやっているだけではなく、目標達成のために実施しており、例えば「売上げ」や「CV数(顧客獲得数)」などを指標においている場合が多いです。

自社で設定した目標に対して、どのような施策を実施するかを検討するときに、知っておくべきことが「顧客の購買行動」です。

顧客がどのようなステップで購買へ至るのか、全体像を把握することで、ステップごとの施策が見えてきます。

今回は、「顧客の購買行動」に関わるキーワードを5つご紹介するので、マーケター初心者は是非覚えておいてください。

その1:リード

企業が提供している商品やサービスをまだ購入していない、見込み顧客のことを「リード」といいます。

リードは大きく3つのフェーズに分けられます。

①リードジェネレーション

  • 自社の商品やサービスを購入していただけそうな顧客を集客するマーケティング活動のこと

②リードナーチャリング

  • まだ商品やサービスを購入していない顧客に魅力や使用イメージを持ってもらい、購入意欲を引き上げるマーケティング活動のこと

③リードクオリフィケーション

  • リードナーチャリングで育てた見込み顧客の中から、より購入確度が高いリードを選別すること

その2:ハウスリスト

マーケティング活動や営業リードナーチャリングで育てた見込み顧客の中から、より購入確度が高いリードを選別すること活動により集めた、自社で保有する顧客の情報を「ハウスリスト」といいます。

ハウスリストは、一般的に以下のような情報のことを指します。

  • 基本情報(名前やメールアドレスなど)
  • 行動データ(購入履歴やウェブサイトやアプリの利用履歴など)
  • 属性情報(年齢や職業など)
  • メルマガ登録の有無

これらの顧客情報をもとに様々な分析をしてリードを獲得したり、施策を検討することができるようになります。

その3:マーケティングファネル

顧客が自社の商品を認知してから購入に至るまでの心理プロセスを表したものを「マーケティングファネル」といいます。

商品やサービスをより多くの顧客に購入していただくためには、購買フェーズのどこで離脱してしまうかを明確にして、改善する必要があります。

マーケティングファネルを活用することで、顧客がどこで離脱しているのかを明確にすることが可能です。

その4:カスタマージャーニー

顧客が商品やサービスを知り、購入・契約するまでの一連の流れのことを「カスタマージャーニー」と言います。

カスタマージャーニーを細分化し、可視化したものを「カスタマージャーニーマップ」といい、これを作成することで、しっかりと目的を定めて施策を実行することができるようになるため、効率的に売上げにつながるマーケティングを実現できます。

こちらで詳しく説明しているので、ぜひ、ご一読ください。

カスタマージャーニーとは?意味や作成方法を解説!|GENIEE CX NAVI

その5:ターゲティング

自社が狙うべきターゲットを選定することを「ターゲティング」といいます。

やみくもにアプローチするより、自社の強みや特徴を把握して、必要としている人にアプローチすることで、効率的に目標達成に近づくことが可能となります。

この「ターゲティング」は、広告の配信やメルマガの配信の時などに活用します。

まとめ

今回ご紹介した用語以外にも、覚えておきたいマーケティング用語はたくさんあります。

To BやTo Cのビジネス、提供している商品やサービスによって、覚えておきたい用語とその定義が異なることもありますので、一気に覚えるよりも、社内でよく使う用語から覚えていくことで業務への理解も早まります!

こちらに、マーケティング用語をまとめたものがあるので、時間があるときの勉強用に是非、活用してくださいね。

マーケティング用語150選|GENIEE CX NAVI

GENIEE CX NAV1 編集部

「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」というパーパスを掲げる株式会社ジーニーの
CXプラットフォーム事業本部が運営しております!

Webマーケティングにおけるノウハウや
パーソナライズされた顧客体験を叶える最新情報など皆様のお役に立てる情報をお届けします。

関連記事

当ブログがおすすめしている記事