旅行を計画するとき、まずは「どこに行こうかな？」と考える方が多いのではないでしょうか。「温泉に入ってのんびりしたいな～」や、「海でマリンスポーツがしたい！」など目的も人それぞれだと思います。

この「旅行の計画」、実はマーケティングにおけるターゲティングと似ているんです。

旅行を計画するときに、どこへ行くかが決まっていないと、どのような移動手段でいくのかなど、必要な準備が進められないですよね。

ターゲティングも同様に、どのようなお客様に商品・サービスを購入・契約していただくかを明確にしていないと、どのようにアプローチをしたらいいかがわからないので、結局誰にも響かず、「施策にかけたコストが無駄になってしまう」ということになりかねません。

そこで、今回は旅行の計画に例えて、ターゲティングについて解説していきたいと思います。

旅行を計画するときのステップ

まずは旅行を計画するときのステップを見ていきましょう。

1. どこへ行くか決める
   例えば「東京」など、具体的な地域を決める
2. 手段を決める
   飛行機がいいのか？それとも電車がいいのか？
3. 旅行先で何をするか決める
   きれいな景色を見ながらゆっくりしたいのか、アクティビティをしたいのか

例えば、行き先が国内なのか海外なのか決まらないとパスポートの必要性や現地で快適に過ごすために適切な服装などの準備ができないですし、移動手段も、飛行機か電車か車かなど、適切な移動手段が選べずに、移動コストが高くなってしまう可能性もあります。

ターゲティングのステップ

では先ほどの旅行の計画のプロセスを、ターゲティングに置きかえてみましょう。

1. 誰に届けるかを決める
   ターゲットとする顧客の代表的な人物像を思い描くと解像度が上がります
2. どのような手段で訴求するかを決める
   顧客の年代によって適切な広告媒体が異なります。例えば若年層にはSNS広告でも、シニア層には新聞広告などが良い場合もあります
3. 提供する価値を決める
   製品やサービスが提供する具体的な利便性や機能など、どのような価値を提供するのかを明確にしましょう

まとめ

旅行で目的地を決めると、移動手段や準備が効率化するように、マーケティングにおいてもターゲットを明確にすることで、広告費やリソースを効果的に活用し、顧客に響くメッセージを届けることができます。

もしROI（投資収益率）の向上を目指しているのであれば、一度ターゲティングの見直しを検討してみてはいかがでしょうか？

GENIEE CX NAV1 編集部

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