チャットボットの埋め込みとは

チャットボットは導入の際、Webサイトなどにチャットボットのタグを貼り付けるという作業が必要になります。
しかし、この作業はコピー&ペーストで行えるため、プログラミングに関する知識がない方でも行いやすい作業です。
この記事ではチャットボット導入の際に必要な埋め込み、前提知識などを説明していきます。

チャットボットの埋め込みに必要な知識

HTMLとは

HTMLとはウェブページを作成するための標準マークアップ言語です。
HTMLによってテキスト、画像、リンクなどのコンテンツをブラウザ上でどのように表示するかを定義します。HTMLは、Web制作ツールを必要としないため、Webページの作成に広く使用されています。

文章の構成やリンクの挿入など、Webサイトの基本的な要素を作成するのに適しています。ただし、注意点として、コーディングにミスがあると文字化けなどの問題が発生する可能性があるため、細心の注意を払う必要があります。

タグとは

タグとはHTMLの中で使用されテキストに意味を与える〈〉で括られた目印の事を指します。
aタグであれば、リンク貼り付け、brタグであれば改行など、タグそれぞれが持つ意味は異なります。

チャットボットを埋め込む方法

HTMLに直書きする

チャットボットを埋め込む方法の一つに、HTMLに直書きするという方法が挙げられます。
HTMLを使用して埋め込む場合、パソコンに搭載されているメモ帳などのテキストエディタを使用しましょう。一般的に、チャットボットのタグをコピーし、タグの直前に貼り付けることで終了です。
チャットボットの仕様によっては異なる可能性もあるので、マニュアルの確認、カスタマーサクセスとの連携などを行うことがおすすめです。

Googleタグマネージャーを利用する

HTMLに書く以外にも、Googleタグマネージャーを利用するという方法もあります。その場合は、タグの新規作成を選択→タグタイプで「カスタムHTML」を選択→HTML欄にチャットボットのタグコードを全文コピーにて導入することが可能になります。
既にGoogleタグマネージャーを利用してWebサイトにタグを設置している場合は特におすすめです。

                               

チャットボット導入のポイント

チャットボット導入の目的を明確にする

チャットボットを導入する際は目的の明確化が重要です。チャットボットと言っても、顧客対応を得意とするもの、EFO(エントリーフォーム最適化)を行いCVR(コンバージョン率)改善を得意とするものなど、提供しているサービスによって得意分野が異なります。
そのため、導入する際には、具体的な課題を明確にし、どの部分を改善したいのかを必ず特定するようにしましょう。これを怠ると、チャットボットを効果的に活用できない可能性があります。

チャットボットの比較をする

前述の通り、チャットボットは顧客対応やコンバージョン率(CVR)の改善に大きく貢献することができます。
しかし、サービスによって得意とする分野や提供する機能は異なります。さらに、チャットボットの導入から運用に至るまでのサポート体制も、専任のカスタマーサクセスが付くかどうかを含め、サービスごとに様々です。

そのため、自身の導入目的や、チャットボットを初めて利用するかどうかなど、具体的な状況を考慮してサービスを選択することが重要です。

チャットボットの設置ページを決める

チャットボットを導入する際は、設置ページの決定も重要です。例えば、顧客対応目的の場合は、ユーザーがすぐに問い合わせが出来るように、Webサイトのトップページなどユーザーが最も多く目にするページに設置するのが良いでしょう。
また、CVR改善を目的とする場合は申し込み地点となる商品・サービスページなどに設置するのがおすすめです。
このようにチャットボットを使用するユーザーのペルソナ、使用場面を想定してチャットボットの設置ページを決めましょう。

まとめ

チャットボットは使用する際はWebサイトなどにタグを埋め込む必要があり、HTML、Googleタグマネージャーを使用するなどして埋め込みます。顧客対応やCVR改善などチャットボットはサービスによって得意な機能が異なるため、導入の際は目的の明確化・比較・設置ページの決定などが重要です。
チャットボットは自作も可能ですが、SaaS型も多く、月額型からの導入が可能なものも多いので、低価格からの導入も容易です。

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