LINE公式アカウントの導入を検討する際、料金体系の理解は欠かせません。2023年6月の料金改定により、無料で送れるメッセージ通数が大幅に変更されました。そのため、自社に最適なプランを選ぶには最新情報の把握が重要です。

本記事では、LINEビジネスの料金プランを徹底解説します。各プランの特徴から費用対効果を高める運用方法まで、BtoC企業のマーケター向けに分かりやすくお伝えします。

LINE公式アカウントの料金プラン一覧

LINEビジネス料金

ここではLINE公式アカウントで選べる3つのプランについて解説します。

各プランの月額料金と無料メッセージ通数

LINE公式アカウントには3つの料金プランが用意されています。初期費用はどのプランも無料のため、気軽に始められる点が魅力です。(※ 価格は2026年02月時点での情報、最新は公式サイトで要確認)

プラン名月額料金(税別)無料メッセージ通数追加メッセージ
コミュニケーションプラン0円200通/月不可
ライトプラン5,000円5,000通/月不可
スタンダードプラン15,000円30,000通/月従量課金で可能

コミュニケーションプランは完全無料で利用できます。ただし、月200通までしか送れないため、友だち数が多い場合は注意が必要です。

ライトプランは月額5,000円で5,000通まで配信可能です。小規模な店舗やサービスに適しています。一方、追加メッセージには対応していません。

スタンダードプランは月額15,000円で30,000通まで送れます。さらに、無料通数を超えた場合も追加料金で配信を継続できます。

追加メッセージの従量課金について

スタンダードプランのみ、追加メッセージの配信が可能です。料金は配信数に応じて段階的に変動します。

具体的には、追加50,000通までは1通あたり3円です。50,001〜100,000通は1通2.8円、100,001通以降は1通2.6円となります。大量配信するほど単価が下がる仕組みです。
(出典:LINE公式アカウント料金プラン

たとえば、月間200,000通を配信する場合を考えてみましょう。基本料金15,000円に加え、追加170,000通分の従量課金が発生します。このように、事前のシミュレーションが重要になります。

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料金プランの選び方

料金プランの選び方

ここでは自社に最適なプランを選ぶための具体的な方法について解説します。

友だち数と配信頻度から算出する方法

プラン選定の基本は、月間メッセージ通数の算出です。計算式は「友だち数 × 月の配信回数」となります。

たとえば、友だち500人に月2回配信する場合は1,000通です。この場合、コミュニケーションプランでは足りません。ライトプランが適切な選択肢となります。

友だち数月の配信回数月間通数推奨プラン
50人月2回100通コミュニケーション
500人月2回1,000通ライト
3,000人月2回6,000通スタンダード

友だち数の増加も見込んで選ぶことが大切です。急な増加でプラン変更が必要になるケースも少なくありません。

プラン変更のタイミングと注意点

アップグレードとダウングレードでは適用タイミングが異なります。この違いを理解しておくと、無駄なコストを避けられます。

アップグレードの場合、差額を支払えば月中でも即時適用されます。無料メッセージ通数の差分もすぐに反映されるため、急な配信増加にも対応可能です。

一方、ダウングレードは申請月の翌月から適用されます。月初に申請しても、その月は現行プランの料金が発生します。計画的な変更が求められます。

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メッセージ通数のカウントルール

メッセージ通数のカウントルール

ここでは課金対象となるメッセージと無料で使える機能について解説します。

課金対象となるメッセージの種類

すべてのメッセージが課金対象になるわけではありません。カウントされるものとされないものを正しく把握しましょう。

種類課金対象
メッセージ配信(一斉・絞り込み)
ステップ配信
LINEチャットの送受信×
応答メッセージ×
あいさつメッセージ×
Messaging APIの「Reply API」×

(出典:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/

また、1回の配信で最大3つの吹き出しを送れます。これらは1メッセージとしてカウントされます。複数の情報を効率よく伝えたい場合に活用できます。

通数は「配信した友だちの数」で計算されます。1メッセージを500人に送ると500通としてカウントされる仕組みです。

無料で使える機能の活用法

課金対象外の機能を積極的に活用すれば、コストを抑えられます。特にLINEチャットと応答メッセージは効果的です。

LINEチャットは1対1のやり取りに最適です。顧客からの問い合わせ対応に活用すれば、通数を消費せずにコミュニケーションが取れます。

応答メッセージは自動返信機能です。よくある質問への回答を設定しておけば、対応工数の削減にもつながります。

あいさつメッセージも無料で利用できます。友だち追加時に自動送信されるため、初回接点の構築に役立ちます。

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費用対効果を高める運用のコツ

費用対効果を高める運用のコツ

ここでは限られた予算で最大の成果を出すための運用方法について解説します。

セグメント配信による通数削減

全員に同じメッセージを送る必要はありません。ターゲットを絞ることで、通数を削減しながら効果を高められます。

LINE公式アカウントでは、性別・年代・地域などの属性で絞り込みが可能です。たとえば、女性向けキャンペーンを女性ユーザーのみに配信すれば、通数は半分程度に抑えられます。

さらに、過去の開封者やクリック者に限定する方法もあります。反応の良いユーザーに集中配信することで、CVR向上とコスト削減を両立できます。

ブロック率の低下も期待できます。興味のない情報が届かなくなるため、ユーザー体験の向上にもつながります。

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1通あたりの成果を最大化する方法

通数削減だけでなく、1通あたりの効果を高めることも重要です。メッセージの質を向上させれば、同じ予算でより大きな成果が得られます。

まず、配信タイミングの最適化を検討しましょう。業種によって反応の良い時間帯は異なります。テストを繰り返して最適な時間を見つけることが大切です。

次に、クリエイティブの改善も効果的です。画像やテキストのA/Bテストを実施すれば、反応率の高いパターンを特定できます。

リッチメッセージやリッチメニューの活用も検討してください。視覚的な訴求力が高まり、クリック率の向上が期待できます。

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よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

Q1. LINE公式アカウントは無料で使えますか?

コミュニケーションプランを選べば、月額0円で利用できます。ただし、無料で送れるメッセージは月200通までです。友だち数が50人を超えると、月4回の配信で上限に達してしまいます。本格的な運用を始める場合は、有料プランへの移行を検討してください。

Q2. 料金改定でどのように変わりましたか?

2023年6月の改定で、無料メッセージ通数が大幅に減少しました。たとえば、無料プランは1,000通から200通に変更されています。ライトプランも15,000通から5,000通に減りました。改定前と同じ配信量を維持するには、上位プランへの変更が必要なケースが多いです。

Q3. 追加メッセージはどのプランで使えますか?

追加メッセージが使えるのはスタンダードプランのみです。コミュニケーションプランとライトプランでは、無料通数を超えた配信はできません。配信量が増える見込みがある場合は、最初からスタンダードプランを選ぶと安心です。

Q4. 支払い方法は何がありますか?

主な支払い方法はクレジットカードです。請求書払いを希望する場合は、認証済アカウントの取得が必要になります。認証にはLINEヤフーの審査を通過する必要があるため、事前に申請しておくとスムーズです。

Q5. プラン変更はいつでもできますか?

プラン変更は管理画面からいつでも申請できます。ただし、アップグレードは即時適用される一方、ダウングレードは翌月からの適用となります。月末にダウングレードを申請しても、翌月まで現行プランの料金が発生する点に注意してください。

まとめ

LINEビジネスの料金プランは、コミュニケーション・ライト・スタンダードの3種類です。自社に最適なプランを選ぶには、友だち数と配信頻度から月間通数を算出することが重要です。

費用対効果を高めるには、セグメント配信の活用が効果的です。ターゲットを絞ることで通数を削減しながら、CVR向上も期待できます。また、課金対象外の機能を積極的に使えば、コストを抑えた運用が可能です。

まずは無料のコミュニケーションプランで試してみてください。友だち数の増加に合わせて、段階的にプランをアップグレードしていくのがおすすめです。

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