グローバル化が加速する現代において、多言語対応のチャットボットは、訪日外国人観光客や在日外国人への対応、海外展開を目指す企業にとって不可欠なツールです。
24時間365日、複数の言語で自動応答できるチャットボットは、人手不足の解消や運用コストの削減を実現しながら、顧客満足度の向上にも貢献できることが特徴です。製造業での外国人労働者サポート、宿泊・観光業でのインバウンド対応、ECサイトでの国際展開など、活用シーンは多岐にわたります。
本記事では、多言語チャットボットが求められる背景から導入メリット、おすすめサービス18選、選定時の確認ポイントまで詳しく解説します。自社のニーズに最適な多言語チャットボットを見つけ、グローバルな顧客対応力を強化しましょう。

目次
多言語対応のチャットボットとは
多言語対応のチャットボットは、日本語だけでなく英語や中国語、韓国語など複数の言語で自動応答できるチャットボットです。グローバル化が進む現代のビジネス環境において、海外展開を目指す企業や訪日外国人観光客への対応が必要な事業者にとって、言語の壁を超えたコミュニケーションを実現する重要なツールの一つです。
多言語チャットボットの仕組みは大きく2つの方式に分かれます。
| 方式 | 特徴 |
| AI翻訳技術と自然言語処理を組み合わせた方式 | ユーザーが入力した言語を自動的に認識し、機械翻訳によって適切な言語に変換したうえで応答を生成 |
| 事前登録型の方式 | FAQや応答文を複数言語であらかじめ用意しておき、ユーザーの選択した言語に応じて最適な回答を提示 |
AI翻訳技術と自然言語処理を組み合わせた方式は、リアルタイムでの翻訳処理により、幅広い言語に柔軟に対応できる点が特徴です。一方の事前登録型の方式は翻訳精度が高く、専門用語や業界特有の表現も正確に伝えられます。
多言語対応のチャットボットが求められる背景
訪日外国人観光客の急増や日本在住外国人の増加、さらには企業のグローバル展開加速などの社会変化により、多言語でのコミュニケーション需要が急速に拡大しています。一方で深刻な人手不足により、外国語に対応できるスタッフの確保は困難を極めているのが現状です。
多言語チャットボットが注目される理由について解説します。
訪日外国人観光客への対応
訪日外国人観光客の増加に伴い、多言語チャットボットの導入ニーズが高まっています。観光地や宿泊施設、商業施設では英語、中国語、韓国語をはじめとするさまざまな言語での接客対応が求められる一方で、外国語に堪能なスタッフの確保は容易ではありません。
人材採用には時間的・金銭的コストがかかるうえ、24時間体制での対応となれば人員配置の負担はさらに増大します。課題を解決する手段として、多言語対応のチャットボットが注目されています。
多言語対応のチャットボットを導入することで、観光案内や施設情報の提供、予約方法の説明、周辺情報の問い合わせなど、さまざまな場面で複数言語による自動応答が可能です。
スタッフ不足の解消
日本国内では少子高齢化により深刻な人材不足が続いており、サービス業や小売業では既存業務をこなすだけで手一杯の現場が増えています。人材不足の状況下で外国語対応の新たな業務が加わることは、現場にとって大きな負担です。
限られた人員で日本人顧客への対応を行いながら、外国人への対応まで求めるのは現実的ではありません。外国語研修には時間とコストがかかり、語学力のある人材を新規採用しようにも、そもそも応募者が集まりにくい状況では採用ハードルはさらに高くなります。
多言語チャットボットは、日本の現状が抱える構造的な人材不足の解決策として有効です。チャットボットが自動的に多言語対応を行うため、既存スタッフに負担をかけずに外国人顧客へのサービス提供が可能です。
日本在住の外国人への対応
日本在住の外国人人口は年々増加しており、外国人労働者や家族など長期滞在者への支援体制整備が急務です。日本語に不慣れな外国人にとって、行政手続きや生活情報を母国語で得られる環境は安心して暮らすための重要な基盤です。
現状では多くの情報が日本語のみで提供されており、内容を正確に理解できない状況が生じています。特に災害発生時には避難場所や安全確保など命に関わる情報を迅速に伝える必要がありますが、言語の壁が混乱や二次被害を招くリスクとなりかねません。
多言語チャットボットを導入すれば、行政サービスの案内、ごみ出しルールや公共施設の利用方法などの生活情報、災害時の避難指示など、あらゆる情報を複数言語でリアルタイムに提供できます。外国人住民が理解できる言語で必要な情報にアクセスできる環境を整えることは、地域社会の安全性向上と多文化共生の実現につながります。
グローバル展開の加速
海外市場への進出を目指す企業にとって、時差や地理的な制約を超えた顧客対応体制の構築は重要な課題です。日本国内だけでビジネスを展開する場合とは異なり、グローバル市場では世界各地の顧客が異なる時間帯に問い合わせを行います。従来の有人対応では営業時間内に限定されるため、海外顧客からの問い合わせに即座に応えられず、ビジネス機会を逃すリスクがありました。
多言語チャットボットを導入すれば、24時間365日体制で世界中の顧客からの問い合わせに自動対応できます。欧米やアジア各国など時差のある地域からのアクセスにも、休業日や深夜帯であっても即座に応答が可能です。
顧客は自分の都合の良いタイミングで情報を得られるため、購買意欲が高まっている瞬間を逃さず商談につなげられます。
多言語対応のチャットボットを導入するメリット

多言語チャットボットの導入は、単なる外国語対応の自動化にとどまりません。24時間365日の自動応答による業務効率化や人件費削減の直接的な効果に加え、多言語での顧客ニーズ把握や外国人材向け社内マニュアルの提供、企業ブランディング向上など、多面的な価値を企業にもたらします。
ここでは、多言語チャットボットがもたらす具体的なメリットについて解説します。
業務効率化
多言語チャットボットの導入は、企業の業務効率を大幅に向上させる効果があります。最も大きなメリットは、24時間365日休むことなく問い合わせ対応を自動化できる点です。人間のスタッフでは対応できない深夜や早朝、休日でもチャットボットが稼働し続けるため、顧客を待たせることがありません。
さらに複数の問い合わせに同時対応できるため、ピークタイムでも応答遅延が発生せず、顧客満足度を維持できます。社内に外国語に精通したスタッフがいる場合でも、定型的な質問や一次対応をチャットボットに任せることで、スタッフはより複雑で専門的な案件や重要度の高い業務に集中できます。
運用コストの削減
外国人顧客への対応体制を整えるには、通常大きなコストがかかります。英語だけでなく中国語や韓国語など複数言語に対応できるスタッフを採用・配置することは、特に中小企業にとって重い負担です。
語学力のある人材は採用市場でも希少であり、給与水準も高くなる傾向があります。また、複数言語に対応しようとすれば、それぞれの言語を話せるスタッフをそろえる必要があり、人件費は膨らむ一方です。
多言語チャットボットを導入すれば、初期設定を行うだけで複数言語への自動対応が可能です。一度システムを構築すれば、運用にかかる人件費や外注費を大幅に抑えられ、長期的にはコスト削減が期待できます。
顧客ニーズの把握
多言語チャットボットは単なる問い合わせ対応ツールにとどまらず、貴重な顧客データを収集する役割も果たします。チャットボットが蓄積する対話履歴を分析することで、世界各地の顧客が抱える疑問や関心事項、購買行動のパターンなど、多様な顧客ニーズを可視化できます。
注目すべきは、言語圏ごとの傾向を把握できる点です。中国語圏の顧客からの問い合わせ内容を分析すれば、中華圏特有の商品ニーズや懸念事項を明らかにできます。同様に英語圏、韓国語圏など、それぞれの地域で求められる機能や価格帯、サービス内容の違いを定量的に理解できます。
地域別のインサイトは、製品開発において現地市場に適した仕様を検討する際の判断材料です。またマーケティング戦略においても、各言語圏に最適化されたメッセージや販促施策を展開でき、グローバル展開の成功確率を高められます。
外国人材への社内マニュアル
多言語チャットボットは顧客対応だけでなく、社内の人材育成や教育支援にも活用できます。人手不足を解消するために外国人労働者や技能実習生を受け入れる企業が増えていますが、言語の壁により十分なコミュニケーションが取れず、業務指導や安全教育に不安を感じる現場も少なくありません。
多言語対応のチャットボットを社内マニュアルとして導入すれば、外国人材は業務手順や安全ルール、社内規定などを母国語で確認できます。わからないことがあっても、上司や先輩に何度も質問する必要がなく、チャットボットに繰り返し尋ねられるため、理解が深まるまで学習できます。
多言語チャットボットを活用した仕組みにより外国人材の早期戦力化が実現し、教育担当者の負担も軽減されます。
企業ブランディングの向上
多言語チャットボットの導入は、企業イメージの向上にも大きく貢献します。自社のWebサイトに多言語対応のAIチャットボットを設置するだけで、最新テクノロジーを積極的に活用する先進的な企業の印象を顧客に与えられます。グローバル市場を視野に入れた国際的な企業姿勢をアピールできることは、競合他社との差別化要因です。
また、顧客が使用する言語に合わせて24時間365日対応できる窓口を用意することは、「どの国や地域の顧客も大切にしている」というメッセージを明確に伝えます。言語の壁を取り払い、誰もが平等にサービスを受けられる環境を整備する姿勢は、企業の社会的責任を果たす取り組みとしても評価されます。
事業規模に合わせた運用
多言語チャットボットの特徴は、企業の成長段階や事業規模に応じて柔軟に拡張できる点です。導入初期から多額の投資を行う必要はなく、小規模な構成からスタートして段階的に機能を追加していく運用が可能です。
まず日本語と英語の2言語対応から始め、多言語チャットボットの運用に慣れてから徐々に対応言語を増やす方法が現実的です。欧米市場への展開が軌道に乗った段階でフランス語やスペイン語を追加し、アジア市場への進出時には中国語や韓国語、タイ語などを組み込む戦略的な拡張が可能です。
また対応機能についても、基本的なFAQ応答からスタートし、後から予約機能や決済連携、CRMシステムとの統合など、ビジネスニーズに合わせて機能を追加できます。
多言語対応のチャットボットがおすすめなケース
多言語チャットボットは業種や規模を問わず、さまざまなシーンで効果を発揮します。外国人労働者を雇用する製造業や建設業、インバウンド対応が必須の宿泊・観光業、住民サービス向上を目指す自治体、越境ECを展開するオンラインショップなど、導入効果が特に高い業種や用途が存在します。
それぞれの業種が抱える課題に適した活用方法について解説しますので、自社の状況とあわせて参考にしてみてください。
製造業における外国人労働者の雇用や、海外販路の拡大
製造業は外国人労働者の受け入れが進んでいる業種の一つです。厚生労働省の調査によれば、日本で働く外国人の約4人に1人(26%)が製造業に従事しており、今や外国人材は製造現場に欠かせない存在です。
多言語チャットボットを導入すれば、求職中の外国人が母国語で企業情報や労働条件、福利厚生などを確認でき、安心して応募できる環境が整います。業務手順や安全規則を母国語で質問・相談できる窓口があることで、入社後の定着率向上にもつながります。
製造品の在庫確認や注文手続き、仕様変更、キャンセル対応など、取引に関する問い合わせに多言語でリアルタイム対応できれば、海外バイヤーの利便性が向上することもメリットの一つです。タイムゾーンの違いを気にせず24時間対応できるため、サイトからの離脱を防ぎ、商談成約率を高められます。
出典:厚生労働省/「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和6年10月末時点)
宿泊・観光業における24時間自動応答
宿泊・観光業では、顧客からの問い合わせが昼夜を問わず発生するため、24時間対応体制の構築が理想的です。しかし人的対応では夜間や早朝のスタッフ配置にコストがかかり、小規模施設では現実的ではありません。
多言語チャットボットを導入すれば、チェックイン時刻や施設へのアクセス方法、駐車場の有無など基本的な質問に即座に回答でき、顧客を待たせることなく疑問を解消できます。館内設備の使い方や周辺の観光スポット、レストラン情報なども多言語で確認できるため、外国人観光客の満足度が向上します。
チャット上で予約手続きを完結できる機能があれば、Webサイトからの離脱を防ぎ、予約率の向上が期待できる点もメリットです。
自治体・行政におけるインバウンド問い合わせ対応
自治体や行政機関では、増加する外国人住民や訪日観光客への対応が課題です。ごみの分別ルールや転入転出手続き、税金や保険制度など、生活に必要な情報を多言語で提供する必要がありますが、外国語対応可能な職員の配置には限界があります。窓口の営業時間も限られており、仕事で忙しい外国人住民が気軽に相談できない状況が生じているのが現状です。
多言語チャットボットを導入すれば、定型的な質問に24時間365日自動で対応でき、職員の業務負担を軽減できます。外国籍住民は自分の都合の良い時間に母国語で必要な情報を入手でき、窓口に足を運ぶ手間もかかりません。
観光施設や公共交通機関でも活用が進んでいます。観光案内所では訪問客が母語で観光スポットやイベント情報を質問でき、案内品質が向上します。バスや鉄道では運行情報や時刻表を多言語で正確かつ迅速に発信でき、インバウンド旅行者の利便性を高められる点も注目すべきポイントです。
ECサイトにおける国内外のユーザーの取り込み
ECサイトでは、商品について詳しく知りたい顧客や購入前に疑問を解消したい顧客への迅速な対応が売上を左右します。しかし営業時間外の問い合わせや外国語での質問には対応しきれず、購買機会を逃してしまうケースも少なくありません。
多言語チャットボットを導入すれば、国内外の顧客に対して24時間体制で商品情報や在庫状況、配送方法などを多言語で案内でき、購入率の向上が期待できます。さらに重要なのは、チャットボットを通じて収集される顧客の声を販売促進に活用できる点です。
どの商品についてどのような質問が多いか、購入前にどんな不安を抱えているか、実際に使用した後の率直な感想など、対話データには貴重なマーケティング情報が含まれています。言語圏ごとの関心事や購買行動の違いも可視化できます。
建設業における外国人労働者の採用
建設業は少子高齢化の影響を最も顕著に受けている業種の一つです。熟練職人の高齢化が進む一方で若手人材の確保が困難になっており、業界全体で深刻な人手不足に直面しています。人材不足の状況を打開するため、外国人労働者の受け入れが重要な選択肢の一つです。
建設業で働く外国人労働者は20代から30代が中心で、向上心が高い人材が多いのが特徴です。技能実習生として来日し、現場で積極的にスキルを習得しながら成長していく姿勢を持つ人材も少なくありません。意欲的な外国人材を採用できれば、人手不足の解消だけでなく、現場の活性化にもつながります。
多言語チャットボットを導入することで、求職中の外国人が母国語で企業情報や仕事内容、労働条件、キャリアパスなどを確認できる環境が整います。言語の壁による不安を解消できれば、優秀な外国人労働者や職人の応募が増加し、採用活動の効率化と成功率向上が期待できます。
出典:厚生労働省/在留資格別×年齢別にみた外国人労働者数の推移
多言語対応のおすすめチャットボット18選

市場には多種多様な多言語対応チャットボットサービスが存在し、それぞれ対応言語数や機能、価格帯が異なります。BebotやKARAKURI chatbot、ChatPlusをはじめとする国内外の有力サービス18選を厳選し、各サービスの特徴や強みを詳しく紹介します。
自社のニーズに最適なチャットボット選びの参考として、紹介する内容を参考にしてみてください。
Bebot

Bebotは観光・災害対策に特化した多言語チャットボットで、自然言語処理エンジンにより顧客対応を高精度で自動化します。観光案内や施設情報の提供はもちろん、災害発生時には避難場所や安全確保の方法など緊急情報を多言語で迅速に発信できる点が特徴です。
入力エラーを軽減する独自機能と、自社開発のテストツールによる継続的な改善体制により、自動応答でありながら高い問題解決率を実現しています。ユーザーのあいまいな質問や表記ゆれにも柔軟に対応できるため、外国人観光客がストレスなく情報を得られます。
導入実績は省庁や自治体、鉄道、空港、ホテル、観光施設など、外国人との接点が多い分野で豊富です。少ない人員でも質の高い外国人ゲストへのおもてなしを実現し、インバウンド対応の工数を大幅に削減できます。観光立国を目指す日本において、訪日外国人の満足度向上に貢献する実用的なソリューションといえるでしょう。
KARAKURI chatbot

KARAKURI chatbotは100以上の言語に自動翻訳できる多言語チャットボットで、グローバル企業や訪日観光客の多い施設での導入に最適です。最大の特徴は、日本語FAQを基に機械翻訳する仕組みを採用している点です。従来のチャットボットは言語ごとに個別にFAQや応答文を構築する必要があり、運用負荷が高いという課題がありました。
KARAKURIはユーザーのブラウザ設定を自動的に認識し、適切な言語に翻訳して応答するため、複数言語分のコンテンツを用意する手間が省けます。日本語でFAQを整備するだけで、世界中の顧客に対応できる効率性が魅力です。
またFAQデータベースと連携したAI学習機能により、利用が進むにつれて応答品質が向上していきます。CRMシステムやLINEとの連携も可能で、既存の顧客管理体制にスムーズに組み込めます。導入後は専門チームによる手厚いサポートを受けられるため、チャットボット運用が初めての企業でも安心して導入できるでしょう。
Cognigy

Cognigyは短期間で高機能な対話型AIチャットボットを設計・開発できるプラットフォームです。Cognigyの特徴はノーコード/ローコードでの開発環境で、プログラミング知識がなくても直感的な操作で対話シナリオを構築できることです。開発から運用、効果分析まで一つの環境で完結するため、複数のツールを使い分ける手間がかかりません。
多言語対応においては、英語や中国語を含む20以上の言語をサポートしています。独自開発のNLU(自然言語理解)とNLP(自然言語処理)技術は特許を取得しており、ユーザーの複雑な意図や文脈を正確に捉えた自然な対話を実現します。単純なキーワードマッチングではなく、言い回しのバリエーションやあいまいな表現にも柔軟に対応できる点が強みです。
さらに「QAジェネレーター」機能を活用すれば、既存のFAQやマニュアルをAIが自動的にQ&A形式に変換してくれます。膨大な社内資料を手作業で整理する手間が省け、運用効率と応答精度を同時に高められます。
おりこうAIコンシェルジュ

おりこうAIコンシェルジュは、80言語以上に対応可能な多言語チャットボットです。英語や中国語、韓国語といった主要言語だけでなく、世界各地のマイナー言語にも対応できるため、グローバル展開企業や多国籍の顧客を持つ事業者に最適です。
ユーザーの使用言語を自動認識し、チャット画面をその言語に翻訳して表示するため、顧客は母国語でストレスなくコミュニケーションできることで満足度向上につながります。運用面では、管理画面に翻訳機能が標準搭載されており、外国語で寄せられた質問や対話履歴をすべて日本語で確認できます。
外国語に不慣れな担当者でも安心して分析や改善作業を行える点が大きな強みです。
ObotAI

ObotAIは、専門的なスキルがなくても直感的な操作でチャットフローを作成できる多言語チャットボットです。プログラミング知識を必要とせず、視覚的にわかりやすいインターフェースで対話シナリオを構築できるため、IT部門に頼らず現場担当者が自ら運用できます。
対応言語は日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語、ロシア語、ネパール語、ウクライナ語、ポルトガル語、インドネシア語の11カ国語で、将来的には16カ国語まで拡張予定です。
事前の定型文だけでなく、対話データから継続的に学習し、使えば使うほど応答精度が向上します。導入初期から段階的に品質を高められる点がObotAIの強みです。
sAI Chat

sAI Chatは、導入時から高精度な回答を提供できる多言語対応のAIチャットボットです。sAI Chatの特徴は、FAQの類似表現を事前に学習させることで、初期段階から95%以上の高い正答率を実現している点です。
多くのチャットボットは導入後に学習期間が必要ですが、sAI Chatは稼働開始直後から実用的な精度で対応できるため、導入効果を早期に実感できます。ユーザーの行動データを活用したシナリオ検索機能と自然文検索機能を搭載しており、定型的な質問だけでなくさまざまな表現や複雑な問い合わせにも柔軟に対応します。
また、手厚い運用サポート体制も整っており、導入後の改善提案やメンテナンスをベンダーが支援してくれるため、チャットボット運用の経験がない企業でも安心です。問い合わせ対応の効率化と顧客満足度向上を両立したい企業に適したソリューションです。
AIさくらさん

AIさくらさんは、生成AIと独自開発エンジンを組み合わせた多言語対応のAIプラットフォームです。FAQ対応や窓口案内、社内問い合わせなど、幅広い接客業務を自動化できる汎用性の高さが特徴です。
「AIチャットボット接客さくらさん」は、WebサイトだけでなくLINEやTeams、Slackなど多様なコミュニケーションツールに接続でき、顧客や従業員が普段使い慣れたプラットフォーム上で利用できます。
日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語など複数言語で自然な対話を実現し、外国人利用者にもストレスのないコミュニケーション体験を提供します。導入実績は自治体や公共交通機関、在留外国人支援の現場など、多文化理解と多言語コミュニケーションが求められる分野で豊富です。
公共性の高いサービスでの運用ノウハウが蓄積されており、信頼性と実用性を両立した多言語チャットボットといえるでしょう。
ChatPlus

ChatPlusは、導入実績20,000件を超える人気の多言語対応AIチャットボットサービスです。豊富な導入実績が示すように、幅広い業種・規模の企業から支持を集めており、運用ノウハウが蓄積されている信頼性の高いサービスです。
料金体系は予算に応じて選択でき、シナリオ型なら月額10,000円から30,000円程度、AI型なら月額50,000円から170,000円程度で導入できます。企業規模や対応件数に合わせて柔軟にプランを選べるため、中小企業から大企業まで幅広く対応できます。
多言語対応においては、管理画面が13言語、ユーザーとのチャット画面は80言語以上に対応しており、世界中の顧客とのコミュニケーションを実現できる点が強みです。管理画面も多言語化されているため、外国人スタッフでも運用しやすい点が特徴です。
コストパフォーマンスと実用性を両立した多言語チャットボットとして、導入検討の有力な選択肢といえるでしょう。
KUZENサポート

KUZENサポートは、ノーコードで構築できる多言語対応の対話AIプラットフォームです。プログラミング知識がなくても直感的な操作でチャットボットを作成できるため、IT部門のリソースが限られている企業でも導入しやすいチャットボットです。
AIによる自然言語処理機能を標準搭載しており、ユーザーのさまざまな表現や言い回しを理解して、より自然で適切な会話を展開できる点が特徴です。単純なキーワードマッチングではなく、文脈を踏まえた柔軟な対応が可能です。
また自社仕様に合わせた柔軟なカスタマイズができる点も魅力で、チャット画面のデザイン変更やCRM・MAツールなど外部システムとの連携も実現できます。企業のブランドイメージに合わせたUI設計や、既存業務フローへのスムーズな統合が可能なため、多言語チャットボットを戦略的に活用したい企業に適したソリューションです。
COTOHA Chat & FAQ

COTOHA Chat & FAQは、25言語に対応した企業向けの多言語チャットボットです。最大の特徴は、従来必要だったFAQ作成作業が不要な点で、既存のマニュアルやドキュメントから即座に回答を生成できます。
この機能により導入準備期間を大幅に短縮でき、問い合わせ対応業務を最大60%削減できるとされています。特許技術である「意図予測検索」を搭載しており、ユーザーのあいまいな質問や表記ゆれ、言い回しの違いを吸収して適切な回答を提示できる点も特徴です。
多言語対応においては、日本語で作成したFAQを基に13言語へリアルタイムで翻訳する機能を備えています。言語ごとに個別のコンテンツを用意する必要がなく、運用負荷を抑えながらグローバルな顧客対応を実現できます。
NTTグループが開発した自然言語処理技術により、高精度な応答と多言語対応を両立した実用性の高いチャットボットです。
RICOH Chatbot Service

RICOH Chatbot Serviceは、Excelで作成したQ&Aデータを読み込むだけで簡単に始められる社内向けの多言語対応AIチャットボットです。既存の社内FAQをExcel形式で用意すれば、複雑な設定なしに運用を開始できるため、導入ハードルが低い点が特徴です。
Enterpriseプランでは最大10,000件のQ&Aを登録でき、全社の問い合わせを一元管理できます。Microsoft TeamsやSharePointなどMicrosoft 365機能との連携性に優れており、会議予約や在庫確認といった社内システムとスムーズに接続可能です。
16言語の自動翻訳機能をそなえているため、多国籍スタッフが働く職場でも全員が母国語で社内情報にアクセスでき、業務効率化と情報格差の解消を同時に実現します。導入時の設定支援や利用状況レポート、改善アドバイスなど伴走型サポートも充実しており、チャットボット運用が初めての企業でも安心して導入できます。
abi-Chat

abi-Chatは、宿泊・観光業に特化した多言語対応のAIチャットボットです。開発元のアビリブは宿泊業界に精通したWebマーケティング会社で、社内には宿泊業経験者や外国人スタッフが数十名在籍しており、業界特有のニーズや外国人顧客の視点を深く理解したチャットボットです。
チェックイン方法や客室設備、周辺観光情報など、ホテルや旅館で頻繁に発生する問い合わせに最適化されており、導入後すぐに実用的な運用が可能です。万が一AIが回答できない複雑な質問があった場合でも、チャット画面上で有人オペレーターを呼び出して対応できる設計になっており、顧客を待たせることなくスムーズに問題を解決できます。
対応言語数が豊富な点も魅力で、英語や中国語、韓国語をはじめとする主要言語に対応し、さまざまな国籍の宿泊客に母国語でサービスを提供できます。宿泊業界のインバウンド対応強化に最適なソリューションです。
IBM watsonx Assistant

IBM watsonx Assistantは、さまざまなアプリ、デバイス、チャネルで顧客に正確かつスピーディーに回答を提示できる多言語対応の対話型AIソリューションです。IBMが長年培ってきたAI技術「Watson」をベースに開発されており、企業向けの高度な機能と信頼性をそなえています。
チャット対応だけでなく音声対応も可能で、FacebookやSlackなど外部アプリとも連携できるため、顧客が利用するさまざまなコミュニケーションチャネルで一貫したサービスを提供できます。
最大の強みは、会話データから継続的に学習して能力を向上させる高精度なAI技術です。競合サービスとの比較において、最大14.7%の精度向上が報告されており、複雑な問い合わせにも的確に対応できます。
グローバル企業での導入実績も豊富で、大規模なシステム統合やセキュリティ要件が厳しい環境でも安心して利用できる、エンタープライズレベルの多言語チャットボットです。
talkappi CHATBOT

talkappi CHATBOTは、ホテルや旅館向けに特化した多言語対応のAIチャットボットです。宿泊業界特有のニーズを深く理解した設計となっており、予約エンジンとの連携機能やOTA(オンライン旅行代理店)料金との比較表示機能をそなえています。
顧客が料金を比較検討している購買意欲の高いタイミングで、公式サイトの優位性をアピールしながらスムーズに予約へ誘導できるため、直接予約の増加に貢献します。AIが客室設備や周辺観光情報を即座に提供するだけでなく、予約内容の確認、忘れ物への対応、記念日のサプライズ手配など受付業務まで自動化できる点が特徴です。
これらの業務をチャットボットに任せることで、スタッフは対面でのおもてなしやより複雑な要望への対応に集中でき、業務効率化とサービス品質向上を同時に実現します。インバウンド対応と業務改善を両立したい宿泊施設に最適なソリューションです。
Cogmo Attend

Cogmo Attendは、デジタルコミュニケーション分野で25年の実績を持つ企業が提供する多言語対応チャットボットです。長年培ってきたノウハウを活かし、専属のプロフェッショナルが導入から運用まで手厚くサポートしてくれる点が特徴です。
チャットボット導入が初めての企業でも、経験豊富な専門家の支援を受けながら安心してスタートできます。搭載されているAIエンジンは、世界で1億人以上に導入された実績を持つIBM Watsonです。
高度な自然言語処理能力により、ユーザーの多様な表現や複雑な質問にも的確に対応できます。チャットボット本体の性能が優れているだけでなく、精度の高い回答設計、最適な会話フローの構築、CRMや基幹システムなど他システムとの連携も柔軟に実現できます。
技術力とサポート体制の両面で充実しており、本格的な多言語チャットボット運用を目指す企業に適したソリューションです。
ConcierGAI

ConcierGAIは、生成AI技術を活用して自社専用にカスタマイズできる多言語対応チャットボットです。公開されているWeb情報や社内に蓄積されたデータを学習させることで、企業独自の知識に基づいた最適な回答を生成できます。
50以上の言語に対応し、それぞれの言語で自然な案内を提供できる点が強みです。特徴的なのは、多言語アバターによる音声対話機能です。高精度な音声認識とテキスト読み上げ機能により、人間に近い表現や振る舞いを再現し、より親しみやすいコミュニケーション体験を提供します。
視覚的な案内が必要な施設や、高齢者など文字入力が苦手な利用者への対応にも効果的です。ユーザー行動分析機能や外部システムとの柔軟な連携、情報更新の自動化にも対応しており、運用スタッフの負担を大幅に軽減できます。先進的な生成AI技術と実用性を兼ね備えた次世代型の多言語チャットボットです。
Zendesk

Zendeskは、問い合わせ業務を24時間365日体制での自動応答に切り替えられる多言語対応チャットボットです。世界的に広く利用されているカスタマーサービスプラットフォームで、チャットボット機能も高い評価を得ています。
会話シナリオ(質問や回答)を自由に作成でき、多言語対応の会話フローも柔軟に設計できるため、企業ごとの業務内容や顧客層に合わせた最適な対話設計が可能です。導入の手軽さも大きな魅力で、わずか数分の簡単な設定で運用を開始できます。
会話フローの作成もプログラミング不要で、クリック操作だけで直感的に設定できるため、IT部門の支援なしに現場担当者が自ら構築・運用できます。既存のZendeskサポートシステムを利用している企業であれば、シームレスに連携できる点もメリットです。導入ハードルの低さと高機能を両立した、グローバル対応を目指す企業に適したチャットボットです。
tripla Bot

tripla Botは、宿泊施設に特化した多言語対応チャットボットです。最大の特徴は予約エンジン「tripla Book」との連携により、チャット画面上で宿泊予約を完結できる点です。
複数の予約サイトの料金比較表示にも対応しており、ユーザーは公式サイトとOTAの価格差を確認しながら最適なプランを選択し、そのまま予約手続きへ進めます。最適なプランを確認しながら、その場で予約まで進められる一貫した体験により、サイトからの離脱を防ぎ、直接予約の増加に貢献します。
対応言語は英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、アラビア語の8言語で、訪日観光客の主要な国籍をカバーしています。予約機能だけでなく、キャンペーン告知や会員獲得といったマーケティング施策にも活用でき、顧客との接点を最大限に活かせます。
宿泊業界のインバウンド対応と売上向上を同時に実現する、実践的なソリューションです。
多言語対応のチャットボットを導入する際の確認ポイント

多言語チャットボットの導入を成功させるには、事前の入念な確認が不可欠です。導入後の後悔を避けるため、確認すべき重要な選定基準について解説します。
対応している言語の確認
多言語チャットボットを選定する際、まず確認すべきは自社のビジネスに必要な言語がカバーされているかどうかです。業種や製品・サービスの特性によって求められる言語は大きく異なります。
例えばハラル製品を扱う企業であれば、イスラム教徒が多いインドネシア語やマレー語への対応が重要です。インバウンド需要の取り込みを目指す場合は、訪日観光客数の統計データを参考にすることが有効です。
また将来的な事業展開を見据えて、現時点で必要ない言語でも追加可能かどうかを確認しておく必要もあります。対応言語数の多さだけでなく、自社の顧客構成や事業戦略に合致した言語選択ができるかが、多言語チャットボット選定の重要なポイントです。
UIの使いやすさ
多言語チャットボットでは、利用者が迷わず使えるかどうかが導入効果に直結します。機能が充実していても、インターフェースがわかりにくければ顧客は使用を諦めてしまい、せっかくの投資が無駄になりかねません。
言語が自動で切り替わる機能以上に重要なのは、利用者が現在どの言語でチャットしているかを明確に認識できるかどうかです。画面上に現在の言語表示があり、必要に応じて簡単に他の言語へ切り替えられるUI設計が求められます。
また、チャット画面のボタン配置や文字サイズ、色使いなども重要で、視認性が低いと特に高齢者や視覚に配慮が必要な利用者にとって使いにくくなりがちです。UXのわかりやすさは、問い合わせの完結率や途中離脱率に大きく影響するため、導入前には実際のユーザー目線でデモ画面を操作し、直感的に使えるかを確認すべきです。
サポート体制
多言語チャットボットを導入する際、ベンダーのサポート体制の充実度は成功を左右する重要なポイントです。導入初期の設定や会話フローの構築、運用方法に関する基本的なサポートはもちろん、運用開始後のトラブル発生時に迅速に対応してもらえるかどうかを確認すべきです。
多言語対応では、翻訳精度の調整や各言語圏特有の表現への対応など、専門的な知識が必要になる場面が多くあります。サポート提供の方法も確認ポイントで、電話やメール、チャットなど複数の問い合わせチャネルが用意されているか、対応時間は何時から何時までか、日本語でのサポートが受けられるかなども事前にチェックしましょう。
導入後の伴走支援や定期的な改善提案を行ってくれるベンダーであれば、より安心して長期的な運用が可能です。
自然言語処理の精度
多言語チャットボットの実用性を左右する重要な要素が、自然言語処理(NLP)の精度です。AI型チャットボットの中でも、翻訳精度が高く人間と話しているような滑らかな会話ができるシステムが理想的です。
自然言語処理とは、前後の文脈から質問の意図を推測したり、あいまいな表現や言い回しの違いを理解したりする技術で、人間同士の対話で自然に発生する複雑な情報処理をAIが行います。精度が高ければ、「これ」「あれ」といった代名詞の意味を文脈から判断したり、表記ゆれや方言にも対応できたりするため、より人間らしい自然な対話が可能です。
特に多言語対応では、各言語特有の文法構造や言い回しを正確に理解できるかが重要です。導入前にはデモ環境で実際にさまざまな質問パターンを試し、回答の適切性や会話の自然さを確認することをおすすめします。
有人対応への引き継ぎ
多言語チャットボットでは、すべての問い合わせを自動で完結させる前提は現実的ではありません。複雑な商品説明や個別の状況判断が必要な問い合わせ、特殊な要望やクレーム対応など、AIだけでは対処できない場面が必ず発生します。そのため、有人対応へスムーズに切り替えられるかが、顧客満足度を維持するうえで極めて重要です。
確認すべきポイントは、まず言語別に対応を振り分けられる機能があるかです。英語の問い合わせは英語対応可能なスタッフへ、中国語は中国語対応スタッフへと自動で振り分けられれば、現場の混乱を防げます。
また、これまでのチャット履歴や顧客情報を引き継いだ状態で有人対応に移行できるかも重要です。顧客が同じ説明を繰り返す必要がなく、スタッフも状況を即座に把握できれば、対応時間の短縮と顧客ストレスの軽減につながります。
まとめ
多言語対応のチャットボットは、グローバル化が進む現代のビジネス環境において、企業の競争力を高める重要なツールです。訪日外国人観光客への対応、在日外国人へのサービス提供、外国人労働者のサポート、海外市場への進出など、多様な場面で活用できます。
すべての多言語チャットボットが同じ機能や特性を持つわけではありません。対応言語数や自然言語処理の精度、UIの使いやすさ、サポート体制、料金体系など、サービスごとに特徴が異なります。
観光業向けに特化したものもあれば、製造業や建設業での外国人材サポートに強みを持つものもあります。それぞれのチャットボットの特性を理解し、自社のニーズに最も合致したサービスを選択することが成功へのポイントです。
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