Webで展開するビジネス、特に単品通販などEC業界においてLP(ランディングページ)は売上を向上させるための重要な要素です。この記事では売上拡大のために、LPのクオリティを向上させるための方法を紹介していきます。

売れるLPの一般的な構成

売れるLPの一般的な構成は以下のようになっています。

見出し
商品・サービスの名称・写真・価格など
どういった悩みを持つ方に向いているか
使用されているお客様の声
申し込みボタン

このように売れるLPはLP単体で商品・サービスの情報が伝わり、申し込みまで完結する構成となっているのが一般的です。

売れるLPが含む基本要素

一つの商品・サービスに絞った訴求

複数の商品などを提案するのではなく、LPでは訴求する商品を一つに絞ることが重要です。

複数の商品などを提案すると、ユーザーに検討という行動が生じてしまい、購入・申込に繋がらず、つながらずCVR(コンバージョン率)が下がってしまう可能性が高まります。

そのため、ユーザーがスムーズに意思決定ができるようにLPで紹介する商品・サービスは一つに絞りましょう。

魅力的なファーストビュー

LPに遷移してきたユーザーにとって、最初に目にする部分(ファーストビュー)は重要です。

ファーストビューで魅力を感じないと、せっかくLPに遷移してきてもユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。

そのため、ユーザーが最初に目にするファーストビュー見出しを魅力的なものにし、ユーザーの離脱を防ぎましょう。

例として、「お試し無料」などユーザーにとってメリットがあり魅力を感じるファーストビューにすることがおすすめです。

ユーザーの感情に沿ったLP構成

LPの構成も、ユーザーの感情や向上に合わせて作成することが重要です。構成の流れとしては、商品情報→提案とするのがよいでしょう。

まずは商品やサービスの情報を説明し、どのようなメリットが提供でき、実際に効果が表れているのかを訴求します。

このようにユーザーの商品やサービスに対しての不信感を払拭し、理解が深まってから、購入や申込を促す提案をすることでコンバージョンの増加・ユーザー体験の向上が期待されます。

明確なCTAボタン

ここまでユーザーを惹きつける方法について説明してきましたが、申込までたどり着かないとここまでの施策は意味がありません。

そのため、申込や購入に遷移させるためのCTAボタンを明確にし、申込に導くことが重要です。

ユーザーにここが申込地点だと伝えるため、CTAボタンは「申込フォーム」や「購入はこちら!」などユーザーがわかりやすい文言を入れ、ボタンの色は背景とは別の色にするなどしましょう。

売れないLPの具体例

他商品・サービスを含むページへ遷移する

LPはWeb広告で使用することが多く、LPから流入するユーザーは基本的に広告を見て商品・サービスを検討しています。

CTAボタンを押して、LPからさらに複数商品・サービスを掲載するページに遷移してしまうと、ユーザーは後で検討するという動きが生じてしまい、取りこぼしてしまう確率が上がります。

そのため、LPに設置するボタンは1つの商品・サービスの申込フォームにする、または申込フォームが一体化したLPを作成するようにしましょう。

不信感を持たせる・払拭できない

LPに遷移してくるユーザーは必ずしも商品やサービスに好意的とは限らず、興味がない・不信感を抱いているという可能性があります。そうしたユーザーに対して商品の説明が曖昧だと不信感を持たせ、増大させてしまいます。

そのため、商品などの説明をきちんと行うことが重要です。

不信感を払拭するにはユーザーに沿った商品情報の説明から提案という流れにするだけでなく、FAQを整備しLPに入れるなどしてユーザーの疑問をなくし、不信感を払拭するという方法もあります。

売れるLPを作る際のポイント

LPに遷移してくるユーザーの種類を想定する

LPに遷移してくるユーザーの種類は様々です。

(例)ダイエットサプリのLPに遷移したユーザー

・元々ダイエットに興味があってサプリを探していたユーザー
・ダイエットに興味はあるがサプリに興味はないユーザー
・現在ダイエットに興味はないユーザー

このように、遷移してくるユーザーの関心状態は様々です。そのため、どのようなユーザーをLPからコンバージョンさせるか想定し、どのような訴求で感情想起させることができるのか逆算をして、LPを作成することが重要です。

言葉を画像内で強調する

LPでは細かい文章などは読みとばされ、画像全体を見る傾向が強いです。そのため、強調する言葉は画像内に入れ込み、赤や黄色などの目立つ色で言葉を強調することがおすすめです。

お客様の声は具体的に

上記で述べたように、ユーザーに不信感を与えてしまってはコンバージョンに繋がりません。

ユーザーに安心感を与えるためにはそのため、お客様の声を具体的に記載することが有効です。

なぜこの商品を選んだのか、どのようなメリットがあったか、ユーザーに自分が使用している姿を具体的にイメージさせる文章にすることで不信感を払拭することができます。

また、可能ならお客様は実名にし写真を掲載することでより信頼感を増すことが期待できます。

チャット型フォーム導入によるCVR改善手法

LPからのCVRを改善し、売上を向上させるには様々な手法がありますが、LPにチャット型入力フォームを実装することは非常に有効な施策です。

株式会社ジーニーの提供する「GENIEE CHAT」では、LP内にチャット型フォームを実装することが可能です。

「GENIEE CHAT」を活用することでCVRを改善した美容系企業A社の実際の事例をご紹介します。

導入に至った経緯

・自社サイトにて美容系商品を販売

・LPを作成し集客施策を実施しているものの、流入に対する購入数が伸び悩んでいたため、「GENIEE CHAT」を導入

具体的に行った施策

設計

LP内のCTAボタンを押下すると、チャットフォームが立ち上がるように設計をし、フォーム到達率から改善

チャット内での表示設定
  1. 残り設問数/タイムバナーの表示
     ユーザーの入力モチベーションの維持
  2. クーポン表示
     限定性を訴求し、購買意欲を育成
  3. アドレス項目の削除
    入力項目を減らし、ユーザーストレスを改善

結果

CVRを127%改善し、売上拡大へ寄与

このように、売れるLPを構築する方法の1つとして、チャット型フォームは有効な手法です。

「GENIEE CHAT」では、チャット型EFOツールを成果報酬で実装が可能です。

まとめ

売れるLPを作成するうえで、訴求する商品・サービスは一つに絞り、見出しなどをキャッチーにすることが重要です。また、不信感を持たせないために商品の説明は具体的に行い、納得感を持ってもらうことも重要です。

LPからのCVRを向上させる方法として、記事内にチャット型EFOツールを設置するなどの方法が存在します。

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GENIEE CX NAV1 編集部

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