【インスタグラム広告大全集】効果実証済みの事例5選
2016年4月に国内ユーザー数1,000万人を突破したインスタグラム。
ソーシャルメディアとしてこれだけ高い人気を得ているからには、
広告に活用したいところですよね?
Facebookと同じ管理画面で見られるので便利ではありますが、
新しく出稿に踏み切るための
他社事例を十分に集められていない方も多いと思います。
Web広告は流行り廃りが激しいものの、
根本となる考え方は共通していることが多いので、
他社の成功事例をしっかり分析することで、
適切な活用方法が見つかることも多いのです。
そこで今回は、【インスタグラム広告大全集】と題して、
効果実証済みの事例を5つご紹介します。
成功の秘訣を他社から学び、
インスタグラム広告の費用対効果を最大化させてくださいね。
1. 一晩で180万人を集めたシャネルの一枚
http://toyokeizai.net/articles/-/79737?page=3
まずはシャネルの事例をご紹介します。
シャネルは2014年10月にインスタグラムを開始すると、
ほぼひと晩で180万人のフォロワーを集めたというから驚きです。
出典:Dididay:「インスタグラム、エンゲージメントはFacebookの10倍? ファッション・コスメ企業に愛される理由」
その理由は高いビジュアル性と、思わず商品が欲しくなる雰囲気の伝え方。
冒頭の画像は、かの有名な『シャネルNo.5』です。
シャネルの持つ高級感と美しい小瓶が絶妙で、
化粧台に置くことを想像するだけでも楽しくなりますね。
歴史ある企業が古くからのファンを大切にしつつ、
インスタグラムのような比較的若い層にも
リーチできるプラットフォームを活用する事例は、
一つのロールモデルとして参考になります。
ぜひ、アカウントを覗いてみてください。
2. インスタグラム動画広告を活用したT-Mobile
https://www.instagram.com/tmobile/
2016年2月にリリースされた動画広告を有効に活用しているのが
ドイツに本拠を置く携帯電話会社のT-Mobileです。
インスタグラムの動画広告は30秒から60秒に尺が変更されましたが、
T-Mobileはいち早く配信をスタートさせたうちの一社です。
こちらは「クラリティ」で有名なドイツのDJ・ZEDDの出演するイベントの動画広告です。
あえてチケットの購入ページなどにリンクしていませんが、
動画を見るとイベントの楽しさがビシビシと伝わり、
思わず能動的に検索してしまうほど。
意図的に断片的な情報だけを公開して
ユーザーの注目を集める広告を、ティザー広告と言いますが、
T-Mobileはこのティザー広告を効果的に活用することで
14万人(2016年10月時点)ものフォロワーを集めることに成功しています。
3. 新商品の宣伝に活用するベン&ジェリーズ(BEN&JERRY’S)
https://www.instagram.com/benandjerrys/
アイスクリームでお馴染み、アメリカのベン&ジェリーズ(BEN&JERRY’S)も
インスタグラム広告を活用してる企業です。
配信しているのは主にアイスのNewフレーバーを告知する動画や写真です。
動画を見た1000万人のユーザーのうち、
17%がNewフレーバーを認識し、さらに同社に対する好感度を示したといいます。
出典:東洋経済「だからインスタグラムはSNSの勝ち組になる」
またベン&ジェリーズは、過去に
「地球に見立てたアイスが溶ける」動画広告を配信しました。
これは地球環境問題に取り組むNGOを支援する目的の動画です。
このように企業のCSR活動を告知することで、
新たなブランド価値を提供していく稀有な事例です。
4. 「いいな!」欲求の瞬間をキャッチするIKEA
https://www.instagram.com/ikea_ps_2014/
スウェーデン発祥の家具店IKEAでは、単なる販売する家具の宣伝だけでなく
ライフスタイルを想起させる写真でIKEAの持つ独特の世界観を伝えています。
フォロワー数は全世界で約90万人です(2016年10月時点)
過去の配信になりますが、「IKEA_PS_2014」という商品カタログ。
こちらアカウントの使い方が秀逸なのでご紹介します。
部屋には独特の世界観あるIKEAの家具が配置されていますが、
すべての家具にタグが設置されており、
クリックすると商品のアカウントページに遷移し詳細を見ることができます。
これによりユーザーは「いいな」と思った瞬間にその情報を手に入れられるため、
IKEAページから離脱する可能性が低くなり、コンバージョン率も上がるでしょう。
5. ユーザー参加型で巻き込むサッポロビール
出典:http://www.sapporobeer.jp/sapporo_enq/0186/
サッポロビールでは、
インスタグラムをハロウィンのフォトコンテストの
キャンペーン企画と連動して活用しています。
一般ユーザー参加型のこの企画は、
写真投稿時にハッシュタグ「#サッポロハロウィン」「#ハロウィン」と
記載するだけで参加が可能となります。投稿された写真を審査し、
入賞者50名様に「サッポロパーティーセット」をプレゼントするというO2O企画です。
自分がビールを飲む写真が評価されるので
ユーザーのモチベーションが上げることはもちろんのこと、
サッポロビールを片手に楽しむ人々を見た他のユーザーまでも
巻き込むことができるので、拡散力抜群の企画と言えるでしょう。
まとめ
インスタグラム広告はどちらかといえばブランディング広告の
イメージが強いかもしれませんが、
やり方次第でダイレクトにも活用できる可能性があります。
今回ご紹介した事例を参考に、新たな施策の手がかりにしてみてくださいね。