当社グループは経営資源と蓄積したノウハウなど、グループ全体の強みを活かしながら、コーポレート・サステナビリティ(※)を積極的に推進しています。
主に「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」からなるESGを重視し、項目毎にSDGs(持続可能な開発目標)を設定しています。
今後も日本発のテクノロジーカンパニーとして、持続的な成長と中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。
※企業が環境・経済・社会全体への影響を考慮しながら継続的な経営を目指す取り組み
持続的な成長のためには、気候変動への対応や自然環境の保全は重要なテーマとして捉え、環境経営と成長戦略の一体化は不可欠と考えております。経営資源と蓄積したノウハウなど、当社グループの強みを活かし、環境への配慮と利益創出の両立を目指しております。具体的には、資源の有効活用と環境負荷の低減を目指し、電子サインの活用によりクラウドベースの人事、勤怠、経理、経費精算システムを全社的に導入し、ペーパレス化を推進しています。これにより、業務の効率化を実現しながら、環境への配慮を強化しています。
多様な人材の採用と育成を重視し、様々なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境を整えています。これにより、働きやすさを促進するフレックスタイム制、メンター制度、社内公募制度、グローバルチャレンジ制度などを充実させ、従業員の満足度と定着率を向上させることを目指しています。
これらの取り組みは企業の持続的成長に寄与するものであり、さらなる強化を通じて社会貢献を進め、社員が働きがいを感じる環境の整備に努めています。
快適な職場環境の提供やキャリアアップ支援の一環として、リフレッシュ休暇、家賃補助、書籍補助、働くパパママ応援制度、インターンシップ制度、ジョブチェンジ制度を導入し、特に女性社員の雇用と管理職登用を積極的に進めています。
優秀な海外人材の本社配属や本社人材の海外拠点への登用を通じて、グローバルに適任の人材配置を実現し、さらに多様性と成長を促進する方針です。
ジーニーグループの連結従業員は、コーポレート、ビジネスを問わず、性別やバックグラウンドを加味しない採用、評価制度の浸透を進めています。
また、2023年にZelto,Inc.を買収したことにより、外国籍を保有する方の比率も上昇し、当社グループ人材の多様化が推進しています。
2022年 (3月末) |
2023年 (3月末) |
2024年 (3月末) |
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連結従業員数 | 380人 | 566人 | 617人 |
女性比率 | 28% | 30% | 27% |
外国籍従業員比率 | 21% | 42% | 42% |
サステナビリティ経営を推進するために、コンプライアンス委員会を中心に、法令遵守と内部統制の強化に取り組んでいます。委員会は3か月ごとに開催され、業務執行取締役や社外取締役と協力し、コンプライアンス研修や違反調査を実施しています。また、社外取締役が多数を占めることで監督機能を強化し、監査等委員会の設置を通じて財務報告の信頼性と透明性を向上させています。これらの取り組みにより、ジーニーは持続可能な成長を目指し、すべてのステークホルダーにとって信頼される企業であり続けることを目指しています。