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生成AI機能「Salesforce Einstein GPT」を徹底解説!4つの機能や料金プランを紹介

公開日: / 更新日: / SFA

Salesforce Einstein GPTとは、Salesforceに蓄積した顧客データと生成AIを組み合わせ、メール作成や要約などを自動化する機能です。活用すれば、営業の事務作業を減らし、顧客対応に充てる時間を増やせます。

本記事で解説するのは、Einstein GPTの特徴や機能、料金プランです。AI搭載CRMの選択肢までまとめているので、ぜひ参考にしてください。

Salesforce Einstein GPTとは

Salesforce Einstein GPTとは

Salesforce Einstein GPTは、高度な生成AI技術とSalesforce独自のプライベートAIモデルを組み合わせた、CRM(顧客管理システム)に特化した生成AI機能です。

Salesforceの生成AIシステムは、「企業内に蓄積された顧客データ」「Salesforceの管理情報」「Data Cloudを介して連携される外部のリアルタイムデータ」など、多岐にわたる情報源を統合して、自社に最適化されたコンテンツを生成できるのが強みです。

例えば、営業担当者が顧客に送るメールの文面作成もAIが支援します。具体的には、「各顧客の過去の取引履歴」「問い合わせ内容」「関心を示した製品情報」などに基づき、最適化されたメッセージを自動で生成する仕組みです。そのため、担当者は内容の確認と送信のみで済みます。

これにより、個別対応の文面作成に費やしていた時間を削減し、本来の営業活動や顧客との関係構築に注力できます。

さらに、マーケティング部門ではターゲット顧客の特性を反映したキャンペーン文章やコンテンツの作成、開発部門ではプログラミングコードの自動生成支援など、企業活動の広範な領域でビジネスプロセスの効率化と品質向上を実現できる点が、大きな特徴です。

Salesforce Einstein GPTで実現できることは、以下のとおりです。

・顧客に合わせたコンテンツの動的生成ができる
・ワンクリックでビジネスメールの文章を生成できる
・対応履歴からナレッジ記事を生成できる
・顧客との対応履歴をまとめて要約できる
・打ち合わせや議事録もまとめて要約できる
・チャットAIによるプログラミングのコード生成をサポートできる

Einstein GPTが営業現場で強いメリットを生む背景には、担当者が非コア業務に時間を奪われている課題があります。Salesforceが2026年に公開した最新の年次調査レポート「営業最新事情」(第7版)によると、営業担当者は依然として就業時間の半分以上をデータ入力などの非営業業務に費やしていると報告されています。

とくに日本市場においては、煩雑な事務作業の負荷が営業活動の時間を奪う最大の要因となっており、本来売上につながるコア業務が圧迫されている実態です。

ワンクリックでのメール生成や議事録の自動要約といったEinstein GPTの機能は、こうした失われた時間を顧客対応へ取り戻します。同調査でも、日本の営業チームが今後の成長戦略として「AIの活用」を上位に位置づけており、作業時間の約30%削減を見込んでいることが示されています。

出典:Salesforce|年次調査レポート「営業最新事情」(第7版)

Salesforce Einstein GPTの4つの特徴

Salesforce Einstein GPTの4つの特徴

Salesforceの生成AI「Salesforce Einstein GPT」は、業務を効率化するさまざまな機能を備えています。企業の業務効率化と、顧客体験価値の向上に貢献できる具体的な特徴は以下のとおりです。

1. CRMに特化した生成AI
2. 自然で人間らしい文章の生成
3. Salesforceプラットフォームとのスムーズな連携
4. 多様な業務領域での応用

1. CRMに特化した生成AI

Salesforce Einstein GPTは、CRMに特化して開発された初の生成AIとして、Salesforceが保持する膨大な顧客データと業務の流れを密接に連携させた点が大きな特徴です。

CRM特化型の設計により、営業・顧客サポート・マーケティングキャンペーンなど、顧客接点を持つさまざまな部門で、AIを活用した業務の最適化と顧客満足度の向上を実現できます。

従来のAIとは異なり、CRMデータの特性を深く理解したうえで機能するため、ビジネスの文脈に応じた精度の高いアウトプットが可能です。

2. 自然で人間らしい文章の生成

SalesforceのAI機能(Einstein)は、高度な大規模言語モデル(LLM)と独自の信頼基盤「Einstein Trust Layer」を組み合わせることで、人が書いたかのような自然で理解しやすい文章を作成できます。

この機能により、顧客向けのメール、提案書、製品説明、マーケティング資料など、多様なビジネス文書を迅速に自動生成できます。文体や専門用語の調整も可能で、企業のトーンや業界特有の表現にも適応し、担当者は内容の確認と調整に専念できます。

3. Salesforceプラットフォームとの緊密な連携

Salesforce Einstein GPTの大きな利点は、Salesforceのシステム全体と緊密に統合されている点です。各種Salesforce製品に直接組み込まれているため、ユーザーは使い慣れたインターフェースからAI機能へ容易にアクセスできる特徴を持ちます。

また、Salesforce Flowやプロセスビルダーなどの自動化ツールと組み合わせれば、AIによる判断や文章生成を業務フローに自動的に組み込み、より複雑なビジネスプロセスの自動化を実現できるのもSalesforceの生成AIが持つ特徴のひとつです。

4. 多岐にわたる業務での活用が可能

Salesforce Einstein GPTは幅広い業務に適用でき、「営業部門では見込み客への最適なアプローチ方法の提案や個別提案書の作成」「サポート部門では問い合わせへの迅速な回答案の作成」「マーケティング部門ではターゲット層に響くコンテンツ作成」などに活用できます。

さらに、技術部門向けには、要件に基づくプログラムコードの自動生成機能も提供し、開発プロセスの迅速化とエラー削減を支援します。

Salesforceの生成AIは、幅広い業務に適応できるため、「CRM(顧客管理システム)」の枠組みを超えた業務効率化が期待できるのが特徴です。

Salesforce Einstein GPTの4つの機能

Salesforce Einstein GPTの4つの機能

Salesforce Einstein GPTは、多様な部門のニーズに応じた4つの機能が提供されています。各業務領域でAIの力を最大限に活用できるように設計されているため、それぞれの違いを見極めることが大切です。

Salesforce Einstein GPTの代表的な搭載機能は以下の種類に分けられます。

・Service Cloud Einstein
・Sales Cloud Einstein
・CRM Analytics(旧Analytics Cloud Einstein)
・Marketing Cloud Einstein

Service Cloud Einstein

Service Cloud Einsteinは、カスタマーサポート業務を効率化できる生成AI機能です。問い合わせ内容を自動で分析し、最適な回答案や解決策を提案することで、サポート担当者の対応速度と精度を向上させます。

また、過去の類似事例やナレッジベースから関連情報を瞬時に抽出し提示し、複雑な問題にも迅速に対応することが可能です。顧客満足度の向上とともに、サポート業務の効率化とコスト削減を実現します。

Sales Cloud Einstein

Sales Cloud Einsteinは、営業担当者の日常業務の効率化を支援して、成約率アップを促進する生成AI機能です。見込み客の購買可能性スコアリング、最適な商談タイミングの提案、個別顧客に合わせた提案内容の自動生成など、多岐にわたる機能を提供します。

さらに、過去の成功事例を分析し次のアクションを提案するため、経験の浅い営業担当者でも成功事例に基づいた営業活動が可能です。的確な営業活動をサポートする機能によって、成約率を高める効果が期待できます。

CRM Analytics(旧Analytics Cloud Einstein)

CRM Analyticsは、複雑なデータ分析機能を提供するAI分析機能です。大量のデータから重要なパターンやトレンドを自動で抽出し、視覚的に理解しやすいダッシュボードで表示します。

データサイエンスの専門知識がなくとも、自然言語でデータに関する質問を入力するだけでAIが適切な分析を行い、インサイトを導き出してくれるのが特徴です。予測分析機能も搭載されており、将来のビジネス動向を予測し、先を見越した戦略立案をサポートします。

Marketing Cloud Einstein

Marketing Cloud Einsteinは、顧客一人ひとりの行動パターンや好みを学習し、最適なタイミングとチャネルで最適なメッセージを届けるマーケティングAI機能です。

従来のセグメント分けを超えた詳細な顧客理解により、購買履歴やWebサイト閲覧行動、メール開封率などに基づいた、真にパーソナライズされたマーケティングコミュニケーションを実現します。

キャンペーンの効果予測や最適化も自動で行い、マーケティング投資対効果の最適化を図れます。マーケティング業務を効率化および自動化できるため、業務負担を減らし、削減できた時間を分析業務などに充てることで、企業としての競争力を高められます。

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Salesforce Einstein GPTの料金プラン比較

Salesforce Einstein GPTの料金プラン比較

Salesforce Einstein GPTの利用は、上位グレードのエディションに限られています。具体的には、「Enterprise Edition」「Unlimited Edition」「Agentforce 1 Sales」の契約者のみが、Salesforceの高度な生成AI機能を活用できます。

Salesforceの料金体系は基本的に1ユーザーごとのライセンス購入形式で、ライセンスには複数のグレード(Edition)があります。Einstein GPTは標準エディションでは利用できず、「Enterprise Edition以上」の契約が必要です。

各エディションの月額料金は以下の通りで、SalesforceのAI機能を実務で本格的に活用するには、Enterprise以上のエディション(1ユーザーあたり月額175ドル〜)の契約が基本となります。

契約期間や利用ユーザー数によっては、個別見積もりや最適なプランのご提案も可能です。

エディション月額料金(1ユーザーあたり)Einstein GPT対応主な機能
Starter Suite25ドル(約3,750円)不可基本的なCRM機能のみ(旧Essentialsの刷新版)
Pro Suite100ドル(約15,000円)不可簡易的な自動化、売上予測等の限定的なAI機能
Enterprise175ドル(約26,250円)一部対応高度なワークフロー、Agentforceへのアクセス権(※一部AI機能はオプション)
Unlimited350ドル(約52,500円)対応24時間サポート、主要なEinstein AI機能を標準搭載
Agentforce 1 Sales550ドル(約82,500円)対応全AI機能、Data Cloud、自律型AIエージェントのフルパッケージ

Salesforce Einstein GPTを導入する際の注意点

Salesforce Einstein GPTを導入する際の注意点

Salesforce Einsteinに高度な生成AI機能が統合されたことで、業務プロセスの自動化と効率化に大きな可能性が開かれました。しかし、すべての業務判断をAIに委ねることは慎重に行う必要があります。

特に気をつけるべき注意点は、生成AIの課題「ハルシネーション」と呼ばれる現象です。

ハルシネーションとは、生成AIが実際には存在しない情報や事実を、正確な情報であるかのように生成する問題です。これは現在の生成AI技術全般に共通する課題のひとつとして知られています。

具体的には、Einstein GPTが顧客に送るメールで、実際には存在しない過去の取引に言及したり、存在しない製品の特徴を説明したりするケースが考えられます。また、データ分析において、根拠のない相関関係を「発見」として報告する可能性も否定できません。

これらの不正確な情報が社内や顧客とのコミュニケーションに混入すると、信頼関係の損害や誤った意思決定につながるリスクがあります。

そのため、Einstein GPTを導入する際は、AIが生成した内容を人が必ず確認するプロセスを確立し、重要な判断や顧客とのコミュニケーションでは適切な検証を行うことが不可欠です。

AI機能は人間の業務を支援するツールとして位置づけ、最終的な判断責任は人が持つという運用の徹底が求められます。

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AIを搭載したCRMならGENIEE SFA/CRMもおすすめ

AIを搭載したCRMならGENIEE SFA/CRMもおすすめ

AI搭載のCRMはSalesforceだけではありません。国産のGENIEE SFA/CRMも、AIによる入力支援と使いやすさを両立した有力な選択肢です。

ここでは、GENIEE SFA/CRMについて以下のポイント別で解説します。

  • GENIEE SFA/CRMとは
  • GENIEE SFA/CRMの導入メリット
  • GENIEE SFA/CRMの導入事例

GENIEE SFA/CRMとは

GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供する国産の営業支援・顧客管理ツールです。商談管理や顧客管理、レポート機能を一つの画面にまとめ、営業活動の可視化を支えます。

最新の生成AIを活用した機能が商談記録や文章作成を支援するため、入力の手間を抑えながらデータ活用を進められる仕組みです。専門知識がなくても扱いやすく、現場になじみやすい点が支持されています。

GENIEE SFA/CRMの導入メリット

メリットとして、直感的に使えるシンプルな管理画面により定着率99%を実現している点が挙げられます。低価格ながら多機能で、商談から顧客管理まで幅広い業務を一つのツールでカバーできます。

AIが入力や分析を支援するため、現場の負担を抑えながら営業データを蓄積できる仕組みです。蓄積したデータはレポートで自動的に可視化され、戦略の見直しに活かせます。

GENIEE SFA/CRMの導入事例

GENIEE SFA/CRMは、さまざまな業種の企業で営業の効率化や情報共有の改善に活用されている製品です。属人化していた商談状況を可視化し、チーム全体でフォロー漏れを防ぐ体制を整えた事例があります。

AI機能で入力業務を効率化し、顧客対応の時間を増やした企業の事例が豊富です。営業データをもとに会議の質が上がり、意思決定が速くなった事例が見られます。

導入事例ページでは、業種や課題別に具体的な成果を確認可能です。

導入事例ページはこちら

AIを活用したCRMを導入するなら定着率99%のGENIEE SFA/CRM

AIを活用したCRMを導入するなら定着率99%のGENIEE SFA/CRM

AIを活用して営業を効率化したいなら、定着率99%のGENIEE SFA/CRMの利用をご検討ください。最新の生成AIを活用した機能が商談記録や文章作成、音声の文字起こしを自動で支援し、入力の手間を軽減します。

手作業の報告に費やしていた時間を、顧客との対話に振り向けられる点が魅力です。AI機能の詳細や活用イメージは、無料の資料で具体的に確認できます。

まずは資料をダウンロードし、自社の営業課題に合うかを確かめてください。

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Salesforce Einstein GPTに関してよくある質問

Salesforce Einstein GPTに関してよくある質問

Salesforce Einstein GPTについて、よく寄せられる質問へ回答します。

  • SalesforceとAgentforceとEinsteinの違いは何ですか?
  • Einstein生成AIとは何ですか?

SalesforceとAgentforceとEinsteinの違いは何ですか?

これら3つには、基盤・AIエンジン・自律型エージェントという役割の違いがあります。Salesforceは顧客データや商談履歴を一元管理するCRMプラットフォームそのものです。

Einsteinはメール生成や受注予測などを担うAIエンジンの総称で、人の業務をサポートします。Agentforceは人の指示を待たず、設定ルールに沿って業務を自律的に進めるAIエージェントです。

役割を整理して理解すると、自社に必要な機能の見極めに役立ちます。

Einstein生成AIとは何ですか?

Salesforce内の顧客データと大規模言語モデルを安全に統合し、業務に必要な文章やコードを自動生成する機能です。特徴は、企業向けのセキュリティ基盤Einstein Trust Layerが備わっている点にあります。

入力したデータが外部の学習に使われない仕組みのため、機密情報を扱いながら安全に活用できる設計です。社内データを踏まえたパーソナルな提案を、リスクを抑えて生成できます。

Salesforce Einstein GPTのまとめ

Salesforce Einstein GPTのまとめ

Salesforce Einstein GPTは、CRM領域に特化した生成AI技術として、企業の業務効率化と顧客体験の向上に大きな可能性を秘めています。

生成AIの強力な言語処理能力とSalesforceの豊富な顧客データを組み合わせることで、営業、サポート、マーケティング、データ分析など多岐にわたる業務で活用できるのが魅力です。

とはいえ、もっとも大切なポイントは、自社のビジネス課題や組織構造に適したツールを選ぶことです。Einstein GPTは強力な機能を提供しますが、導入にはEnterprise Edition以上の契約が必要であり、ハルシネーションなどのAI特有の課題も存在します。

また、ハルシネーションのリスクを回避するためには生成AIに業務を完全に委ねるのではなく、最終的に人の目で確認するプロセスが不可欠です。そのため、現段階では完全な自動化が難しい点も運用の課題と言えます。

もし、現在のSFAツールの活用に課題を感じている、または営業プロセスの効率化が思うように進んでいないとお悩みの場合は、カスタマイズ性とデータ連携の柔軟性に強みを持つ「GENIEE SFA/CRM」をご検討ください。

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GENIEE's library編集部
執筆者

GENIEE's library編集部

株式会社ジーニー


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