株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下「ジーニー」)は、Fenox Venture Capitalによるリードの下、BRV Japan Advisers株式会社他2社がジーニー株式の第三者割当増資および一部譲受を本日実施することをお知らせいたします。
・BRV Japan Advisers株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:John Lee、以下「BRV」)
・アンカー・アドバイザーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:武藤 真一、以下「アンカー・アドバイザーズ」)
・みずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:齊藤 肇、以下「みずほキャピタル」)
・Fenox Venture Capital(本社:アメリカ シリコンバレー、CEO:Anis Uzzaman、以下「Fenox VC」)
ジーニーは昨年SSP事業において売上高日本一を実現いたしました。海外においても事業展開をより加速させるために、北米やアジアなど世界各国に拠点を置き、グローバルネットワークを持つFenox VCとBRV、国内有数の金融系ベンチャーキャピタルであるみずほキャピタル、日本企業と主に北米、東南アジア、およびインド企業間のM&A助言及びベンチャーキャピタル業務を行っているアンカー・アドバイザーズに対し、ジーニー株式の新株割当及び旧株の移動を行います。
BRVグループは、ヨーロッパの大手モバイル通信会社のVC部門を起源とするベンチャーキャピタルです。米国シリコンバレーの他、日本・韓国・中国等に拠点をもち、北米、中国、日本のレイターステージを中心としたモバイル領域のサービスやオンライン決済システム等を扱うスタートアップへの投資を実施しております。またBRVグループのグローバルネットワークを活用し、投資先企業の海外展開をサポートしております。投資家には大手SWFや機関投資家の他、欧米の著名な企業家がおり、1998年にはPaypalに出資した世界的に有数なベンチャーキャピタルのひとつです。
アンカー・アドバイザーズは、主に日本企業と海外企業間のM&A助言業務を行っています。特にインド、東南アジア、北米企業とのクロスボーダーのM&A助言に強みを持ち、今までにYKKグループやSGホールディングス株式会社等のインド進出の助言実績を有します。
みずほキャピタルは、国内屈指の総合金融グループであるみずほフィナンシャルグループのベンチャーキャピタルです。豊富なグローバルネットワークやグループ各社との連携を背景に、スタートアップからレイターステージまで幅広いフェーズの企業への投資及び株式上場サポート等に実績を有しております。
Fenox VCは、米国シリコンバレーに本社を構え、これまでに北米、日本、東南アジアにて約65社のスタートアップへの投資を実施しているベンチャーキャピタルです。日本では、株式会社エボラブルアジア(東証マザーズ上場:2016年3月31日)、株式会社メタップス(東証マザーズ上場:2015年8月28日)や株式会社ディー・エル・イー(東証マザーズ上場:2014年3月26日、東証一部へ市場変更:2016年4月15日)といった既に上場した企業のほか、テラモーターズ株式会社、株式会社マネーフォワード、株式会社ZUU、株式会社FiNC、株式会社アイアンドシー・クルーズ等への投資を行っており、これら投資先の海外展開支援を手掛けた実績を有します。
株式会社ジーニーは、インターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム SSP において、日本最大級の約600億インプレッションを保有する「Geniee SSP」の開発・提供及び、広告主・広告代理店のマーケティング支援サービスの提供を行っております。また、SSP、 DMP、DSPをワンストップでご提供しており、アドテクノロジー専門企業として高いノウハウを有します。
海外展開においては、2012年よりGeniee International Pte. Ltd.を設立後、インドネシア、ベトナム、シンガポール、タイ、マレーシアに子会社およびジョイントベンチャーでの営業拠点を置き、東南アジア約2500社のメディアの収益最大化の支援をしています。