株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下ジーニー)が提供する営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」は、ビデオ会議ツールZoom Meetingsで広く知られる Zoom Communications Inc.が提供している、クラウドPBXサービス(※)『Zoom Phone』との連携を実現しました。これにより、顧客との会話データの保存・管理から分析までを一気通貫で自動化できるようになりました。
※ クラウド上にPBX(電話交換機)を設置し、インターネット経由で電話を利用するサービスです。
■「GENIEE SFA/CRM」とZoom Phone連携強化の背景
~既存のSFA/CRMとZoom Phoneの連携が抱える課題の解決に取り組みました~
内勤営業やコールセンターでは、「時間がなく顧客との会話履歴を残せていない」「個人の感覚や認識のずれによる間違った情報の共有」などの課題がしばしば発生しており、こうした課題を解決するため一般的なSFA/CRMとZoom Phoneの連携が活用されてきました。
しかし、これまでの連携では、「日本語の音声が英語表記で記録されてしまう」「専門用語を正しく認識した文字起こしができない」「膨大な会話データをどう分析すべきかわからない」など、実用的なデータの生成と改善に向けた活用の課題が存在していました。
このような背景を踏まえ、ジーニーでは、「GENIEE SFA/CRM」内の自動化機能を組み合わせ、役割の異なる複数のAIを並行稼働させることで、情報の取り込みから各種分析や検知などを行うことが可能になりました。これにより、企業様のニーズに合わせて、より複雑な業務の自動化や設定をカスタマイズできる仕組みをご提供できるようになりました。
主な特徴は以下の通りです。
・専門用語にも対応したAIによる高度な日本語文字起こし
・各企業様のニーズに合わせた詳細なプロンプトチューニングによる専用カスタマイズ
・蓄積されたデータの分析と二次加工をAIが自動で実行
■「GENIEE SFA/CRM」とZoom Phone連携の活用事例
活用事例①バックオフィスと担当営業のシームレスな連携
担当者以外が受電した電話の内容を文字起こしし、会話終了と同時に対象の商談レコードまたは見込み顧客のレコードの活動履歴を自動保存します。さらに、担当営業に自動通知することで、情報のデリバリーコスト削減と認識齟齬によるトラブルを回避することができます。
活用事例②営業戦略の立案・マネジメントに活用
膨大な会話データの中から、特定セグメントに該当する情報を抽出、分析し、ニーズ傾向やプロセスの傾向を分析レポートとして自動生成します。これにより営業戦略の立案と改善スピードを高速化し、深い顧客理解とパーソナライズされたアプローチの実現を支援します。
活用事例③クレーム内容と傾向のレポーティング作業自動化
トラブルやクレームが発生した顧客にフラグ付けをすることで、一定期間に発生したクレームの内容と傾向、対策の草案を自動でレポーティングできます。これにより、営業部門だけでなく、製品開発部門やお客様対応部門の生産性向上まで同じシステム内で網羅することができます。
今後もジーニーは、AIを活用した営業活動の生産性向上と、新たなマーケティング戦略の実現を支援し、誰もがマーケティングで成功できる世界を目指して取り組んでいきます。
■営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」
顧客管理・商談管理・データ分析機能等が一体となったクラウド型の国産SFA/CRMです。純国産ツールのため日本のビジネスシーンに合わせたシンプルな機能で、ツール導入・運用の専門家がいなくても項目設定・レポート作成などを容易に行うことができます。定着率99%の実績があり、ベンチャー企業から大手企業まで、幅広いお客様に高い営業改善環境をご提供しています。
URL:https://chikyu.net/
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