2025年06月27日プレスリリース
広告運用とレポート作成を自動化するマーケティング支援AIエージェントへ
株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下ジーニー)のグループ会社である、AIを活用したプロダクト開発・販売を行うJAPAN AI株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下JAPAN AI)は、「JAPAN AI MARKETING」をリニューアルし、広告運用・マーケティング支援AIエージェントとして提供開始することをお知らせします。
■リニューアルの背景
デジタルマーケティングは現在、日本の広告費のほぼ半数を占める主要なマーケティングチャネルとなっています(※1)。企業規模を問わず、多くの企業がデジタルマーケティング、特に運用型広告を活用している一方で、広告配信後のレポーティング業務が大きな負荷となっているのが現状です。
「入稿やクリエイティブ制作業務に追われ、十分な振り返り時間を確保できない」「同一の数値に対する判断が属人化し、施策提案に個人差が生じる」といった課題により、運用型広告の成果を最大化できずにいるという声を数多くいただいてまいりました。
これらの課題解決に向け、JAPAN AIでは以下の強みを活かした生成AIプロダクトの開発を進めてまいりました。
・日本の法人向け生成AIのリーディングカンパニーとしての知見
・ジーニーグループとして培った15年にわたる運用型広告の経験
・複数の広告代理店様との連携によるノウハウの蓄積
そしてこの度、これらの取り組みの成果として、新たな「JAPAN AI MARKETING」プロダクトをリリースする運びとなりました。
■「JAPAN AI MARKETING」とは
広告運用業務を包括的に支援するAIエージェントです。BigQuery連携による自動データ取得から、分析、レポーティングまでを一気通貫で実行します。
さらに、利用を重ねるごとに組織固有のナレッジが蓄積され、より精度の高い提案が可能になり、新たに搭載されたダッシュボードUIによって直感的な操作と分かりやすい結果表示を実現しています。
これにより、広告代理店やマーケティング担当者の業務効率を大幅に向上させ、戦略的な意思決定に注力できる環境が提供可能となります。
■導入により期待できる効果
・レポート作成時間の大幅削減
・データ分析の自動化による作業効率の向上
・戦略的意思決定への時間創出
・組織ナレッジの効率的な蓄積と活用
・クライアント対応の質的向上
・運用担当者の業務負荷軽減
■「JAPAN AI MARKETING」の特徴
特徴①:自然言語処理でいつのデータでも簡単に抽出
JAPAN AIのBQ連携ツールを使うことによって、BQ内のデータをAIが自由自在に引き出します。
特徴②:クライアント毎のレポーティング素案を”わずか3分”で作成
クライアント毎の作成に工数がかかるレポートも、自然言語の指示で簡単に作成することができます。
特徴③:毎日自動で分析して社内共有まで実行
チャットツール等と連携し、定期実行の設定をすることで、決まった時間にエージェントの分析・改善提案書を受け取ることができます。
特徴④:分析の上ネクストアクション提案を実行
数値に加えて配信コンテンツの情報まで一括取得することができるため、キーワードやバナー、記事LP等のコンテンツ改善案も提案することが可能です。
■JAPAN AIの今後の展望
本機能は運用型広告の「分析」「改善」フェーズの課題解決を目指したプロダクトとなっています。今後も本機能拡充を継続的に進め、画像生成AIエージェントや記事LP作成AIエージェント等、既存の支援ツールとの連携を強化し、「施策立案」「制作」など幅広いフェーズにマーケティング支援の範囲を拡大していく予定です。
また、直近では、組織ナレッジを蓄積・反映させることで、各組織固有の知見を活用した分析・改善提案ができるエージェントへの進化を目指しています。経験値の高い広告運用者からのフィードバックや商材情報を継続的にインプットすることで、より実務に即した精度の高い改善提案を実現してまいります。
さらに、競合他社のクリエイティブを自動で収集・分析し、業界トレンドを把握する機能を実装する予定です。これらの機能拡充により、広告運用における意思決定の質を向上させ、より戦略的なマーケティング活動の支援を目指してまいります。
※なお、従来のJAPAN AI MARKETINGをご利用いただいているお客様については、現在ご提供中の機能を変わらずご利用可能です。
※1 引用:株式会社電通『2024年 日本の広告費』
■JAPAN AIのサービス概要
JAPAN AI AGENT
設定した目標やゴールに対し、AIが自ら思考し、特定のタスクを実行するAIシステム。日常的に発生する様々なタスクを自動化することができます。
サービスサイト:https://japan-ai.co.jp/agent/
JAPAN AI SALES
営業部門における日々の活動記録をAIが自動的に顧客管理システムへ入力するAIエージェントです。商談やメールのやり取りをAIが分析し、必要な情報を適切な形式で顧客管理システムに反映します。
サービスサイト:https://japan-ai.co.jp/sales/
JAPAN AI CHAT
最新の言語モデルを使用した法人向け生成AI活用プラットフォームです。通常のChatGPTとしての利用はもちろん、データ連携と独自開発による高精度のRAGにより、社内データの検索や、社内データを元にした回答生成も可能です。多数のプロンプトテンプレートや、カスタマーサクセスによるサポートも用意しています。
サービスサイト:https://japan-ai.co.jp/chat/
JAPAN AI SPEECH
議事録を自動で生成するAIサービスです。業界用語への対応や話者分離など、議事録として必要な機能はもちろん、文字起こしした文章をAIにより様々な形に要約・編集できる機能を備えています。
サービスサイト:https://japan-ai.co.jp/speech/
「JAPAN AI TECH BLOG」
https://engineering.japan-ai.co.jp/
■会社概要
社 名:JAPAN AI株式会社
代 表 者:代表取締役社長 工藤 智昭
本 社:東京都新宿区西新宿6-8-1
設 立:2023年4月14日
事業内容:人工知能の研究開発、人工知能に関するコンサルティングサービス
URL:https://japan-ai.co.jp/
■ジーニーについて
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」、「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」という2つのPurpose(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。
■会社概要
社 名:株式会社ジーニー
代 表 者:代表取締役社長 工藤 智昭
本 社:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー5/6階
設 立:2010年4月
資 本 金:100百万円(連結、2025年3月末現在)
従業員数:877名(連結、2025年3月末現在)
海外拠点:米国、インド、シンガポール、ベトナム、インドネシア、UAE
事業内容:広告プラットフォーム事業、マーケティングSaaS事業、海外事業、デジタルPR事業
U R L:https://geniee.co.jp/
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
株式会社ジーニー 広報担当
TEL: 03-5909-8177
MAIL:pr@geniee.co.jp