BtoC企業にとって、Webサイトは顧客との重要な接点です。広告やSEOでユーザーを集めても、ページの導線が分かりにくい、フォームが入力しづらい、購入前の不安を解消できていないといった課題があると、成果にはつながりにくくなります。

サイト改善とは、Webサイトの導線・コンテンツ・デザイン・フォーム・表示速度などを見直し、CVRや売上、問い合わせ数などの成果を高める取り組みです。

本記事では、BtoCサイトで成果を出すために、優先的に改善すべき箇所、成功させるコツ、具体的な手順、活用できるツールを解説します。サイトの流入はあるものの、購入・予約・会員登録・問い合わせなどの成果につながっていない場合は、まずCVに近い箇所から改善を進めることが重要です。

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サイト改善とは?BtoC企業で重要な理由

サイト改善は、Webサイト上の課題を見つけ、ユーザーが購入・予約・会員登録・問い合わせなどの行動を取りやすい状態に整える取り組みです。BtoCサイトでは、フォームやカート、スマートフォン表示の使いやすさがCVRに大きく影響します。

サイト改善で見直す主な箇所

サイト改善では、見た目のデザインだけでなく、ユーザーが目的の行動に進むまでの流れ全体を確認します。

主に見直す箇所は以下です。

  • ファーストビュー
  • CTAボタン
  • 商品・サービスページ
  • ページ内導線
  • 入力フォーム
  • カート
  • FAQ
  • 口コミ・事例
  • スマートフォン表示
  • ページ表示速度
  • コンテンツの分かりやすさ

特にBtoCサイトでは、購入や申し込みに近いページで少しでも不安や使いにくさがあると、離脱につながる可能性があります。そのため、ユーザーが迷わず次の行動に進める状態を作ることが重要です。

サイト改善で得られる成果

サイト改善によって期待できる成果は、単にページを見やすくすることだけではありません。CVRや売上、問い合わせ数など、事業成果に直結する指標の改善を目指します。

改善目的 主な成果指標 改善対象の例
購入を増やす 購入率、売上、カート完了率 商品ページ、カート、CTA
問い合わせを増やす 問い合わせ数、CVR、フォーム完了率 問い合わせフォーム、FAQ、チャット導線
会員登録を増やす 登録完了率、フォーム完了率 登録フォーム、入力補助、スマホUI
離脱を減らす 直帰率、離脱率、回遊率 ファーストビュー、導線、コンテンツ

BtoCサイトで改善が重要な理由

BtoCサイトでは、ユーザーが短時間で比較・判断する傾向があります。商品やサービスに興味を持っていても、料金が分かりにくい、フォームが入力しづらい、スマートフォンで操作しにくいといった小さな不便が離脱につながります。

また、広告費を増やして流入を増やしても、サイト内で離脱が多い状態では費用対効果が悪化しやすくなります。既存の流入を成果につなげるためにも、サイト改善は継続的に取り組むべき施策です。

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サイト改善に取り組むメリット

サイト改善に取り組むことで、既存の流入を活かしながらCVRや売上を高められます。広告費を増やす前にサイト内の離脱要因を改善することで、集客施策全体の費用対効果も高めやすくなります。

CVRや売上の向上につながる

サイト改善の大きなメリットは、同じ流入数でも成果数を増やせる点です。

たとえば、フォームの入力項目を見直したり、CTAの文言を分かりやすくしたり、購入前の不安をFAQで解消したりすることで、ユーザーが行動しやすくなります。

流入を増やす施策だけでなく、流入後の行動を改善することで、CVRや売上の向上を目指せます。

離脱率を下げられる

サイト内でユーザーが離脱する原因はさまざまです。

  • ページの内容が分かりにくい
  • 次に何をすればよいか分からない
  • CTAが見つけにくい
  • フォーム入力が面倒
  • スマートフォンで操作しづらい
  • 表示速度が遅い

こうした要因を改善することで、ユーザーが目的の行動に進みやすくなります。

広告費用対効果を改善できる

広告からの流入が多いサイトでは、CVRの改善がCPAやROASの改善にもつながります。予算を増やす前に、流入後のページやフォームを改善することで、同じ広告費でも成果を増やせる可能性があります。

広告やSEOで集客しても、サイト内の導線やフォームに課題があると成果につながりにくくなります。サイト改善は、集客施策の効果を最大化するためにも重要です。

ユーザー体験の向上につながる

サイト改善は、企業側の成果だけでなく、ユーザーにとっての使いやすさ向上にもつながります。必要な情報にすぐアクセスでき、迷わず購入や申し込みに進めるサイトは、ユーザーの満足度も高まりやすくなります。

▼関連記事:フォームデザインでUXを改善する方法を解説!

問い合わせ・購入前の不安を解消できる

BtoCサイトでは、ユーザーが行動前に不安を感じることがあります。

たとえば、以下のような不安です。

  • 料金や追加費用が分かりにくい
  • 返品・キャンセル条件が分からない
  • 申し込み後の流れが分からない
  • 自分に合っているか判断できない
  • 入力フォームで何を入力すべきか迷う

FAQ、口コミ、事例、チャット導線などを整えることで、購入前・申し込み前の不安を解消しやすくなります。

BtoCサイトで優先的に改善すべきポイント

改善すべきポイント

BtoCサイトでは、購入・予約・登録などの行動に近い箇所から改善することが重要です。特にファーストビュー、CTA、商品・サービスページ、フォーム、カート、FAQ、スマートフォン表示は優先的に見直しましょう。

ファーストビュー

ファーストビューは、ユーザーがページを開いて最初に目にする部分です。ここで何のページか、誰向けの内容か、次に何をすべきかが伝わらないと、ユーザーはすぐに離脱してしまう可能性があります。

改善する際は、以下を確認します。

  • 何のサービス・商品かすぐ分かるか
  • 誰向けの内容か明確か
  • ユーザーにとってのメリットが伝わるか
  • CTAが見つけやすい位置にあるか
  • スマートフォンでも重要情報が見えているか

ファーストビューでは、情報を詰め込みすぎるよりも、ユーザーが次の行動を判断できる情報を簡潔に伝えることが重要です。

CTA

CTAは、購入・予約・問い合わせ・会員登録など、ユーザーに取ってほしい行動へ誘導する重要な要素です。

改善する際は、以下を確認しましょう。

  • ボタンが目立つ位置にあるか
  • 文言が具体的か
  • 行動後のメリットが伝わるか
  • ページ上部・中盤・末尾に適切に配置されているか
  • スマートフォンで押しやすいサイズか

「送信」「次へ」だけではなく、「無料で相談する」「資料をダウンロードする」「会員登録を完了する」など、ユーザーが行動後をイメージしやすい文言にすることが有効です。

商品・サービスページ

商品・サービスページでは、ユーザーが購入や申し込みを判断するために必要な情報を過不足なく掲載する必要があります。

特に以下の情報が不足していないか確認しましょう。

  • 商品・サービスの特徴
  • 料金・プラン
  • 導入メリット
  • 他社との違い
  • 口コミ・レビュー
  • 導入事例
  • よくある質問
  • 申し込み後の流れ

BtoCサイトでは、ユーザーが比較検討していることも多いため、判断材料を分かりやすく提示することが重要です。

フォーム・カート

フォームやカートは、CVに最も近い重要な箇所です。ここで離脱が多い場合、流入やページ改善を行っても成果につながりにくくなります。

フォーム・カート改善では、以下を確認します。

  • 入力項目が多すぎないか
  • 必須項目と任意項目が分かりやすいか
  • エラー表示が分かりやすいか
  • スマートフォンで入力しやすいか
  • 送料・手数料・配送日などが明確か
  • 途中で不安や疑問を解消できる導線があるか

フォーム入力中の離脱が多い場合は、入力項目の削減やEFOに加え、チャット型の入力支援を検討するのも有効です。

▼関連記事:EFO施策でフォーム離脱を防ぐ!CVR改善のための具体的手法と成功事例

FAQ・口コミ・事例

FAQや口コミ、事例は、購入前・申し込み前の不安を解消する役割があります。

ユーザーは、商品やサービスに興味を持っていても、不安が解消されないままでは行動に進みにくいものです。特にBtoCサイトでは、料金、使い方、キャンセル、サポート、導入後の流れなどを事前に確認したいユーザーが多くいます。

FAQでは、実際の問い合わせ内容や離脱が多いページでの疑問をもとに、ユーザーが知りたい情報を整理しましょう。

スマートフォン表示

BtoCサイトでは、スマートフォンから閲覧・申し込みを行うユーザーも多いため、スマートフォンでの使いやすさは必ず確認すべきです。

確認すべきポイントは以下です。

  • 文字が読みやすいか
  • ボタンが押しやすいか
  • 入力フォームが操作しやすいか
  • 重要なCTAが画面内に表示されているか
  • ページ表示が遅くないか
  • 不要なポップアップで操作を妨げていないか

PCでは問題がなくても、スマートフォンでは操作しづらいケースがあります。改善前後では、必ず実機で確認することが重要です。

▼関連記事:スマートフォンEFOの重要性と今すぐできる施策のチェックリスト

目的別に見る改善例

サイト改善では、目的によって優先すべき箇所が変わります。購入、予約、会員登録、問い合わせなど、自社サイトのCVに合わせて改善箇所を決めましょう。

目的 優先して見る箇所 改善例
商品購入を増やす 商品ページ、カート、CTA 口コミ追加、送料明記、カートUI改善、CTA文言改善
予約を増やす 予約フォーム、日程選択画面 入力項目削減、空き状況表示、予約完了までのステップ短縮
会員登録を増やす 登録フォーム、会員登録CTA 入力補助、SNSログイン、登録メリットの明示
問い合わせを増やす FAQ、問い合わせフォーム、チャット導線 FAQ追加、フォーム改善、チャット設置、問い合わせ前の不安解消

サイト改善を成功させるコツ

サイト改善で成果を出すには、データに基づいて課題を特定し、CVに近い箇所から優先的に改善することが重要です。感覚的なデザイン変更や、効果測定のない施策実行は避けましょう。

データをもとに課題を特定する

サイト改善では、まず現状を把握することが重要です。

「なんとなくデザインが古い」「見た目を変えたい」といった感覚だけで改善すると、本来の課題を見落とす可能性があります。GA4やヒートマップなどを活用し、どのページで離脱しているのか、どのCTAがクリックされているのか、フォームのどこで離脱しているのかを確認しましょう。

CVに近い箇所から優先的に改善する

改善箇所が多い場合は、CVに近い箇所から着手するのが基本です。

たとえば、問い合わせフォームやカートで離脱が多い場合、トップページや下層ページのデザインを大きく変えるよりも、フォーム・カートの改善を優先した方が成果につながりやすい可能性があります。

サイト改善の優先順位は、CVへの近さ、改善インパクト、実装工数、離脱率をもとに決めることが重要です。

一度に多くの施策を実行しすぎない

複数の施策を同時に実行すると、どの変更が成果に影響したのか判断しにくくなります。

改善施策を実行する際は、仮説とKPIを設定し、できるだけ変更内容ごとに効果を確認しましょう。CTA文言の変更、フォーム項目の削減、FAQ追加など、施策ごとに検証できる状態を作ることが重要です。

スマートフォンでの使いやすさを確認する

BtoCサイトでは、スマートフォンでの閲覧・申し込み体験が成果に影響しやすくなります。

PCでは問題がなくても、スマートフォンでは以下のような課題が発生している場合があります。

  • CTAが画面下までスクロールしないと見つからない
  • 入力フォームが小さくて操作しづらい
  • エラー表示が分かりにくい
  • ページ表示に時間がかかる
  • ポップアップが操作を妨げている

改善後はPCだけでなく、スマートフォンでの表示・操作も必ず確認しましょう。

いきなり全面リニューアルせず、部分改善から始める

サイトの成果が出ていない場合でも、必ずしも全面リニューアルが必要とは限りません。

まずは、フォーム、カート、CTA、FAQ、商品ページなど、CVに近い箇所から部分改善を行い、効果を検証したうえで大規模改修を判断するのがおすすめです。

全面リニューアルは費用も工数も大きくなるため、課題が明確でない状態で進めると、期待した成果につながらない可能性があります。

改善後は必ず効果測定する

サイト改善は、施策を実行して終わりではありません。

改善前後でCVR、離脱率、フォーム完了率、CTAクリック率などを比較し、施策が成果につながったかを確認しましょう。成果が出た施策は他ページへ展開し、成果が出なかった施策は仮説を見直します。

よくある失敗 なぜ問題か 対策
デザインだけ変更する 成果指標と結びつかず、改善効果を判断しにくい CVRや離脱率などのデータをもとに改善する
優先順位を決めない 工数が分散し、成果に近い課題を後回しにしやすい CVに近く、離脱が多い箇所から改善する
施策を同時に実行しすぎる どの施策が効果を出したのか分からない 施策ごとに仮説とKPIを設定する
スマホ表示を軽視する BtoCではスマホでの離脱が成果に影響しやすい スマホ導線・フォーム・CTAを実機で確認する
効果測定をしない 改善が成果につながったか判断できない 改善前後で数値を比較し、次の施策に活かす

サイト改善を成果につなげる5つの手順

サイト改善を成功させる5つの手順

サイト改善は、現状分析、優先順位付け、施策実行、効果測定、継続改善の順で進めます。課題を特定せずに施策を実行するのではなく、データに基づいて仮説検証を繰り返すことが重要です。

手順1:現状を分析して課題を把握する

まずは、Webサイトの現状を分析し、どこに課題があるのかを把握します。

確認すべき主な項目は以下です。

  • どのページの流入が多いか
  • どのページで離脱が多いか
  • CVRが低いページはどこか
  • CTAはクリックされているか
  • フォームまで到達しているか
  • フォーム入力中に離脱していないか
  • スマートフォンとPCで成果に差があるか

現状分析では、GA4、Google Search Console、ヒートマップなどを活用すると、課題を見つけやすくなります。

手順2:改善の優先順位を決める

課題を洗い出したら、すべてを一度に改善しようとせず、優先順位をつけましょう。リソースは限られているため、成果への影響が大きい箇所から着手することが重要です。

優先順位を決める際は、以下の観点で判断します。

  • CVに近い箇所か
  • 離脱が多い箇所か
  • 流入が多いページか
  • 少ない工数で改善できるか
  • 効果測定しやすいか

たとえば、フォーム完了率が低い場合は、記事ページやトップページの改修よりも、フォームの入力項目やエラー表示の改善を優先すべきケースがあります。

手順3:仮説に基づいた施策を実行する

改善施策は、必ず仮説に基づいて実行しましょう。

たとえば、「CTAがクリックされていない」という課題がある場合は、「CTAの位置が分かりにくいのではないか」「文言が行動を促せていないのではないか」と仮説を立てます。そのうえで、CTAの文言変更、配置変更、デザイン変更などを行います。

代表的な改善施策は以下です。

  • CTA文言や配置の変更
  • ファーストビューの見直し
  • 商品・サービス説明の追加
  • FAQの追加
  • 口コミ・事例の追加
  • フォーム入力項目の削減
  • エラー表示の改善
  • スマートフォン表示の改善
  • ページ表示速度の改善
  • チャット導線の追加

手順4:効果を測定して検証する

施策を実行したら、一定期間後に効果を測定します。

見るべき指標は、実行した施策によって異なります。CTAを改善した場合はCTAクリック率、フォームを改善した場合はフォーム到達率やフォーム完了率、ページ内容を改善した場合は離脱率やCVRを確認します。

改善前後の数値を比較し、成果が出た施策は他ページにも展開しましょう。成果が出なかった場合は、仮説を見直して次の改善につなげます。

▼ 関連記事:ABテストとは?実施手順や注意点を解説!

手順5:結果をもとに次の改善へつなげる

サイト改善は、一度実施して終わりではありません。

ユーザー行動、競合状況、広告施策、商品・サービス内容は変化します。そのため、月次など一定の頻度で主要指標を確認し、改善を継続することが重要です。

手順 実施内容 確認すべき内容
現状分析 課題ページや離脱箇所を把握する CVR、離脱率、直帰率、流入経路
優先順位付け CVに近い箇所から改善対象を選ぶ フォーム到達率、フォーム完了率、離脱率
施策実行 CTA、フォーム、FAQなどを改善する クリック率、完了率、CVR
効果測定 改善前後の数値を比較する CVR、CPA、離脱率、フォーム完了率
継続改善 成果をもとに次の施策を決める 月次推移、改善率、施策別の成果

サイト改善に役立つツールと確認すべき指標

サイト分析で確認すべき指標

サイト改善では、課題発見、行動分析、施策検証、フォーム改善など、目的に応じてツールを使い分けます。ツールごとに確認できる指標を把握しておくと、改善すべき箇所を特定しやすくなります。

アクセス解析ツールで流入・CVR・離脱を確認する

アクセス解析ツールでは、流入数、CVR、離脱率、直帰率、ユーザーの行動経路などを確認できます。代表的なツールとしてGA4があります。

GA4では、どのページから流入しているか、どのページで離脱しているか、どの経路がCVにつながっているかを把握できます。

検索分析ツールで検索キーワードやクリック率を確認する

Google Search Consoleでは、検索キーワード、表示回数、クリック率、掲載順位などを確認できます。

検索結果でクリックされているにもかかわらず、ページ内で離脱が多い場合は、検索意図とページ内容がずれている可能性があります。

ヒートマップツールでユーザー行動を確認する

ヒートマップツールでは、ユーザーがどこをクリックしているか、どこまでスクロールしているか、どの部分をよく見ているかを確認できます。

CTAが見られていない、重要な情報までスクロールされていない、といった課題を把握する際に役立ちます。

表示速度分析ツールでページ速度を確認する

ページの表示速度が遅いと、ユーザーの離脱につながる可能性があります。PageSpeed Insightsなどを活用し、ページ速度やCore Web Vitalsを確認しましょう。

表示速度に関する具体的な評価基準や改善方法は、Google公式情報を確認することをおすすめします。

ABテストツールで施策の効果を検証する

ABテストツールを使うと、複数の改善案を比較し、どちらが成果につながるかを検証できます。

たとえば、CTA文言、ボタン色、ファーストビューの訴求、フォームの項目数などは、ABテストの対象になりやすい要素です。

EFO・チャットツールでフォーム離脱を改善する

フォームやカートでの離脱が多い場合は、入力負担を減らすEFOやチャット型の入力支援も有効です。

GENIEE CHATでは、フォーム入力の負担を軽減し、CVR改善を支援できます。問い合わせ、資料請求、会員登録、予約など、BtoCサイトのCV改善に課題がある場合は、フォーム周辺の導線を見直すことが重要です。

ツール種別 代表例 確認できる指標・内容 改善への活かし方
アクセス解析 GA4 CVR、直帰率、離脱率、流入経路 課題ページや離脱箇所を特定する
検索分析 Google Search Console 検索キーワード、表示回数、CTR、掲載順位 検索意図とページ内容のズレを確認する
ヒートマップ Microsoft Clarityなど クリック、スクロール、熟読箇所 CTAやコンテンツ配置を改善する
表示速度分析 PageSpeed Insights 読み込み速度、Core Web Vitals 表示遅延による離脱を減らす
ABテスト ABテストツール 施策別のCVR、クリック率 改善案の効果を比較する
EFO・チャット GENIEE CHATなど フォーム到達率、フォーム完了率、離脱率 入力負担を減らし、CVR改善を支援する
GENIEE CHAT

サイト改善の成功事例

ここでは実際にサイト改善で成果を上げた3社の事例をご紹介します。

化粧品業界の事例:ロクシタンジャポン

ロクシタンジャポンは、ECサイトの回遊性に課題を抱えていました。製品点数やカテゴリが多く、ユーザーが目当ての商品にたどり着けない状況が続いていたのです。

そこで同社は、商品特徴をもとにハッシュタグを自動生成する「awoo AI」を導入しました。この仕組みにより、ユーザーが求める商品への導線を最適化できるようになりました。

その結果、サイト回遊率が5.2倍、CVRが6倍に改善しました。ユーザーの多様なニーズに応える検索体験を実現した好例といえます。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000050088.html

EC・スキンケア業界の事例:株式会社バルクオム

同社は、メンズ向けスキンケア製品を中心に展開するブランドで、新規顧客獲得の効率化とCPAの最適化が課題となっていました。従来のフォームでは入力離脱が発生しやすく、CVR向上のための改善施策が求められていました。

そこで、導入されたのがEFOチャットボットツール「GENIEE CHAT」です。ツールの導入により、入力項目を整理し、必要な情報だけを順序立てて入力させるシナリオ設計により、離脱を抑制。

結果として、CVRは約1.5倍に改善され、フォーム離脱率も低下しました。さらに、施策の効果を定期的に測定し、PDCAサイクルを回すことで、広告やLPとの相乗効果も確認できました。

株式会社バルクオム様導入事例サムネイル画像

導入事例

株式会社バルクオム様

PDCAを回してCVR約1.5倍向上!バルクオムが取り組む”ユーザー視点に立った”購入導線設計とは?

化粧品業界の事例:コーセー(DECORTÉ)

コーセー化粧品販売は、ECサイトの表示速度改善を検討していました。サイトスピードは顧客体験に直結する重要な要素だからです。

同社はサイト表示速度改善ツール「Repro Booster」を導入しました。タグを設置するだけで、サイト全体の高速化を実現できる点が決め手となりました。

モバイルでLCPが16%改善し、0.92秒の短縮を達成しました。トライアル実施月にはCVRも上昇しています。表示速度改善がコンバージョンに寄与した事例です。

出典:https://repro.io/casestudy/decorte/

よくある質問(FAQ)

サイト改善では、始め方、見るべき指標、改善頻度、SEOやLPOとの違いなどで悩むケースがあります。ここでは、実務担当者がサイト改善を進める際によくある疑問に回答します。

Q1. サイト改善とは何ですか?

サイト改善とは、Webサイトの導線・コンテンツ・デザイン・フォーム・表示速度などを見直し、CVRや売上、問い合わせ数などの成果を高める取り組みです。

Q2. サイト改善は何から始めるべきですか?

まずは現状分析から始めます。GA4、Google Search Console、ヒートマップなどを使い、CVR、離脱率、直帰率、フォーム完了率などを確認して、課題のあるページや導線を特定します。

Q3. サイト改善で見るべき指標は何ですか?

主にCVR、直帰率、離脱率、CTAクリック率、フォーム到達率、フォーム完了率、ページ速度を確認します。BtoCサイトでは、フォームやカートなどCVに近い箇所の指標が特に重要です。

Q4. BtoCサイトで優先的に改善すべき箇所はどこですか?

商品・サービスページ、CTA、フォーム、カート、FAQ、口コミ、スマートフォン表示を優先的に確認します。特にフォームやカートはCVに近いため、改善効果が出やすい箇所です。

Q5. サイト改善とSEOの違いは何ですか?

SEOは検索エンジンからの流入を増やす施策です。一方、サイト改善は流入後のユーザー行動を改善し、CVRや売上などの成果を高める取り組みです。

Q6. サイト改善とLPO・EFOの違いは何ですか?

LPOはランディングページ単位でCVRを改善する施策です。EFOは入力フォームの完了率を高める施策です。どちらも、サイト改善の一部として位置づけられます。

▼関連記事:LPOとEFOでCVR改善!基礎から実践まで解説

Q7. サイト改善はどのくらいの頻度で行うべきですか?

サイト改善は継続的に行うのが理想です。大規模な見直しは数年単位でも、CVRや離脱率などの主要指標は月次で確認し、小さな改善を継続することが重要です。

Q8. サイト改善に使えるツールは何ですか?

GA4、Google Search Console、ヒートマップ、PageSpeed Insights、ABテストツール、EFO・チャットツールなどがあります。課題発見には分析ツール、CVR改善にはフォーム改善やチャット支援ツールが有効です。

Q9. サイト改善は自社で行うべきですか?外注すべきですか?

CTA文言の変更やFAQ追加などの軽微な改善は自社でも対応できます。一方、計測設計、フォーム改善、CVR改善、ABテスト設計など専門性が必要な施策は、ツールや外部支援を活用するのも有効です。

まとめ

サイト改善で成果を出すには、現状分析で課題を特定し、CVに近い箇所から優先的に改善することが重要です。BtoCサイトでは、フォーム、カート、CTA、商品ページ、FAQ、スマートフォン表示を継続的に見直しましょう。

サイト改善は、単に見た目を変える施策ではありません。ユーザーがどこで迷い、どこで離脱しているかを把握し、購入・予約・会員登録・問い合わせなどの行動につながる導線を整える取り組みです。

特にBtoCサイトでは、フォームやカートの使いやすさ、スマートフォンでの操作性、購入前の不安解消が成果に大きく影響します。まずはCVに近い箇所から改善し、効果測定を行いながら継続的に見直しましょう。

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    GENIEE CX NAV1 編集部

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