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CRMとERPの違いを徹底比較!どちらを導入すべきかを解説

更新日:2024.09.05 / CRM
CRMとERPの違いを徹底比較!どちらを導入すべきかを解説

CRMとERPはどちらも企業の成長を支える重要なシステムですが、その役割や機能は大きく異なります。顧客管理に特化したCRMと、企業全体の業務効率化を図るERPでどのような違いがあるのか、いまいち把握しきれていない方も少なくありません。

この記事では、「CRM」と「ERP」は何が違うのか、比較検討している方へ向けて徹底解説します。「CRM」と「ERP」それぞれのメリットや、どちらを導入すべきかケース別に解説しますので、あわせてご参照ください。

CRMとERPの違い

CRMとERPの違い

CRMとERPは、システムの対応範囲や導入する目的、メリットがそれぞれ異なります。ここでは、CRMとERPがどのように違うのか、それぞれを比較して解説します。

・システムの対応範囲
・導入する目的
・メリット

ERPとは?基幹システムとの違いからメリットや選定ポイントを徹底解説

システムの対応範囲

CRMとERPはシステムの対応範囲が大きく異なり、システムの対応範囲はERPの方が広くなっています。CRMは顧客情報や対応履歴などを蓄積できるシステムですが、ERPは顧客関係から人事、販売や在庫など幅広い業務に適応できます。

CRMが使われる範囲

・セールス・営業部門
・マーケティング部門
・サービス・カスタマーサポート部門 など

ERPが使われる範囲

・企業全体(基幹業務) 

導入する目的

CRMは顧客管理に優れたツールで、「顧客と良好な関係を構築するためのシステム」です。一方で、ERPはデータ連携や各部門の効率化など「企業全体の経営資源を活かすためのシステム」です。

CRMの導入目的

・顧客情報の効率的な管理
・顧客を起点とした営業プロセスの構築
・顧客ごとに最適化されたアプローチの実現

ERPの導入目的

・部門や業務別に分断された基幹システムの連携
・散らばったデータを1つに集約して管理
・統合的な情報をリアルタイムで集めて経営判断や意思決定の迅速化

メリット

CRMとERPはそれぞれ業務効率を高められるシステムです。CRMを導入すれば顧客情報の一元管理により業務連携を効率化できるほか、顧客情報に基づくアプローチや販売予測を実現しやすくなるメリットがあります。

一方で、ERPを導入すれば基幹業務の一部自動化や、データ同士の連携・可視化によって迅速な意思決定を下しやすくなるのがメリットです。

CRMとERPはどちらも「業務効率化」「データの蓄積・活用」に長けており、企業の成長に繋げられる魅力があります。

CRMとは

CRMとは

CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客とのつながりを築き、育み、深めることで、顧客満足度を高め、ひいては企業の収益拡大を目指す経営戦略です。

顧客との良好な関係構築が持続的な成長において不可欠と考えられる昨今では、優れた製品やサービスの提供だけでなく、顧客一人ひとりの満足度を向上させる取り組みが必要です。そこで、顧客関係を細かく一元管理できる「CRM(顧客関係管理)ツール」が人気を集めています。

具体的には、CRMツールで以下のような取り組みを行います。

・顧客情報を収集・分析し、顧客一人ひとりのニーズや状況を把握する
・顧客との接点を増やし、良好なコミュニケーションを図る
・顧客の声を収集し、製品やサービスの改善に活かす
・顧客体験を向上させ、顧客ロイヤルティを高める
・セグメント別に最適化されたアプローチ方法を深堀りする

CRMのメリットとは

CRMのメリットとは

CRM(顧客関係管理)ツールを導入すれば、企業はさまざまなメリットを得られます。なかでも、CRMの導入によって得られる代表的なメリットは以下のとおりです。

・顧客データを一元管理することによる業務連携の効率化
・データ入力や顧客情報更新を簡素化
・データ分析による販売予測の改善

顧客データを一元管理することによる業務連携の効率化

CRMを導入すれば、顧客データの一元管理によって、さまざまな業務連携を効率化できるのがメリットです。従来、顧客情報は各部門で個別に管理され、情報共有がスムーズに行われないことが課題でした。

そこで、CRMを導入すれば顧客情報を一元管理し、全社で共有できるようになります。部門間の連携を強化でき、顧客への対応スピードを向上させられるのが魅力です。

たとえば、営業部門とカスタマーサポート部門が顧客情報や対応履歴を一元管理することで、顧客の問い合わせに対して適切なフォローアップを行えます。的確で迅速な対応ができるようになるほか、対応履歴によって別担当がスムーズに顧客対応を引き継げるのもメリットです。

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データ入力や顧客情報更新を簡素化

CRMには、顧客とのやり取りや商談の内容などを自動で記録できる製品も登場しています。従来は手動で行っていたデータ入力や顧客情報の更新を簡素化できるため、手間が省けるだけでなく、入力・転記ミスを防げるのもメリットです。

ほかにも、電子メールやライブチャット、チャットボットやSNSなど複数のデジタルチャネルをまとめて1つに集約・管理できるのも魅力です。

業務効率が大幅にアップするほか、データの精度向上にもつながります。また、データを入力する負担を軽減できるため、営業担当は自身の業務に注力しやすくなり、売上や成約数を伸ばす効果も期待できます。

データ分析による販売予測の改善

CRMに蓄積された顧客データは、さまざまな分析に活用できます。たとえば、顧客の購買履歴や行動を分析することで、顧客のニーズや興味関心を把握し、最適な商品やサービスを提案できます。

確度の高いアプローチによって商談が成立しやすくなるほか、過去の販売データをもとに将来の販売予測を立てられるのもポイントです。営業部だけでなく、在庫管理やマーケティング戦略の最適化にも役立てられます。

ERPとは

ERPとは

ERPとは、「Enterprise Resource Planning」を略した言葉で、企業が持つ資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を一括管理して企業全体のプロセスを最適化する取り組みです。財務会計や在庫管理、販売管理など、さまざまな業務領域に対応しており、特に企業の基幹業務を効率化する仕組みに長けています。

部門や業務ごとに異なるシステムを活用しており、せっかくデータを利活用できていない事例も珍しくありません。ERPを活用すれば企業内のデータを集約して貴重な資源として活用しやすくなるほか、自社の経営状況を可視化できるため、迅速な判断を下せます。

いわば、ERPとは「現場担当者の業務負担軽減」「経営層の意思決定をフォロー」と企業全体が恩恵を受けられるシステムです。

具体的には、ERPツールで以下のような取り組みを行います。

業務プロセスを可視化・標準化して、属人化を防ぐ
リアルタイムな情報共有で迅速な経営判断を支援
データ分析による経営改善を推進
業務の効率化によってコスト削減を実現

ERPのメリット

ERPのメリット

ERP(統合基幹業務システム)の導入は、企業の成長と効率化を大きく後押しします。その中でも特に注目すべき3つのメリットは以下のとおりです。

・自動化による運用コスト削減
・データの可視化による迅速な経営判断が可能
・情報の一元管理による業務効率の向上

自動化による運用コスト削減

ERPは、これまで手作業で行っていた多くの業務プロセスを自動化します。たとえば、勤怠管理システムから自動的に出退勤データを抜き出し、給与計算を実行。さらに給与の振込や給与明細の発行といった一連のフローまで自動化できるのがメリットです。

複雑な作業工程も自動化しやすいため、人は処理内容の確認をするだけで済みます。

ほかにも、受注処理にあわせて在庫管理を行い、在庫不足のおそれがあれば自動的に発注処理もするなど、システム同士を連携することで多くの業務を自動化できるのが魅力です。

具体的には、以下のような多くの業務を効率化できます。

財務会計管理

・請求書処理:請求書の発行、送付、入金消込などを自動化
・売掛金・買掛金管理:入出金データの自動連携、残高管理の自動化
・経費精算:申請から承認、支払処理までを自動化

販売管理

・受注処理:受注入力、在庫引当、出荷指示などを自動化
・売上計上:出荷データに基づく売上計上処理の自動化
・顧客管理:顧客情報の一元管理、顧客セグメント分析の自動化

在庫管理

・在庫補充:在庫状況に基づく自動発注、納期管理の自動化
・発注処理:見積依頼、発注書発行、検収処理などを自動化
・仕入先管理:仕入先情報の一元管理、仕入先評価の自動化

生産管理

・生産計画:需要予測に基づく生産計画の自動立案
・製造指示:部品表に基づく製造指示の自動発行
・進捗管理:製造進捗状況のリアルタイム把握、アラート通知の自動化

人事管理

・給与計算:勤怠データに基づく給与計算、明細発行の自動化
・勤怠管理:タイムカードデータの自動連携、休暇申請・承認の自動化
・人材管理:従業員情報の一元管理、スキル管理、評価管理の自動化

データの可視化による迅速な経営判断が可能

ERPは、企業内のさまざまなデータを収集・統合し、リアルタイムで可視化できるのがメリットです。経営者はいつでもどこでも最新の経営状況を把握できるため、迅速かつ的確な経営判断を行えます。

たとえば、売上の推移や在庫状況をリアルタイムで確認することで、需要の変化に即座に対応し、機会損失を防げます。

従来は分散していたデータの集計・分析・レポート化といったフローが必要でしたが、ERPを導入すれば、集計から分析、レポートまで自動で行えるのは大きな魅力です。また、過去の実績データをすべて追跡できるため、データドリブンな経営判断も実現しやすくなります。

情報の一元管理による業務効率の向上

ERPを導入するもっとも大きなメリットが、情報の一元管理によって業務効率を大きく向上させられる点です。従来は各部門で個別に管理されていた情報も、ERPを導入すれば一元管理できます。

その結果、「部門間の情報共有がスムーズになる」「部門間の連携力を高められる」と言った導入効果を得られます。たとえば、営業部門が入力した顧客情報も、在庫管理部門や会計部門が即座に確認できるため、受注から出荷、請求までのプロセスを効率化できます。

また、それぞれ別の部門で導入している独立した基幹システム同士を連携させられるのも魅力です。既存の業務フローを大きく変化させることなく、データの連携力を高められる事例も存在します。

ERPとCRMのどちらを導入すべき?

ERPとCRMのどちらを導入すべき?

ERPとCRMはどちらを選ぶべきか頭を悩ませている方も多いでしょう。それぞれ似通った機能性を保ちつつ、異なる性質があるため、導入に適したケースかどうか比較検討することが大切です。

ERPとCRMのどちらを導入すべきかは、以下のポイントによって定められます。

・システム間や部門間の連携ならERP
・顧客管理や営業活動の最適化ならCRM

システム間や部門間の連携ならERP

システム間や部門間の連携力を高めたい場合は、「ERPパッケージ」の導入がおすすめです。ERPは、企業全体の資源を一元管理し、各部門の業務プロセスを結合する機能に長けています。

そのため、財務会計や販売管理、在庫管理や生産管理など幅広い企業の基幹業務をカバーできるのが魅力です。基幹システム同士のデータを連携すれば、今まで見えていなかった情報が浮かび上がるため、データを資源に企業の成長力を高めることもできます。

また、ERPは現場担当者の負担を和らげるだけでなく、経営層の意思決定を迅速化するのにも役立ちます。データに基づく経営判断を下しやすくなるため、データドリブンな経営によって合理的な企業運営を行えるのがポイントです。

顧客管理や営業活動の最適化ならCRM

顧客管理・営業活動を最適化したい場合は、「CRM(顧客関係管理)ツール」の導入がおすすめです。CRMは、顧客情報の一元管理や顧客とのコミュニケーション履歴の蓄積、顧客ニーズの分析など、顧客理解を深めるための機能が充実しています。

そのため、個々の顧客に合わせたきめ細やかな対応が可能になり、顧客満足度向上につなげられるのがメリットです。また、営業活動の進捗状況や顧客の反応を可視化でき、効率的な営業活動を実現できる魅力もあります。

さらに、顧客の購買履歴や行動分析に基づいた、効果的なマーケティング施策を展開できるのも特徴です。顧客のニーズを深堀りしてピンポイントに訴求しやすくなるため、成約率を高め、企業の売上につなげられます。

ERPとCRMを連携して経営戦略を強化するならGENIEE SFA/CRM

「顧客管理に特化したCRM」と「経営全般をカバーするERP」の2つが連携すれば、顧客情報を基盤とした戦略的な経営が可能になります。たとえば、CRMで得られた顧客の購買傾向やニーズを、ERPの在庫管理や生産計画に反映させれば、顧客満足度を高めつつ無駄のない効率的な生産体制を構築できます。

ERPとCRMがお互いに連携することで、それぞれが相乗効果を生み出し、経営戦略の強化や営業力を高められるのが魅力です。

もし、ERPとCRMの導入を検討されている場合は、この機会にデータ連携に優れた「GENIEE SFA/CRM」をご検討ください。「GENIEE SFA/CRM」はAPIを通したデータ連携に優れているほか、シンプルで使いやすいUIにより定着率99%を誇ります。

「せっかくERPとCRMを導入したのに利活用されない」といったトラブルを防ぎ、数々の営業DX化を成功させてきた実績もあります。ERPの導入前にデータ基盤を固めたいとお考えの方は、ぜひこの機会に「GENIEE SFA/CRM」までお問い合わせください。

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まとめ:ERPと連携して経営戦略を強化するならGENIEE SFA/CRM

まとめ:ERPと連携して経営戦略を強化するならGENIEE SFA/CRM

CRMとERPはどちらも企業の成長を支える重要なシステムですが、その役割と機能は大きく異なります。CRMは顧客関係管理に特化し、顧客満足度向上や営業活動の効率化を支援します。

一方、ERPは企業全体の資源を統合的に管理し、業務プロセスの最適化やデータに基づく迅速な意思決定を可能にします。

どちらを導入すべきかは、企業の課題や目標によって異なるのも事実です。顧客との関係強化や営業力向上を目指すならCRM、企業全体の業務効率化やデータ連携を重視するならERPが適しています。

とはいえ、CRMとERPは連携させることで顧客情報を基盤とした戦略的な経営を実現しやすくなります。そのため、CRMとERPからそれぞれ最適なシステムを選択し、利活用することが理想的です。

もしERPとの連携ができるCRMをお探しの場合は、「GENIEE SFA/CRM」をご検討ください。誰でも簡単に操作ができるUIが魅力で、ベテラン営業の方でもすぐに使いこなせる定着率が特徴です。

ERPとの連携力にも優れておりますので、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

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