シェアが高いSFAは?市場の動向やおすすめ営業支援システムを紹介
テレワークの実施や営業活動のオンライン化といった背景から、SFAツールの導入を検討し始める企業が多くなりました。自社にSFAツールを導入すべきか迷ったら、まずはセールステック市場の動向や、シェアの高いツールをチェックしてみてください。ここでは、SFAツールに関するデータに触れながら、おすすめの営業支援システムをご紹介します。
1.SFAと成長率
まずは、SFAツールを含むセールステック業界の市場規模や、成長率などの動向を確認してみましょう。
企業の営業活動で活用されるITシステムは「セールステック」と呼ばれます。セールステックとは、「Sales(営業)」と「Technology(科学技術)」を組み合わせた言葉です。セールステックに類するサービスは、営業支援・顧客関係管理・カスタマーサポート・コミュニケーションといった、さまざまな分野に分けられます。たとえば、営業パーソンの業務をサポートするSFAツールは、営業支援に関するセールステックの一種です。
経済予測分析プラットフォームの「xenoBrain(ゼノブレイン)」が公表した2022年時点のデータによると、国内のセールステック業界の市場規模は3,098億円という結果となっています。同社の予測によると、セールステック業界の市場規模は、今後5年間で3,562.2億円に達するとされ、成長率は14.98%となる見込みです。
SFAツールを含むセールステック市場は、国内のビジネスシーンで大きな成長が期待されています。2020年以降は、新型コロナウイルス感染拡大により企業の営業スタイルが変化を遂げましたが、この影響を受けて世界的にセールステック市場の成長が見られました。多くの企業がオンラインでの営業活動にシフトしたり、社内で保有するデータを積極的に営業強化で活用したりする背景から、セールステックの普及は今後もますます進んでいくと考えられています。
【出典】株式会社xenodata lab.「市場規模 5年間の推移予測 セールステック」
https://service.xenobrain.jp/forecastresults/market-size/salestech
2.シェアの高いSFAツール5選
数あるSFAツールの中でも、国内外のビジネスシーンでシェアが高い5つのサービスをご紹介します。すでに多くの企業で利用されているSFAツールの導入実績や、それぞれの特徴を比較してみましょう。
2-1.Zoho CRM
「Zoho CRM」は、世界250,000社以上での導入実績があるCRM/SFAツールです。カスタマイズの柔軟性が高いので、世界規模の大手企業をはじめとして、あらゆる業界でグローバルに利用されています。CRMの顧客管理機能の他に、SFAの案件管理機能や分析機能などを搭載。ツールに蓄積された顧客データを活用して、売上アップにつなげられます。
公式サイト:https://www.zoho.com/jp/crm/
2-2.Salesforce(セールスフォース)
「Salesforce」は、世界150,000社以上での導入実績があるCRM/SFAツールです。CRM領域では、7年間にわたり連続で世界No.1のCRMプロバイダーに選ばれた実績があるほど、世界的に高いシェアを誇ります。営業支援の分野に特化した製品「Sales Cloud」では、AI(人工知能)を搭載した分析や予測が可能です。高度な機能により営業活動の効率化や収益の増加が期待できます。
公式サイト:https://www.salesforce.com/jp/
2-3.kintone(キントーン)
「kintone」は、20,000社の導入実績がある業務改善プラットフォームです。ノーコードでオリジナルの業務システム(アプリ)を作成できるのが特徴で、アプリは一般的なSFAツールと同様に営業支援の分野でも用いられています。アプリを一から作成する他に、部署別・用途別のテンプレートを基に作ることも可能です。営業部門に限らず、企業の幅広い業務で活用できます。
公式サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/
2-4.Sales Force Assistant
「Sales Force Assistant」は、8,500社以上の導入実績があるSFAツールです。サービスを提供するのは、国内で90年代からSFAツールの開発に携わってきた株式会社NIコンサルティング。こちらのツールには「AI秘書」と呼ばれる電子秘書機能が搭載されているのが特徴です。AI秘書が、受注につながる営業アプローチや、営業チームのマネジメントに対してアドバイスを行い、営業パーソンをサポートします。
公式サイト:https://www.salesforce-assistant.com/
2-5.Knowledge Suite
「Knowledge Suite」は、7,500社以上の導入実績がある総合ビジネスアプリケーションです。SFAとCRMの機能に加えて、社内のコミュニケーションを活性化させるグループウェアが搭載されています。SFA/CRMと併せてグループウェアを活用すると、社内のやり取りや書類の提出などがオンラインで実現できるようになるため、テレワーク体制の企業にも適しています。
公式サイト:https://ksj.co.jp/knowledgesuite/
3.まとめ
SFAツールを含め、セールステックの市場規模は拡大傾向にあり、今後もSFAツールの普及がさらに進むと考えられています。近年では、シェアの高いSFAツールだけに限らず、ベンダー各社が多様なニーズに向けてSFAツールを展開しています。今回ご紹介したツールの他に、中小企業向けに提供されるサービスを利用する選択肢もあるので、SFAツールは求める機能や予算に応じてお選びください。
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