CDPとBIの違いとは?選び方やおすすめツールをご紹介

CDPは顧客データを管理してマーケティング施策に活用するツールで、BIは収集済みデータを分析して経営判断を支援するシステムです。両者を連携すれば、データ収集から分析・施策実行まで一貫した顧客理解が可能になります。
本記事では、CDPとBIの基本定義から違い、活用メリットについて解説します。具体的な導入事例やおすすめツール、選定ポイントもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
BIとは

BI(ビジネスインテリジェンス)は、組織内の膨大なデータを収集し、蓄積した情報を多角的に分析する仕組みです。分析されたデータは経営戦略や現場判断の根拠となり、意思決定の質と速度を高めます。
BIツールは、複数部署に分散した情報を一元管理し、視覚的にわかりやすい形でレポートやグラフとして表現します。社内の誰でも専門知識不要でデータ分析でき、迅速な情報共有と行動につなげます。
CDPとBIの違い

CDPは、顧客ごとに分散した情報を収集し、統合管理してマーケティング施策や個別対応に活用する仕組みです。BIは、経営全体や組織横断の視点でデータ分析し、トレンド把握や経営判断に役立てます。
CDPは氏名や購買履歴など個人単位のデータに焦点をあて、BIは売上や利益など広範囲な数値を多角的に分析することが可能です。CDPはone to oneマーケティングや精度の高いターゲティングを得意とし、BIは現場や経営層の意思決定スピードを高めます。
CDPとBIを連携させることで、顧客行動単位の施策と全社最適の意思決定を融合できます。
CDPの活用メリット

企業がCDPを導入することで、顧客情報やチャネルごとの分散データを一元管理し、個々の顧客理解が飛躍的に深まります。具体的な活用メリットをまとめると、以下の通りです。
- データの取りまとめ
- データをその場で分析・活用
- 外部ツールとの連携
詳しく解説します。
データの取りまとめ
CDPはECサイトや店舗来店履歴、ウェブ閲覧情報など、さまざまなチャネルの顧客データをひとつのシステムで管理します。バラバラに収集されていた情報を紐付けることで、正確な顧客像が得られ、過去の取引履歴や属性も把握しやすくなります。
部署やサービス単位で分断されていたデータが解消され、統一された分析環境が生まれる点がメリットです。施策の質を高め、従来では見落としていた顧客ニーズを逃しません。
データをその場で分析・活用
CDPのリアルタイム分析機能により、顧客行動や購買履歴を即座に可視化し、タイムリーな施策へつなげられます。現場担当者が最新データをもとに迅速かつ柔軟に対応できるため、競争環境への即応力が強まります。
施策の成果も即座に分析でき、PDCAを短期間で回せる体制をつくることが可能です。高頻度で情報の更新と活用を繰り返し、最適なマーケティングを行えます。
外部ツールとの連携
CDPはMAやCRM、BIなど多様なシステムとAPI連携やデータ連携が容易です。複数ツール間でデータ交換ができれば、施策実行のスピードが速まり、業務全体の無駄が減ります。
他社サービスや社内システムとの連携範囲が広く幅広い業種・業務に適応する点もメリットです。連携により部署間の情報共有が進み、顧客対応が一貫して行えるようになります。
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CDP x BI x AI連携ならGENIEE

GENIEEはCDP・BI・AIを一体化し、組織的なデータ活用や業務効率化を支援します。BI構築から分析、業務シーンへの導入までフルサポートし、AIによる自動レポート生成とアクション提案を提供します。
AIが行動履歴や成果データを分析し、最も高い成果が見込める施策案や営業アプローチを自動作成することも可能です。これらの機能をすべてGENIEEプラットフォーム上で実現し、多職種に向けた迅速な意思決定と生産性向上を叶えます。
AI活用で営業や販促、会議などで効率的なデータ運用を推進したい企業様は、ぜひ導入をご検討ください。
CDP×AI活用事例
CDP×AI業界別活用シーン
CDPツールの価値は、各業界が抱える特有の課題に対してどれだけ具体的な解決策を提供できるかが重要です。
主にAIと連携した最新の業界活用シーンをご紹介します。
広告代理店モデル

製造業提供モデル

バックオフィス・ヘルプデスク活用モデル

その他の業界では
不動産業界
反響営業において、サイトからの問い合わせ(MA)から初回面談までの期間短縮(SFA)、CRMのデータを一元管理することで顧客のライフスタイルに合わせた追客体制を自動化し、属人化解消と成約率向上を実現
広告・マーケティング業界
クライアント企業ごとに使用システムが異なる過去キャンペーン効果と担当者の嗜好を統合分析し、提案精度向上と案件管理の効率化を達成
小売・EC業界
店舗とオンラインの購買データを統合し、リピーター獲得戦略の立案と売上予測の精度向上を支援金融・保険業界コンプライアンス要件を満たしながら顧客のライフステージ変化を把握し、最適なタイミングでの商品提案を可能にする
メーカー(消費財)
販売店経由の売上データとエンドユーザーの反応を統合し、効果的な販促施策の立案と市場動向の先読みを実現
など最近ではAIとの連携により各業界の課題に合わせた柔軟なソリューションを提供することが可能となっています。
これらの機能により各部署各組織のデータ活用における各種作業、分析の時間が短縮されます。
CDP×AIエージェント連携具体例
昨今特に競争が激しくAI活用による業務効率化が必須課題となっている広告代理店業界におけるAIエージェント×CDPの活用事例を紹介します。
事例1:株式会社ピアラ
株式会社ピアラは中堅中小企業を中心に設立以来20年間にわたり、1000社以上のクライアントに対し、YahooやGoogleのWEB広告などの他、認知から理解・共感、購入、そしてファン化に至るまで、ダイレクトマーケティングを中心とした包括的なマーケティング支援を提供してきた中堅の広告代理店となります。
同社では多岐にわたる業種やジャンル、ターゲット、顧客の悩み、媒体、クリエイティブなど、独自のタグ付けを行った多岐にわたるデータを大量に蓄積しており、それに基づいてクライアントのニーズに最適な広告戦略を日々行ってきましたが、これらの大量且つバリエーション豊富なデータは、広告運用の精度を高めるための貴重な資産である一方で同社内だけではうまく活用しきれていないといった課題も同時に抱えていました。
そこで同社は株式会社ジーニーのグループ企業となる株式会社JAPAN AIが提供するAIエージェントサービスとGENIEE CDPを連携し活用することで、広告レポート作成の他クライアント向けに従来大半を手作業行っていたクライアント支援業務を大幅に効率化することを実現しました。
これにより、同社は人的リソースをコンサルティングなどより戦略的な業務に集中できる体制を実現し収益構造の転換を図っています。

さらに、どのクリエイティブが最も費用対効果が高いかをAIが自動で分析し、その要素を言語化して、新しいクリエイティブを生成することで、クリエイティブ制作のスピードと質を飛躍的に向上させる取り組みも同時に進めています。
自動生成したクリエイティブを直接各媒体プラットフォーム(Meta、Google、Yahoo!、LINE等)へ入稿し、運用結果を再び広告レポートとして自動生成することで、PDCAサイクルを効率的かつ効果的に実行できるようになります。
それにより、同社が支援するクライアントはWEB広告の費用対効果を最大化し、新規顧客の獲得を加速させることが可能となるのです。
AIによるリアルタイムな効果測定と分析に基づき、迅速な改善策を講じることで、PDCAサイクルを高速化し、継続的な効果向上と限られた予算で最大の効果を引き出し、CPAの改善、ROASの向上に貢献するといった取り組みを開始し業界内外からも高い注目を集めている事例となります。

今後は更にCDP×AIエージェントの連携を深化させることより、広告運用の自動化と効率化、ターゲティングとパーソナライズの精緻化、高速PDCAサイクルの実現を通じて、クライアントに対してより高い価値を提供するだけでなく、業務効率の向上により、クライアントはより迅速かつ効果的なマーケティングを展開することが可能となり、ビジネスの成長を加速させることが期待されています。
CDP×AIエージェント導入後効果検証
※同社公開済決算資料より抜粋
CDP×AIエージェントモデル導入開始は2024年12月。開発期間も考慮した導入後約半年となる2025年2025年5月15日に開示された第1四半期決算(2025年1月~3月)資料内でその効果を確認することができてます。

まず売上高は四半期ベースで過去最高額に到達し業務効率化だけでなくトップラインの向上が可視化されました。

重点戦略においてCDP×AIの活用を掲げ引き続き事業を推進していくと同時に、特に戦略③にある通り「CDP×AI」モデル開発が順調に進み、CDPに集約統合された各種データのAIによる学習が進むことで成果物のアウトプット精度の向上と業務効率化に効果をあげている点が確認できます。

CDP×AI活用による具体的な成果指標として業務時間200時間の削減が想定されています。

結果として業務の効率化のみならず成果向上によるトップラインの増加により同社として過去に例を見ない高い成長率を実現することができました。その背景には昨年末導入を開始したCDPとAI連携によるデータ活用が業務効率化と同時に成果物アウトプットの質向上が寄与している点は言うまでもありません。

参照元:https://www.piala.co.jp/ir/library/presentation
事例2:ブランディングテクノロジー株式会社
ブランディングテクノロジー株式会社は、中堅・中小企業のブランディングおよびデジタルマーケティングの広告代理店として長年事業展開をしてきました。同社の特徴は広告枠を売って終わりではなく、顧客に寄り添い伴走支援を行うことで長年信頼と実績を積み上げてきました。
しかし、同社の事業モデルは伴走型と言われるように大量のデータを収集分析し成果を産み出す労働集約型且つ工数の伴う一方で成果を出し続けるには社員が多くの時間を投下するビジネスモデルでありました。
近年、AIを用いた事業の効率化を経営上の重要施策として展開する中、CDPツールの導入と合わせ以下機能を有したAIエージェントを駆使することでコンサルティング業務の効率化だけでなく成果向上を持続的に図る事業モデルへの転換を図る意思決定を行いました。初期段階において以下の取り組みを開始しています。
導入するAIエージェント例
・広告バナーエージェント:ペルソナ策定から素案作成まで広告バナー作成の自動化
・競合/顧客分析エージェント:競合他社のHPやSNSの分析結果、顧客動向をレポートとして生成
・広告審査エージェント:法規制・ガイドライン遵守確認の自動化(審査時間を約75%削減)
・コンサルナレッジ検索エージェント:類似案件の抽出やベストプラクティスの提案
・ブランディング戦略エージェント:企業理念・価値観、市場トレンドを踏まえた戦略策定
・SEO最適化エージェント:SEO戦略の自動化・最適化支援
・ROI予測エージェント:施策ごとのリスク評価・シナリオ分析による投資効果予測
・顧客カテゴリ分析エージェント:顧客データの自動分析・最適セグメント化

「GENIEE CDP」では、基幹システムや業務系SaaS、各種広告媒体のデータを一元管理し、さらにWEB検索データや顧客の行動データまでをリアルタイムに統合することで、従来各所に分散していた様々なデータソースを統合し、より深い顧客理解と効果的なマーケティング施策の立案が可能になります。

「GENIEE CDP」で構築したデータ基盤と、JAPAN AIが提供する最先端のAIソリューション群の統合的なアプローチにより、データドリブンな意思決定とAIによる業務効率化を同時に実現し、より戦略的で効果的なコンサルティングサービスを提供することができるようになりました。

CDPとBIの4つの活用事例

CDP・BI連携により、企業は顧客データを戦略的に活用し、ビジネス成果の向上を実現しています。リアルタイムな顧客行動分析から部門横断の情報共有まで、さまざまな業界で活用事例が生まれています。
以下4つの活用パターンを通じて、CDP・BIが持つ可能性を具体的に解説します。
- 顧客のリアルタイム行動に基づくOne-to-Oneマーケティング
- 分断されたデータを統合し3倍の集客効果を実現
- OMO(Online Merges with Offline)による顧客体験の向上
- 部門連携強化で顧客理解とエンゲージメント向上を実現
顧客のリアルタイム行動に基づくOne-to-Oneマーケティング
地方銀行では従来、来店顧客減少や低金利による収益圧迫の中で、顧客獲得を紙のDMや一般的な広告に依存していました。Web行動データ、来店履歴、勘定データなど豊富なデータが各システムに分散し、顧客の統合的な把握が困難な状況にありました。
電通デジタルの銀行特化型CDPの導入により、これらのデータをIDベースで統合し、顧客の見える化を実現しました。例として、30代男性の投資商品への興味と購入行動を分析し、「積み立て型投資商品」の開発につなげた事例があります。
CDPとMAツールの連携により、口座開設後のオンボーディング施策前工程の時間を削減し、本来のマーケティング業務に注力できる体制を構築しました。結果として、アプリ利用開始率が2.5倍に向上する効果を実現しています。
出典:地方銀行へのCDP導入・活用をもっと簡単に 銀行特化型ソリューション「f-DOMA」とは
分断されたデータを統合し3倍の集客効果を実現
NTTデータの顧客企業では、デジタルマーケティングを活用していましたが、ターゲット層の割合が15%に留まる課題がありました。ターゲット設定や配信コンテンツ改善のノウハウ不足、部門間データ分断が根本原因となっていました。
CDPを導入し、広告接触履歴やWebページ閲覧データをほぼリアルタイムで統合する基盤を整備しました。応募者プロフィールを匿名化して把握し、ターゲット顧客が接触している広告施策を強化する運用を実現しています。
施策によりカンファレンス集客におけるターゲット含有率を従来の15%から50%まで向上させることに成功しました。データ統合による分析精度向上で、投資対効果の改善と見込み客の質的向上を実現した事例です。
出典:BtoBデジタルマーケティング力強化を支援する「Marketing Start Package」を提供開始
オムニチャネルでの顧客体験の向上を実現
ある企業では、実店舗・ECサイト・アプリなど複数のチャネルで顧客接点が存在するものの、それぞれの購買履歴や行動データが部門ごとに分断されており、「店舗で商品を見た顧客がECサイトで購入する」といった行動を把握できず、最適な顧客体験の提供が困難という課題を抱えていました。
そこでCDPを導入し、オンラインとオフラインにまたがる顧客データを統合・紐付けるデータ基盤を構築しました。さらにBIツールを活用し、オムニチャネルを横断した購買ジャーニーを可視化することで、どの接点で顧客が離脱しているかを特定し、行動パターンの分析を可能にしました。
これにより、たとえば店舗で特定の商品を閲覧した顧客に対し、ECサイト上で関連商品のクーポンを提示するなど、パーソナライズされた施策の実施が可能となり、顧客体験の向上と売上拡大につながる成果を上げています。
CDPとBIによる営業とマーケティングの連携を強化
ある企業では、営業部門が過去の商談履歴や顧客情報を個別に管理しており、マーケティング部門が獲得した見込み客の情報が十分に共有されていないという課題を抱えていました。その結果、営業担当者は顧客の行動履歴や関心事を把握できず、非効率な営業活動に陥っていました。
そこでCDPを導入し、ホワイトペーパーのダウンロードやウェビナー参加など、マーケティング活動によるデータを営業部門のCRMと連携させ、顧客の関心度や行動履歴を統合管理する仕組みを構築しました。さらにBIツールを活用して、スコアリングの高い見込み客(ホットリード)を自動で特定し、営業担当者に通知する体制を整えました。
その結果、営業担当者は顧客の関心やニーズを事前に把握した上で効果的なアプローチが可能となり、成約率の向上と営業活動の効率化を実現しています。
出典:顧客データプラットフォームでマルチチャネルマーケティングを向上
CDPのおすすめツール10選

CDPツール選定時は、自社の業務要件と予算に最適なサービスを見つけることが重要です。各ツールには独自の強みがあり、導入目的や連携システムによって適性が変わります。
以下におすすめのCDPツールをまとめました。
商品名 | 主な機能 | プラン |
GENIEE CDP | ・多様なツールとノーコードで連携 ・テンプレートダッシュボードとAIが分析をサポート | ・要問合せ |
Hightouch | ・リバースETLとセグメント作成機能 ・AI Decisioning による1対1パーソナライゼーション | ・Basic Reverse ETL: 無料 ・Composable CDP: 使用量ベース ・AI Decisioning: 使用量ベース |
mParticle | ・リアルタイムデータ一元管理 ・250以上の統合機能 | ・要問合せ |
Tealium | ・クロスチャネル分析 ・1,300以上のツール統合 | ・要問合せ |
Treasure Data | ・170以上の連携コネクタ ・ビッグデータ分析プラットフォーム | ・要問合せ |
AIXON | ・AIによる予測分析 ・ノーコード構築 | ・要問合せ |
aimstar | ・MA機能搭載 ・AIスコアリング | ・要問合せ |
b→dash | ・ノーコード ・グッドデザイン賞受賞UI | ・要問合せ |
INTEGRAL-CORE | ・リアルタイム収集 ・専用環境対応 | ・要問合せ |
KARTE Datahub | ・AI機械学習活用 ・シンプル操作性 | ・要問合せ |
各ツールの概要を把握し、詳細な特徴説明とともに最適なCDP選定の参考にしてください。
1. GENIEE CDP

商品名 | GENIEE CDP |
主な機能 | ・多様なツールとノーコードで連携 ・テンプレートダッシュボードとAIが分析をサポート |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://cx.geniee.co.jp/product/cdp/ |
GENIEE CDPは多様なツールとノーコード連携が可能で、専門知識なしでも高度な顧客データ統合を実現するCDPです。テンプレートダッシュボードとAI分析により、即座にインサイト抽出と施策立案が行えます。
オンライン・オフライン全接点のデータを一元管理し、リアルタイム分析で迅速な意思決定を支援します。GENIEEマーケティングクラウドとの連携により、統合マーケティング環境の構築が可能です。
2. Hightouch

商品名 | Hightouch |
主な機能 | ・リバースETLとセグメント作成機能 ・AI Decisioning による1対1パーソナライゼーション |
プラン | ・Basic Reverse ETL: 無料 ・Composable CDP: 使用量ベース ・AI Decisioning: 使用量ベース |
サービスリンク | https://hightouch.com/ |
Hightouchはクラウドデータウェアハウスと組み合わせるコンポーザブルCDPで、データの価値を最大限に引き出すプラットフォームです。リバースETLを中心に、セグメント作成機能や顧客ID統合機能を搭載しています。
Agentsによる1対1パーソナライゼーションで、リアルタイムキャンペーンと個別最適化された顧客体験を提供できます。
3. mParticle

商品名 | mParticle |
主な機能 | ・リアルタイムデータ一元管理 ・250以上の統合機能 |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://www.mparticle.com/ |
mParticleは、アプリ・WEBサイト・CRMをリアルタイムで一元管理できるCDPです。250個以上の統合機能が実装済みで、他ツールとの優れた連携性を誇ります。
UIがシンプルで直感的な操作が可能な点も特徴で、Infrastructure CDPタイプとしてデータ収集・管理に重点を置いた設計となっています。
4. Tealium

商品名 | Tealium |
主な機能 | ・クロスチャネル分析 ・1,300以上のツール統合 |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://tealium.com/ |
Tealiumはリアルタイム性に強みを持つCDPで、クロスチャネル分析と独自の予測インサイトを構築しています。短時間で各顧客セグメントに最適なアプローチを実現し、1,300以上のツールとの統合機能を備えています。
タグマネジメントとプライバシー保護への対応も充実しており、GDPR対応も可能です。
5. Treasure Data

商品名 | Treasure Data |
主な機能 | ・170以上の連携コネクタ ・ビッグデータ分析プラットフォーム |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://www.treasuredata.co.jp/ |
Treasure Dataは高度なビッグデータプラットフォーム技術により、顧客データの収集・統合・分析・施策実行を行えるCDPです。170を超える連携コネクタが実装済みで、多種多様なデータ収集が可能です。
大規模なデータ処理およびセキュリティ対応において優れた性能を発揮し、企業における安定した運用を実現いたします。
6. AIXON

商品名 | AIXON |
主な機能 | ・AIによる予測分析 ・ノーコード構築 |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://www.appier.com/ja-jp/products/aixon |
AIXONはノーコードで構築できるAI・人工知能を活用した顧客理解最大化プラットフォームです。リアルタイムデータ統合・分析に加え、AIによる予測を様々な場面で活用できる点に強みがあります。
機械学習による行動予測や離脱予測により、プロアクティブなマーケティング施策を実現できます。
7. aimstar

商品名 | aimstar |
主な機能 | ・MA機能搭載 ・AIスコアリング |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://aimstar.net/ |
aimstarはデータの収集・管理・分析に加え、MA機能も備えているマーケティングDXツールです。AI・機械学習を活用して、One to Oneマーケティングやスコアリング結果に基づく抽出を実現します。
CDPとMAの統合により、データ分析から施策実行まで一つのプラットフォームで完結できます。
8. b→dash

商品名 | b→dash |
主な機能 | ・ノーコード ・グッドデザイン賞受賞UI |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://bdash-marketing.com/ |
b→dashはノーコードでデータの収集・管理・分析を実現できるデータマーケティングクラウドシステムです。2019年度グッドデザイン賞を獲得した、シンプルで分かりやすいUIUXに強みがあります。
直感的な操作性により、マーケティング担当者が専門知識なしでも高度なデータ活用を実現できます。
9. INTEGRAL-CORE

商品名 | INTEGRAL-CORE |
主な機能 | ・リアルタイム収集 ・専用環境対応 |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://www.ever-rise.co.jp/integral-core/ |
INTEGRAL-COREはリアルタイムかつノーコードで様々な顧客データの収集・管理・分析ができるCDPです。セキュリティ面を考慮した専用環境での構築も可能で、企業の要件に柔軟に対応します。
高いカスタマイズ性により、企業固有のデータ活用要件に合わせた最適な環境構築が可能です。
10. KARTE Datahub

商品名 | KARTE Datahub |
主な機能 | ・AI機械学習活用 ・シンプル操作性 |
プラン | ・要問合せ |
サービスリンク | https://karte.io/product/datahub/ |
KARTE Datahubはデータ分析・可視化に加え、様々な顧客接点で点在するデータの一元管理により、より良い体験提供を可能にするCDPです。AI・機械学習活用による施策の出し分けや、次に取るべき行動の示唆も行ってくれます。
CX最適化に特化した機能により、顧客体験向上を重視した運用が可能です。
CDPツールランキングおすすめ13選!主要機能や選び方を解説
CDPツールの選び方

CDPツール選定では、以下5つの観点で比較することが重要です。
- 求める機能が備わっているか
- 費用が見合っているか
- 外部連携に対応しているか
- 操作が直感的で、柔軟なデータ編集が可能か
- 十分なサポートが受けられるか
詳しく解説します。
求める機能が備わっているか
必要な機能が揃っているかどうかは、ツール選定で最優先ポイントです。顧客データの統合だけでなく、クレンジングやプロファイリング、レポート分析が標準機能として搭載されているか確認しましょう。
運用開始後も、追加の施策や拡張が可能な柔軟性がある製品を選ぶと失敗しにくくなります。自社独自のデータ活用プランを実現できるかどうかも比較材料となります。
費用が見合っているか
CDPツールは初期設定コストや毎月の運用費、保守費用まで総額で比較しましょう。単に安いだけではなく、導入効果・ROIが期待できる範囲かを重視する必要があります。
不要な機能への追加費用や利用データ量で課金体系が変わる場合もあるため、見積取得やデモ体験の実施もおすすめです。ベンダー毎の料金体系やサポート内容も、細かくチェックして選定しましょう。
外部連携に対応しているか
CDPはMA・BI・CRMなど、社内外の多様なツールとの連携力がサービス価値の大きな要素です。APIや標準コネクタが豊富で、連携設定が簡単なツールほど運用の幅が広がります。
既存システムとの競合や切替問題も事前に検証でき、スムーズに業務を統合できる体制を構築しやすくなります。
操作が直感的で、柔軟なデータ編集が可能か
担当者自らが迷わず操作でき、設定やデータ加工が自由自在にできるUI/UXは長期運用の要です。ノーコード対応かプログラム知識不要で業務フローに沿った編集が行えると運用負担も小さくなります。
分析画面やダッシュボードのカスタマイズ性も比較ポイントで、部門別・用途別の情報活用がしやすい設計だと導入後の定着率が上がります。
十分なサポートが受けられるか
導入時の初期設定から運用サポート、障害発生時の対応力まで、安心できる支援体制は不可欠です。カスタマーサクセス担当がつく製品や日本語での対応可否、運用相談へのスピード感なども判断材料です。
運用開始後も継続サポートを受けられるサービスを選ぶことで、現場負担の低減と高い定着率が期待できます。ベンダーの導入事例やサポート実績は、必ず事前確認しましょう。
まとめ:AIと連携させてより作業効率を向上させるならGENIEE

CDPとBIの連携により、顧客データの統合管理から分析・施策実行まで一貫した運用が実現することが可能です。AIを活用すれば、さらなる業務効率化と成果の最大化が期待できます。
GENIEEでは、CDP・BI・AIを統合したマーケティングプラットフォームを提供し、データ分析から施策提案まで自動化します。AIによる広告レポート作成やクリエイティブ分析により、戦略立案に集中できる環境を構築できる点が強みです。
顧客データの統合管理とAI分析機能により、パーソナライズされたマーケティング施策を迅速に展開できます。AIと連携させてより作業効率を向上させたい企業様は、ぜひ導入をご検討ください。
これからは、CDPによるデータ統合で、組織全体の情報活用力を底上げする時代です。ぜひこの機会に、データの力で組織を根本から変えてみませんか。
詳しくはこちらの問い合わせフォームからご相談ください。
※お問い合わせの際に「CDP×AIエージェント関連記事」と添えて頂くと御社の業界の事例提供と合わせスムーズに相談をお受けすることが可能です。