サラリーマン気質はリスク?カリスマ投資家が授ける“投資家的思考”
昨年6月に金融庁が発表した「老後2000万円問題」に、不安を感じたビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。
そんな将来の不安を感じるビジネスパーソンこそ一読すべき書籍が、『投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略』(ダイヤモンド社)。著者の藤野英人氏は「ひふみ投信」で有名なカリスマ投資家で、「老後のお金の心配を減らして、人生をより良く生き抜くために必要な戦略」を示唆してくれています。
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リスクをとることで大きなリターンを
書籍『投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略』は、「老後2000万円問題」により、ますます委縮した日本になるのではと危機感を抱いた著者が、将来の不安を打ち破り、戦略的に生きる人が1人でも多く増えることを願って書いた「投資」の本。
投資と聞くと、資産を投じて増えればラッキー、減ったら地獄……、イチかバチかの大勝負のような印象を受けますが、書かれているのは投資家になるための方法ではなく、<投資家的な思考>を手に入れ、生き抜くというもの。
同書では、<投資の本質とは、「今、この瞬間にエネルギーを投入して、未来からお返しをいただくこと」>と定義しています。未来からお返しをいただくこと、つまり将来の不安を打ち砕くためには、自己投資は必要だと説いているのです。
投資とは<リスクをとることで大きなリターンを得る>こと。現在の収入にプラスアルファを加えて老後を安心して迎えたいならば、多少のリスクは必要。それこそが投資家的思想であり、人生を明るくできる方法のひとつなのです。
リスクを取れといっても、何も転職や起業、株式投資などを勧めているわけではありません。同書では、サラリーマンであることを否定していません。大切なのは、“サラリーマン気質”を続けないこと。
サラリーマンとして、今勤めている企業で通用するスキルだけで生き抜くのはあまりにリスクが高い。つまり、今のまま何もしないことにこそリスクと言えるのです。
同書では、
<サラリーマンとして働きながら、いつでも動けるように準備しておく>
<1つの仕事だけで食べていくのではなく、リスクヘッジとしてまったく別のスキルを身につけることを考えたほうがいい>
と提唱しています。
<「リスクをとる」ということは、目を閉じてやみくもに飛び込むことではありません。目を見開いて直視し、ちゃんと考えて決断をしてチャレンジすることです>(同書)
無謀な挑戦をせよということではなく、自分の現状を把握して、必要なこと、したいこと、できることをよく考え、時期を見て動くことで未来が開けるのではないか、というわけです。
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ビジネスでも、ハイリターンの可能性を広げよう
自分自身への”投資”だけでなく、業務でも同じことが言えます。例えば営業の場合、業務改善を行い、顧客に効率的にアプローチし、自社の営業を加速させることは大切です。例えば、作業にロスが多いと感じていても、「今までずっとそうだったから」と、エクセルで顧客管理を続けることは、余計なコストもかからず、新しいことを覚える必要はありません。リスクはゼロですが、その分共有しづらかったり、引継ぎがやりにくかったりなど、業績が改善する気かけは生まれにくく、リターンも見込めません。
営業支援ツール(SFA/CRM)の導入は、ひとつのチャレンジかもしれませんが、顧客情報や営業活動、営業の働き方改善を両立させることもできます。商談の管理など、営業にまつわる様々な業務を、簡単に効率化できます。
取引先情報、案件進捗情報、名刺情報、売上予測、営業成果などを簡単にチームで共有することができ、顧客情報を一括管理できるので、顧客とのコミュニケーションを活発化させ、関係性を構築することに役立てることができるので、大きなリターン(売上)につながります。
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