努力至上主義に陥らない。橋下徹氏に学ぶ「限界を突破する生き方」とは
「人生において突き抜けるためにはどうすべきか」という問いに応えるべくして書かれた、弁護士で元政治家の橋下徹氏の著書『異端のすすめ 強みを武器にする生き方』。その中から 「努力至上主義に陥ることなく、努力の対象を見極めることの大切さ」についてご紹介します。
年齢を重ねても、常に新しいことにチャレンジしてこそ、人は成長する。会社員として安定した収入を得ていたとしても、成長し続けてこそ、人生が豊かになるというものです。
常に新しいこと、厳しい現場に身を置き続け、周りから「異端視」されてきた橋下徹氏の著書『異端のすすめ 強みを武器にする生き方』(SBクリエイティブ)では、いつ死んでも悔いはない、というほど納得できる生き方とはどんなものか。人生において「突き抜ける」ためにはどうすべきかについて説いています。
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「限界を突破する生き方を選んできた」橋下徹氏
同書は<僕は、常にチャレンジすることで「限界を突破する生き方」を選んできました。>という書き出しから始まります。
橋下氏の<迷ったら、一番大胆な道を選ぶ>という生き方は、なかなか真似できないかもしれませんが、それで多少失うものがあったとしても、豊富な経験が得られることは間違いありません。また、ほかの人と同じような選択をし続けていたら、その他大勢の中から抜け出すことは難しいでしょう。
橋下氏は25歳で司法試験に合格。弁護士の傍ら活動していたタレント業で一躍有名になり、政治の世界に転身。大阪府知事、大阪市長に就任すると、行政改革をけん引し、政界でも異端視されてきました。そんな橋下氏の生き方は、決して堅実ではないかもしれませんが、常に厳しい世界に身を置き、挑戦することを体現しているようでもあります。
努力至上主義に陥るな
第2章の【自分の商品価値を高めよ――これからの 時代に求められる異端力】から、【努力を一番の目的にしてはいけない】という項目をご紹介しましょう。
<努力至上主義に陥ってしまうと、目的と手段を混同し、手段の努力をすることがいつの間にか目的になってしまいます。>
同書では、「著名な人と名刺交換をしたことに満足して、人に自慢しているようでは、単なる名刺コレクターに過ぎない」という話を例に挙げています。
営業の仕事でも同じことが言えるでしょう。なんとかアポを取りたい一心でしつこく電話したり、見込みのないお客様に営業をかけ続けて、結局空振りに終わり、「これだけの資料を作っても売れなかった。努力だけでも認めてほしい」など言うビジネスパーソンもよく見かけます。
橋下氏は、努力を否定するのではなく、努力だけではどうにもならないことがあると認識しながら、努力しても手ごたえがないと分かったらスパッと努力の対象を変え、「これだ」と思えるものを見極めて再度、努力すれば良いと説いています。
事務作業こそ、努力至上主義に陥りやすい
営業に欠かせない営業日報の作成も「努力至上主義」の一つになっていませんか。
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