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CDPのメリット・デメリットについて解説!仕組みや導入事例を解説

更新日:2025.07.31 / データ活用/CDP
CDPのメリット・デメリットについて解説!仕組みや導入事例を解説

CDP(カスタマーデータプラットフォーム)は、顧客データを一元管理し、部門間の情報共有や施策効果の最大化をサポートします。導入すれば、効率的なデータ活用や成果向上が実現可能です。

本記事ではCDPの概要や注目される背景、メリット・デメリットについて解説します。導入事例や注意点もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

CDPとは?

CDPとは?

CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)は、企業のあらゆる顧客データを統合・管理して活用できるプラットフォームです。属性情報やWeb行動履歴など異なる種類の情報をまとめて、個人ごとに整理した顧客プロファイルを作成します。

ここでは、以下の項目別でCDPについて解説します。

  • CDPの目的
  • CDPの仕組み

CDPの目的

CDPの目的は、1人ひとりの顧客体験を最適化し、企業活動全体のパフォーマンスを高める点にあります。顧客の属性情報や行動履歴を分析し、個人単位でターゲットを絞り込んだマーケティング施策を実現できます。

また、営業やカスタマーサービスを含めた幅広い場面で、最適なタイミングや内容のアプローチが可能です。顧客目線のサービス向上やエンゲージメント強化に直結します。

CDPの仕組み

CDPは顧客データの収集から活用まで、一連の流れを自動化する仕組みで構成されています。各種システムやチャネルから取得したデータを統合し、分析可能な形に整理することで、マーケティング施策に直結する情報を生成します。

CDPの基本的な仕組みは以下の通りです。

段階処理内容具体例
データ収集複数チャネルからの顧客データ取得Web行動履歴、購買記録、問い合わせ履歴
データ統合同一顧客の情報を紐付けて統合複数IDの統一、重複データの排除
データ加工分析しやすい形式への変換・整理セグメント分類、属性付与、匿名化処理
分析・洞察顧客行動パターンや傾向の分析購買予測、離脱リスク分析、嗜好分析
施策実行分析結果に基づく個別対応の実施パーソナライズメール、レコメンド表示

上記の一連の仕組みにより、企業は顧客一人ひとりに最適化されたアプローチを自動的に実行できます。

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CDPが注目されるようになった背景

CDPが注目されるようになった背景

CDPが注目されるようになったのは、以下の背景があります。

  • 顧客情報の統合による迅速な対応力の強化  
  • AI活用とパーソナライズの進展
  • マーケティングとITの連携による業務効率と成果の向上

詳しく解説します。

顧客情報の統合による迅速な対応力の強化

CDPは各種の販売経路や管理システムに散在している顧客関連の情報を集約し、包括的な管理基盤を構築します。ウェブサイトでの閲覧履歴や購入記録、スマートフォンアプリでの利用状況など、多様な情報源からのデータを統合管理することが可能です。

CDPによる統合基盤により、企業は顧客の包括的な状況を正確に把握し、適切なタイミングでの個別対応ができます。たとえば、通販サイトでの商品閲覧直後に即座に最適な販促を表示するなど、迅速で個別最適化された対応が可能です。

世界の大手企業G2000の約半数が、即時での顧客対話強化を目的としてCDP導入を進めると予測されています。

出典:5 benefits of a Customer Data Platform (CDP) that all marketers should know about|CDP Institute

AI活用とパーソナライズの進展

CDPに蓄積された豊富な顧客情報は、AI技術との組み合わせによってその価値が飛躍的に向上します。顧客の購買パターンや関心事を予測し、最適なタイミングで個人に合わせたメッセージや商品提案を行う取り組みが実現されています。

AI駆動型のCDPは、各顧客に対する最適なコンテンツやオファーを提供する能力を持っており、顧客の反応率を上げることが可能です。個別ごとの最適化により顧客の関与度が高まり、結果として成約率や顧客生涯価値の向上につながっています。

AIを活用したパーソナライズ施策は、マーケティングROI(投資収益率)を最大化し、競合優位性の獲得に直結しています。

出典:Customer Data Platform Market Predictions for 2025|CDP Institute

マーケティングとITの連携による業務効率と成果の向上

従来はマーケティング部門とIT部門で業務領域が分離されており、効果的な連携が困難な状況が多く見られました。CDPの導入により両部門間の協力体制が促進され、データ活用における役割分担が明確化されています。

CDPはIT部門がデータの統合・管理を担当し、マーケティング部門がデータを活用し、キャンペーン設計や顧客分析を実施できる環境を構築します。とくに中堅企業やB2B企業において、互いの連携強化がマーケティング施策の精度向上に関連しているのです。

結果として、マーケティング成果に対する満足度が向上し、組織全体でデータに基づく意思決定が促進される効果が確認されています。

出典:Customer Data Platform Growth Shifts to New Markets: CDP Institute Report|CDP Institute

CDPのメリット

CDPのメリット

CDPを導入すれば、以下のメリットがあります。

  • 顧客データの一元管理が可能
  • 顧客の行動パターンを詳細に把握ができる
  • 分析した結果をすぐに施策に反映できる
  • 部門間の情報連携が円滑になる

詳しく解説します。

顧客データの一元管理が可能

CDPは企業内に散在する顧客情報を統合し、全社で共有できる一元管理を実現します。企業内に点在していた顧客情報を、1つの基盤でまとめて管理できる仕組みです。

属性情報や購買履歴、各種チャネルのデータを統合し、全社で同じ情報を参照できる状態を生み出します。データの重複や不一致を排除し、どの部門でも正確かつタイムリーに情報活用が可能です。

顧客の行動パターンを詳細に把握ができる

CDPは顧客ごとの興味・関心や購買傾向を可視化するため、顧客情報を深く理解できます。ウェブ閲覧やアプリ操作、店舗利用などあらゆる接点から得られる行動データを網羅的に収集します。

複数チャネルの行動データを統合すれば、顧客の全体像を詳細に描くことが可能です。従来では把握しきれなかった、顧客の真のニーズや行動パターンが明確になります。

分析した結果をすぐに施策に反映できる

CDPは分析結果の即座な施策反映を可能にし、マーケティング活動の効率を大幅に向上させます。統合されたデータから得た分析結果を、すぐにマーケティング活動やサービス改善に活かせます。

さらに、従来のような情報収集や集計に費やす時間が大幅に削減される点もメリットです。リアルタイムでのデータ処理と分析により、タイムラグなく施策展開が可能となります。

部門間の情報連携が円滑になる

CDPは組織内でのスムーズな情報共有を実現し、一貫性のあるアプローチを可能にします。営業やマーケティング、カスタマーサポートなど複数の部門で同じ顧客情報を活用できる環境が整います。

社内のデータ共有の障壁を取り除けば、顧客理解を深めることが可能です。部門ごとに異なる情報を持つことによって、齟齬や非効率が解消されます。

CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは?意味・メリット・選び方

カスタマイズ制バツグンで貴社のニーズに応えられるGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

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CDPツール導入に不安を感じている企業には、GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)の活用がおすすめです。複雑なシステム設定や高額な導入費用に悩むことなく、顧客情報の効果的な管理と分析が実現できる設計となっています。

顧客管理機能では、シンプルな入力画面を採用しており、システムに不慣れな担当者でも直感的に操作できます。すべての顧客履歴を会社と紐付けて管理できるため、営業担当者以外の部門でもリアルタイムで顧客状況を把握できる点が大きな特徴です。

月額3,480円からの低価格プランを用意しており、大手SFAツールのおよそ3分の1のコストで多機能なシステムを導入できます。CDP導入のハードルを感じている企業は、まずGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)から顧客データ活用を進めてみてください。

更にGENIEE CDPは同社のグループ会社JAPAN AIが独自開発した精密なRAGを搭載したAIエージェントと連携することでより精度の高い情報を蓄積、整理した上で利活用することができるとしてその仕組に対して業界内外から高い注目を集めています。

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CDPのデメリット

CDPのデメリット

CDPの導入に際して最も懸念されるのが、顧客データの漏洩リスクです。膨大な個人情報を一元管理するため、もしセキュリティ対策が不十分であれば、多数の顧客情報が漏れる危険性があります。

高度な管理体制や運用ルールの整備が必要で、担当者がデータの重要性を深く理解し、責任を持って取り扱うことが大切です。適切なセキュリティ対策や段階的な導入計画を実施すれば、リスクを抑えながら効果的に活用可能です。

漏洩リスクを管理しながら、顧客データを安全に活用するための体制を整備することが重要です。

CDPの導入事例

CDPの導入事例

以下にCDPの導入事例を2つ紹介します。

  • リピート率向上の実現を成功
  • 行動データを統合しキャンペーン強化に成功

詳しく解説します。

リピート率向上の実現を成功

某大手コーヒーチェーンでは、アプリ注文・店舗レジ・顧客管理システムのデータがバラバラに管理されていました。そのため、お客様に統一されたメッセージを送ることが難しい状況でした。

課題を解決するため、顧客データ管理システムを導入し、すべてのデータを1つにまとめました。アプリでの注文履歴や店舗での購入記録、ポイントカードの利用状況を統合して、お客様一人ひとりの全体像を把握できるようにしました。

結果として、お客様の満足度向上とリピート率の大幅な改善を達成し、売上向上にも貢献した事例です。

出典:Blog|CDP Institute

行動データを統合しキャンペーン強化に成功

某スポーツアパレル企業では、お客様の運動記録や商品閲覧履歴に基づくキャンペーンを実施していました。しかし、データが複数のシステムに分かれていたため、キャンペーンの効果が思うように上がらない課題がありました。

顧客データ管理システムを導入し、購入履歴やサイト閲覧データ、アプリ利用情報を1つにまとめました。お客様の行動に基づいて細かくグループ分けし、一人ひとりの運動習慣や商品の好みに合わせた最適なメッセージ配信を行っています。

結果として、お客様の反応が400%向上し、キャンペーンの投資効果が大幅にアップしました。統合されたデータ活用により、より効果的な販促活動の展開が可能となった事例です。

出典:Blog|CDP Institute

CDPを導入する際の注意点

CDPを導入する際の注意点

CDPを導入する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 自社ニーズに合ったCDPを選び出す  
  • セキュリティリスクを把握しておく 
  • 相乗効果が期待できるツールと統合する

詳しく解説します。

自社ニーズに合ったCDPを選び出す

自社の業種やビジネス規模、運用体制に合わせて必要機能と拡張性をもつCDPを選定することが重要です。それぞれの業務フローや現場の利便性を確認し、過不足のない機能が備わっているかを比較検討しましょう。

ベンダーのサポート体制や将来のシステム連携性についても確認し、導入後の運用イメージを具体化しておく必要があります。初期導入コストと継続運用コストのバランスも、慎重に検討すべき要素です。

セキュリティリスクを把握しておく

CDPは膨大な顧客データを扱うため、情報漏洩や不正アクセスへの対策が不可欠です。システムに暗号化や多層的なアクセス管理が備わっているか、データ保護のガイドラインが明確に定められているかを事前に確認しましょう。

運用者によるアクセス権限管理や、定期的な監査体制の構築も重要なポイントとなります。外部委託先との連携時は、委託先にも同等レベルのセキュリティ対策が講じられているかのチェックが必要です。

相乗効果が期待できるツールと統合する

CDPは単独で利用するよりも、CRMやMA、BIツールなど他の業務システムと連携するとデータ活用の幅が広がります。一元化された顧客情報をマーケティングや営業、分析に活かせば、各部署の業務効率向上が期待できます。

各ツールごとの強みを活かしていけば、部門横断的な施策や効果検証もスムーズに進めることが可能です。最終的に、組織全体の意思決定基盤としてCDPの価値が高まります。

まとめ:CDP機能も兼ね備えているGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

まとめ:CDP機能も兼ね備えているGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

本記事では、CDPとDMPの基本的な違いから導入メリット、具体的な機能まで幅広く解説しました。CDPは自社の顧客情報を一元管理し、個別最適化された施策展開を可能にする重要なツールです。

もし簡単な操作で顧客管理を始めたい企業や、CDP導入に不安を感じている場合は、GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)がおすすめです。柔軟なカスタマイズ性により、企業ごとの多様な業務ニーズや運用スタイルに合わせてシステムを調整することが可能です。

親しみやすいシンプルな画面設計が大きな特徴で、実際に導入した企業の定着率は99%という高い実績を誇ります。顧客データ活用による競争力向上を目指す企業は、まずGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)から始めて、成果を実感してください。

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