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BtoCのためのアプリプッシュ通知とMA機能の活用方法とは

更新日:2023.11.06 / マーケティング
BtoCのためのアプリプッシュ通知とMA機能の活用方法とは

B to Cでマーケティングを展開する場合、Webだけではなく、
アプリでも顧客とのタッチポイントをもちたいと考える事業者は多いです。
しかし、顧客にアプリをインストールしてもらったところで、
使ってもらわなくては意味がありません。

実際のところ、顧客がアプリを一度インストールしても、
なかなか使ってもらえないのが現状です。(詳しいデータは後述します。)
そこで、顧客のリテンションを高めるためにアプリプッシュ通知を使う方法があります。

今回は、そのアプリプッシュ通知の重要性とともに、
マーケティングオートメーションと連携させた時の
活用法についてお伝えしたいと思います。

1.アプリプッシュ通知の重要性

アプリにおけるマーケティングでは、集客してインストールしてもらった後に
「ユーザーのリテンションをいかに高めるか?」という点は、重要な課題の一つです。

BtoCのためのアプリプッシュ通知とMA機能の活用方法とは_1

アプリで収益化を考える場合、
「集客(インストールしてもらう)→リテンションを高める→収益化する」と
大きく分けて3段階がありますが、「リテンションを高める」段階で
うまく行かないケースが多々あります。

少し古いですが、2015年のデータでは「アプリユーザーの80〜90%はダウンロード1週間後には死んでしまう」と言われています。

この80〜90%のユーザーが「死んでしまう」と言われている意味は、具体的に言うと、
一度アプリをインストールしても、それっきり使用されないといった意味です。

つまり、ほとんどの人がアプリをインストールした後、
一度も使わずに削除するか放置しているというのが現状だと言えるのです。

出典:adjust「Engagement Benchmarks deep-dive: a detailed look at games verticals」

BtoCのためのアプリプッシュ通知とMA機能の活用方法とは_2

この現状を打開する一つの方法が、アプリプッシュ通知です。
このアプリプッシュ通知は、マーケティングオートメーションとの連携で
より高い成果を上げることができます。

2.BtoCでもマーケティングオートメーション?

しかし、マーケティングオートメーションとアプリプッシュ通知を連携させるといっても、
「マーケティングオートメーションはBtoBなのでは?」と
疑問を抱く方も多いかと思います。

実際のところ、MAツールはもともとBtoBを想定して作られているものが多く、
マーケティングオートメーションはBtoC向けではと思われるのも
仕方ないことかもしれません。

しかし、昨今ではマーケティングオートメーションのBtoC企業での導入が
進んできていて、活用方法のイメージも具体化されてきています。

保有率が7割を超えるスマートフォンにおいて、ユーザは全利用時間のうち、
実に、1日に4時間以上をアプリに費やしているという調査結果があります。

BtoCでマーケティングを展開する場合、このアプリの利用時間は
無視できない数字になっています。

マーケティングオートメーションなど、顧客の動きを可視化したり、
アプリプッシュ通知を含む複数のチャネルからコミュニケーションを
取れるツールを活用して、顧客のリテンションを高めることは、
大切なポイントではないでしょうか?

3.アプリプッシュ通知とMA機能の活用法

最後に、アプリプッシュ通知と、マーケティングオートメーションを連携した
具体的な活用法について見てみましょう。

例えば、実店舗を持つECサイト場合・・・
・クーポンがなくとも購買頻度の高い顧客を除外したセグメントへ
 アプリプッシュ通知を実施する

・実店舗で利用できる割引クーポンをメールで発信
 ⇒反応してもらえなかった顧客のみ、アプリプッシュ通知

といったように、アプリ以外で取得できるデータを活用した施策や
複数のチャネルを横断した施策により顧客のリテンションを改善することができます。

あるいは、WebブラウザでECサイトを閲覧していた時の行動履歴や、
スマートフォンアプリからの集客から販促データまで、
デバイスを横断した最適なアプローチを導き出すこともできるのです。

例えば、ECサイトで買い物カゴに入れたものの買わなかった商品を、
アプリプッシュ通知で思い出させる・・・といったことも可能になるでしょう。

まとめ

BtoCにおけるアプリプッシュ通知の重要性や
マーケティングオートメーションとの連携イメージは沸きましたか?

Webとアプリで顧客とのタッチポイントを作り、
双方で有効な施策を展開することができれば、
御社のマーケティング戦略にも幅が出てきます。

顧客の行動パターンが多様化した今だからこそ、複数の接点をもって、
適切なチャネルでコミュニケーションをとる必要性が増しています。

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