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【プッシュ通知】機能と仕組みと成功事例

更新日:2024.02.09 / マーケティング
【プッシュ通知】機能と仕組みと成功事例

ここ数年、プッシュ通知について、何度か話題になりました。
(え?でもアプリのプッシュ通知なんて、ずいぶん昔からあるじゃない。)と思ったあなた。WEBプッシュ通知はご存じですか?
WEBプッシュ通知が誕生してから、改めてプッシュ通知に注目が集まったのです。

実はWEBプッシュ通知の歴史はまだ浅く、ネイティブアプリが存在しなくてもプッシュ通知が可能であると、まだ知らない方も多くいるのではないでしょうか?
今回は、アプリプッシュ通知とWEBプッシュ通知について簡単に解説した後、それぞれの成功事例と活用のためのポイントまで、お伝えしたいと思います。

1.プッシュ通知とは?

ここでは、従来のアプリプッシュ通知に加えて、WEBプッシュ通知もご紹介します。それぞれの基礎知識を簡単におさらいしておきましょう。

1-1. アプリプッシュ通知とは?

アプリプッシュ通知を簡単に説明すると、アプリをインストール後に通知を許可したユーザーに対して、様々な情報を伝えることができる機能です。

ロック画面や、通知センター(Androidだとステータスバー)に「新しいお知らせが3件あります。」などといった通知を見たことはありませんか?

【プッシュ通知】機能と仕組みと成功事例_1

このように、アプリプッシュ通知は通知を許可しているユーザーに対して、アプリ運営側から能動的にアプローチできる方法となっています。
アプリ内のイベント情報の通知や数日間アプリを起動していないユーザーへのリマインドなど、活用次第でユーザーをアプリへ呼び戻すことのできるプッシュ通知は外すことのできない施策でではないでしょうか。

1-2. WEBプッシュ通知とは?

「WEBプッシュ通知」という言葉自体、あまり耳慣れないという方も多いかもしれません。ただ概要は簡単で、アプリで実施しているプッシュ通知をWEBから行うイメージです。

WEBサイトに来訪したユーザーからプッシュ通知送付の許諾をもらい、そのユーザーが使用するデバイスの画面に通知を表示します。
来訪したサイトで通知を許可しているユーザーであるため、サイトの情報に対して何らかのニーズを抱えている可能性が高く、WEBプッシュ通知を通じて再来訪してもらうことで、ユーザのニーズを満たしたり、サイトのリテンションを高めたりすることができます。

2.アプリプッシュ通知の事例

それでは、プッシュ通知への理解が少し深まったところで、アプリマーケティング研究所の記事を参考に、アプリプッシュ通知の事例をご紹介します。

写真で一言ボケるウェブサービス「ボケて」は、アプリプッシュ通知を駆使することで、ユーザーのリテンションを高めています。
具体的な数値も、以下の通り明らかになっています。

・プッシュ通知を「送る・送らない」では、DAU(1日のアクティブユーザー)に15〜20%くらい影響がでる。

出典:アプリマーケティング研究所「アクティブユーザーに15~20%は影響する。アプリ「ボケて」がプッシュ通知をユーザーに毎日送りつづけている理由とその活用事例。」

ユーザーから時に邪魔な存在だと思われるアプリプッシュ通知ですが、「ボケて」のように面白いコンテンツをお知らせする、ユーザーが受けて嬉しいプッシュ通知であれば、リテンションを高める非常に良い影響を及ぼしていることがわかります。

アプリプッシュ/webプッシュの活用方法を資料にてご紹介しています。

最後に、「ボケて」の成功事例から、アプリプッシュ通知の活用ポイントを3つ挙げてみました。

・ユーザーが嬉しい通知であること
・決まった時間帯であること
・定期的なアプローチをすること

1つ目は前述した通り、ユーザーが嬉しい通知であることが挙げれます。ただアプリを開かせようとしても、ユーザーにとってメリットがない通知であれば、アプリ自体をアンインストールされてしまう可能性もあります。

【プッシュ通知】機能と仕組みと成功事例_2
これは大前提だと言えるでしょう。

あとは、決まった時間帯に定期的なアプローチをすることが大事です。これは、プッシュ通知をユーザーとのコミュニケーションだと捉えれば納得がいきますね。

誰でも「嬉しい知らせを、決まった時間帯に繰り返し届けてくれる」存在は、心を許したくなるのではないでしょうか?

4.WEBプッシュ通知の事例

続いてMARKETIMESの記事を参考にWEBプッシュ通知の事例をご紹介します。

デジタル化・位置情報把握機能を用いて、有名ブランドのカタログや店舗情報を世界35カ国に向けて提供するWEBサイト「Tiendeo」はWEBプッシュ通知を駆使してユーザのリテンションを高めています。

WEBサイトで一般的に活用されるEメールのニュースレターと比較した具体的な数値も、以下の通り公開されています。

・従来のEメールニュースレターは10-25%しかユーザーに目を通されていなかったが、ウェブプッシュ通知はその80-90%が目を通されている。またメッセージ内からウェブサイトへとジャンプするためにクリックする人はEメールニュースレターが5-10%、ウェブプッシュ通知が27%とこちらもウェブプッシュ通知マーケティングがいかに効果的かがわかる。

出典:MARKETIMES「Webプッシュ通知の効果はEメールマーケティングの5倍[インフォグラフィック]」

Eメールに反応しないユーザーには、WEBプッシュ通知でユーザーの目に触れる形で能動的に情報を発信してリテンションを高めることが、WEBサイト運営者にとって非常に良い影響をもたらすのではないでしょうか。

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