【2024年】CTIシステムおすすめ比較15選!機能や選定ポイントを解説
CTIシステムとは、電話とコンピュータの連携によって顧客情報や対応履歴を瞬時に把握し、スムーズで質の高い顧客対応を実現するツールです。近年ではクラウド型CTIシステムも登場しており、導入コストや運用負荷を抑えながら多様な機能を活用できるようになりました。
この記事では、CTIシステムの基礎知識から導入のメリット、選び方のポイントまで解説します。CTIシステムを比較したい方へ向けて、おすすめ製品の比較表とともに紹介しますので、あわせてご参照ください。
この記事で分かること
・CTIシステムを徹底比較したおすすめ製品まとめ ・CTIシステムとはなにか ・CTIシステムを比較するときのポイント |
CTIシステムとは?
CTIシステムとは、電話とコンピュータを連携させることで顧客対応を効率化し、顧客満足度向上に貢献するシステムです。CTIは「Computer Telephony Integration」の略で、電話業務とコンピュータ業務を統合するシステムを意味します。
従来の電話対応では、顧客情報を確認するために紙の資料を探したり、別のシステムにアクセスしたりする必要がありました。CTIシステムを導入すれば、顧客情報や対応履歴などをパソコン画面で確認しながら電話対応できるようになるのがポイントです。
たとえば、顧客から電話がかかってきた際に「顧客情報が画面に自動的に表示される」「過去の購入履歴や問い合わせ内容などを確認しながら対応できる」といったスムーズな顧客対応を行えます。
導入前と比較して、顧客を待たせることなく、顧客一人ひとりのケースに向き合った対応を実現できるのがCTIの特徴です。CTIシステムは、コールセンターやECサイトを運営する企業だけでなく、顧客対応を行う多くの企業で導入が進んでいます。
CTIシステムの機能
CTIシステムには、顧客対応を効率化し、顧客満足度を高めるためのさまざまな機能が搭載されています。主な機能は以下の通りです。
ポップアップ機能: 着信と同時に顧客情報がパソコン画面に表示される機能。顧客の氏名や過去の対応履歴などをすぐに確認できるため、スムーズな対応が可能 通話録音機能: 通話内容を録音することで、顧客対応の品質向上やトラブル発生時の原因究明に役立つ。録音データを活用することで、オペレーターのトレーニングやパフォーマンス評価にも活用可能 着信分配機能(ACD): 着信を適切なオペレーターに自動的に分配する機能。待ち時間の短縮や顧客満足度向上に繋がり、スキルベースルーティングや待ち時間ベースルーティングなど、さまざまな分配方法を設定できる 自動音声応答(IVR): 音声ガイダンスによって顧客を適切な担当者や部署に自動的に案内する機能。顧客の用件に合わせて適切な案内を行うことで、スムーズな対応を実現し顧客満足度を高められる モニタリング機能: オペレーターの通話状況をリアルタイムで監視できる機能。オペレーターの対応状況を把握することで、適切なサポートや指導を行いやすい ワンクリック発信機能: パソコン画面上の顧客情報をクリックするだけで発信できる機能。電話番号を手入力する手間を省き、発信業務を効率化する レポート・分析機能: 通話件数や対応時間などのデータを分析し、業務改善に役立てる機能。レポート機能で顧客対応の現状を把握し、改善点を特定しやすい ウィスパリング機能: スーパーバイザーがオペレーターに顧客に聞こえないように指示やアドバイスを送ることができる機能。顧客との会話を中断することなく、スーパーバイザーのサポートを受けられる オートコール: あらかじめ登録した電話番号に自動的に発信する機能。アウトバウンド業務の効率化に役立つ |
CTIシステムの3つのタイプ
CTIシステムは用途によって大きく3つのタイプに分けられており、企業のニーズに合わせて適切なタイプを選ぶことが重要です。具体的に、CTIシステムは以下の3タイプがあります。
・インバウンドタイプ ・アウトバウンドタイプ ・両対応タイプ |
インバウンドタイプ
インバウンドタイプのCTIシステムは、ほかのCTIツールと比較して「顧客からの受電にフォーカスした顧客対応効率改善を目的」としているタイプです。顧客情報や対応履歴をすぐに確認できるため、スムーズで的確な対応が可能になり、顧客満足度向上につながります。
インバウンドタイプのCTIツールには、主要な機能として「ACD(着信分配機能)」「IVR(自動応答機能)」「通話キュー管理」「リアルタイムモニタリング」「通話録音」などがあげられます。
「オペレーターの応対品質を改善したい」「受電の取りこぼしを防ぎたい」といった課題を解決したい企業に、インバウンドタイプのCTIツールがおすすめです。
アウトバウンドタイプ
アウトバウンドタイプのCTIシステムは、ほかのCTIツールと比較して「企業が顧客や見込み客に対して能動的に発信する通話の効率化を目的」としているタイプです。発信業務を自動化する仕組みが多数搭載されており、顧客や見込み客に能動的な架電を行って営業効率を高められます。
アウトバウンドタイプのCTIツールには、主要な機能として「プレディクティブコール機能(架電リストへの一斉発信)」「オートコール機能」「通話録音機能」「レポート・分析機能」などがあげられます。
「インサイドセールスの生産性を上げたい」「アポの獲得率を高めたい」といった企業に、アウトバウンドタイプのCTIツールがおすすめです。
両対応タイプ
両対応タイプのCTIシステムは、「インバウンドとアウトバウンドの両方の機能」を備えているのが特徴です。電話を活用したあらゆる顧客対応に順応でき、インバウンド・アウトバウンド両方の需要を満たせます。
そのため、将来的な事業展開の変化にも柔軟に対応しやすいのが魅力です。共通のインターフェースで操作性に慣れやすいため、業務全体の効率化も図れます。
現在はインバウンド部門のみでも、今後は新商品のプロモーションやアウトバウンドを視野に事業を広げたい、といった企業にもおすすめです。
CTIシステムの選定ポイント4選
CTIシステムを比較検討する際は、自社のニーズや課題に合わせて最適なシステムを選ぶことが重要です。ここでは、CTIツール選定の際に比較したい4つのポイントを紹介します。
1.新人教育に有用性があるか 2.スマートフォンに対応しているか 3.分析機能の評価内容 4.既存システムとの連携が可能か |
1.新人教育に有用性があるか
CTIツールには、新人オペレーターの教育に役立つ機能が搭載されている製品があります。スーパーバイザーが新人の通話状況をリアルタイムで監視し、適切な指導を行うことができる「モニタリング機能」や、顧客に聞こえないよう新人に指示やアドバイスを与えられる「ウィスパリング機能」などです。
ほかにも、通話内容を録音して振り返りできる機能があれば、新人は自身の対応を客観的に評価できるようになります。これらの機能を活用することで、新人の育成期間を短縮し、早期に戦力化できるのが魅力です。
離職率の高いコールセンターにおいて、新人の支援・教育は非常に大切と言えます。CTIシステムを比較するとき、自社コールセンターなどで新人教育が必要かどうかを含めて検討するのをおすすめします。
2.スマートフォンに対応しているか
CTIツールを比較するときは、スマートフォンでも対応できるかどうかも大切です。スマートフォンに対応したCTIシステムであれば、場所や時間に縛られずに業務を行えます。着信を転送する仕組みがあれば、オフィスだけでなく、自宅や外出先でも顧客対応が可能です。
また、個別の携帯電話番号ではなく、会社の番号で発信できる魅力もあります。「090/080/070」などの個別番号ではなく、「050~」などの発信番号を利用できるため、顧客の警戒心を解いて接続率をアップさせる効果も期待できます。
オフィスへの受電でほかのスタッフが対応できないときは、メンバーのスマートフォンへ自動的に転送されるのもポイントです。「通話中」を回避して、顧客接点の機会損失を防げます。
3..分析機能の評価内容
CTIツールには、各分析機能でオペレーターの対応スキルを比較する機能もあります。対応時間、通話件数、顧客満足度などを分析することで、オペレーターのパフォーマンスを評価できるのがポイントです。
通話内容を分析することで、顧客対応の質を向上させるための課題を発見できます。待ち時間や対応時間を分析すれば、業務フローの改善点を特定することも可能です。話す速度やラリー回数、被せ率などの通話スキルをスコアリングして、対応品質を向上させやすくなります。
とはいえ、「オペレータの可動を均一化したい」「対応品質を向上させたい」といったニーズに応じて、求める分析機能も異なります。事前にどのような分析機能が必要かを明確にしたうえで、CTIツールを比較検討するのがベストです。
4.既存システムとの連携が可能か
CTIツールと既存システムとの連携は、業務効率化に不可欠です。CTIシステムの多くはHubSpotやSalesforce、kintoneに代表されるSFA/CRMと連携できます。
顧客情報と対応履歴を共有・一元管理することで、電話応対時、瞬時に顧客の購買履歴や対応履歴を参照できます。一人ひとりの状況を把握して、さまざまな情報を引き継いでスムーズに顧客対応できるのがメリットです。
また、CTIシステムで取得したデータをCRMなどの既存システムと連携させることで、より詳細な顧客分析やマーケティング活動にも活用できます。
ただし、CTIツールによっては比較的連携先が少ない製品も登場しています。既存システムと連携できるかどうか、CTIツールを比較するときは事前に確認しておくことが大切です。
CTIと連携して営業を強化するならSFA/CRM
CTIシステム導入の効果を最大化するには、顧客情報の一元管理や分析機能の活用が重要です。CRMなどの顧客情報管理システムとCTIシステムを連携すれば、顧客情報と対応履歴を共有・一元管理し、電話応対時に顧客の購買履歴や対応履歴を瞬時に参照できます。
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200名以上のエンジニアが在籍し、お客様独自の業務フローに合わせて画面レイアウトや機能をカスタマイズできます。CTIシステムで取得したデータをGENIEEと連携させれば、より詳細な顧客分析やマーケティング活動にも応用できるのが魅力です。
導入前後だけでなく運用サポートも充実しておりますので、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
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おすすめCTIシステム比較15選
製品名 | 機能 | 費用 | 特徴 | 会社名 |
BIZTELコールセンター | ・着信画面ポップアップ ・CRM/SFA連携 ・通話録音 ・リアルタイムモニタリング ・IVR(自動音声応答) ・ACD(自動着信分配) ・レポート機能 | ・初期費用:50,000円/席 ・月額費用:15,000円~/席 | ・クラウド型 ・24時間365日サポート ・セキュリティ対策(FISC・PCI DSS対応) ・豊富な導入実績 | 株式会社リンク |
MediaCalls | ・着信ポップアップ、クリックコール等・ACD機能 (自動振り分け) ・スキルルーティング ・コールキューイング (待ち呼) ・通話履歴/録音 ・ウィスパリング機能 ・リアルタイムモニター (オプション) ・IVR機能 (オプション) | ・初期費用:要問い合わせ ・月額費用(フルクラウド):55,000円~ (基本使用料) ・月額費用(ハーフクラウド):500,000円 (基本パッケージ料) ・月額費用(オンプレミス):500,000円~ (基本パッケージ料) | ・オールインワン型コールセンターシステム ・クラウド型とオンプレミス型から選択可能 ・多種多様な外部サービスとの連携 | メディアリンク株式会社 |
OSORA | ・全通話録音/履歴 ・アナウンス設定 ・着信ポップアップ ・モニタリング/ささやき機能 ・統計レポート ・通話分析 ・ACD(自動着信分配) ・IVR(自動音声応答) | ・初期費用:100,000円~ ・月額費用:基本料金 10,000円/URL端末料金1,000円/台 +回線/通話料金要見積もり | ・クラウドベースのインバウンド向けCTIシステム ・顧客管理ツールやチャットとの連携が可能 ・直感的な操作性のユーザーインターフェース ・導入が簡単で低コスト | 株式会社Scene Live |
MiiTel Phone | ・IP電話 ・自動録音 ・AIによる通話分析 ・文字起こし ・CRM連携 ・通話モニタリング ・スコアリング機能 | ・初期費用:0円・月額費用:4,980円~ | ・AI搭載型クラウドIP電話 ・通話内容の可視化と分析 ・オペレーターの自己改善を促進 | 株式会社RevComm |
Mostable | ・リストの分配と共有 ・個人テレアポリスト作成 ・オートコール ・発信通知番号の選択 ・内線転送 ・外線転送 ・架電時の詳細な絞り込み ・リストの追加投入 ・重複電話番号検知機能 | 要問い合わせ | ・アウトバウンドコールに特化 ・クラウド型で導入が容易 ・直感的なインターフェース ・通話料金の削減実績あり | 株式会社シナジー |
BizBaseテレマーケティング | ・プレディクティブ機能 ・IVR/ACD機能 ・通話録音 ・モニタリング機能 ・リアルタイム集計レポート ・トークスクリプト管理 ・CRM機能 | 要問い合わせ | ・インバウンド/アウトバウンド対応 ・クラウドベースで在宅勤務にも対応 ・10営業日での導入が可能 | スパイラル株式会社 |
CT-e1/SaaS | ・ACD (自動着信分配) ・IVR (自動音声応答) ・CRM連携 ・通話録音 ・リアルタイムモニタリング ・レポート機能 ・SMS/LINE連携 ・AI会話解析・感情解析 | ・初期費用:300,000円~ ・月額費用: 15,000円~ | ・柔軟なカスタマイズ性 ・定額制の料金体系・豊富な導入実績 | 株式会社コムデザイン |
Zendesk | ・チケット管理システム ・マルチチャネル対応(メール、チャット、電話、メッセージアプリ) ・ヘルプセンター(FAQ) ・AIエージェント ・1,000以上のアプリ ・通話録音 ・自動着信呼分配(ACD) ・クリックツーコール | ・Suite Teamプラン:月額$55/1人あたり ・Suite Growth:月額$89/1人あたり ・Suite Professional:月額$115/1人あたり | ・統合型チケット管理システム ・多様なチャネルを同一プラットフォームで管理 ・AIを活用した生産性向上 ・カスタマイズ性の高さ | Zendesk, Inc. |
TramOneCloud ACCS/BCCS | ・IVR (自動音声応答) ・ACD (自動着信分配) ・通話録音 ・クリックツーコール ・顧客情報ポップアップ ・オムニチャネル対応 (ACCS) | ・Essential月額800円/1人あたり月額5,000円/システム基本料金 ・Professional月額1,500円/1人あたり月額20,000円/システム基本料金 ・Enterprise月額2,500円/1人あたりシステム基本料要問い合わせ | ・クラウド型とオンプレミス型の選択が可能 ・世界シェアNo.1のAvaya社の技術をベースに開発 ・安定性の高いAWSをプラットフォームとして採用 | トラムシステム株式会社 |
Comdesk Lead | ・IP回線と携帯回線の併用 ・自動通話録音 ・AI搭載の自動文字起こし ・ChatGPT連携による自動要約 ・CRM/SFA連携 ・クリックツーコール ・モニタリング/ウィスパリング ・スマホアプリ対応 | ・初期費用:0円・月額費用:6,000円~/ID | ・国内唯一のIP回線と携帯回線併用CTI ・高精度AI搭載 ・テレワーク対応 ・カスタマイズ性の高いリスト項目 ・シンプルなUI/UX | 株式会社コムデスク |
AmeyoJ | ・アウトバウンド/インバウンド両対応 ・自動発信、ACD、音声録音、レポート機能、IVR ・CRM機能標準搭載・秒単位の課金システム | ・初期費用:400,000円~ ・月額費用:600,000円~(30席分を例) | ・高いカスタマイズ性 ・クラウド型とオンプレミス型の選択可能 ・24時間365日のサポート体制 | 株式会社アイ・ピー・エス・プロ |
COLLABOS PHONE | ・PBX機能 ・ACD機能(着信自動振分け) ・IVR機能 ・通話録音機能 ・モニタリング機能 ・統計管理機能 ・CTI機能(オプション) | ・初期費用:200,000円~ ・月額費用: 4,800円~/ch | ・クラウド型CTIシステム ・1秒単位の課金システム ・短期間での導入が可能(最短3週間) ・カスタマイズ可能な着信ポップアップ機能 | 株式会社コラボス |
InfiniTalk | ・PBX(内線/外線通話、転送等) ・ACD(着信振分け) ・IVR(自動音声応答) ・通話録音 ・リアルタイムモニタリング ・統計レポート ・CRM連携(Salesforce、kintone等) | ・初期費用:0円 ・月額費用:35,800円~ | ・クラウド型とオンプレミス型を選択可能 ・操作が簡単で専門知識不要・柔軟な拡張性(席数・回線数の増減が容易) ・豊富な連携オプション | ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社 |
CallConnect | ・通話録音 ・通話履歴管理 ・CRM連携 ・IVR(自動音声応答) ・ACD(自動着信分配) ・モニタリング機能 ・統計 ・レポート機能 | ・初期費用:0円 ・月額費用:2,400円~ | ・クラウドベースで導入が容易・低コスト ・スマートフォンアプリ対応 ・多数のCRMとの連携 | 合同会社セルフリー |
Sakuraコールセンターシステム | ・通話モニタリング ・通話録音 ・クリック発信 ・統計レポート作成 ・IVR(音声ナビ) ・ウィスパリング ・リスト管理 ・KPI設定と分析 | ・初期費用:50,000円~ ・月額費用:2,500円~/内一本線 | ・クラウド型 ・1名から契約可能 ・最短1週間で導入可能 ・Salesforce基盤でセキュリティ高 | 株式会社アースリンク |
BIZTELコールセンター
BIZTELコールセンターは株式会社リンクが提供するクラウド型のCTIシステムです。ほかと比較して、7年連続でクラウド型コールセンターシステムの国内シェアNo.1を獲得している点が特筆されます。クラウド型のため、初期投資を抑えつつ迅速な導入が可能で、テレワークにも対応しています。
機能面では、リアルタイムモニタリングやレポート機能が充実しており、コールセンターの稼働状況を可視化し、効率的な運営を支援します。また、CRM/SFA連携機能により、顧客情報の即時表示や応対履歴の管理が容易で、顧客満足度の向上に貢献できるのがポイントです。優れたセキュリティで、金融機関での採用実績も豊富です。
MediaCalls
MediaCallsはメディアリンク株式会社が提供する、オールインワン型のコールセンターシステムです。他のCTIシステムと比較して、インバウンド業務に必要な機能を豊富に搭載しながら、圧倒的な低コストで導入できる点が特徴です。
特に、ACD機能やスキルルーティング、コールキューイングなどの高度な機能が標準搭載されており、中規模から大規模のコールセンター運営に適しています。また、直感的な操作性で専門知識が不要な点や、クラウド型とオンプレミス型から選択できる柔軟性も魅力です。
OSORA
OSORAは株式会社Scene Liveが提供する拡張性の高いクラウド型CTIシステムです。他のCTIシステムと比較して、OSORAは特に柔軟性と使いやすさに秀でています。豊富な機能を備えながらも、直感的なインターフェースにより専門知識がなくても効率的に活用できます。
また、クラウドベースのため、初期投資を抑えつつ迅速な導入が可能です。リアルタイムモニタリングや詳細な通話分析機能により、オペレーションの質を継続的に向上させることができ、小規模から大規模まで幅広い企業のニーズに対応できる柔軟性を持っています。
MiiTel Phone
MiiTel Phoneは株式会社RevCommが提供するAI搭載型のCTIシステムです。他のCTIシステムと比較して、AIによる高度な通話分析機能が特筆されます。「通話の話速、被り回数、ラリー回数、Talk:Listen比率、沈黙回数、抑揚」などを詳細に分析し、オペレーターのパフォーマンスを定量的に評価する仕組みが特徴です。
これにより、電話営業やカスタマーサポートの品質向上を実現できます。また、自動文字起こし機能と連携したChatGPTによる要約機能も搭載しており、通話内容の迅速な理解とスムーズな事例共有を実現します。
Mostable
Mostableは株式会社シナジーが提供するアウトバウンド特化型のクラウドCTIシステムです。他のCTIシステムと比較して、アウトバウンド業務に必要な機能に絞り込んでいる特徴を持ちます。
1秒課金、20秒課金、1分課金など柔軟な料金プランを提供し、最大50%の通話料金削減実績があります。アンケートシステム「Quick」との連携や、モニタリング・ウィスパリング機能により、効率的な顧客アプローチと品質管理が可能です。
BizBaseテレマーケティング
BizBaseテレマーケティングはスパイラル株式会社が提供する多機能クラウドCTIシステムです。他のツールと比較して、プレディクティブ機能による架電効率の大幅な向上が特筆されます。
オペレーターに代わって自動発信を行い、応答のあった通話のみを転送するため、架電効率が約270%向上したという事例もあります。
また、インバウンドとアウトバウンドの両方に対応し、IVR/ACD機能やリアルタイム集計レポート機能など、テレマーケティングに必要な機能を網羅しているのも魅力です。
CT-e1/SaaS
CT-e1/SaaSは株式会社コムデザインが提供する高度にカスタマイズ可能なクラウド型CTIシステムです。他のCTIシステムと比較して、最大の特徴は圧倒的なカスタマイズ性能にあります。
顧客のニーズに合わせて機能をカスタマイズできるだけでなく、それらの追加開発や設定変更が基本的に無料で行えます。また、CRMやSMS、LINEなど外部ツールとの連携が容易で、顧客とのコミュニケーション履歴を一元管理できます。
さらに、AI技術を活用した会話解析や感情解析機能を搭載しており、コールセンターの品質向上や顧客満足度の向上に大きく貢献します。
Zendesk
Zendeskは、Zendesk, Inc.が提供する統合型カスタマーサポートプラットフォームです。他のCTIシステムと比較して、Zendeskは多様なコミュニケーションチャネルを一元管理できる点が特徴的です。
電話だけでなく、メール、チャット、SNSなどのやり取りを単一のインターフェースで管理できるため、顧客対応の効率が大幅に向上します。また、AIを活用した自動応答機能や、1,000以上のアプリとの連携が可能な柔軟性も強みです。
直感的なユーザーインターフェースと豊富なカスタマイズオプションにより、企業規模や業種を問わず、幅広いニーズに対応できるCTIシステムとして評価されています。
TramOneCloud ACCS/BCCS
TramOneCloud ACCS/BCCSは、トラムシステム株式会社が提供する高品質な音声通話を実現するCTIシステムです。ほかと比較して、世界的に高いシェアを持つAvaya社の技術をベースにしていることが大きな特徴です。
これにより、「固定電話に近い」と評価される安定した通話品質とクリアな音声を実現しています。また、AWSをプラットフォームに採用しているため、在宅勤務や他拠点のコールセンター業務にも柔軟に対応できます。
ACCSはインバウンド向け、BCCSはアウトバウンド向けと、用途に応じて選択できる点も魅力です。
Comdesk Lead
Comdesk Leadは株式会社コムデスクが提供する、IP回線と携帯回線を併用できる国内唯一のCTIシステムです。他のCTIシステムと比較して、携帯回線の活用により通話料を定額化でき、従来のCTIシステムと比べてコストを3分の1に削減できる点が特徴的です。
また、携帯回線からの発信により接続率や折り返し率が約20%向上するため、営業効率の大幅な改善が期待できます。さらに、高精度AIによる自動文字起こしと自動要約機能を搭載しており、通話内容の分析や情報共有が容易になります。
AmeyoJ
AmeyoJは株式会社アイ・ピー・エス・プロが提供する高度にカスタマイズ可能なCTIシステムです。他のCTIシステムと比較して、AmeyoJは秒単位の課金システムを採用しており、通話料金を大幅に削減できる点が特筆されます。
また、標準搭載されたCRM機能は業務フローに合わせて自由にカスタマイズが可能で、ほぼすべてのCRMと連携できる柔軟性を持っています。さらに、アウトバウンドとインバウンドの両方に対応し、自動発信やACD、IVRなどの機能を備えているため、コールセンター業務を包括的にサポートします。
24時間365日のサポート体制も整っており、安心して利用できるCTIシステムとして評価されています。
COLLABOS PHONE
COLLABOS PHONEは株式会社コラボスが提供する低コストで導入可能なクラウド型CTIシステムです。クラウドサービスであるため、初期費用を抑えられ、導入までの期間も短縮できます。最短3週間で運用を開始できる点も特筆すべき特徴です。
機能面では、PBX、ACD、IVR、通話録音など、コールセンター運営に必要な機能を標準搭載しており、オプションでCTI機能も追加可能です。管理画面からリアルタイムで設定変更ができ、統計データも取得できるため、コールセンターの効率的な運用と最適化が可能です。
InfiniTalk
InfiniTalkはジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供する使いやすさと機能性を両立したCTIシステムです。他のツールと比較して、特に操作性と拡張性に優れています。専門知識がなくても簡単なマウス操作で設定できるため、CTIシステム初心者でも扱いやすいのが特徴です。
また、席数や回線数の増減をリアルタイムに行えるため、業務の繁閑に合わせて柔軟に対応できます。機能面では、PBX、ACD、IVR、通話録音など基本的な機能を網羅しつつ、CRM連携やSMS連携などのオプションも充実しています。
さらに、クラウド版では初期費用なしで導入でき、月額費用も比較的リーズナブルなため、コストパフォーマンスに優れたCTIシステムといえます。
CallConnect
CallConnectは合同会社セルフリーが提供する、クラウドベースの低コストCTIシステムです。ほかと比較して、導入の容易さと低コストが大きな特徴です。初期費用0円、最短即日での利用開始が可能で、専用のハードウェアや複雑な設定が不要なため、中小企業でも気軽に導入できます。
また、Salesforce、HubSpot CRMなど多数のCRMとの連携機能が充実しており、既存の顧客管理システムとシームレスに統合できる点も強みです。スマートフォンアプリにも対応しているため、オフィス外の電話業務やリモートワークにも対応できます。
Sakuraコールセンターシステム
Sakuraコールセンターシステムは株式会社アースリンクが提供する低コストで導入可能なクラウド型CTIシステムです。他のツールと比較して、最小1名からの契約が可能で、最短1週間という短期間での導入ができる点が特徴的です。
また、KPI設定機能と連動した自動レポート作成機能により、細かな集計作業なしで各種データの分析が可能で、問題点の把握から改善までをスムーズに行えます。Salesforceを基盤としているため、セキュリティ面でも安心して利用できる点も他のツールと比べて優位性があります。
まとめ:CTIとSFA/CRMとの連動でお困りなら「GENIEE」
CTIシステムとは、電話とコンピュータの連携によって、より質の高い顧客対応を実現できるツールです。顧客情報や対応履歴を瞬時に把握して顧客満足度を向上させる効果が期待できる一方で、インバウンド型やアウトバウンド型など、CTIシステムには複数の機能があります。
そのため、CTIシステムを選ぶときはしっかりと比較したうえで、自社に合った製品を選ぶことが大切です。
もし、CTIシステムと連携できるSFA/CRMツールをお探しの場合は、「GENIEE SFA/CRM」をご検討ください。GENIEE SFA/CRMは、豊富なカスタマイズオプションと幅広いツールとの連携機能を備えています。
お客様独自の業務フローに合わせて画面レイアウトや機能をカスタマイズできるだけでなく、CTIシステムで取得したデータをGENIEEと連携させることで、より詳細な顧客分析やマーケティング活動にも応用できるのが魅力です。
導入前後だけでなく運用サポートも充実しておりますので、お気軽にお問い合わせください。