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若くして経営層を目指す場合の考え方の参考

ジーニーでは中途でも若手でもその実力を認められれば、事業責任者やマネージャーや子会社や本社の役員とします。仕事では圧倒的な裁量権があり、待遇も大手企業と比較しても変わらないものになっていくでしょう。私として毎日が夢や希望に満ち溢れ、何歳になっても、公私共に充実した人生を1人でも多く送れる事を願っています。目安として30歳で年収1000万円程度の人が出てくるような会社にしたいと思います。

年を取っても馬鹿みたいに元気で、夢を語って、仕事も家庭も楽しんでいる人もいれば、居酒屋で家族や仕事や同僚の不満を言ってるような人もいます。どうせなら1人でも多く前者のような人が社内で増えて欲しいなと思います。そういう人はやはり仕事においても活躍されている方が多いと思います。

私の場合はどう考えたかを参考までに書いておきたいと思います。別の考え方もありますのであくまでも参考にしてください。また多くの人は真似はしない方がいいと思います。

周囲の3倍のペースで経験を積む

私が前職に入った際にまず感じたのは、会社を動かしている中堅の人と自分の差は、能力ではなく経験に依るものが多いという事でした。早期に追いつくために、あらゆる領域での経験値を人の3倍のペースで積んでいこうと考えました。労働時間を1.5倍にし、仕事量を2倍にしてみました。

労働時間を1.5倍にするために、学生時代は仕事や研究と麻雀とパソコンばかりしており身体が貧弱で割とすぐに風邪をひく方だったり、1日8時間仕事をするとへとへとになってしまったのでマラソンとプールを土日にするようにしました。身体を鍛えはじめて年に1回国内や海外のフルマラソンに参加するぐらいにまでなりました。

また会社から徒歩10分の所に住んで通勤時間を節約しました。徒歩10分くらいがちょうどいい運動になり、職場と適度には離れていて精神も病まないだろうと考えました。
2倍のペースにこなすためにやった事は、

・意思決定を早くする(即断できるようになる) リーダーになると即断しなければならなくなるのでいいトレーニングになります。私は元々優柔不断だったのですが、即断する癖をつけました。

・相手がしゃべる前に次に何をしゃべるかを常に予想して会話を短くする。

・妄想でなく現実を見る。多くの人が過去の自分自身や現実を歪曲して捉えていて妄想をしていて時間を無駄にしているのですが、目の前の数字や課題の現実が全てだと思うようにしました。

・「作業」と「考える仕事」に分解し、前者を会社でやり、後者の中で特に難易度の高いものは移動時間や土日の運動中やお風呂の時などにじっくり考えるようにしました。

・一度、自分で決めた事はすぐ行動をする。決めるまでは悩んでもいいと思いますが、一度決めた後には即行動できるようにしました。結構、多くの人が悩んでると言って何もしていません。

・ツールを使いこなす=タイピング速度、Microsoft officeを早く使えるようになる。移動時間にメールでのやりとりや資料確認などツールを使いこなせば仕事量は増やせます。学科が情報系でタイピングは既に早かったですが資料作成が下手だったので、資料の綺麗な先輩をお手本にofficeツールに慣れました。

・無駄な会議に出ない。自分が必要でない会議には出ないようにしました。これは上司のアドバイスでそうなりました。

・二つの事を同時にする。人生で一番貴重な資産は時間だと思いますが、例えば風呂で読書すれば2個同時に目的ができます。私の場合はお風呂でご飯を食べながら本を読みますw また並列タスクをするの以外にも、1つの事で2個以上の目的を重ねて1個を達成すれば2個以上の目的が同時に叶うように設定するというのもあります。例えば、世界中いろんな所に行きたいという人生の夢があったり、おいしいものをたくさん食べたいという夢があっとして起業や世界展開している会社で出世するという命題は背反しません。世界展開するような事業で成功すればいいとかです。

・上司と仲良くなる。上司から依頼された雑用はとにかくやって、仕事は期待を応えられるように頑張りました。また自分がもっと仕事をしたい事も伝え、仕事量を増やしてもらいました。

・記憶力をあげる/記憶する方法を学ぶ。働いていて気付いたのですが毎週の定例で同じ事を議論している会議とか結構あります。それらを全部やめるだけでも生産性が一気に上がります。多くの人が飲んだりして1週間たつと忘れちゃうんですよねw記憶力をあげるためには集中力を上げる事です。そのためには圧倒的な当事者意識を身に付け、ミーティングで自分の意思でフロー状態に入れるように訓練した方がいいと思います。前職時代に峰岸社長と打ち合わせをした事がありますが、やはり打ち合わせでの集中力が半端なかったです。また集中しなければならない時期は、それ以外の情報を頭に入れない/あまり酔わないようにしました。後は自分なりのメモの方法を見つけることです。最近はITがいろいろサポートしてくれるので一回全部書いて忘れるということも重要です。

何度も修羅場を乗り越え、成功体験を積み、戦闘力(能力)をあげる

就活中に気付いた事ですが一代で東証まで上場した会社の社長や役員というのは、不思議なオーラがあります。ジーニー社内ではこれを大人気の漫画を参考に覇気と呼んでいます。不思議なもので相手の持ってる覇気でどんな人かだいたい解ってしまうのです。一定のレベルまでいくと覇気がないとあまり相手にしてもらえません。そこそこ成功しているなら持っているはずの覇気が無いのにお金もちな人は大概怪しい商売をやっていますので解る人は近づかないようにします。

また、事業の責任者になると突破力(社内だと戦闘力と言っている)を持っていれば、事業がピンチの時にリーダーがなんとかできます。そのような戦闘力は修羅場を乗り越える事で身につきます。

ジーニーの創業の頃からいるメンバーで今マネージャーをやっている人などは、入社時点で圧倒的に優れていた訳ではありません。創業時特有の修羅場を圧倒的な当事者意識を持って乗り越えてきたことで高い戦闘力を身に付けてきたのです。周囲から見ると欠点も多々見えるかもしれませんが、なんだかんだで最終的に結果を出せる人が多いです。それは年齢や知識でない所から来ています。ベンチャーの成長期は初期の頃と比べてもピカピカの経歴の人が入社してきますが、それでも初期メンバーが活躍し続けるるのはこの辺の差が大きいと思います。

若くして経営層を目指すには、
「創業期で大型の契約が落ちると会社が傾く、絶対にリピートしなけらばいけない」
「この契約を取らないと、戦略上大きくビハインドとなるので落とせない」
「ファイナンス直後に人を大量に増やしたが、一定期間内になんとしても黒字化まで持っていかなければならない」
「来期計画を達成するためには、絶対にこの人数を採用をしなければいけない」
「誰も社内でやった事が無い開発プロジェクトだが期限までに成功させなけれないけない」
こういう状況を幾度となく乗り切って実力をつけてきた人達と肩を並べないといけません。前職だと「圧倒的な当事者意識」とか言われるような所かもしれませんが、ジーニーの場合は圧倒的なコミットメントの結果として「あいつは戦闘力高いなor低い」とか社内で言われるようです。

そのためには高い目標を貼ったり、難しい仕事にあえて飛び込んでみるのがいいと思います。私も新入社員時は炎上しそうなプロジェクトを含め自分が成長できるかどうかで仕事に参加してやってみました。最初の内はボコボコに周囲から言われますが、1年半ぐらいしたら大概の事はできるようになって誰からもだんだんと悪く言われなくなりました。

修羅場に入り寝ても覚めてもただ一つの事だけを考え集中して仕事をするのです。集中して、集中して、考えて、考えて一つの目標を達成するために自分の純度を100%近くまで持っていくのです。恒常的に、こうだと私生活と体がボロボロになるので、年に一時期に限定し、あえてこのような修羅場を実行するのがいいでしょう。私の場合でも会社が順風満帆の時で、ほっておいても業績が伸びるような時が私自身が最も成長していません。強い事業を目指しながらも、一部のバランスを崩しギリギリの勝負をたまにしています。このような経験をする事は脳にいいらしく、そのために戦闘力が上がるようです。

一度、仕事で大きな成功体験を積み、自身の評価と周囲から評価が上がれば良い循環に入り、次々に機会があり、自身のレベルをあげていけると思います。私は「たまたま」人生の初期の頃にチャンスがあったから早く成長できました。人生の後期になってから伸びる人もいるので私は運が良かったのです。

前職ではこのような「機会は自ら作れ~」と言われていました。ジーニーでは今は良い人材が埋もれないように一定規模活躍が見てたところで、で”あえて”重い仕事を振って様子をみるようにしていますが、自分でこのような成長機会を作ってもいいと思います。

というような考え方も一例ですが参考にしてみてください。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭
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