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基幹システムと業務システムの違いとは?特徴や機能をわかりやすく解説

公開日: / 更新日: / CRM
基幹システムと業務システムの違いとは?特徴や機能をわかりやすく解説

企業活動を支えるシステムは、大きく分けて「基幹システム」と「業務システム」の2種類が存在し、それぞれ異なる機能や役割を担っています。導入効果を最大化するためには、両者の特性を踏まえたうえで、自社に適したシステムを選び、適切な形で運用していくことが重要です。

この記事では、基幹システムと業務システムの違いを起点に、導入プロセスの基本や選定時の判断基準や活用によって得られる具体的なメリットについて解説します。業務効率やデジタル化を検討中の方に役立つ内容をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

基幹システムと業務システムが近年注目されている背景

基幹システムと業務システムが近年注目されている背景

近年、基幹システムや業務システムが注目を集める背景には「レガシーシステムの老朽化」「IT人材の不足」「DXの遅延」といった、日本企業全体に共通する三つの構造的課題が存在します。これらは単独ではなく相互に影響し合いながら、企業活動の柔軟性や成長力を大きく制限しており、2025年以降もその深刻度は増していくと予想されています。

特にレガシーシステムに関しては、業務の非効率化に加えて、最新技術との統合の難しさやセキュリティリスクの高まりといった課題が山積しています。さらに、そうした旧来の環境を支えてきたベテラン人材の引退が進み、知識やノウハウが継承されないままブラックボックス化・属人化が加速しているのが現状です。一方、DX推進においては、経営層の理解や戦略的判断の欠如、部門間の連携不全、従業員のデジタルリテラシー不足など、多くの障壁が根強く残っています。

このように技術的・人的・組織的な課題が複雑に絡み合う状況の中で、企業が競争力を維持しながら持続的に成長していくには単なるIT導入ではなく、経営視点から全体最適を見据えた改革が不可欠です。そのため基幹システムと業務システムの刷新が必要となっています。

出典:IPA独立行政法人情報処理推進機構「DX動向2024」

出典:2025年の崖とは?経産省レポートが示す問題点や対策方法を解説

基幹システムの特徴や機能

基幹システムの特徴や機能

基幹システムは企業の根幹を支える中枢的な役割を担っており、業務全体の統制や効率化に不可欠な存在です。その特性や機能を正しく理解することで、システム選定や運用方針の明確化にもつながります。

  • 特徴
  • 機能

特徴

基幹システムの最大の特徴は、業務を止めることができないという点にあります。財務会計や販売管理、生産管理、在庫管理、人事給与といった各領域に深く関わる基幹システムは、企業活動を支える根幹であり、その停止は企業全体の機能停止に直結する恐れがあります。こうした性質から基幹システムは「止められないシステム」として位置づけられています。

さらに、基幹システムは経営に必要な情報を収集・処理する役割も担っており企業の意思決定を支える情報基盤としての側面も備えています。例えば販売管理システムを活用すれば、売上や入金の流れといった資金状況を正確に把握でき、その情報をもとに経営判断を行うことが可能になります。

機能

基幹システムには、企業の中枢業務を統合的に管理・運用するための多様な機能が備わっています。各機能は相互に連携しながら、日々の業務処理や経営判断を支える重要な役割を果たします。

機能カテゴリ主な内容と効果
財務管理収支管理、予算編成、投資・決算業務を統合。リアルタイムの財務状況を把握し、迅速な経営判断を支援。
人事管理雇用、給与、勤怠、能力開発などを包括的に管理。法令遵守をサポートし、労務の効率化と適正配置を実現。
生産管理製造計画、資材調達、品質・原価管理などを統合。コスト削減や納期短縮、品質向上に貢献。
販売・顧客管理受注から入金までを一元化。顧客情報の蓄積により、販売戦略の最適化と営業活動の効率化を支援。
在庫管理入出庫管理、棚卸、発注の自動化などを実施。過剰在庫や欠品のリスクを抑制し、資金効率を向上。
購買管理仕入先選定、発注、納品、請求処理を統合。調達コスト削減と納期管理の精度向上に寄与。
プロジェクト管理進捗管理、リソース配分、コスト・リスク管理を実施。計画達成とプロジェクト成功率の向上を実現。
物流管理出荷、配送、返品処理などを一元管理。物流コスト削減と配送品質の向上に貢献。
顧客関係管理(CRM)顧客データの収集・分析、サポート業務の効率化を実現。満足度とリピート率の向上を支援。
情報管理データベース管理、アクセス制御、セキュリティ対応を担う。情報資産を保護し、業務効率を向上。

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業務システムの特徴や機能

業務システムの特徴や機能

業務システムは、各部門の日常業務を効率化し、現場の生産性を高めるために活用されるシステムです。基幹システムと連携しながら、業務の円滑な運用を支えます。ここでは以下の2点についてお伝えします。

  • 特徴
  • 機能

特徴

業務システムは、現場の作業効率を高めることを目的に設計されたもので、企業の日常業務を具体的に支える多様な機能を備えています。給与計算や勤怠管理、経費精算などの定型処理を自動化するものから、業務連絡や進捗共有をスムーズにするチャットツールやファイル共有サービスまで、目的や業種に応じて導入されるシステムは多岐にわたります。

近年では自社独自の業務フローに最適化された専用システムを内製・開発する企業も増えており、それぞれの業務実態に即した柔軟な機能設計が求められています。業務システムは単なるツールではなく、現場全体の生産性を底上げするための実践的な基盤となっています。

機能

業務システムには部署や目的ごとに異なる種類があり、情報の管理や計算処理の自動化を通じて、現場の負担軽減と業務効率の向上を実現します。必要な機能を柔軟に選択できる点も、業務システムの大きな特長です。

機能カテゴリ主な内容と効果
勤怠管理出退勤・休暇申請などの勤怠情報を自動集計し、労務管理の手間を削減。正確な勤務記録を保持できる。
人事給与管理給与・賞与計算、支給手続き、関連法令への対応を一元管理し、人事業務を効率化。
販売管理商品の受注・在庫・売上状況を可視化し、販売活動の進捗把握と在庫最適化を支援。
配送管理出荷から納品までの配送プロセスを追跡・管理し、物流業務の見える化と迅速化を実現。
営業支援顧客情報や商談履歴、案件進捗を一元管理し、営業活動の精度とスピードを高める。

基幹システムと業務システムの違い

基幹システムと業務システムの違い

基幹システムとは、会社の根幹業務を動かすITシステムで、経営の根幹に深く関わっています。このシステムに問題が生じた場合、それに紐づく会社の運営が全面的にストップする危険性を抱えています。

これに対し業務システムとは職場での作業を効率化するためのITツール全般を指し、基幹システム以外の作業支援ツール類を包含しています。メッセージングアプリや顧客データベース等がこれに当たります。

両システムの決定的な相違は、稼働停止時の組織運営への損害規模にあります。業務システムについては、該当する作業領域での混乱は避けられませんが組織全体の機能停止には発展せず、アナログ手法(電話での連絡や手書き書類での処理等)による代用が実現できます。

基幹システムと業務システムを導入するメリット

基幹システムと業務システムを導入するメリット
  • 業務効率の向上
  • ヒューマンエラーの削減
  • 迅速な意思決定と価値創造

業務効率の向上

基幹システムも業務システムも、手動で行っていた作業や部門ごとの重複した作業を自動化・効率化することを共通の目的としています。

基幹システムは財務会計や人事など企業全体の中核業務を統合し、業種や業態に関わらず必要となる企業の根幹業務全般を効率化します。システム全体で情報を統合管理することで、部門間の重複作業を排除し、無駄を削減することで業務効率を大幅に向上させます。

一方、業務システムは営業や製造など特定の部門の業務に特化して効率化を図ります。各部門や業務プロセスに特化したシステムとして、営業、マーケティング、製造などの部門ごとのニーズに応じたカスタマイズが容易で、導入が比較的簡単でコストが抑えられる特長があります。

ヒューマンエラーの削減

手作業によるデータ入力や長時間作業の継続は、集中力の低下を招き、誤入力や記入漏れ、転記ミスなどの人為的なミスを引き起こす原因となります。こうしたヒューマンエラーは業務の信頼性を損なうだけでなく、場合によっては個人情報の漏洩など重大なトラブルに発展し、企業の社会的信用や経済的損失に直結するリスクもはらんでいます。

基幹システムや業務システムを導入し業務プロセスを自動化することで、これらの問題を根本的に抑制することが可能になります。特に、繰り返し発生する定型業務や入力作業をシステムに置き換えることで人的ミスの発生を防ぎ、常に正確かつ一貫性のある処理が実現します。その結果、手動での確認作業や再入力の手間が削減され、従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになります。

迅速な意思決定と価値創造

基幹システムや業務システムの役割は、単なる業務処理の効率化にとどまりません。これらのシステムは、企業活動によって生まれる膨大なデータを一元的に集約・管理し、価値ある情報資産として活用できる基盤を構築します。

基幹システムは財務・人事・販売といった企業の中枢データをリアルタイムで統合し、部門間で分断されていた情報を連携可能な状態へと変換します。この統合によって、経営層は常に最新かつ信頼性の高い情報に基づいて状況を把握でき、迅速で的確な意思決定が可能となります。

また、業務システムを含めたデータ活用により顧客行動や市場動向の分析が進み、より的確なマーケティング戦略や商品提案が実現します。さらに、過去の実績や蓄積された情報をもとに新たな需要を予測したり、潜在的なニーズを掘り起こしたりすることで、新しいビジネスモデルやサービスの創出にもつながります。

連携してさらなる業務効率をめざすならGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

連携してさらなる業務効率をめざすならGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

基幹システムや業務システムの導入によって得られる業務効率化の効果を、さらに一歩進めたい企業にとって、「GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)」は有力な選択肢です。営業や顧客管理業務を強力にサポートしながら、既存の基幹・業務システムとの連携もスムーズに実現できます。導入支援から運用後のサポートまでを一貫して提供しており、初めての導入でも安心してスタートできる点も大きな魅力です。

また、AIアシスタント機能を1ユーザーあたり月額980円から利用できるコストパフォーマンスの高さも特長です。低コストで入力補助や提案支援などの高度な機能を活用でき、業務の質とスピードを同時に向上させることが可能です。システム連携と運用定着の両立を図りながら、営業部門を起点に全社的な業務改革を推進したい企業にとって、「GENIEE SFA/CRM」は心強いパートナーとなるでしょう。

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基幹システムと業務システムを導入する際の基本的な流れ

基幹システムと業務システムを導入する際の基本的な流れ

基幹システムと業務システムの導入は、調査・設計・開発・テスト・導入・運用という基本的なステップにおいて共通していまが、各システムの規模・範囲・影響度に応じてプロジェクトの体制や進め方が変わります。ここでは、システム導入を成功に導く4つの重要なステップについてお伝えします。

  • 導入の目的を明確化する
  • 最適なシステムを選択する
  • システムを導入する
  • 運用およびメンテナンスを行う

導入の目的を明確化する

まずは導入目的を明確にしましょう。現状の業務における課題や非効率な部分を洗い出し、システム導入後にどのような状態を目指すのかを具体的に定義します。

この際、経営層だけでなく現場の声も積極的に取り入れることが重要です。また、業務プロセスの可視化を行い、現状の業務フローを詳細に把握することで、より効果的なシステム導入が可能となります。

最適なシステムを選択する

選定の際は、機能の充実度だけでなく、業界に対する理解や過去の導入実績なども含めて、システムベンダーの総合的な信頼性を見極めることが重要です。

複数のベンダーから提案を受け、デモンストレーションを通じて操作性や現場との相性を確認することで、実運用に近い視点で判断することができます。また、同時に導入スケジュールや予算の具体化も進めておくことで、プロジェクト全体の見通しを明確にできます。

システムを導入する

システムの導入は、あらかじめ策定した計画に沿って段階的に進めていくことが基本です。最初は小規模なテスト運用を実施し、実際の業務環境で問題点を洗い出して修正を行います。

その後、本格運用に向けて、既存システムからのデータ移行、ユーザー向けの操作教育、業務フローの調整といった工程を順次進めていきます。特に製造業や物流業など、日常的に稼働が止まらない業種では、システムの切り替えタイミングや移行手順に慎重な配慮が求められます。さらに、外部の取引先とシステム連携がある場合は、相互接続テストなどの事前準備も不可欠です。

運用およびメンテナンスを行う

システムの本格稼働後は、継続的な運用管理と計画的な保守作業が不可欠となります。基本管理として、システムパフォーマンスの監視、定期データバックアップ、セキュリティ更新などを実施します。

さらに、利用者から寄せられる意見を積極的に収集し、必要性に応じてシステム改修や新機能の追加を検討します。また、定期的な稼働状況の分析を実施し、費用対効果の確認や課題点の抽出を行うことで、システムの価値を最大限に活用することが可能になります。

ERPとは?基幹システムとの違いからメリットや選定ポイントを徹底解説

基幹システムや業務システムの選ぶ際のポイント

基幹システムや業務システムの選ぶ際のポイント

システム選定では機能や価格だけでなく、導入後の運用成功に直結する重要な要素を総合的に判断する必要があります。現場の運用負荷や安全性、導入後の支援体制までを含めた総合的な視点が求められます。ここでは、選定時に特に重視すべき3つの観点についてお伝えします。

  • 操作のしやすさ
  • セキュリティ対策が万全である
  • 導入支援およびサポート

操作のしやすさ

基幹システムや業務システムは、ITに不慣れな担当者を含む幅広いユーザーが日常的に利用するため、誰でも直感的に扱える操作性が重要です。画面構成やメニュー配置がわかりやすく、迷わずに目的の作業にたどり着けるユーザーインターフェース(UI)を備えた製品を選ぶことがポイントとなります。

システム選定においては、デモンストレーションによる動作確認に加えて、無料トライアルが可能な場合は実際に操作体験することを推奨します。

セキュリティ対策が万全である

基幹システムや業務システムには、個人情報や財務データなど、企業の中枢に関わる機密情報が数多く蓄積されます。そのため、セキュリティが不十分な状態では、万が一の情報漏洩が重大な経営リスクにつながる恐れがあります。

システム選定時には、ユーザー認証やアクセス権限の管理体制が整っているか、外部からの不正アクセスを防ぐ仕組みがあるかなど、具体的なセキュリティ対策の内容を確認する必要があります。クラウド型の場合は、通信データの暗号化やクラウド基盤自体の安全性についてもチェックしておくと安心です。

導入支援およびサポート

基幹システムを選択する際には、導入や運用における支援体制が整備されているかを確認しましょう。新システムへの移行時に、機能理解や操作習得を担当者が日常業務と並行して進めるのは非常に困難です。

十分な導入支援を受けられない場合、稼働開始までに長期間を要したり、システムが活用されないまま放置されるリスクも存在します。システム選定においては、操作方法の指導サービスの有無、疑問点が生じた際の電話・メールでの問い合わせ窓口の設置状況など、包括的な支援体制を必ず確認しておきましょう。

まとめ:基幹システムと連携してさらに業務効率化を促進させるならGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

まとめ:基幹システムと連携してさらに業務効率化を促進させるならGENIEE SFA/CRM(ちきゅう)

本記事では、基幹システムと業務システムの違いや導入の流れ、選定時のポイントについて解説してきました。いずれのシステムも業務効率化に大きく貢献するものであり、企業の成長において欠かせない存在です。導入目的を明確にし、適切な製品を選び、継続的な運用体制を整えることで、安定したシステム活用が実現できます。

こうした取り組みをさらに強化する手段としておすすめなのが、「GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)」です。誰でも使いやすいシンプルな画面設計により、定着率99%を実現。運用開始までの期間も短く、平均1~2ヶ月で本稼働が可能なため、既存システムとの連携後も安心して利用できます。さらに、AIアシスタント機能が1人あたり月額980円から使えるため、業務の自動化と情報活用の精度向上を、非常に高いコストパフォーマンスで実現できます。業務のさらなる効率化を目指す企業にとって、心強い選択肢となるでしょう。

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