【2024年】BIツールのおすすめ比較13選!選び方から成功事例まで解説
今までは膨大な量で放置されていたデータを、ビジネスの武器に変える「BIツール」を導入する企業が増加傾向にあります。BIツールでデータを適切に管理すれば、データドリブンによる判断を実現し、業務効率化から経営戦略の立案まで幅広い効果を得られるのがメリットです。
しかし、BIツールは種類が多く比較検討が難しかったり、導入後のデータ活用に失敗したり、適切な運用方法に頭を悩ませている方も少なくありません。
この記事では、2024年最新のおすすめBIツール13選を、料金や特徴などを踏まえ徹底比較してご紹介します。失敗しないBIツールの選び方や、導入後の運用方法まで解説しますので、あわせてご参照ください。
この記事を読んでわかること |
✔︎ 失敗しないBIツールの選び方 ✔︎ BIツールのおすすめ比較13選 ✔︎ BIツール活用の成功事例 |
BI(Business Intelligence)ツールとは、企業が持つデータを分析・可視化して、経営や業務効率化に役立てるためのツールです。
企業によっては部署ごとに導入しているシステムが異なり、「SFA/CRM」「エクセル/スプレッドシート」など、保管しているデータが分散している事例も少なくありません。そこでBIツールを導入すれば、複数の分散データを一元管理し、集計・分析を行いやすくなります。
データ分析に基づいて行動を起こせるため、経営判断やKPI/KGI設定など高度な意思決定を手助けしてくれるのが魅力です。
また、従来のデータ分析ツールと比較して、BIツールは専門知識がなくても簡単に操作できる仕組みを搭載したソフトウェアも多くなっています。視覚的にわかりやすいダッシュボード機能などを含め、BIツールとは「データドリブンな経営」を行える優秀なシステムだと言えます。
BIツールの機能について
BIツールはデータ分析や可視化、スムーズな共有を実現するための機能を備えています。BIツールの主な機能は以下のとおりです。
BIツールの主な機能 | |
ダッシュボード機能 | 視覚的にわかりやすいグラフやチャートで各種指標を表現できる |
データ統合・連携機能 | 社内外や各種システムで分断されたデータを集約して管理できる |
データマイニング機能 | 収集したデータをもとに規則や傾向を見つけて企業戦略に役立てられる |
OLAP分析機能(オンライン分析処理) | 多次元的な分析処理で大量のデータも素早く分析できる |
プランニング機能 | 蓄積データに基づいたシミュレーションで予算立てなどの根拠を得られる |
専門的な知識がなくても詳細なデータ収集・分析を実現できるBIツールなら、課題の早期発見や作業の効率化も実現できます。ここでは、BIツールの主な機能について解説します。
ダッシュボード機能
BIツールには、見やすいレポートを作成できるダッシュボード機能があります。各種指標をグラフや表で表示し、経営状況や業務状況をリアルタイムに把握できるのが魅力です。
グラフィカルなデータで状況を可視化できるため、データの分析者はもちろん、他者への課題共有もスムーズに行いやすくなります。
データ統合・連携機能
BIツールとは、社内のさまざまなデータを結合して一元管理できるツールです。そのため、「データベース」「基幹システム」「エクセル」「広告」「SaaS」などの多岐にわたるデータを連携し、手軽に抽出・加工・統合できます。
たとえば、「GENIEE DATA CONNECT」はデータを自動集約して変換処理できるため、統合データとして整理しやすく、社内資産としてデータが有効活用される状況を作り出せるのが魅力です。
データマイニング機能
BIツールには、統合された大量のデータをもとに、統計学やAIに基づいた分析で隠れた法則や傾向を見つけ出すデータマイニング機能があります。「データ(情報)」から「マイニング(採掘)」するという表現のとおり、従来では可視化されていなかった法則や傾向を見つけられるため、新たなビジネスチャンスの発見にも繋がるのがメリットです。
データマイニング機能を活用すれば、顧客の購買傾向や商品の売れ筋を深く分析し、市場トレンドの本質を発見しやすくなります。
OLAP分析機能(オンライン分析処理)
OLAP(Online Analytical Processing)分析機能とは、多角的な視点からデータを分析し、原因や結果を迅速に特定できる機能です。さまざまな視点から視覚的分析を行うことで、データドリブンな経営を実現できます。
データマイニングが統計などでデータの関連性をじっくり分析するのに対し、OLAP分析では多次元的視点から関連性を見つけられるため、スピーディに分析結果を得て意思決定プロセスに役立てられるメリットがあります。
プランニング機能
BIツールには、集約したデータや分析結果に基づいて、シミュレーションや計画策定を行えるプランニング機能があります。明確な予測分析を元に経営戦略を立てられるため、データドリブンな経営を実現するのに大きく貢献する機能です。
新規事業の計画や、マーケティング戦略、予算編成などさまざまな策定において比較検討するとき、BIツールは大きく役立ちます。
BIツールを導入するメリットについて
BIツールとは、あらゆるデータを統合・分析し、シミュレーションや計画策定を比較検討できるツールです。BIツールの導入によって、「データに基づいた迅速な意思決定」「データ分析やレポート作成の業務効率化」「新しい顧客層や市場の拡大」「人件費やシステム運用コストの削減」などのメリットを得られます。
特に、さまざまなデータを集約して、迅速な意思決定を下せるのは大きなメリットです。担当者からのレポート報告などを待たずして、経営層はBIツールのダッシュボード機能をもとに、自社の状況や部門ごとの成果を可視化できます。
そのため、正確なデータに基づいて、的確に判断できるデータドリブンな経営を実現できます。
また、経営層以外にもBIツールは大きなメリットがあるのも事実です。たとえば、マーケティング部門では多角的な分析で市場調査や顧客情報の分析、新商品開発の判断などPDCAを効率的に行えます。
加えてレポート作成機能などもついているBIツールは、製品データなどをいち早くまとめられるため、営業部門における資料作成も効率化できるのがメリットです。
データの比較分析以外にも貢献してくれるため、業務効率化で残業を減らすなど、人件費削減やワークライフバランスの改善にも役立ちます。
BIツールを導入する上での3つの注意点
BIツールは経営や企業戦略を打ち立てるうえで非常に重要な役割を果たす一方で、いくつかのポイントに注意しなければなりません。BIツールを導入するうえで注意すべき点は以下のとおりです。
ここでは、BIツールを導入する際に注意すべき3つのポイントについて解説します。
1. ツール導入の目的が定まっていない |
1. ツール導入の目的が定まっていない
BIツールの導入目的が定まっていないと、データの比較検討などBIツールが持つ機能を最大限有効活用できない注意点があります。BIツールを導入するときは、何をどうしたいのか、事前に目的を可視化しておくことが大切です。
たとえば、業務効率を実現したいのか、分散しているデータを統合したいのか、分析に基づくデータドリブンな経営を行いたいのか、どのような導入目的か具体化するのをおすすめします。
2. 導入後の運用方針が定まっていない
BIツール導入後に関する運用方針が定まっていないと、適切な導入効果を得られない可能性に注意が必要です。BIツールはデータを一元管理するだけでなく、データの分析・加工を行うためのスキルが必要です。
BIツールを導入した後、自社内でデータの分析を行うのか、専門部署を設けるのか、コンサルタントを利用するのかなど、運用方針を定めておく必要があります。その際は、必要に応じてセミナーなど社員の教育期間を設けるのもポイントです。
BIツールによっては、導入後の運用サポートを行っているベンダーもあるため、運用サポートもあわせて確認しておくのをおすすめします。
3. データが整理されていない
BIツールを導入するときは、事前にデータが整理されていないと必要な情報を可視化できない点に注意が必要です。BIツールはあくまでデータを集約・管理する仕組みで、データそのものを集めるシステムではありません。
そのため、あらかじめ別システムなどを活用して、「元のデータ」を蓄積しておく必要があります。特に営業データなどは扱いが複雑化しやすいため、SFA/CRMなどのツールを活用すると、BIツールのスムーズな導入やデータ整理・分析に大きく貢献してくれます。
失敗しないBIツールの選び方
BIツールとはデータドリブンな経営戦略に欠かせないシステムですが、複数のツールが登場しているためソフトウェアの比較検討に頭を悩ませる方も少なくありません。BIツールを導入しても、結局データ連携をうまくできず、活用に至らなかった事例が多いのも事実です。
BIツールを有効活用すれば企業にとって大きなメリットを得られる一方で、適切な運用は難易度が高くなっています。そのため、自社にあったBIツールかどうか、比較検討するのがベストです。
ここでは、失敗しないBIツールの選び方について解説します。
・重要視されている背景 |
データの環境構築のフォローが充実しているか
BIツールの失敗でよく見られるのが、データの環境構築をうまく実現できなかった事例です。導入までがゴールになってしまい、そのような失敗を避けるため、データ環境の構築フォローなどが充実したBIツールを選ぶのもポイントです。
たとえば、「GENIEE BI」ではデータの環境構築・導入後のサポートを専任担当者が行います。そのため、社内のITリソースが不足していたり、専任エンジニアが不在だったりしても、安心してBIツールの運用を開始する環境づくりが可能です。
外部システムとのデータ連携やデータ統合は可能であるか
BIツールを導入するときは、どこまで外部システムとデータ連携・データ統合が可能かしっかり確認しておきましょう。BIツールは外部に蓄積されたデータを一元管理・分析するシステムのため、連携できないソフトウェアにデータが蓄積されていると、データの加工や移動に二度手間がかかってしまいます。
社内資産データとして複数のツールから共有できるよう、BIツールを選ぶときは外部システムとのデータ連携・データ統合力をチェックすることが大切です。連携できる先が多ければ多いほど、さまざまなデータソースを一元化できるため、より多角的視点から深い分析を実現できます。
営業データを可視化するならSFA/CRMとセットで
BIツールを導入するときは、取り扱いが複雑な営業データをいかに有効活用するかが重要です。そのため、営業データを可視化して適切に管理・運用するためにも、顧客情報を管理できるSFA/CRMツールを導入しましょう。
もしSFA/CRMを導入していなければ、BIツールよりも先にSFAツールなどを導入して、活用元となるデータの集計・加工を実現するのがおすすめです。そのときは、SFA/CRMと連携できるBIツールかどうか比較検討すると、後のデータ加工や集計がやりやすくなります。
たとえば、BIとSFAセットで使える「GENIEE SFA/CRM」と「GENIEE BI」なら、複雑になりがちな顧客情報を適切に管理して、多角的視点からの分析を実現します。
「GENIEE SFA/CRM」はだれでも簡単に案件管理・顧客管理を実現でき、定着率99%を誇る操作のしやすさでデータを蓄積できるのが特徴です。BIツールで活用できるデータを蓄積するためにも、まずは事前にSFA/CRMツールの導入をおすすめします。
BIツールのおすすめ13選を徹底比較
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
GENIEE BI |
1,980円~/月(1ユーザーあたり) |
Google BigQueryに接続して高度な分析をスピーディに行え、コストパフォーマンスに優れる | オンプレミス | ◯ | ◯ |
Dr.Sum |
要問い合わせ |
ノンプログラミングで基本的な設定を行え、MotionBoardと組み合わせられる | オンプレミス/クラウド | × | ◯ |
SkyLink & PowerBI データ活用ソリューション |
100,000円/年~ |
Microsoft Power BIと連携してデータベース検索機能によりデータを効率的に取り扱える。PowerBI本体の導入支援あり | オンプレミス/クラウド | ◯ | ◯ |
Visualized CDA |
要問い合わせ |
顧客一人ひとりに合わせた環境構築を行い、データ収集から可視化までトータルサポートあり | クラウド | ◯ | ◯ |
Qlik Sense |
$20/月~(1ユーザーあたり) |
ほとんどのデータに対応できるマルチクラウドデータで、大規模なデータ移行も効率的に行える クラウド |
クラウド | × | ◯ |
Tableau – Tableau, A Salesforce Company |
9,000円/月~(1ユーザーあたり) |
誰もが使える直感的なビジュアルに優れたUIで、Salesforceシステムのデータ分析を行いやすい | オンプレミス/クラウド | × | △(※濃密なサポートはプレミアムサポートの契約が必要) |
LaKeel BI |
要問い合わせ |
サーバライセンス型のオール・インパッケージのため、ユーザー増減による利用料金の変動がない | オンプレミス/クラウド | ◯ | ◯ |
b→dash |
要問い合わせ |
ノーコードでデータ基盤を構築でき、IT人材のリソース不足でもBIツールを活用できる | クラウド | ◯ | ◯ |
Looker Studio |
基本無料 |
Googleが提供するBIツールで、ほかのソフトウェアと比較してGoogleサービスとの連携力に優れる | クラウド | × | × |
Mazrica BI |
要問い合わせ |
「Mazrica Sales」との連携に優れており、併用で顧客管理の効率化も実現できる | クラウド | × | ◯ |
Microsoft PowerBI |
基本無料 |
Microsoftが提供するBIツールで、エクセルを始めとしたMicrosoft製品と柔軟に連携できる | オンプレミス/クラウド | × (※SkyLinkとの併用で構築サポートを受けられる) |
× (※SkyLinkとの併用で構築サポートを受けられる) |
MotionBoard |
クラウド版15,000円~/月(10ユーザー) |
業種や職種ごとに最適化されたテンプレートがあり、分析作業を効率的に進められる | オンプレミス/クラウド | △ (※別会社によるサポートあり) |
◯ |
KiZUKAI |
要問い合わせ |
導入前後の濃密なサポートで、基板設計から利活用促進、効果検証のPDCAサイクル支援も受けられる | SaaS | ◯ | ◯ |
BIツールとは、分散していたデータを統合管理し、企業の成長戦略につなげられるシステムです。近年導入を進める企業が増加傾向にある一方で、BIツールにはさまざまな種類があるため、比較検討に頭を悩ませている人もいるかもしれません。
ここでは、BIツールを徹底比較したい方へ向けて、各ツールごとの特徴について解説します。
1. GENIEE BI
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
GENIEE BI |
1,980円~/月(1ユーザーあたり) |
Google BigQueryに接続して高度な分析をスピーディに行え、コストパフォーマンスに優れる | オンプレミス | ◯ | ◯ |
「GENIEE BI」は、高度な意思決定に必要な分析業務を自動で行いたい方におすすめのBIツールです。顧客情報や対応履歴など濃密なデータを管理できる「GENIEE SFA/CRM」や、マーケティングオートメーションの「GENIEE MA」などと組み合わせて、幅広い事業状況の可視化を実現できます。
分析基盤にはGoogle BigQueryが採用されており、超高速でさまざまな大容量データもスピーディに処理できるのが魅力です。分析業務を加速して、データドリブンな経営を実現するのに役立ちます。また、専任担当者が環境構築や設計、導入までトータルサポートするのも特徴です。
データ活用の意識醸成に成功して事例
株式会社パワーコンサルティングネットワークス様では、各部門が独自の管理体制を築いていたため、ただ情報が蓄積されて具体的な施策立案などにつなげられない点を課題視されていました。顧客情報の重複で管理の手間も増しており、データを活用する意識がない状況を改善したかったと言います。
そこで、「GENIEE SFA/CRM」×「GENIEE BI」をご導入いただきました。
顧客情報や商談状況、活動履歴などをダッシュボードで一元管理し、さらに分析ツールで個々の営業課題までフィードバックできるようになりました。定着率99%を誇る使い勝手に優れたシステムで、「データを入力すること」も拒否反応を起こさずに受け入れてもらえたと言います。
BIツールとは、蓄積したデータをもとに深く分析・戦略立案や業務状況の可視化に役立てるシステムです。SFA/CRMツールなどを導入していなければ、適切なデータの蓄積を行えません。
そのため、導入していない場合は先にSFA/CRMツールの導入をおすすめします。そのときは、事前に連携できるBIツールを選定すれば、データドリブンな経営をスムーズに実現できます。
BIとSFAをセットで使える「GENIEE SFA/CRM」「GENIEE BI」は、使い勝手に優れた操作性で高い定着率を誇るのも魅力です。「自社内にデータ利活用の意識を醸成したい」といった場合は、拒否反応を起こされずにデータの蓄積・活用が行えるよう、操作性の高いシステムの導入をおすすめします。
まずは「GENIEE SFA/CRM」の導入をご検討ください。
2. Dr.Sum
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
GENIEE BI |
1,980円~/月(1ユーザーあたり) |
Google BigQueryに接続して高度な分析をスピーディに行え、コストパフォーマンスに優れる | オンプレミス | ◯ | ◯ |
「Dr.Sum」は、散在する企業データを集約してデータ分析の基盤を作れるBIツールです。「データ連携ツール」「分析用データベース」「ユーザーインターフェース」と分かれて構成されており、ニーズに応じて細かい環境を構築できます。
環境構築の代行はないものの、ノーコード開発ができる設定画面で、IT人材以外もシステムを構築しやすくなっています。
3. SkyLink & PowerBI データ活用ソリューション
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
SkyLink & PowerBI データ活用ソリューション |
100,000円/年~ |
Microsoft Power BIと連携してデータベース検索機能によりデータを効率的に取り扱える。PowerBI本体の導入支援あり | オンプレミス/クラウド | ◯ | ◯ |
「SkyLink & PowerBI データ活用ソリューション」とは、データベースの検索&更新を行える「SkyLink」とMicrosoft PowerBIを組み合わせたBIツールです。「SkyLink」は15,000社以上で導入されている実績があり、データを効率的に活用できる環境を構築できます。
SQLを自動生成できるため、誰でも手軽に扱えるのが魅力です。多彩なエクセル連携もあり、さまざまなフォーマットにデータを落とし込めます。
SkyLink & PowerBI データ活用ソリューションについてはこちら
4. Visualized CDA
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
Visualized CDA |
要問い合わせ |
顧客一人ひとりに合わせた環境構築を行い、データ収集から可視化までトータルサポートあり | クラウド | ◯ | ◯ |
「Visualized CDA」は、AI技術で効率的に正確なデータ分析を実現できるBIツールです。あらゆる企業データの蓄積・可視化・分析ができ、顧客一人ひとりの状況にあわせた環境開発を行ってくれる魅力があります。
その後のトータルサポートを含めて濃密なアフターフォローがあり、BIツールの導入から運用スタートまで安心して任せられるのが魅力です。
5. Qlik Sense
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
Qlik Sense |
$20/月~(1ユーザーあたり) |
ほとんどのデータに対応できるマルチクラウドデータで、大規模なデータ移行も効率的に行える クラウド |
クラウド | × | ◯ |
「Qlik Sense」は、世界50,000社を超す導入実績のあるBIツールです。独自の技術やAIによって優れた検索・分析機能を実現しており、高品質なインサイトも自動生成できます。ほとんどのデータに対応できるため、大規模なデータ処理にもおすすめです。
分析だけでなく、アラート機能も搭載されたBIツールのため、業務やデータの監視作業もシステム任せにできるのが特徴です。
6. Tableau – Tableau, A Salesforce Company
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
Tableau – Tableau, A Salesforce Company |
9,000円/月~(1ユーザーあたり) |
誰もが使える直感的なビジュアルに優れたUIで、Salesforceシステムのデータ分析を行いやすい | オンプレミス/クラウド | × | △(※濃密なサポートはプレミアムサポートの契約が必要) |
Salesforceに買収された 「Tableau」は、直感的な操作を支えるユーザビリティに優れたUIが特徴のBIツールです。Salesforceシステムとの連携力に優れており、豊富な顧客データを最大限に活かして企業戦略等の立案につなげられます。
TableauはSalesforce CRMと手軽に接続でき、すべてのデータ分析を自動的に行えるのも特徴です。AIに基づいてレコメンデーションや予測通知も行えるため、優れた意思決定のサポートを実現します。
Tableau – Tableau, A Salesforce Companyについてはこちら
7.LaKeel BI
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
LaKeel BI |
要問い合わせ |
サーバライセンス型のオール・インパッケージのため、ユーザー増減による利用料金の変動がない | オンプレミス/クラウド | ◯ | ◯ |
「LaKeel BI」は、豊富なテンプレートが用意されており、手軽に分析作業を進められるBIツールです。シンプルな操作性ではじめてのスタッフでも使いこなしやすく、データの分析作業を効率的に行えます。
サーバライセンス型の提供になっているため、担当者数の増減やデータ量の増加があっても課金が発生しません。安定したコストで、全社に導入するシーンも費用感を抑えやすいのが特徴です。
8. b→dash
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
b→dash |
要問い合わせ |
ノーコードでデータ基盤を構築でき、IT人材のリソース不足でもBIツールを活用できる | クラウド | ◯ | ◯ |
「b→dash」は、SQLを使わずノーコードで手軽にデータ統合や加工、抽出を実現できるBIツールです。導入をスマートに行えるため、エンジニアなどIT人材のリソース不足でも安定してシステムを活用できます。
また、充実した導入サポートも用意されており、データを利活用する環境の初期構築を担当者が推進してくれるのもポイントです。
9.Looker Studio
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
Looker Studio |
基本無料 |
Googleが提供するBIツールで、ほかのソフトウェアと比較してGoogleサービスとの連携力に優れる | クラウド | × | × |
「Looker Studio」はGoogleが提供する無料で利用できるBIツールです。複数のデータを取り込んでレポートとして可視化したり、800以上のデータソースに接続してデータを統合できます。
データの共有などをスムーズにしたり、サポートを受けたかったりする場合は、Looker Studio Proのチームワークスペースを利用する選択肢もあります。その場合は、1ユーザー当たり月9ドル掛かる点に注意が必要です。
10. Mazrica BI
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
Mazrica BI |
要問い合わせ |
「Mazrica Sales」との連携に優れており、併用で顧客管理の効率化も実現できる | クラウド | × | ◯ |
「Mazrica BI」は営業や顧客管理に優れたBIツールです。Mazrica Salesとの連携に優れており、組織や顧客、チャネルなど複数の分析軸で詳細なデータ分析を行えます。組織別や顧客別など、目標への進捗状況を詳細にモニタリングできるのが魅力です。
ダッシュボードにはフィルタ設定もあり、「見たい軸」に注目してデータを抽出できる柔軟性もあります。
11. Microsoft PowerBI
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
Microsoft PowerBI |
基本無料 |
Microsoftが提供するBIツールで、エクセルを始めとしたMicrosoft製品と柔軟に連携できる | オンプレミス/クラウド | × (※SkyLinkとの併用で構築サポートを受けられる) |
× (※SkyLinkとの併用で構築サポートを受けられる) |
「Microsoft PowerBI」はMicrosoft製品との相性に優れているBIツールです。Microsoftが提供するサービスとの親和性に長けており、エクセルやパワポを始めとしたさまざまなデータを効率的に取り込み、データ分析を行えます。
Googleの「Looker Studio」と同じく基本は無料で活用できるほか、「Power BI Pro/月1,250円」「Power BI Premium/月2,500」など機能やニーズに応じてプランを選択できます。
12. MotionBoard
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
MotionBoard |
クラウド版15,000円~/月(10ユーザー) |
業種や職種ごとに最適化されたテンプレートがあり、分析作業を効率的に進められる | オンプレミス/クラウド | △ (※別会社によるサポートあり) |
◯ |
「MotionBoard」は、豊富なテンプレートで不慣れな担当者でも効率的に分析作業を進められるBIツールです。業種や職種ごとに最適化されたテンプレートが用意されており、マウス操作だけでデータ分析を行える魅力があります。
地図やカレンダーなど、それぞれの業界に合わせた多彩な表現にも対応しており、多種多様なビジュアライズで可読性の高いレポートを作成できます。
13. KiZUKAI
製品名 | 料金 | 特徴 | 導入形態 | 環境構築の代行 | 構築後のアフターフォロー |
KiZUKAI |
要問い合わせ |
導入前後の濃密なサポートで、基板設計から利活用促進、効果検証のPDCAサイクル支援も受けられる | SaaS | ◯ | ◯ |
「KiZUKAI」は、導入前後で濃密なサポートを提供しているSaaS向けBIツールです。顧客データを深く分析し、解約する可能性のある顧客などを可視化できる魅力があります。また、アップセルやクロスセルの提案を行える顧客発見にもつなげられるのが特徴です。
導入前から運用スタートまで濃密なサポートを実施しており、データ基盤の設計からデータドリブン運用の知見まで、PDCAサイクルを含めて徹底支援してもらえる魅力があります。
まとめ:営業データを活用するならGENIEE BIがおすすめ
BIツールとは、従来ばらばらに分断されていたデータを集約・統合して比較し、今までは気付けなかったデータを可視化するシステムです。データに基づく意思決定が行えるようになるため、データドリブンな経営を求めている企業からも高く評価されています。
しかし、BIツールを活用するには、そもそもデータを蓄積・整理しておく必要があるのも事実です。必要な情報を可視化するためには、別途ツールなどを導入してデータを揃えておく必要があります。
なかでも、営業データは扱いが複雑になりがちです。もし、SFA/CRMツールなどを導入していない場合は、顧客情報の一元管理を実現するためにSFAツールから先に導入するのをおすすめします。
その際は、BIツールと連携力に優れたSFA/CRMツールを比較検討して選定するのがベストです。実際に導入しても適切に運用できず、「コストだけがかさばってしまった」という事例も少なくないため、導入前後の環境構築やフォローアップなどサポート体制についても着目するのをおすすめします。
もしBIツールの導入にあわせて「データを整理するシステム環境を整えたい」とお考えの方は、BIとSFA/CRMをあわせて活用できる「GENIEE SFA/CRM」「GENIEE BI」をご検討ください。
特に「GENIEE SFA/CRM」は定着率99%を誇るシステムで、「データを利活用する土壌が整っていない」と頭を悩ませている方にもおすすめです。BIツールを導入する前に、まずはSFA/CRMツールの活用でデータを適切に蓄積・管理する体制づくりをおすすめします。