• Home
  • コーポレートブログ Geniee’s BLOG
コーポレートブログ

Geniee’s BLOG

ジーニーは最先端の広告テクノロジーで
顧客の収益を最大化します。

ジーニーがGoogle Cloud Buildパートナーへ

全世界で多くの企業に利用されている Google Cloud。ジーニーは自社プロダクト開発において BigQuery等のGoogle Cloud Platform(以下:GCP)を利用してきた実績を多数保有し、本年6月8日には、Google Cloud Build パートナーに認定されました。認定に至るまでの経緯や取り組みを佐藤祐樹さん、深澤要さんに伺いました。

左から 佐藤祐樹さん、深澤要さん

佐藤 祐樹さん
SFA/CRM事業本部 カスタマーサクセス部
マネージャー代理
2021年7月、ジーニー入社、R&D本部プロダクトマネジメント部へ配属。2022年1月にリーダーに昇格し、2022年4月にマネージャー代理に昇格。現在はプロダクトマネジメント部とプロダクトセールスグループ部を兼務。

深澤 要さん
SFA/CRM事業本部 カスタマーサクセス部
リーダー
2019年4月、ジーニー入社。デマンド事業へ配属され広告運用を担当。
2020年4月、マーケティングテクノロジー事業本部 事業開発部配属へ。2021年4月にリーダー昇格。現在は事業開発と代理店開拓を推進中。

ーーGCPとの連携についてお伺いします。取り組みはいつ頃から開始されたのでしょうか

佐藤:「Googleとの取り組み」と大きく言うならば、開発、営業メンバーを含め、SFA事業部全体で関わってきたものです。当社は2019年にGCPのサービスパートナー認定を取得しました。Google は「パートナー制度」というものを採用しており、Google からパートナーとして認められることで、商品の提供が可能になります。
また、当社はもともと、Google Workspace※1の代理店としてグループウェアを採用していたのですが、Googleの「Gmail連携」や「Googleマップ連携」などをSFAと一緒に導入することでビジネスの幅が更に広がるのではないか、と考えていました。
当社は各サービスの裏側でGoogleのプロダクトを利用しているため、Google Cloud上で実行されるソリューション開発に十分な実績があったこともあり、Google Cloud Build パートナー※2(以下、Buildパートナー)の取得を申請することにしました。
※1:Google Workspace:Gmail や Googleカレンダー といったツールにビジネス向けの機能を追加した組織向けオンライン アプリケーション セットのこと。
※2:Google Cloud Build パートナー:Google Cloud と統合されたソリューションもしくは、Google Cloud 上で実行されるソリューション開発に十分な実績を持つパートナーのこと

#BuildパートナーとしてGoogleと共同でプロダクトを推進

ーーBuildパートナーの認定条件について教えてください

深澤:Google Cloud ソリューションをお客様に適切に提供しているかどうかの実績やGoogle指定の資格を満たしていることが条件です。
ジーニーのSFAにGCPがどう関わっているのか、どう連携されているのかなどのアーキテクチャをGoogleに提出し、プロダクトの設計を証明しました。資料作成には、プロダクト開発に携わる井古田さんにもご協力いただき、今年6月にBuildパートナー認定を取得することができました。

ーーGoogleはパートナーとしてどのようなサポートをしてくれているのでしょうか。

深澤:Googleから共催セミナーの実施などのマーケティングサポートやセールスサポートを受けることができるため、Buildパートナーという名の通り、共同でプロダクトを推進しています。また、Googleパートナー向けの、開発ナレッジセミナーもあり、ジーニー社員も積極的に参加しています。

ーーGoogleと共同で取り組みを進めていく上で開発やビジネス面で変わった点や良かった点があれば教えてください

深澤:私は開発サイドには関わっていないのですが、ビジネスサイドで言うと、販路が拡大した点が大きなメリットです。
GENIEE BIに関してはLookerの導入によって売上を伸ばせています。

ーー現在の課題や今後の取り組みについて教えてください

佐藤:今はGCPのプロダクトを使用してサービスを提供しているので、OEMで販売を迅速にできていますが、今後はGCPのプロダクトを、ジーニー製品としてどう改良し、オリジナリティを出して世の中に提供していくか、という転換を進めていかなければならないと考えています。そういった意味で言うと、Googleの「パートナー」として、新たなスタートを切ったばかり、というところですね。
そのために、今後は開発メンバーと議論を重ね、GoogleのプロダクトをSFAにどう活用していけるのかなど、どんどん改良していきたいですね。

深澤:今後の取り組みとして、まずは社内業務のBI化をもっと推奨していきたいです。既に使い始めている事業部もありますが、今後も全社でデータをきちんと可視化し、次の分析につなげていきたいと感じています。他部署でも検討を進めてもらいたいと思っています。

佐藤:業務改善や分析にも役立っているので、全社にもビジネス系のインフラとしてBIを使用していけるようにしていくことが直近の目標ですね。

世界レベルのプロダクトに携わる面白さを実感

ーー佐藤さんがご入社された当時はBIを取り入れたばかりでしたが、関わっていく中で得たメリットなどあれば教えてください。

佐藤:Googleは世界レベルのプロダクトなので、単純にそれに携わる面白さがあります。また、Lookerに関して言うと、エンジニアをはじめとした多くの人が関わって開発を進め、次々に新しいことにチャレンジしています。ジーニーのその「スピード感」がいいところですし、それを活かしてどんどん化学反応を起こし、ジーニーらしいBIを作っていけたらと思います。

■ジーニーについて
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」というパーパス(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。

Back to top