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Geniee’s BLOG

ジーニーは最先端の広告テクノロジーで
顧客の収益を最大化します。

ジーニーは新卒3年目でマネージャーに昇格するなど、若手社員が多く活躍しています。13期も若手マネージャーが続々と誕生しました。今回はエンジニアマネージャーに昇格した2名に、今までの業務を振り返ってもらいつつ、マネージャーとしての抱負を聞きました。

東 哲志さん
2020年4月にジーニーに入社、DOOHフロントチームに配属。2020年12月にDOOHコンソールチームのリーダー、2022年4月CVG事業本部マネージャーに昇格。同年10月より事業本部付マネージャーへ。

メンバーと共に挑戦し、課題を乗り越える

2022年度の第2四半期〜第3四半期にかけて広告連携に関する新規プロジェクトがありました。
この開発では大量データ処理やデータを取得するための設計などが大きな課題でした。
ログの保持や集計にはデータベース管理システムを利用しましたが、チーム全員が初めて触るシステムということもあり実装やデバックに苦労しました。 
技術的に難しい課題などもありますが、メンバーの力も借りて解消してもらうなどして、共に新しい挑戦を続けています。

仕事をどう進め、メンバーをどう育成するか

普段から技術的なことに限らず、プロダクトの価値向上に貢献できないかという視点でチームや組織を観察し、必要なサポートを行うというスタンスを心がけてきました。
その過程で必要な技術があれば学んだり、自分自身のタスクがボトルネックになってしまわないような振る舞いやコミュニケーションの工夫をしています。
メンバーに対しては、まずはタスクを大きめの粒度で任せて、行き詰まっていそうな場合は助け船を出すという進め方を基本にしています。技術や知識のサポートは行いつつも、メンバー自身が考えて行動し、必要なコミュニケーションを取って解決していける能力をつけてもらうためにどうしたら良いかを常に考えています。

「Logic」を意識し、R&Dの組織改善に貢献

最近進めている業務標準化のためのドキュメント整備や、新卒エンジニア向けの技術研修「bootcamp」(参考:https://geniee.co.jp/blog2022/09/05/002/)の運営などのプロジェクトはR&D組織が成長・拡大していくのに間違いなく必要なことなので、みなさんにも納得してもらえるようにValue(ジーニーの行動指針)に掲げられている「Logic」を意識して取り組んでいきたいと考えています。

中西 航平さん
2019年12月にインターンとしてiosアプリ/web開発に携わった後、2020年4月にジーニーに入社。ちきゅう機能開発チーム、ちきゅう team3リーダーを経て2021年11月 SFA/CRM team1-4マネージャー代理に昇格。2022年11月よりSFA/CRM team2-3マネージャーへ。

当事者意識を持ち、自走する組織作りを

今年度の上半期は、SFAバックエンドに新しくジョインしたメンバーの戦力化に力を入れました。主にオンボーディング資料や動画作成、研修、OJT等を進めました。
下半期は個々人が自走できる組織作りを目標に、成長したメンバーへのタスク委譲や業務のドキュメント整備を行っています。案件の受注ペースが上がっており、事業成長のためには開発リソースの拡大や効率化が必要です。これまでは各チームリーダーが納期や品質管理にコミットするトップダウン型のチームになっており、マネジメント層も不足していて事業が拡大しにくいことが課題でした。
現在は、新しく入社したメンバーをはじめ、リーダー陣と共に各々がロールを持って自走できるようなチームの土台作りの準備を進めています。

自らのマネジメントを見直し、組織課題に向き合う

元々、物事に対して目標を持ち、計画して成し遂げることが好きだったのでリーダーになることを目指していました。
そのために、業務でのコーディング以外でも先輩が書いたコードや社内コミュニケーションツールであるSlackのやり取りを参考にしながら、仕事の理解を深めていきました。
リーダーからマネージャー代理に昇格したばかりの頃は、目先のタスクに忙殺されることが多く、本来のマネジメントタスクが疎かになってしまい悩んだ時期がありました。上司にアドバイスをもらいながら、中期的な視点を持ち開発グループの成長にフォーカスして取り組める力がついてきたと思っています。
事業拡大のためにはチームの拡大、開発リードタイムの短縮が必須です。
今後は一人ひとりがロールを持って自走できるような開発組織を目指したいです。

■ジーニーについて
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」というパーパス(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。

全世界で多くの企業に利用されている Google Cloud。ジーニーは自社プロダクト開発において BigQuery等のGoogle Cloud Platform(以下:GCP)を利用してきた実績を多数保有し、本年6月8日には、Google Cloud Build パートナーに認定されました。認定に至るまでの経緯や取り組みを佐藤祐樹さん、深澤要さんに伺いました。

左から 佐藤祐樹さん、深澤要さん

佐藤 祐樹さん
SFA/CRM事業本部 カスタマーサクセス部
マネージャー代理
2021年7月、ジーニー入社、R&D本部プロダクトマネジメント部へ配属。2022年1月にリーダーに昇格し、2022年4月にマネージャー代理に昇格。現在はプロダクトマネジメント部とプロダクトセールスグループ部を兼務。

深澤 要さん
SFA/CRM事業本部 カスタマーサクセス部
リーダー
2019年4月、ジーニー入社。デマンド事業へ配属され広告運用を担当。
2020年4月、マーケティングテクノロジー事業本部 事業開発部配属へ。2021年4月にリーダー昇格。現在は事業開発と代理店開拓を推進中。

ーーGCPとの連携についてお伺いします。取り組みはいつ頃から開始されたのでしょうか

佐藤:「Googleとの取り組み」と大きく言うならば、開発、営業メンバーを含め、SFA事業部全体で関わってきたものです。当社は2019年にGCPのサービスパートナー認定を取得しました。Google は「パートナー制度」というものを採用しており、Google からパートナーとして認められることで、商品の提供が可能になります。
また、当社はもともと、Google Workspace※1の代理店としてグループウェアを採用していたのですが、Googleの「Gmail連携」や「Googleマップ連携」などをSFAと一緒に導入することでビジネスの幅が更に広がるのではないか、と考えていました。
当社は各サービスの裏側でGoogleのプロダクトを利用しているため、Google Cloud上で実行されるソリューション開発に十分な実績があったこともあり、Google Cloud Build パートナー※2(以下、Buildパートナー)の取得を申請することにしました。
※1:Google Workspace:Gmail や Googleカレンダー といったツールにビジネス向けの機能を追加した組織向けオンライン アプリケーション セットのこと。
※2:Google Cloud Build パートナー:Google Cloud と統合されたソリューションもしくは、Google Cloud 上で実行されるソリューション開発に十分な実績を持つパートナーのこと

#BuildパートナーとしてGoogleと共同でプロダクトを推進

ーーBuildパートナーの認定条件について教えてください

深澤:Google Cloud ソリューションをお客様に適切に提供しているかどうかの実績やGoogle指定の資格を満たしていることが条件です。
ジーニーのSFAにGCPがどう関わっているのか、どう連携されているのかなどのアーキテクチャをGoogleに提出し、プロダクトの設計を証明しました。資料作成には、プロダクト開発に携わる井古田さんにもご協力いただき、今年6月にBuildパートナー認定を取得することができました。

ーーGoogleはパートナーとしてどのようなサポートをしてくれているのでしょうか。

深澤:Googleから共催セミナーの実施などのマーケティングサポートやセールスサポートを受けることができるため、Buildパートナーという名の通り、共同でプロダクトを推進しています。また、Googleパートナー向けの、開発ナレッジセミナーもあり、ジーニー社員も積極的に参加しています。

ーーGoogleと共同で取り組みを進めていく上で開発やビジネス面で変わった点や良かった点があれば教えてください

深澤:私は開発サイドには関わっていないのですが、ビジネスサイドで言うと、販路が拡大した点が大きなメリットです。
GENIEE BIに関してはLookerの導入によって売上を伸ばせています。

ーー現在の課題や今後の取り組みについて教えてください

佐藤:今はGCPのプロダクトを使用してサービスを提供しているので、OEMで販売を迅速にできていますが、今後はGCPのプロダクトを、ジーニー製品としてどう改良し、オリジナリティを出して世の中に提供していくか、という転換を進めていかなければならないと考えています。そういった意味で言うと、Googleの「パートナー」として、新たなスタートを切ったばかり、というところですね。
そのために、今後は開発メンバーと議論を重ね、GoogleのプロダクトをSFAにどう活用していけるのかなど、どんどん改良していきたいですね。

深澤:今後の取り組みとして、まずは社内業務のBI化をもっと推奨していきたいです。既に使い始めている事業部もありますが、今後も全社でデータをきちんと可視化し、次の分析につなげていきたいと感じています。他部署でも検討を進めてもらいたいと思っています。

佐藤:業務改善や分析にも役立っているので、全社にもビジネス系のインフラとしてBIを使用していけるようにしていくことが直近の目標ですね。

世界レベルのプロダクトに携わる面白さを実感

ーー佐藤さんがご入社された当時はBIを取り入れたばかりでしたが、関わっていく中で得たメリットなどあれば教えてください。

佐藤:Googleは世界レベルのプロダクトなので、単純にそれに携わる面白さがあります。また、Lookerに関して言うと、エンジニアをはじめとした多くの人が関わって開発を進め、次々に新しいことにチャレンジしています。ジーニーのその「スピード感」がいいところですし、それを活かしてどんどん化学反応を起こし、ジーニーらしいBIを作っていけたらと思います。

■ジーニーについて
ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」というパーパス(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。

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