結果をだす人ほどやっているOnetoOneマーケティング
公開日:2023.11.07 / 更新日:2023.11.07 / マーケティング

「One to Oneマーケティング」と言う言葉をご存知でしょうか?
インターネットがこの世に広まる前から、マスではなく、
顧客像を明確に絞り込んで展開するマーケティングとして
「ダイレクトマーケティング」が知られています。
One to Oneマーケティングはこのダイレクトマーケティングをベースにしているものの、
同義ではなく、少し意味することが異なります。
今回は、そんなOne to Oneマーケティングの背景を理解しつつ、
マーケティングオートメーションの機能を活用してどんなことができるのか?
また、どんなメリットがあるのか?といった点を見ていきましょう。
目次
1. OnetoOneマーケティングとは?
OnetoOneマーケティングは、テクノロジーを駆使することで、
顧客一人一人に向けて個別に対応するマーケティング手法のことを言います。
具体的にはユーザーが過去に訪れたWEBサイトや、
ECサイト内で比較検討した商品、
または一度カートに入れて購入しようとした商品などの
膨大なデータを蓄積・分析しつつ、顧客の趣味趣向に合わせて、
配信するメールを変えたり、リコメンドする商品を変えたりするなどです。
このようなOnetoOneマーケティングを展開することで、
画一的ではないアプローチができます。
2. マーケティングオートメーションが実現するOnetoOneマーケティング
OnetoOne、つまり顧客一人一人に向けてマーケティングを展開するには、
各顧客のデータを詳細かつ、幅広く蓄積していくことが必要になります。
しかし、インターネットビジネスの隆盛、テクノロジーの革新、
デバイスの増加といった理由により、顧客とのタッチポイントは増える一方です。
顧客とのタッチポイントが増えてしまった現代において、
各顧客データを網羅性高く蓄積しつつ、
その蓄積したデータをどのように活用し、成果をだすか?
わかってはいるが、難しい課題だったかと思います。
マーケティングオートメーションはその課題をクリアすることができます。
例えば、WEBサイトの来訪やWEB広告の接触といったオンラインでの顧客行動と、
セミナーやイベント、展示会などのオフライン行動を統合することができるからです。
さらに、上記のように蓄積した行動データや、
スコアリング、ラベル機能を用いたセグメントにより、
最適なOnetoOneコミュニケーションを展開することが可能です。
3. OnetoOneマーケティングの為に活用される6つの機能
それではここから、OnetoOneマーケティングを展開するために
必要な6つの機能をご紹介します。
これらの機能を組み合わせることで、
ユーザーに確実にメッセージを届け、
「商品購買」へとモチベートしていきましょう。
3-1, WEB広告のアトリビューション分析
従来のWEB広告は、1つのWEB広告のクリック率やCV数を見て、
良し悪しを判断していました。
しかし、今や複数のマーケティング施策が同時に走っているので、
WEB広告単体の効果を見るだけでは、正確な効果は掴めません。
そこで、アトリビューション分析機能のあるMAツールであれば、
顧客一人一人が接触した複数のWEB広告の効果が明らかになり、
より精緻な効果検証が可能になります。
そのデータを元にWEB広告の予算分配を行い、
効果を最大化・最適化することができるのです。
3-2, メール配信
顧客全員に画一的なメールを送っていては、
効果がないどころか開封してもらえなかったり、
自分には関係のない迷惑メールだと思われたりする可能性があります。
顧客属性や購買履歴、趣味趣向などに合わせたメールを送ることで、
反響のあるOnetoOneマーケティングを展開することができます。
3-3, ポップアップ
顧客一人一人に合わせて、ポップアップを表示する。
例えば、購入履歴が無い人であれば、
まずは購入方法のガイドが必要かもしれませんし、
複数回の購入履歴がある方は必要ありません。
マーケティングオートメーションで蓄積したデータを活用すれば、
顧客に合わせて提示する内容を変えて、
WEBサイトでの「おもてなし」ができます。
3-4, レコメンド
一度WEBサイトに来訪した顧客に対して、過去に閲覧した商品や、
購入した顧客に別の商品をお勧めしてCVまで導くのは、今や一般的な施策です。
このような施策も、マーケティングオートメーションで蓄積したデータを活用して、
OnetoOneマーケティング(個別対応)をすることで、
その精度を高めることができます。
3-5, プッシュ通知
プッシュ通知も上記と同様です。
WEBプッシュ、アプリプッシュ(ネイティブプッシュ)で通知するメッセージの内容や、
タイミングなど、顧客に合わせて出し分けることで精度の高いアプローチを実現します。
3-6, LINEビジネスコネクト
LINEビジネスコネクトには、以下3つの強みがあります。
・即時的なコミュニケーションが可能
・双方向でのコミュニケーションが可能
・ある意味、ラフでフランクなやり取りが可能
この強みを活かし、対話型で顧客との距離を縮め、
OnetoOneマーケティングを展開することができます。
まとめ
商品・サービスが溢れかえる世の中において、
一度の接触で顧客が購入を決定することは少ないと考えられます。
今回ご紹介したOnetoOneマーケティングのように、
画一的ではない複数回の個別アプローチといった地道なプロセスこそが、
顧客の心を掴む”最短ルート”なのかもしれません。
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