セールスフォースでの営業日報を書くには?メリットや注意点も解説!

Salesforce(セールスフォース)は、顧客情報・商談情報・活動履歴などを一元管理できるCRM/SFAです。設定や運用方法によっては、営業日報の作成・共有にも活用できます。
日報の作成負担を抑えながら、商談データの蓄積や営業活動の分析を進められる点は、Salesforceを活用するメリットの1つです。
本記事では、営業日報が不要とされる背景や、作成・活用する重要性、Salesforceで日報を管理する方法について解説します。日報運用の見直しにお役立てください。
営業日報が不要と言われる背景

営業日報が不要だと言われる背景には、日報作成が本来の営業活動の時間を圧迫しているという事実があります。提出が目的化し、フィードバックがなく業績向上へつながらない運用の形骸化が、不要論を後押ししています。
営業日報を作成する重要性

負担が懸念される一方で、営業日報の作成は、営業活動を組織で記録・共有するうえで重要な役割を担います。日々の訪問内容や提案内容、顧客の反応、次回アクションなどを残しておくことで、属人的になりがちな営業活動を振り返りやすくなります。
HubSpotの「日本の営業に関する意識・実態調査2026」では、生成AIを活用している営業担当者のうち、「CRM/SFAへの活動記録の入力」で週あたり平均4.0時間、「アプローチ先のリストアップや優先順位付け」で週あたり平均3.9時間の削減効果が見られたとされています。また、有料生成AIツールに対するROI実感率も「CRM入力」で68.4%、「アプローチ先のリストアップ」で64%と高い結果になっています。
同調査では、買い手が営業担当者に求める生成AIにはない価値として、「個別事情を汲んだ提案」や「潜在ニーズの引き出し」が挙げられています。こうした提案を行うためには、顧客ごとの背景や過去の対応履歴、商談の経緯を正確に把握しておくことが重要です。
営業日報を通じて日々の活動を記録しておけば、顧客情報や営業プロセスを組織内で共有しやすくなります。正確な記録の積み重ねは、営業活動の振り返りや改善、次の提案の質を高めるための土台になります。
出典:HubSpot「日本の営業に関する意識・実態調査2026」の結果
Salesforceでできること

「Salesforce」とは、営業活動に関する情報をまとめて管理できるツールです。
Salesforceを使えば、これまでは各自またはメールやExcelなどで管理・共有していた情報の多くを、Salesforce上で共有できるようになります。
共有できる情報は、顧客情報や商談情報、各自のスケジュールなどです。 登録された情報は履歴として残るため、「特定の案件における進捗状況の確認」や「過去の取引内容の振り返り」といったケースにおいても、組織内で容易に内容を把握できます。
そのため、営業担当者同士で情報共有できるのはもちろん、営業と事務が密接に関わっている場合は、事務担当者との連携においても役立つでしょう。
そのほかにも、見積もり承認や経費申請などの営業活動における定型業務をできる限り自動化することで、日々の業務プロセスを簡素化することも可能です。
このように、Salesforceにはさまざまなアプリケーションが備わっているため、企業の業務形態に合わせて必要な機能を利用することができます。
また、情報同士を紐づけたり、日々の状況をレポートにまとめたりすることができることも大きなメリットの1つです。
Salesforceで日報を書く方法

営業担当者にとって、日報はタスクを管理したり、業務を振り返ったりするうえで重要なツールです。
上司や部下、チームとのノウハウ・情報共有にも役立つでしょう。しかし、日報がうまく機能していない場合は、営業担当者が作業の意味を感じられなかったり、早く仕上げることに注力して内容が疎かになってしまったりする恐れがあります。Salesforceであれば、システム上で簡単に日報を提出・管理できるため、メールで送ったり、フォルダで共有したりといった手間もありません。
ここでは、Salesforceで日報を書く5つの方法を説明します。
SlackとSalesforceを連携して日報を共有する
Salesforceで日報を共有する方法の1つが、Slackとの連携です。Salesforceチャンネルを利用すると、取引先や商談などのSalesforceレコードとSlackチャンネルを紐づけられます。
営業担当者がSlackに活動内容を投稿すれば、チームメンバーがスレッド上でコメントやアドバイスを返せます。Salesforceの顧客・商談データとチーム内の会話を関連づけて管理できるため、日報の共有だけでなく、案件ごとの情報交換にも活用できます。
なお、既存のSalesforce環境でChatterを使用している場合は、引き続きChatterへの日報投稿も可能です。ただし、SalesforceはSlackを中心としたコラボレーション機能の強化を進めているため、新たに日報運用を構築する場合はSlack連携も選択肢になります。
取引先・商談のオブジェクトに書き込む
2つ目の方法は、取引先・商談オブジェクトへの書き込みです。
取引先・商談のオブジェクトに活動履歴を記録することで、日報の代わりにすることができます。
この方法のメリットは、取引先や商談の情報と一緒に管理できるため一度に状況が理解でき、上司やチームメンバーからの的確なアドバイスにつなげられるという点です。顧客に対する働きかけの記録にもなるので、後からでも振り返りやすい点も利点です。
その一方で、営業担当者は都度、取引先・商談のオブジェクトを開く必要があるため、作成側の入力負荷が高まる傾向にあります。入力負荷により運用が定着しない恐れもあるため、そのほかの方法と併用するなどの工夫が必要です。
カスタムオブジェクトで日報を作る
3つ目は、カスタムオブジェクトを用いた日報作成です。
Salesforceでは、カスタムオブジェクトで日報を作ることが可能です。共通のフォーマットを用意できたり、承認の機能を追加したりできるため、日報の提出と管理を厳格に運用したい場合に有効です。レポートにまとめることもできるため、後からでも管理や閲覧がしやすいといったメリットもあります。
また、公開・非公開を自由に設定することが可能です。
ただし、日報の項目が多い場合は、営業担当者の入力負荷が高くなります。
「ToDo」や「行動」を使って記録する
4つ目の方法は、「ToDo」や「行動」を使った記録です。
Salesforceで活動の予定や履歴を管理する方法として、「ToDo」や「行動」があります。「ToDo」とは、タスクを管理する機能です。今後のタスクを登録し、作業が終わったらステータスを完了にできるので、作業状況を可視化できます。未完了の「ToDo」を抜粋して一覧表示することも可能なので、対応漏れの防止にも役立つでしょう。
また、「行動」には、各スケジュールに対して細かい活動の状況を記入することができます。「ToDo」や「行動」は他の情報と紐づけができるため、これらを日々の業務できちんと入力することにより、日報と同じ役割をもたせることができます。
LWC(Lightning Web Components)やVisualforceでアプリケーションを開発する
5つ目の方法は、LWC(Lightning Web Components)やVisualforceによるアプリケーション開発です。
LWCやVisualforceで日報を書くことに特化したアプリケーションを新たに開発すれば、自社の業務に合った日報のシステムを構築することができます。自社の業務プロセスに合わせて柔軟に構築できる点がメリットです。
ただし、使い勝手が良くなる半面、開発にコストと工数がかかる点に留意する必要があります。
Salesforceで日報を管理する際の注意点

ここでは、Salesforceで日報を管理する際の2つの注意点を説明します。
- 日報を業務にどう活かすか考える
- 案件情報の管理が前提となる
日報を業務にどう活かすか考える
Salesforceで日報を管理する場合は、まず「日報をどう業務に活かすか」を考える必要があります。
日報は、上手に活用すれば日々の業務の見直しや情報共有という点で効果を発揮するでしょう。しかしながら、営業担当者は「決まりだから仕方なく書いている」というように、日報を書くことに否定的な感覚を持っていることも少なくありません。
「自分のノウハウを共有しても得られるメリットがあまりない」「日々の活動を管理されるのが煩わしい」という意識も働いているでしょう。 管理者は、社員にそうした意識があることを踏まえたうえで、社員が日報のメリットを感じられるように工夫する必要があります。
例えば、日報のデータが記録として確認しやすかったり、その後の活動に役立つ具体的なアドバイスがあったりと、日報を通して仕事が円滑になるような仕組みがあるとよいでしょう。
案件情報の管理が前提となる
Salesforceで日報を管理する場合は、案件情報の管理が前提となります。
そもそも、Salesforceは案件についての情報を管理するためのシステムです。Salesforce上で案件の情報がきちんと管理されていなければ、日報を書いても状況が把握しづらく、せっかくの日報を実際の業務に活かすことができません。
Salesforceで日報の管理を行うのであれば、まずは案件の情報をきちんと管理することから着手することを推奨します。
以下のコラムでは、Salesforce含む案件管理で便利な「SFA」をご紹介しています。SFAの選定でお悩みの方は、ぜひこちらもご参照ください。
【2026年版】SFAツール徹底比較!Salesforce・Microsoftから国産・自作型まで、失敗しない選び方とおすすめ7選
営業日報を作成するならGENIEE SFA/CRMもおすすめ

日報作成を効率化できるツールは、Salesforceだけではありません。なかでもGENIEE SFA/CRMは、シンプルな操作とAIによる入力支援で、日報運用の負担を軽くします。
ここでは、GENIEE SFA/CRMについて以下の項目別で解説します。
- GENIEE SFA/CRMとは
- GENIEE SFA/CRMの導入メリット
- GENIEE SFA/CRMの導入事例
GENIEE SFA/CRMとは
GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供する国産の営業支援・顧客管理ツールです。商談履歴や活動記録を一つの画面にまとめ、日々の入力から分析までを直感的に行えます。
最新の生成AIを活用した機能が文章作成や音声の文字起こしを支援するため、日報作成の手間を抑えられる仕組みです。営業の現場になじみやすく、無理なく続けられる設計になっています。
低価格で始められる点が、初めての導入を後押しします。
GENIEE SFA/CRMの導入メリット
最大の特長として、シンプルな管理画面による高い定着率が挙げられます。入力した活動データが自動でレポート化され、商談状況や行動量をリアルタイムに把握できます。
手作業の集計が不要になり、マネージャーの確認作業の負担が軽減されます。低価格ながら多機能で、日報から顧客管理、売上分析までを一つのツールでカバーできます。
現場とマネージャーの双方にメリットがあり、運用が長続きしやすい点が特長です。
GENIEE SFA/CRMの導入事例
GENIEE SFA/CRMは、さまざまな業種で日報運用や情報共有の改善に活用されている製品です。属人化していた活動状況を可視化し、フォロー漏れを防ぐ体制を整えた事例があります。
AI機能で入力を効率化し、顧客対応の時間を増やした企業の事例が豊富です。蓄積した日報データを分析に生かし、営業戦略の精度を高めた事例が見られます。
導入事例ページでは、業種や課題別に具体的な成果を確認可能です。
日報を効率的に作成できる定着率99%のGENIEE SFA/CRM

日報作成の負担を減らしたいなら、定着率99%のGENIEE SFA/CRMの導入をご検討ください。AIが文章作成や音声入力を支援し、外出先からスマホで手早く日報作成が可能です。
移動中の隙間時間に記録できるため、帰社してまとめて書く手間が省けます。入力したデータは自動で集計・グラフ化され、マネジメントにそのまま使えます。
日報管理の効率化に役立つ機能は、資料で詳しく確認してみてください。
Salesforceでの日報作成に関してよくある質問

Salesforceでの日報作成について、よく寄せられる質問へ回答します。
- 外出先からスマホで日報を作成することは可能ですか?
- 入力した日報のデータを集計してグラフ化できますか?
- 日報の提出を自動でリマインド(通知)する機能はありますか?
外出先からスマホで日報を作成することは可能ですか?
Salesforceには、iOSとAndroid向けの公式モバイルアプリが提供されているため、日報を作成することは可能です。PCを開かなくても、外出先や移動中の時間にスマホやタブレットから活動記録を入力できる仕組みです。
訪問直後に記録すれば、内容を忘れずに正確な日報を残せます。帰社せずに報告を済ませられるため、営業に充てる時間を増やせます。
入力した日報のデータを集計してグラフ化できますか?
Salesforceの標準機能であるレポートとダッシュボードを使えば、日報データの自動集計が可能です。1日の架電数や訪問件数、商談の進捗を円グラフや棒グラフで視覚的に表示できます。
数字がひと目で伝わるため、会議資料の作成にかかる時間を削減できる点がメリットです。条件で絞り込めば、担当者別やチーム別の比較を簡単に行えます。
日報の提出を自動でリマインド(通知)する機能はありますか?
Salesforceの自動化機能(フロー)を使えば、提出漏れを防ぐ通知の設定が可能です。指定の時刻までに活動記録が作成されていない場合、対象の担当者やマネージャーへ自動でメール通知を送れます。
提出忘れに早い段階で気づけるため、報告の抜けを防止できる点がメリットです。通知のタイミングや宛先は、自社の運用に合わせて柔軟に設定できます。
日報は自社に合った方法で管理しよう

日報を単なる報告書で終わらせず、営業成果につなげるには、顧客や案件情報との正確な紐づけと、現場担当者の負担にならない操作性が不可欠です。既存の管理方法では、これらの要素が不足し、日報が形骸化しているケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」です。
GENIEE SFA/CRMは、日報をはじめとする顧客・案件情報を自社の業務フローに合わせて柔軟に管理できます。特に、現場担当者の記入負担を考慮したシンプルな設計と99%以上の高い定着率が特長です。さらに、充実した機能を備えながらも、一般的な高機能SFAと比較して約3分の1のコストでご利用いただくことが可能です。
日報の効果を高め、営業組織全体の生産性を向上させるために、ぜひ一度GENIEE SFA/CRMをご検討ください。
製品の具体的な機能や価格については、下記のページより無料で資料をダウンロードいただけます。































