【2024年4月】SFA(営業支援ツール)のおすすめ人気ランキング15選
インサイドセールスや社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)化で成果を上げるなら、SFA(営業支援ツール)の導入がおすすめです。SFAツールの導入によって、営業活動や顧客管理を効率化し、生産性を高めて売上を拡大した成功事例も多く見られます。
しかし、SFAツールにはさまざまな製品やサービスがあり、「自社に合うツールとはなにか」を理解せずに選んでしまうと、思ったような導入効果を得られない可能性も。
そのため、SFAとはなにか、基礎知識を踏まえたうえで得られるメリットを明確に把握しておくことが大切です。
この記事では、SFAツールで得られるメリットや選び方、おすすめのSFAツールについて徹底解説します。
【基礎知識】SFAとは?
SFA(営業支援ツール)とは、営業活動の効率化や改善を実現できるツールです。営業支援システムとも呼ばれており、営業活動を支援するための仕組みが多数搭載されているのが特徴です。
具体的には、「顧客情報の管理」「案件や商談の管理」「行動や日報管理」「売上予測や実績の可視化」などがあげられます。
従来では営業ノウハウが属人化しており、営業成績が個人によって大きく異なる事例が多くなっていました。一方で、属人的な営業方法のままでは、効率的な企業成長が望めないと課題視されていたのも事実です。
そこでSFAツールを活用すれば、各営業マンの詳細情報や進捗具合、受注率といった情報をデータで一元管理できます。属人化していたノウハウも営業部署全体で共有しやすくなるため、企業としての成長力を高められるのがメリットです。
SFAとは、営業に関するプロセスを最適化し、効率的に案件管理をしつつコストの削減まで実現できる便利ツールだと言えるでしょう。
【実例公開】SFAとは?CRM・MAとの違い、基本機能や導入方法を徹底解説
SFAツールの機能一覧
SFA(営業支援ツール)にはさまざまな機能があり、営業部署全体の課題解決に貢献します。営業担当やマネージャーなどの連携力もアップできるなど、業務効率化の実現に役立つ機能が満載です。
営業効率アップにSFAツールがおすすめされる代表的な機能は主に以下の5つです。
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顧客管理
SFAツールのなかでも、「顧客管理」は営業活動の基礎となる重要な機能です。見込み顧客を含めた「名前・連絡先・所属先・肩書・所在地」など名刺の情報を一括で保存できるほか、これまでの営業活動でどのようなアプローチを行ったか、接触履歴も管理できます。
SFAツールを導入すれば、「どのような顧客対応を行っているかを可視化できる」「顧客情報をチームや部署全体で共有できる」「担当者の異動や退職でも引き継ぎをスムーズに行える」「対応履歴で要注意顧客などを把握しやすい」などのメリットが得られます。
案件管理
案件管理とは、取引先との商談の進捗状況や内容、営業担当者などの「5W1H」情報を管理する機能です。また、新商品やキャンペーンなどの打ち出し、ターゲットとなる顧客の選定に役立ちます。
現在どのような対応状況なのかを見える化できるため、営業プロセスの進捗管理などマネージャーの負担も軽減できるのがメリットです。
SFAの案件管理機能を有効活用すれば、「案件の優先順位をつけやすい」「管理漏れを防ぐ」「放置案件の可視化」「入力作業(項目)の効率化」などのメリットも得られます。
商談管理
SFAツールの商談管理機能は、営業活動の進捗管理の要となる機能です。「商談の進捗状況」「内容の共有・分析」「受注確率の割り出しや売上予測」をスムーズに行えるため、他部署を含めたチーム単位で商談対応がしやすくなります。
また、成約率などもデータとして蓄積しやすいため、どのようなアプローチが効果的なのかなどの分析がしやすくなるのもポイントです。トップセールスの営業マンに任せきりになっていた商談テクニックを標準化しやすく、チーム全体にノウハウを共有しやすくなります。
SFAの商談管理機能を有効活用すれば、「営業手法の最適化」「マネジメント管理の負担軽減」「属人化リスクの低減」などのメリットを得られます。
営業プロセス管理
営業プロセスとは、営業活動の開始から契約締結までの一連の流れを指します。SFAツールによって可視化すれば、営業活動のボトルネックや課題を把握しやすくなり、自社の業務フローをどのように改善するか分析しやすくなるのがメリットです。
SFAツールで営業プロセスを管理すれば、ほかにも以下のようなメリットが得られます。
- 営業活動の標準化
- 課題の洗い出しと改善
- 業務の効率化
営業プロセスの課題の洗い出しと改善を積み重ねれば、必然と営業活動においての標準化が可能です。そのため、営業マンごとに出ていた業績幅を最小化しやすく、売上向上への課題解決にもつながります。
営業プロセスの見える化とは?成功事例から学ぶ営業可視化のプロセスについて
予算・実績管理
予算と実績の双方を含めた「予実管理」もSFAツールでは需要の高い機能です。各営業担当者が入力した情報を一元管理できるため、最新の進捗状況をリアルタイムで確認できます。
従来の予実管理は、Excelなどの表計算ツールで管理されるケースが一般的でした。しかし、入力工程が多く労力がかかるデメリットや、ほかのシステムとの連携が上手くいかずにデータの共有がしにくいなどの課題が残っているのも事実です。
SFAツールを使って予算・実績管理を行えば、常に最新状況を把握しやすいほか、営業活動のデータと合わせて実績の内訳を把握しやすくなるメリットもあります。
SFA(営業支援システム)の機能をご紹介!SFAに何ができるのか徹底解説
SFAのおすすめ人気ランキング15選
ここからはおすすめのSFAをランキング形式で紹介します。SFAツールのシェア率や口コミから独自の視点で順位づけをしています。(2023年11月1日)
1. Salesforce Sales Cloud
初期費用 |
無し |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・starter:3,000円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
・Account Engagement:150,000円~ |
主要機能 |
・見込み顧客管理 |
Sales Cloudはセールスフォース・ドットコムが提供しているSFAツールで、世界シェアの高い営業支援/顧客管理システムです。大手として機能性も充実しているほか、ほかのシステムとの連携がしやすい面も豊富な導入実績を支えています。
SFAツールとしては見込み顧客管理や商談管理、取引先や取引責任者管理などの幅広い機能を有しており、マルチモバイル対応で操作性も優れているのが特徴です。場所を選ばずに活用できる利便性があり、業務効率を底上げできます。
また、ワークフローや承認プロセスの自動化で業務をスムーズに行いやすく、マネージャー業務の負担も軽減。ファイルの同期や共有も可能であり、チーム内での情報共有が容易になります。
レポートとダッシュボード機能を活用すれば、売上予測などビジネスの見通しを明確にできるのもメリットです。
Salesforce(セールスフォース)とは?機能・活用メリット・料金・評判まで
Salesforce Cloud(セールスフォース)についてはこちら
2. GENIEE SFA
初期費用 |
無し |
月額料金(10ユーザー分含む) |
・スタンダード:34,800円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
・メール配信機能(3万通まで):2,000円/月 |
主要機能 |
・顧客管理 |
GENIEE SFAは、見やすく利便性の高いユーザーインターフェースが特徴のSFAツールです。直感的な操作性で扱いやすく、初心者でも短期間で活用できる機能性を定着率99%の高さが証明しています。
そのため、インサイドセールス関連のツールに抵抗感を持っていた部署でも、導入のハードルを抑えてSFAツールのメリットを受けやすいのがおすすめポイントです。
分析機能も充実しており、顧客データをリアルタイムで取り込んだうえで、さまざまな観点や角度から分析・出力することも可能。営業活動やマーケティング戦略の計画・実行に役立つ洞察を得られるのもメリットです。
SFAとCRMを兼ね備えた国産営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM(ちきゅう)」
株式会社アイディアポイント様の導入事例
国内大手企業の研究開発部門や人事教育部門を中心に、新規事業を生み出すためのコンサルティングや教育研修を実施する株式会社アイディアポイント様。
Excelで管理していた従来の業務をSFAツール「GENIEE SFA/CRM」へ移行したところ、進捗確認が約1時間から1分程度に短縮され、作業効率が大幅に改善したとのこと。その結果、営業進捗を把握するスピードが上がると、指示を出すサイクルの短縮も実現できました。
以前はクライアント対応に2〜3日かかっていたところを、その日のうちに指示を出すことも可能になり、アクションが早くなったと嬉しいお声が寄せられています。また、導入後は、担当リーダーが情報を自ら確認して、課題に合わせて行動するようにするなど行動の変化にも現れています。
リアルタイムで情報共有と案件管理が可能に!組織拡大にも対応|株式会社アイディアポイント
3. Sansan
初期費用 |
見積依頼で提示 |
月額料金(オプションもあり) |
見積依頼で提示 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
見積依頼で提示 |
主要機能 |
・名刺管理 |
Sansanは、名刺管理からSFA機能までを提供するクラウド型ツールです。名刺管理を起点とした顧客情報の蓄積と活用が強みで、営業活動の効率化や成果の向上に役立てられます。
名刺管理は名刺をスキャンするだけ。顧客情報を自動でデータ化できる手軽さも魅力です。また、外務システムと連携させ蓄積データを活用することも可能です。
4. kintone
初期費用 |
無し |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・スタンダードコース:1,500円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
・ゲストユーザー価格(1ユーザー580円~) |
主要機能 |
・アプリ機能 |
kintoneは、カスタマイズ性に優れたクラウド型SFAツールです。自社の業務に合わせて自由に機能を追加・変更できるため、さまざまな業種や規模の企業に適しています。そのため、幅広い企業にもおすすめできるSFAツールと言えます。
「スペース」というコミュニケーションの場が設けられており、取引先とのプロジェクトの進捗状況の共有が行えるのも特徴です。
kintoneと競合SFAを徹底比較!機能や価格、導入のメリットとは?
5. eセールスマネージャーRemix Cloud
初期費用 |
0円~ |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・スタンダード:11,000円/月~ |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
Microsoftedge/safari/Android |
オプション料金 |
・マップライセンス:1,000円~ |
主要機能 |
・営業支援 |
eセールスマネージャーRemix Cloudは、中小企業に特化したクラウド型SFAツールです。シンプルな操作性で直感的なUIが特徴で、自社のITスキルに自信がない方にもおすすめできます。ツールの料金プランもリーズナブルで、価格を抑えて利用しやすいのもメリットです。
また、サポート体制も充実しており、いつでも対応が可能。メールはもちろん電話でもスピーディなサポート対応が期待できます。
eセールスマネージャーRemix CLOUDについてはこちら
eセールスマネージャーRemixを徹底解剖!基本情報から評判まで
6. Zoho CRM
初期費用 |
無し |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・無料プラン |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
・Windows |
オプション料金 |
無し |
主要機能 |
・顧客管理 |
Zoho CRMは、運用コストが安く、導入までの期間が短いのがメリットのSFAツールです。カバーできる業務範囲も広く、幅広い業種にも採用されやすい多機能さも魅力のひとつ。無料プランが設定されており、お試しでの利用にも最適です。
そのため、SFAツールの営業支援による導入効果が気になる方にとって、お試し導入でハードルも低くなっているのは魅力だと言えます。
7. Knowledge Suite
初期費用 |
無し |
月額料金(ユーザー数無制限) |
・グループウェア:10,000円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
・Knowledge Suite API 35,000円/月 |
主要機能 |
・グループ状況の確認 |
Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供するSFAツールです。フィールドセールス向けに特化した機能を備えており、営業活動の効率化と営業担当者の管理を効率化できます。
Knowledge Suiteの特徴は、SFAのみならず、CRMなどの機能が連動している「オールインワン」スタイル。ユーザー数も無制限で、ランニングコストもが低いのが特徴です。セキュリティ対策も強化されており、大規模組織におすすめのSFAツールとも言えます。
Knowledge Suite(ナレッジスイート)とは?基本情報から特徴・評判まで
8. ネクストSFA
初期費用 |
無し |
月額料金(ユーザーごとに変動) |
・基本利用料:50,000円/月(10ユーザー含む) |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
・メール配信機能:15,000円/月 |
主要機能 |
・MA機能 |
ネクストSFAは、株式会社ジオコードが提供するクラウド型SFAツールです。UIが分かりやすく、見やすいボタン配置と視認性が高く使いやすい構造が特徴です。
また、MAツールやCRMツールの機能がない方されており、別途導入する必要がないため、営業担当者の負担も軽減できます。顧客の一元管理はもちろんのこと、見込み顧客から既存顧客までの営業活動をシームレス管理することで、業務の効率化の向上につなげられます。
9. Microsoft Dynamics 365
初期費用 |
無し |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・Business Central Essential:8,750円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
– |
主要機能 |
・CRM |
Microsoft Dynamics 365は、Microsoft社が提供しているSFAツールです。最大の特徴はMicrosoft office365との連携ができる点です。例えばExcelやWordで作成したデータや請求書、発注書などを一括管理できます。
また、データ管理でよくあるMicrosoft officeで作成したデータを別で保存しておく手間もなくなるため、業務効率化の向上に期待できます。世界的な企業でMicrosoft Dynamics 365が導入されており、ブランドへの信頼度も高いです。
ほかのSFAツールと違い、導入のハードルも高くありません。普段から利用しているMicrosoft officeと同じ感覚で利用できるのは大きな魅力です。
Dynamics 365(CRM)とは?基本機能から評判までご紹介
10. Mazrica Sales
初期費用 |
無し |
月額料金(ユーザーごとに変動) |
・starter:27,500 円~/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金 |
– |
主要機能 |
・顧客管理 |
Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するSFAツールです。機能の豊富さと分析機能が特徴で、SFAツールに慣れていない初心者でも使いやすい構造になっています。
また、Excelやスプレッドシートへの入力、情報共有MTGなど、営業管理業務に費やしている時間とコストを大幅に削減できるのもメリットです。コーディング知識がない営業担当でも簡単に使いこなしやすく、専任の運用担当者がいなくても、現場に定着しやすい魅力があります。
Mazrica Sales(マツリカセールス)とは?特徴から評判・向き不向きまで紹介
11. Eight Team
初期費用 |
無し |
月額料金(ユーザーごとに変動) |
・基本使用料:18,000円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
・iPhone |
オプション料金 |
– |
主要機能 |
・名刺管理 |
Eight Teamは名刺管理に特化したSFAツールで、名刺を整理してほかのスタッフと共有できる機能が搭載されています。
スマホアプリのEightで名刺を撮影するだけで、名刺情報を簡単に取り込み、Eight Teamのメンバーと共有できます。名刺情報には業界名や役職など、共有したい情報をタグ付けすることも可能です。
Eight Teamの名刺管理機能を使うと、名刺の入力や整理にかかる時間を削減し営業担当者の負担軽減や、業務効率化に繋がります。登録した人脈を活かして、新たなビジネスチャンスを獲得できる可能性を広げやすいのもポイントです。
12. ホットプロファイル
初期費用 |
無し |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・基本使用料:5,000円/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
・iPhone |
オプション料金 |
– |
主要機能 |
・名刺データ化 |
ホットプロファイルは、名刺管理をベースに営業支援をしてくれるSFAツールです。クラウド型で、名刺管理以外にも営業活動におけるさまざまな機能が備わっています。
例えば、登録された名刺データをもとに、フォーム営業などが可能です。またお客様カルテ機能により、営業活動データの蓄積も行えるため、見込み顧客の可視化やトラブル歴なども一目でチェックしやすくなります。
ホットプロファイルを導入するメリットは、名刺管理ツールでありながら営業支援をワンストップでできる点です。名刺管理ツールに+αの機能を求めている企業におすすめのSFAツールと言えます。
13. JUST.SFA
初期費用 |
要問い合わせ |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・基本利用料:15,000/月 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
– |
オプション料金 |
要問い合わせ |
主要機能 |
・案件管理 |
JUST.SFAは株式会社ジャストシステムの提供するSFAです。大きな特徴はExcelやGoogleスプレッドシートとの連携でデータをSFAに反映できる導入ハードルの低さです。今まで表計算で行ってきた企業でも、SFAへの移行をスムーズに行えます。
また、データ入力がしやすい画面設計でユーザーインターフェースが優れているのも魅力のひとつ。自社の基幹システムへのデータ連携も可能で、業務フローを効率化できます。
JUST.SFAとは?基本情報から評判、SFA選定ポイントまで
14. UPWARD
初期費用 |
100,000円 |
月額料金(1ユーザーあたり) |
・Essential:3,800円/月+管理者ライセンス 9,000円 |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
マルチデバイス対応 |
オプション料金(各1ユーザーあたり) |
・Foursquare連携:2,000円 |
主要機能 |
・顧客マッピング |
UPWARDはSFAとCRMの機能を備えたクラウドツールです。外回りの営業担当者を想定し、外出先でも使いやすいシステム開発が行われています。マルチデバイスに対応しており、スマホのGPS機能を使って情報共有など営業活動を効率化しやすいのがメリットです。
UPWARDはSFAツールだけでなく、CRM(顧客管理システム)に特化した機能も搭載されています。営業した訪問先の内容をCRMへ直接入力が可能で、インサイト分析の結果をダッシュボードですぐに確認できるのも特徴です。
顧客管理の負担を減らしつつ、スピーディにアクションしやすいため、普段の営業でムダな行動を省きやすくなります。
15. monday.com
初期費用 |
無し |
月額料金(3ユーザーあたり) |
・無料プラン |
タイプ |
クラウド型 |
対応デバイス |
・PC |
オプション料金 |
– |
主要機能 |
・ダッシュボード |
monday.comは海外製のクラウド型SFAツールです。世界190か国のあらゆる企業で導入されています。特徴はボード画面ひとつで複数のタスクを管理できる点です。進捗状況をリアルタイムに確認できるため、タスクの優先順位を決め、効率的な営業活動を行いやすくなります。
また、情報共有に役立つチャット機能は、メンバー同士でプロジェクト案件の進捗具合やデータの共有が可能です。ツール上での管理は基本的にタスクの自動化機能が搭載されているため、担当者の管理労力を軽減できるメリットもあります。
SFAの導入に失敗しない方法は?
SFAの導入に失敗しないためには、以下の5つのポイントを押さえましょう。
- 導入目的を明確にする
- 自社の営業プロセスを理解する
- 必要な機能があるSFAを選定する
- 導入後の運用ナレッジを共有する
- 各営業担当者の運用スキルを図る
SFAツールを導入する前に、導入の目的を明確にし、自社の営業プロセスを理解しておくことが重要です。目的と営業プロセスを理解すれば、思ったよりも導入効果を得られなかったといった失敗を避けられます。
そのためには、SFAツールが自社の求めている機能を搭載しているか、事前のチェックが欠かせません。各ツールの違いを見極めるためにも、それぞれの選び方についてしっかり把握しておく必要があります。
また、単純な機能性だけに着目すると、導入に失敗してしまう可能性も。自社のITスキルなどを踏まえたうえで、操作のしやすいSFAツールやサポートの手厚いベンダーを選ぶのもポイントです。
SFAツールは導入後の運用効果測定も大切なため、高機能なツールを導入するだけで満足するのではなく、しっかりと会社内に定着するかどうかを踏まえて検討する必要があります。
SFAソリューションを導入して、うまくいく組織とうまくいかない組織の違いは?
SFAを導入したけど失敗してしまったパターンとは?成功させるためのポイントもご紹介
SFAツールの選び方と比較ポイント
SFA(営業支援システム)は営業活動の業務を効率化するうえでおすすめのツールです。とはいえ、多種多様なSFAツールが登場しており、ミスマッチなシステムを選んでしまうと自社の課題解決を実現できない可能性もあります。
そのため、SFAツールの選び方を踏まえたうえで比較ポイントを把握しておくことが大切です。
ここでは、SFAツールの選び方と比較ポイントについて解説します。
導入目的にあったものを選ぶ
SFAツールを選ぶとき、もっとも大切なポイントが導入目的に合わせたシステムの比較検討です。そのためには、事前に導入目的を可視化しておく必要があります。
「部署間での連携力を改善したいのか」「スタッフ間の営業実績を平準化したいのか」「営業マンの事務的負担を軽減したいのか」などによって、それぞれ求められる機能性が異なるのも事実です。
例えば、営業効率化を目的としてSFAツールを導入するなら、顧客管理や案件・商談管理機能が充実したシステムを選ぶのがベストです。一方で、営業成果の向上が目的なら、予実管理機能や顧客分析機能に注力されたSFAツールがおすすめです。
自社が抱えている課題と導入目的をしっかりと把握したうえで、SFAツールの比較検討をおすすめします。
自社予算内での機能選定
SFAツールを選ぶときは、自社予算内をもとに機能を選定するのも大切です。ツール選びは多岐にわたり、ソフトウェアによって価格帯もさまざまです。特に、多機能なSFAツールは導入・運用コストが高くなりがちで、自社予算を大きく圧迫してしまう事例もあります。
そのため、SFAツールを選ぶときは、「自社が求めている機能を最小限搭載したシステムかどうか」に着目してみるのもポイントです。多機能なSFAツールは機能性に優れているものの、コストも高く、すべての機能を完全に使いこなせる事例はそう多くはありません。
一方で、機能を最小限に搭載したシステムなら、必要予算を抑えつつニーズを満たせるSFAツールを選びやすくなります。そのうえで、機能性をカスタマイズできるなど拡張性の高いSFAツールなら、掛かる予算を抑えつつ自社の課題を的確に解決しやすくなります。
費用対効果
経営陣において、SFAツールの導入時は費用対効果が求められます。したがって、担当者はツールの導入でどのくらいの成果を得られるのか?をプレゼン材料として用意しておくべきです。
費用対効果を評価する際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 導入費用と導入による効果を定量化する
- 導入費用と導入による効果を比較検討する
- 費用対効果を定期的に評価する
上記ポイントを押さえるには実際に導入してみないと分からない部分が多いものの、「無料トライアル」や「無料プラン」を活用してデータを取っておくと、費用対効果のアプローチをしやすくなります。
クラウド型orオンプレミス型
SFAツールを選ぶときは、クラウド型とオンプレミス型のどちらかが自社に適しているか比較検討しておきましょう。
ネット上(クラウド)で利用できるクラウド型は、初期費用が安く運用もすぐに始められるのがメリットです。一方で、カスタマイズ性が高くないSFAツールも多く、クラウド上でのメンテナンスやセキュリティ面のリスクも含みます。
とはいえ、現在のSFAツールでは需要も高く、クラウド型のSFAツールは人気を集めています。
自社サーバーに用意して利用できるオンプレミス型は、自社に合わせた細かいカスタマイズが可能で、セキュリティが自社サーバ-のため強化しやすいのがメリットです。一方、初期費用と導入コストが高く、運用可能になるまでの期間がかかる場合があります。
どちらが良いかは自社の方向性によるため、社内で明確に決めたうえで導入しましょう。
SFAとCRMの違いとは?どちらを導入すべきか、それぞれの役割を徹底解説
SFAのおすすめ人気ランキング15選のまとめ
この記事では、最新SFAおすすめ人気ランキングを紹介しました。
編集部が推奨するSFAは以下です。
1. Salesforce Sales Cloud
2. GENIEE SFA
3. Sansan
4. kintone
5. eセールスマネージャーRemix Cloud
6. Zoho CRM
7. Knowledge Suite
8. ネクストSFA
9. Microsoft Dynamics 365
10. Mazrica Sales
11. Eight Team
12. ホットプロファイル
13. JUST.SFA
14. UPWARD
15. monday.com
SFAツールは、営業活動の効率化や成果の向上を目的としています。SFAツールを導入すれば、「営業活動の効率化」「営業成果の向上」「営業プロセスの改善」などさまざまなメリットが得られます。
おすすめ人気ランキングは、機能や価格、サポート体制など、さまざまな観点から比較検討した結果です。導入を検討している企業様や担当者の方は、SFA選びのポイントをおさえて、導入を検討されてみてください。