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ジーニーは最先端の広告テクノロジーで
顧客の収益を最大化します。

14年4月入社の新卒組が入社して一週間が経とうとしています。ジーニーの将来を担う皆さんには、できれば、全員に私が直接仕事の大切な事を1から10まで教えてあげたいのですが、自身のやるべき仕事をやらなければならないので、若手想いの育成担当者を各チームから選び、君たちの成長を彼らに任せたいと思っています。

これでも私は前職から合わせ、新卒の頃から30歳を超えたぐらいまでの500人のくらいの人生は見ていまして、その経験を元に最低限のアドバイスはここでしておきたいと思います。これらは強制ではありません。

やって欲しい事

意識をして過ごす時間を増やすこと
 先輩の動作の真似をしていれば、なんとか仕事ができるようになるものなのですが、なんとなく仕事をしてしまうと、できる人にはなれません。凄い人と凄くない人の差みたいなものなのですが、1日あたり、1時間あたり、1個の仕事あたり、1動作1動作を「意識」をして行動をする時間が増えると、1日当たりの経験値が飛躍的に増えるでしょう。例えば、営業でも1アポ毎の微妙な差異を意識して、1回のアポからできるだけ学びを見つけましょう。同じく1年を過ごしても、学んだことを1000個語れる人と、100個語れる人に別れてきます。
学んだ事は記録をして、定期的に振り返ること

仕事の学びは日記をつけ、たまに見返しておく事をお勧めします。 日々学びはあるものなのですが、多くの事は習慣化する前に忘れてしまうものです。テスト勉強に例えると、入社してしばらくは、違う参考書を毎週1冊読んでるぐらいの情報量はあるはずなのですが、活躍できる人は身に着くまで、きちんと復習をしていて、活躍できない人は時間が経つと何が書いてあったか忘れてしまう人です。

業務外のインプットの時間を作ること

前職で新卒の最初の部長にもらったアドバイスが「本を読め」でした。それから週に1冊程度は土日に読んでいます。会社に入ると、勉強してなくても誰からも怒られないのですが、活躍し続けている人は例外なく勉強をし続けていると思います。
また、大手の企業で研修でやる事なんて、だいたい本を一冊読んで理解できれば済むようなものが多いと思いますし、良書にはジーニーが教える事以上の事が本には書いてあるでしょう。  また、恵まれたセンスがあっても勉強してない人で活躍し続けてる人を見た事はありません。逆に当初は活躍していなくても、勉強を続けていれば圧倒的な人になれると思います。

視座の高い話ができたり、フィードバックをもらえる相談相手を持つこと

誰しも仕事で失敗したりした時は落ち込んだりしますし、不条理な事があった際には視座が下がりがちです。自分だけの視点で物事を考えたりすると、ネガティブになってしまう事も必ずあります。そんな時は目線をあげてくれたり、経営視点の会話ができる同期や先輩と飲んだりしながら話をしてると解消される事は多いと思います。目線を上げてくれる人の存在は極めて重要です。
また、自分の良い点だけでなく、悪い点もきちんとフィードバックをしてくれる人がいるといいと思います。人間は案外自分の事を客観的にみれないものなので、健全なフィードバックは成長を促します。

仕事に慣れるまでは、仕事に集中すること

入社して解ったと思いますが、最初の内は覚える事も多く大変でしょう。仕事に慣れるまでの一時の間だけは、たくさんの事に気を散らし過ぎないようにしておいた方がいいと思います。私は新卒で入社した時に、ゲームや麻雀をはじめとして、いくつかの趣味を時間を使い過ぎる一旦停止しました。気晴らしの趣味などは続けるのは良いと思いますが、自分の集中力をより仕事に使えると慣れるのは早いと思います。
1人1人の才能に大きな差はないので、実際問題、しっかりとリソースを割いたか、割いてないかの方で差が出てくるでしょう。

心身ともに健康な状態を維持すること

一週間の間に知らず知らずの間にストレスはたまっているものです。是非、土日にリフレッシュをして頂いて、翌週にストレスを持ちこさないようにしましょう。私は社会人に半年してから、プールとランニングを始めましたが、それまでは仕事で落ち込んだ事があったら、翌週に持ち越してしまっていました。それが積み重なるとだんだん辛くなるので、土日はまずはの回復を最優先にして欲しいと思います。

自分の考えを持つこと、なぜ?を繰り返し、原理原則を学ぶこと

私が前職の入社当時に教わったアドバイスの一つですが、なぜ?を3-4回必ず繰り返せと言われました。これは実行をして良かったと思っています。

例えば、なぜ、この営業トークなのか?理由→○○を説明しているのは、顧客にメリットがあるから。なぜなのか?→○○という業界特有の背景があるから。  上長や私の会議での発言もなぜそういう事を言っているのかを想像できると視座があがると思います。私は新卒の頃から「自分が経営者だったら、どうするかやなぜそのような施策がなされるのか」は常に考えていたり、周囲の人と議論していました。

表面的な情報は、状況によって変わるのですが、多くの場面でも通用するような原理原則を学ぶと状況が変わっても応用が効きますし、記憶量を減らせます。  また、自身の意見を持てるまでは何度も何度も上司や周囲から怒られながら訓練をした経験があります。あらゆる事に関して、自分の意見を持てるようになるには、普段から「なぜ?」を意識して、いろんな事を考えないと難しいでしょう。

入社動機を忘れないこと

最終面接で私に語った将来の夢を、是非、入社後も忘れずに同期や先輩などにも語ってみてください。私は全員分覚えています(というかメモしてる)が、周囲の人があなたの夢を知る事で、他の人も業務を通じて応援してくれると思いますよ。今、思うと入社当時なんて聞かれたら、恥ずかしくなような話しかしてなかったですね。   これからの仕事は大変な事も多かったりしますし、大人になると目標を断念しても誰からも怒られませんが、最後まで青く臭くいられる人は本物だと思います。

逆にやらなくていいと思うこと

他人の目を意識しすぎること

私は入社してすぐには活躍できなかったのですが、そんな時に先輩に周囲からどう思われてますかね?と相談しました。そうしたら「他人からどう自分がみられているんだろうと考えている時点で余裕がある。もっと仕事に集中しよう」とメンターに言われました。
それから他人の目を気にせず、仕事に集中をしたところ、逆に活躍できるようになれました。良いアドバイスだったと思います。他人の目を意識よりもアウトプットに集中しましょう。

失敗を恐れること、アウトプットを隠すこと

私は新卒時には、とにかく失敗経験を早く積む事を意識していました。良く言われる話ですが、成功の反対は何もしない事で、失敗は成功へのプロセスだと捉えていました。私は入社3-4年であらゆる失敗をしながら、同時にそれを自身の糧として、一つ一つ乗り越えていったと思います。怒られる事も多かったですが、結果を出せば周囲の皆は幸せになるので、成果を出す事を第一に最後まで頑張り抜いていました。

また、自分の考えやアウトプットは自分より優れている人にどんどん公開していき、いろんな観点でのフィードバックをもらっていました。  逆に全然成長しない人は、失敗を恐れてる人やアウトプットをまともに意見を言わない人だけに共有し、仕事のアウトプットのレベルを上げるよりも、何も言われない事に力を注ぐ人です。一時うまく立ち回って隠していても、どこかで実力の無さ周囲にバレていきます。自分の中での優先順位を常に、仕事の結果に置いておけばこんな事にはならないので大丈夫です。

質問したり、聞いたり、相談するのをためらうこと

ホウレンソウが大事なんて言いますが、社会人としての基礎でしょう。まずは1回自分で考えたり、調べたりするのは重要なんですが、その上で、きちんと相談をしましょう。上長や育成担当は相談にのって、適切なアドバイスをするために、存在しているので、どんどん聞いたり、相談しましょう。

社内政治をやること

 ジーニーのVALUEの中に実力や結果に対しての公平性みたいなものがありますが、どんなにジーニーの規模が大きくなっても社内政治が起きないようにしたいと私は考えています。 企業が弱くなってしまったり、イノベーションが起きなくなる原因の多くは社内政治に起因する場合が大きいです。会社は完璧ではないですが、数字や客観的な成果で皆の頑張りを把握できるように努力し続けます。そのため普通に自身のやるべき事をこなしていてくれれば大丈夫です。社内政治がうまくいって何かしらのポディションについたしても実力がなかったら続いた試しがありません。

先輩に盲目的に従うこと

どの会社でもそうですが私を含め先輩の言ってる事が100%正しい訳ではありません。皆、解らないながらも手探りで仕事をしているのです。特に今のジーニーのフェーズの場合は、まだまだ会社の中に多くの課題が残っている状況なので、私はそれらを放置をしておかず皆に改善していって欲しいと思っています。そのため先輩の言う事を1から100まで聞いてしまい、現場の課題をそのままにして来年に新卒にも同じ状態にはしないで欲しいと思っています。それやられると、企業の成長ペースが落ちます。おかしいと思う事は具体的な改善策をどんどん提示していってみましょう。

最初から自分の業務と関係の無さ過ぎることを勉強すること

最短で仕事ができるようになるには、ちょっとこれ関係あるかな?ぐらいの勉強は一旦置いておいて、自身が今身につける必要なある事に集中すべきでしょう。一つの仕事が深く理解をしできるようになると、他の仕事は身に付きやすいものです。  一方で、慣れてきたら、そういう一見関係の無い所も興味を持っていくのはいい事だと思います。

一時の好調/不調で自分に対して楽観的/悲観的になり過ぎること

社会人人生は長いので、一時の好調で気を大きくし過ぎて何でもできると思って勉強を怠ったり、一時を失敗したり不調だったりしたぐらいで、そこまで自身に悲観的になる事はありません。新卒の間は、毎週何かしらの失敗するぐらいでもいいと思います。前向きに正しい方向に頑張っていれば、いずれ開花する時が来るでしょう。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

「経営者」や「マネージャー」がメンバーに仕事を任せるべきか、○○人までは任せないべきかとかそういう記事を多く見ました。他社は他社なので(笑)、ジーニーのマネジメントに関するの考えを改めて書いておこうと思いました。

1.自身の稼働をどの程度、プレイヤーに使うか、マネジメントに使うかは、自分の担当部署の状況によって考え決めること

ジーニーのリーダー/マネージャーもしかしたら部長でも、多くの部署で基本的にプレイングマネージャーが前提となります。それが、5対5なのか、3対7なのか、1対9なのかは、自分の持つ部署の抱えている課題や状況よって異なりますので四半期の自チームのミッションと自チームのメンバーの成長状況を見て、毎四半期毎に、どの程度マネジメントに時間を使うべきかは見直しましょう。まずは自部署の成長のための課題を正確に把握し、自身が何に時間を使うべきかを真剣に考える事が重要です。

抱えているメンバーの人数が多い場合、新人を配属されチームの個々人の成長が必要な時、自部署の組織課題が多い時などは、マネジメントの比率をあげるべきでしょう。また、マネジメント業務にする時においても、何をこの四半期で達成で達成したいかはできるだけ明確にし、ミッションマネジメントの一部にミッションとして組み込んで欲しいと思います(例:○○さんが、○○できるようになる事や、部署によっては、○○さんをアソシエイトからコンサルタントレベルにすることなど)。

逆に人の問題でない所で自部署のアウトプットが弱くなっている時はプレイヤーとして活躍してもらっても問題ありませんし、自部署で未知の業務に取り組む場合は、やりたいというメンバーがいなかったら率先してやってもらって構いません。

2.既に自身ができる仕事は、どんどんメンバーに任せ、自身は次のチャレンジをすること

マネジメント業務の比率を上げるために、既に自身が再現性を持ってできる事は、その業務は、どんどんメンバーに任せていって欲しいと思います。そして、自身(=事業)の成長課題となる次のテーマに取り組んでいって欲しいと思います。そのために、自分の仕事を下記の観点で見つめ直して欲しいと思います。

・自分が今やっている業務は、今の自分(やメンバー)ができない事を本当にチャレンジしているのか

・メンバーでもっとうまくその仕事をこなせそうな人や、やりたいと手をあげるメンバーはいないか

メンバーの成長を促し、自身は次のテーマにチャレンジして欲しいと思います。プレイヤーとして一定の能力があり、マネジメントができていないマネージャーは、マネージャー業務を優先的にしましょう。マネジメントが既にうまくできていて、部署の四半期の受注額を倍に上げたいなら、新しい提案方法の開発等をプレイヤーとしてやってもいいでしょう。とにかく、リーダー・マネージャーは、同じレベルの仕事に留まらないように、自身と事業の成長テーマにチャレンジしていって欲しいと思います。私の成長が会社の成長なのと同様に、リーダー・マネージャーの成長=組織の成長であり、リーダー・マネージャーの停滞=組織の停滞となります。

3.メンバーに実力・リソース以上の仕事を任せる時は、自身で責任を取れるように進めるころ

メンバーの成長を促すためには、メンバーの実力以上の仕事を任せる事もあるでしょう。その際には、必ず、自身で責任を取れるように任せていって欲しいと思います。

フォローの時間を作る事、チェックポイントを設けること、リスクヘッジプランを検討・動かしておくことなどをメンバーの適正に応じて考えておいてください。この会社のあらゆる問題は私に一定の責任があるように、何かあった時にメンバーのせいにするような事が絶対にないようにして欲しいと思います(確認したのかや、メンバーのせいにするなと毎回突っ込んでると思いますが)。

4.マネジメントについて悩んでいる場合は素直に相談をしましょう

例えばメンバーの育成でも、一定時間自分で考えたり、調べたり、悩んでも解決しないようなマネジメントの課題は、他のマネージャー、ラインの上長か、マネージャー以上だと私とのランチの時間か、社外役員の本田さんでも社外の人でも誰でもいいのですが必ず相談をし、課題をできるだけ次の四半期に持ちこさないようにしましょう。自分は課題に対峙するのは始めてでも同じような課題に誰かはぶつかって乗り越えてきているので、本でも周囲の人でも先人の知恵はかりていきましょう。

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

新卒採用も真っ盛りで、土曜日も面接がたくさん入っています。最近の面接をみていても、大手企業で何社も内定をもらっている人材が、ジーニーを選んできてくれて非常にうれしいです。さらに良い会社にしなければいけないと身が引き締まる思いをしつつも、最近は本当に新卒にとって良い会社になっていると思います。

特に新卒の第一世代の多くが、既に会社を引っ張っていく中核人材になってきており、それが私に非常に自信を持たせてくれました。私は、若くて才能とガッツのある人材が好きなのですが、良い仕事と良い師に恵まれれば、ITの事業のだいたいの仕事において新卒でも並の会社の5年目、10年目の人と同じ仕事はできると本気で思っています。年齢よりも1秒1秒をどれだけ真剣に学びながら、仕事をしているのかが重要でしょう。

ジーニーでは、私や役員でも新卒社員を含めたあらゆるメンバーと常日頃から議論を交わしており、年齢や役職を問わず論理的に正しい事を言ったものが採用されるのですが、今週の新商品のリリースに関する会議では、役員や部長を含め8名程度で議論を交わし、最後には新卒社員の主張が通りました。こういうが当たり前の会社になっていて非常に良い事だと思っています。

フラットに議論ができる組織文化以外でも、随所にITの事業を創る人材を鍛える経営の仕組みをいくつもいれていまして、テクノロジーやグローバルの事業を目指す人にとって、ジーニーは最高のビジネススクールになると思います。

Date
Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

今日はジーニーの創業メンバーであり、今もジーニー内でマネージャーとして活躍しているFさんとランチに行き、昔の事をいろいろ話をしながら、最近の会社の課題などを議論しました。ジーニーは元々、役員と社員で合計3人+業務委託1名の実質4人でスタートしました。3/4名は今でもジーニーの仕事で直接つながっています。残りの1名は大学の同期でリクルートでもいっしょに働いていた、よこやんでした。頭の回転・計算が速いんですが、僕から見ると不器用な奴でした。

ジーニーが立ち上がって2期目に入り、SSPのビジネスが時流に乗り急成長していく中で、SSPはタイムマシン経営的な側面もあるため、いつか来るグローバルプラットフォームとの競争の時代に備える事と、業界の中では比較的後発の創業だったために、ファイナンスをして攻め続ける未来を選ぶか、どこかのSSPの代理店になりスモールカンパニーを目指すかなど方向性を決める時期でした。その時に、よこやんは29歳からあえて夢だった公認会計士を目指すというところで道が別れました。

たまたま年末にFさんと「あいつ元気かな」と話をしていたら、先日、公認会計士試験の合格と、三大監査法人への入社の連絡があって、嬉しかったです(というか迷惑メールに前から入ってたんですがw)。

会社を長くやっていくと色々な出来事があるのだろうと思いますが、道が別れた人でも真面目に頑張っている人の便りを聞くのは嬉しいものです。また、卒業生が自慢できるような会社にしたいと思い、改めて頑張ろうと思いました。

工藤

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Author
ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

この年末は9連休と僕の社会人歴始まって以来の長さだったかもしれませんが、読みたかった本をまとめて一気に読めたり、実家で姪と遊んだりして心身ともに十分にリフレッシュできました。休みの間に色々なアイデアがまた浮かんできたので、いい加減早く働きたいなと思って始めています。。。

年末・年始で何人かのメンバーと話をしたりメールでやりとりをしましたが、多くの人から今年の事業の飛躍を自分自身の力で成し遂げてやるんだという意気込みが感じられ、一年前と比べて皆が逞しく感じられ、今年一年を過ごすのが非常に楽しみです。

正月に話を戻すと、僕は社会人になってから、明治神宮のおみくじが好きで毎年お参りしています。普通の神社だと「大吉」とか「凶」とか書いてあるのですが、明治神宮は詩のようなものが書いてあり、各神社で引いたおみくじの内容と、一年の結果を年末に振り返ると、一番しっくりくる確率が高いのが、僕の場合は明治神宮のおみくじです。

今年はこんな内容でした。

「かたしとて思ひたゆまばなにごともなることあらじ人のよの中」

意味として書いてあったのが、世の中の事は、すべて不撓不屈の精神で、勉め励む事が最も大切です。希望が大きければ大きいほど、困難もまた大きいものです。

(七ころび八起きの決心で励みましょう)

という事で、今年も死なない程度には転んでは起き上がり、不撓不屈の精神でやってやりたいと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

ジーニーの4期目の第3四半期、そして2013年が終わろうとしています。金曜日に会社の忘年会があり、この三連休は直近の課題関連の本を読みながら、会社の振り返りをしていました。

この四半期は、会社の多くの人の確かな成長を強く感じました。1人1人の良かったところを紹介したい気持ちはありますが、その中でも僕の高すぎる(だってビジョンが高いから。。。)期待すら超えてきた新卒社員、マネージャーと海外事業担当者を、ブログでちょっとだけ紹介しようかなと思いました。

前にブログで書いたように、僕の新卒の頃の原体験が強烈だったんですが、そういう人達が企業の中でポツポツ生まれ、活躍していくかは、その頃の会社の仕組みと人の観察結果から思ったところがあり、スパルタトレーニングをしてみてます。

そんな中、当社でも新卒の中の何名かは、短期間に尋常でない成長を遂げ、早くもこの会社の競争力に直結した取り組みを担うようになりました。それらはジーニーで素晴らしいというだけでなく、日本のアドテク業界内としても先進的な事をやっているでしょう。中には世界的に見ても素晴らしい取り組みができつつあるかなと。これから社内だけでなく社外のいろんな人に褒められるかもしれませんが、調子に乗らないで周囲に感謝しつつ、自分の仕事を愛して、そのまま追求し続けていって欲しいと思います。

マネージャーについては、去年の10月ぐらいから本格的に制度化され、その時はジーニーで初めてマネジメントをする人も多かったり、マネジメント経験があっても成長企業ならではの修羅場の経験したことない人もいたと思うので、この1年は悩んだ事も多かったかもしれません。苦難を乗り越えたり、課題に正面から取り組んで成長した人も多かったんじゃないでしょうか。いろんなチームで雨降って地固まりつつありますが、まだ地面がぬかるんでいるかもしれないので、気を抜かずに頑張りましょう。

また、部署を超えたコミュニケーションもマネージャーレイヤーでは以前より増え、技術難易度の高めのものを顧客価値に転換した、日本初の取り組みを生んでくれました。僕からするとまだまだですが(笑)、それでも次の成長のための種をマネージャーレイヤーが自ら考え協力して作ったことは、素晴らしいと思います。実際に顧客や技術に対峙しているマネージャーの創造性を活かす仕組みと、スーパートップダウンでオラオラやっていく部分の両方を戦略に混在させるのが、変化の速いこの業界でベストだと思ってます。失敗も多くして凹んだかもしれませんが、失敗から学んで来年も何か生み出したいですね。

この四半期の数字は決して低い目標ではなかったですが、組織力を重視したマネージャーのチームや取り組みはほぼ全部達成しそうで、その中でも一番大きな受注はジーニーで一番真面目なマネージャーの頑張りによるものなのが、個人的に本当に感動的です。ちゃんとやっていると、どこかで必ず評価されますね。商品と戦略のPDCAがまともに回っていなかったところは失敗しましたが、やりきったこともあって課題は解決し、筋のいい答えが見つかってきたので次は大丈夫でしょう。

海外事業は連結PLへの利益貢献だけでなく、本社の競争力を上げてくれる取り組みを、僕の意図しないところでも勝手に増やしておいてくれたるので、ありがたいです。

「そろそろ僕も海外事業に本気を出す」とたまに言ってみては、何かがあって日本からあまり離られない状況を申し訳なく思っています。ただ日本からの発注案件をGeniee Japanのみんなからの愛だと思っておいてもらえればと思います。1-3月も日本開催かなー。

今年は9連休ですので、来年は休み明けすぐに全力で走れるように、来週はやりきりたいと思います。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

リクルートの1個上の先輩のじょーさんが代表を務めている株式会社じげん(http://zigexn.co.jp/)が上場承認されました。じょーさん&従業員のみなさまおめでとうございます。

じょーさんの思い出

個人的なじょーさんとのリクルート時代の覚えていること言えば、事業開発の執行役員がいる会議に、ドラえもんの着ぐるみと顔を青と白で塗るペイントをして参加して「尖ったナイフのジョーマジックです」と会議に出てた偉い人たちに自己紹介してたのが最初に見たときです。

俺もこういうことやらなきゃいけないのか?とか、リクルートってすげぇ会社だなぁ、とか新卒の時に焦ったのを覚えていますが、後にも先にもじょーさんぐらいだったかもしれません。

そんなじょーさんですが、1年目でNEWRINGという賞を2回も獲ったり、2年目からDGMというドリコムとリクルートの合弁会社の社長をやったりと、150人くらいの採用だった1つ上の世代のエース的存在で、個人的に尊敬してました。

その後、MBOされたときに1回ご飯に行ったことがありますが、とんでもない金額の借金のことを笑いながら話してて、男だなぁと思いました。

当時の事業開発室

そんな当時の事業開発室は、社員は全部で15人以下ぐらいだったかもしれませんが、じょーさん以外にもKAIZENの須藤さんとかnanapiのけんすう、あと、なぜかkawanetさんが1箇所に集まってた部署でした。

他にもここ最近で起業した人も何名かいますが、みんな優秀な方々ばかりなので、いずれ世に名前が通るだろうと思ってまして、とても楽しみです。しかし、当時の人事はいい採用してたなと思います。

あと、結構お金使って多くの失敗をして、経営者の人に直接または間接的にフィードバックをもらえる時間があったり、一人一人が事業をもって、小さい規模だったかもしれませんが、なんでも意思決定できるような擬似経営経験を若い時期に積めていたり、リクルート全体の経営方針とかの情報がうっすら入ってきて、飲みながらあーだーこーだ話をしていたのが異質な人たちを育てたのではと思います。この辺はジーニーでも徐々に再現しようと思っています。

何が得意か

新卒で優秀な人に囲まれて思ったのが、自分自身が何が得意か(≒何者であるか)をきちんと問わないと、仕事でたいしてバリューが発揮できなかったので、凄い意識するようになったのを覚えています。その当時の上司(はしばさん)か先輩(すどうさん)のどちらかかに相談したときに、「本当のゼネラリストは世の中にいない、ゼネラリストになってもいいんじゃない」とアドバイスされて、その路線でいってみて、一通り勉強してみて、しばらくはなんとかなりました。

その後やや難しい状況に追い込まれた時に、圧倒的な結果を出すためには、自分の強みに集中しなきゃいけないと再度認識しました。大きな結果を出す時の得意パターンって人によってあるので。それ以来、組織とは?や、他の人の強みに目が向くようになりました。

最初のアドバイスが間違ってるかというと、結果的には正解だったと思います。孫さんが言ってるように、経営者は、どんな状況でも勝てるように自分を鍛えろとか、専門家と対等に話せるようになれというのは、それはそれで正しいと思います。その道のプロに勝つぐらい鍛える必要はないんですが、出来ない・解らないと取り返しがつかない失敗をすることっていっぱいあるので。。

話がそれてしまいましたが、改めて、じょーさん&従業員のみなさま、おめでとうございます!

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

Fast50というテクノロジー企業の成長率ランキングで、日本で4位の賞を頂きました。良いお客様、優秀でコミットが高い良いメンバー、理解ある株主に恵まれたと思います。ありがとうございます。

引き続き、メンバーみんなで一丸となって、いい会社と、いい商品を作り、顧客に貢献していきたいと思いますので宜しくお願いします。

ここ半年はやや試練っぽいこともあって、がんばっているみんなには迷惑かけたかもしれませんが、個人的には、たくさんの気付きがあり、そのおかげで成長できたと思います。傷は癒えたのでこのお返しをすべく、ちょっと攻めようかなと思います。がんばろー

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

2013互联网广告生态三季度总结
http://www.adexchanger.cn/tech-company/adexchange/5568.html

個人的な感想ですが、

・欧米のプレイヤーはあまり進出していないですね。その中でMicroADさんは現地カオスマップにもしっかり掲載されていてさすがです。

・日本と中国のテクノロジーの成熟度の時差はほとんどないなぁ。

・聞いた話だと、日本と比較してインプレッションの桁が一桁違う。

・中国プレイヤーは、中国以外では今のところほとんど話を聞かない。今はその方が事業運営上優先度が高いんだと思いますが。

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭

10月1日に内定式を行いました!今年4月に新卒で入社したメンバーは、インターンから入社した人が大半だったのですが、14年4月入社組については大手求人サイトからも大々的に募集し、説明会を何回も開き、初の本格的な新卒採用を行いました。

お蔭様で何千人と応募がありましたが、そこからご縁で決まりました。
一人一人がとても個性的で、優秀なメンバーが揃っていまして、来年の4月が非常に楽しみです。
新卒くんたちは会社をあげて大切にしていきたいと思っています。ジーニーに来てくれてありがとう。

内定式では偉そうに「一生チャレンジを続けろ」みたいな事を言いました。
上期はいろいろ大変でしたが、新卒に負けじと下期も僕は頑張って、一回り成長して新卒を迎えたいと思います。

また、一名寝坊で内定式に来なかった大物がいましたが、みんなから一生言われ続けると思いますw

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ジーニー代表の工藤です。 工藤智昭
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