今後は高速化に限らず、リリースした機能等がNSM※などの指標に対してどのように寄与したのかというような、機能リリースの事業への貢献度合いを可視化できる仕組みを作っていきたいと思っています。 ※NSM:North Star Metricの略。「プロダクトの本質的な価値が顧客に提供できているかを測る単一の指標」のこと。
①コンソール画面はSSP(Supply Side Platform)とDSP(Demand Side Platform)に別れて、SSPでは広告配信できる媒体を持っているメディア向けのサービスを、DSPでは広告を入稿したい広告主または代理店向けのサービスを提供しています。 ②バックエンドサーバーは、コンソール画面で登録したスクリーンの情報、広告の単価、予算、広告枠、空き枠の時間を計算して、スクリーン(配信を行う画面)ごとにスケジュールを作成して、配信側でデータを取得できるように変換してくれます。また、配信が終わった広告の集計やレポート作成など、目には見えない計算とコンソール画面と配信アプリ間のデータ連携を担っています。 ③最後に、DOOHアプリはコンソール画面で設定したスケジュール通りに広告を配信し、配信された結果を定期的にサーバーに送信しています。
放映するスケジュールが決まってサーバーに反映されたら、物理機器を操作して画面にコンテンツが表示されるように準備します。屋内用タブレット型サイネージも存在しますが、今回は屋外のビルボードを想定して説明します。 必要なものは①モニター、②STB(Android)、③HDMIケーブル、④DOOHアプリになります。 よく「STBって何ですか?」と聞かれますが、STBは「Set Top Box」の略で「小さいデスクトップPC」だと思って頂ければ分かりやすいです。屋外で見るビルボードは、いわゆる大きいモニターと、STBとを繋げてパソコンの画面を表示していることになります。(図はHDMIケーブルを使って表示しているサンプルです)